海堂尊のレビュー一覧

  • 医療防衛 なぜ日本医師会は闘うのか【電子特典付き】

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    【書式について】
    架空の対談形式のため、「間」が無いorとり辛い為、読み辛い。
    キャラクターを知っているわけでないし…。


    【内容について】
    「医師会叩いてたらすむ」という主張もあったが、

    この本がやってることは、「官僚叩いてたらすむ」


    時々、正論も出ていた。
    1%の悪いことを拡大し取り上げるのがメディアだ、とか、
    発展途上にあり、完璧なんてものが本来無い医療に、完璧かつ安全であることが当然だと思い込んでおり、要求する「患者様」の存在とか。


    架空のキャラクターを実際の行政官のように登場させるのは、趣味が悪い。
    「陰謀」などと根拠のないことを恥ずかしげも無く言ってしまうし…。


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    2012年09月23日
  • 日本の医療 この人を見よ 「海堂ラボ」vol.1

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     CS朝日の番組で,日本で活躍中の医者・関係者を呼んで海堂氏が話を聞くというのを36回やってたらしく,その書籍版第一弾。毎回絶賛一辺倒かと思ったらそうでもなくて,法医学者の藤田眞幸氏のときは,結構論争チックにもなってた。海堂氏肝入りのAiを法医学側はなぜ導入しようとしないのか,みたいな。放射線科医に主導権を握られてしまうから?とか。
     あと,最近話題の香山リカ氏との回もあった。これは随分ヨイショだったなぁ。
     代理出産で論議を醸す根津八紘氏も登場。彼の著書は前に読んだけど,信念の人だよね。海堂氏もこのネタで小説書いているそうで,ちょっと読んでみたい。帚木蓬生の『エンブリオ』も生殖医療がテーマ

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    2012年07月19日
  • ほんとうの診断学―「死因不明社会」を許さない―(新潮選書)【電子特典付き】

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    海堂尊さんの執念が結実したかのような本です。
    背景として、医療と医学は異なること、そしてそれぞれへの費用のかけ方、医療と医学を同じ人間が兼ねていることからのわかりにくさなど、医が抱える問題を指摘しています。
    さて、いつものようにAiについて。Aiを恣意的に排除するような研究成果に対して逆襲します。
    その研究自体が、実はAiの有用性を示してしまっていることに蛇のように食らいつくのです。
    何かの「力」に対して抗ずるやり方の一つとして、注目していますし、その点でよい本でした。

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    2012年07月12日
  • 医療防衛 なぜ日本医師会は闘うのか【電子特典付き】

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    「日本医師会は、開業医の利益団体ではない」このフレーズを根底においた、仮想対談集です。少し抜けた架空の登場人物をからめることで僕らの代弁をさせているのでしょうが、むしろ読みづらくなってしまっています。
    医療費と医者の懐の区別は、確かについていない。よき行為に対しては、それなりの対価がいるのは、どんな仕事でも同じですが、メディアや行政と対立すると、悪の組織のようになってしまう、という恐ろしさ。
    医師会には闇もあるのだろう、と言った上で、いいことを、いいと言って行かなければ物事はよいことに進んで行かないという姿勢。これは見習わなければならない。

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    2012年06月12日
  • 医療防衛 なぜ日本医師会は闘うのか【電子特典付き】

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    日本医師会側から日本医師会についての本。
    勿論変な贔屓目ではないと思うけど、誤解を解くという意味では
    自分も見方が変わりました。
    マスコミ不信を元々持っているので医療全般に関しては
    マスコミの情報操作は理解していたが、
    開業医集団といわれる理由やそれを否定する裏づけは
    今回やっと触れることができた。

    ただ作者の小説の登場人物+医師会理事の会話形式で進むのが、
    なんとも理解しづらかった。エンターテイメントとして狙ったはずが、
    そこまで面白い会話でもないし、すべて文字の会話はわかりづらい。
    内容はいいだけに勿体無い。
    いっそのこと漫画とかだったらよかったかな。

    ■消費税に苦しむ原理
    収益に対し

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    2012年05月24日
  • 外科医 須磨久善【電子特典付き】

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    中身も確認せず、チームバチスタ絡みの小説だと思って、購入して読んでみたら、ノンフィクション作品だった。
    でも、自分と近い考えをもってる部分があるためか、意外に面白かった。

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    2012年03月30日
  • 外科医 須磨久善【電子特典付き】

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    心臓外科医のノンフィクション。一流と言われる人の考え方がよくわかる。文章がちょっと大袈裟。12.3.21

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    2012年03月21日
  • 外科医 須磨久善【電子特典付き】

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    ネタバレ

    田植え社会の日本で狩獲社会の一員になると苦しい。苦しさの中ででかい獲物を獲得し続けるには根性のみ。「えっ。根性?」田植え社会の一員が好きな言葉でもあるのがちょっと滑稽だけど。
    須磨先生は出る杭で、至る所で叩かれていそうだ。しかし、とにかく強い! この強さが優しさになり、多くの命を救い未来を明るくしている。嫉妬心は誰もが持っているもので、周りには鮮明に見えるのに自分だけはとても見えにくい感情だと私は思うのでできるだけ表にださないように注意したい。「最近の若い人は~」なんて私は言わないぞ!
    須磨先生は「イメージをつくり課題をこなしチャンスをものにすることが大事」とおっしゃっている。天才は99%の努

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    2011年10月04日
  • 外科医 須磨久善【電子特典付き】

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    てっきり、筆者さんとこの先生がもともと知り合いで、そこから「チーム・バチスタ」が生まれたのかと思ったら、実は、「バチスタ前」はそんなに知り合いでもなかったらしい。

    それにしても、この人は、医者としても大成しているけど、医者じゃなくても大成したんだろうなぁ、と思えるくらい、医者じゃない仕事にも通じる処世術?みたいのがつまっていて、ビジネス書的に楽しめる本だと思う。

    手順を足すんじゃなくて、無駄なことは省け、とか、イマジネーションを大切にしろとか。

    こんな、天才的なことはみんな同じようにできるなんて到底思えないけど、やり方次第で物事は少しづつ変えられるんだろうなぁ。

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    2011年08月15日
  • 外科医 須磨久善【電子特典付き】

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    自分の演奏をレコーディングして聞いた時と違って、自分の歌を声を聞いた時の衝撃は比べものにならない、聞える音が違うんだね。

    さて、そんな意味もあり、自分史と云うものを書くことは難しいらしい、何故なら自分自身を見る事は出来ないから、そこで今回の外科医須磨久善、海堂尊さんの本がある訳です。

    とは言いながら、今回のこの本、なかなか海堂さんの直球は受け取る事が出来なかったような気がします。遠慮と云うのかな、舞台で云えば紗幕がかかったような感じがしました。

    得るところも多いけど、読み方・感じ方、要するに感じる姿勢を変えないと本来の伝えたい事が見えない・・そのように感じました。☆3つ!

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    2011年08月14日
  • ゴーゴーAi アカデミズム闘争4000日【電子特典付き】

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    ネタバレ

     アツい!

     ケンカには熱い主張と客観姿勢、ポジショニング取りが大切なんだなと思いました。そこまでの覚悟があって、かつ、勝とうとするから熱いんだろう。

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    2011年07月04日
  • ゴーゴーAi アカデミズム闘争4000日【電子特典付き】

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    ネタバレ

    2011-062。
    小説の中だけのものだと思っていたが、Aiは海堂尊提唱だった。
    導入への闘いが、ひたすら続く。

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    2011年06月18日
  • ゴーゴーAi アカデミズム闘争4000日【電子特典付き】

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    ■「これぞ!」ってぐらいの海堂ワールドな作品だけど、決して小説ではなくてひたすらドキュメンタリー。(笑)

    ■小説家としてではなく、医師としてAiを推し進めてきた作者の10年超えに亘る『Ai布教作戦』(勝手に命名。でも決して「活動」ではなく、これは「ミッション」だよね)を小説家である作者が綿々と綴ったもの。

    ■ぶっちゃけさすがにこのボリュームは最後まで読み切るのもなかなか辛かった(結局、GW前からずっとこれを読んでたような気がする)けど、内容はわかりやすくて面白かった。それにしても官僚は...。(苦笑

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    2011年05月09日