小宮一慶のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ内容としては、破産しかけの若社長が高校生に
決算書の読み方を教えてもらい、
黒字経営を目指し動いていく。というお話。
決算書の数字を読むときに
「どの数字を読めばいいのか?
決算の数字を用いてどうやって計算をすればいいのか?」
という疑問を漫画や図表で解説。
◆貸借対照表
・自己資本比率などから企業の安全性が分析できる
・どうやってお金を集めて(借金・自己資本)、どう割り振ったか(現金・商品・建物)が分かる
・流動負債以上に流動資産を蓄えていないと買掛金や借入金の返済ができないので注意
◆損益計算書
・前年度と見比べて売上高の増減から企業の成長性が分析できる
・単純に当期純利益が黒字か赤字かで企業の状態が分かる
◆キャッシュフロー計算書
・当期純利益から掛金や減価償却を足し引きし、企業の現金を稼ぐ力が分かる
・利益が出ていてもキャッシュフローが減少すれば黒字倒産するので注意
・稼いだ現金は投資、返済、留保に使えるが、中でも(未来)投資は重要
ほとんどの会社は買掛金や借入金が払えなくて倒産する。
現金が尽きたら終わり。
だからキャッシュフローに目を配る必要がある。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ「数字に強くなるって大切だぜ?みんなもっと数字を活用するべきだぜ?」
っていう本です。
具体的には、(統計的)数字を扱う際に注意すべきことを述べた上で、数字に強くなるとどのような事ができるかという事に言及した本です。
本書を読んで最も勉強になったのは、日ごろから自分の周りにある数字に興味をもつことの大切さです。
例えば、「定額給付金に2兆円の政府予算が注ぎ込まれる」という記事を見たときにも、漠然と「高い」と言うだけはなく、それが日本のGDPの何パーセントなのかとか、政府の景気対策関連予算の何パーセントなのかとか、そういうことを考えることも重要なのだと思いました。
個人的に、数字に非常に弱いです。数字を見ただけで脳が自動的にシャットダウンします。これを何とかするのが、当面の課題なので、まずは「関心」を持つところから始めてみようと思います。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ日経新聞の月曜日版の景気指標欄に特化したかなり
マニアックな本です。
この本が出版されていた当時は、日経を紙で購読していたので、
手帳に数字をメモりながら読んでいた記憶があります。
景気指標欄を読むだけで、1~2時間は平気でかかってしまいます。
現在は、日経電子版を購読しているのですが、
景気指標欄はじめその他の数値・指標はかなり残念な
感じです。
スマホでは、数字を見ることはできなく、PCでも
新聞のイメージを画面でそのまま見ることになるので
とても追い切れる感じではないです。
まあ、でも数字を追えるにこしたことはないですね。 -
Posted by ブクログ
・貸借対照表を学ぶ上で最も重要なことは「会社は負債が返済できなくなって潰れる」。
・より大切なのはROA(ROEは自己資本比率の調整で恣意的に操作できる)
・GDPは国内で生み出される「付加価値(売上−仕入れ)」の合計
・インタレスト・カバレッジ・レシオ 支払い金利の何倍の営業利益を挙げているか。従来は3倍
・営業キャッシュフロー:通常の営業活動で「稼ぐ」
・投資キャッシュフロー:投資への支出、回収
・財務キャッシュフロー:資金の過不足の調整、株主還元
・「実験型」組織⇔「評価型」組織
・出すべき利益から費用を算出する必要がある
・経営計画は利益からたてる
・コスト削減に関しては、まずは非付加価値活動(顧客満足に直接的に影響しない活動)から手を付けるのが大原則です。 -
Posted by ブクログ
帯が強烈だったのでつい手に取ってしまった本。
帯を外してみますと、白い部分の多い表紙が姿を現しました。
帯がなければ間違いなく売れないでしょうね!
本の見た目の話はさておき、内容についてちょっとだけ言います。
派手な帯にある通り、本書で著者はビジネスマンに必要な「発想力」について説いています。
まず発想力とはユニークかつ実行可能なアイデアを、脳のデータベースから引き出す能力だと定義。
そして効果的な発想のためには、インプット(発見すること)とアウトプット(発見したことを練って、実行可能な形に仕上げること)の双方が必要だと説きます。
したがって発想力を養うには、インプット力とアウトプット力を鍛えなさい、そういうことを述べているわけです。
以上が第1章の内容になっています。
この内容を踏まえて、後続の章では、優れたインプットとアウトプットを行うには、どうすればよいか、具体的な方策が書かれています。
例を挙げると、広い視野を持てば人とは違う意見が生まれる、ひとつのことを真剣に考えると奇抜な意見が生まれる、といった感じです。
つまりビジネスマンに必要とされている発想とは、天才的な閃きでパッと浮かぶものではないということですね。
ここまで見れば勘付いた方もいらっしゃるかもしれませんが、別に大したことは書いてありません。
筆者は発想力というスキルに対して、お手本的な見解を、丁寧に述べてくださっているのです。
つまり発想力について説いているこの本自体には、大した発想力がない。
そういうことになってしまいますね。
ただ言っていることは間違っていないと思うので、アイデアというものに対する正しい認識を確認するという意味では、良い本だと思います。 -
Posted by ブクログ
経営コンサルティングを生業とする一方、ビジネスマンシリーズの著書や手帳についての著書を得意とする著者の「行動力」についての一冊。
タイトルに「実行力」とあるように、ただ「行動」するだけではなく、行動することによって結果を出すことにこそ意義があり、結果を出さないことには何も変わらないとも主張する。そして、結果を出すことを続けていくことで、自分自身だけでなく、属している会社や組織、世の中まで変えてしまうような力になる。しかし、そんな厳しい主張も元をただせば、その力はほんの小さな一歩の行動力から始まるという、小さな一歩を踏み出すことこそ大切という原点に帰ってくる。
『百聞は一見にしかず』という言葉があるが、その言葉には続きがある。(誰かが後に付け加えたものだろうけど。)
『百聞は一見にしかず。
百見は一行にしかず。
百行は一果にしかず。』
百回聞くよりも一回見たほうがいい。
百回見るよりも一回行動したほうがいい。
百回行動するよりも一回結果を出すほうがいい。
一回結果を出す(成功体験する)ことが何よりも大切で、何にも勝るという意味だ。
また、行動すること、一歩を踏み出すことが苦手な人も多いけど、ほんの小さな小さな一歩でいいから、行動してみる。大それたことじゃなくても、机の周りを片付けたり、挨拶するときに笑顔で挨拶したり、いつもより少し早起きしたり、そんな行動を繰り返すうちにリズムが生まれ、行動することが苦じゃなくなってくる。
そうなってくるとしめたもの。
行動し、結果を出し、行動し続ける。という好循環が生まれる。
そして、多くの組織で取り入れられているPDCAサイクルにもあるように、できるだけ頻繁に確実に自分の行動にチェックを入れるようにすれば、結果を出したことにも気づきやすいし、軌道修正することも容易になる。
行動することがそんなに苦にならない人は、迷ったらやる、どうせやるなら楽しくやる、という信念があるからだと思う。もちろん、最初から失敗することをイメージして始めることはないと思うけど、絶対結果を残そうと力みすぎてもないと思う。
さぁじっと考えてるだけじゃなくて、今日も一歩を踏み出そう!