小宮一慶のレビュー一覧
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読書は「どれだけ速く多くを読んだか」よりも「どれだけ深く多くを得るか」が重要。読む本と読み方次第で頭はどんどんよくなる。「知識レベルを高める読み方」を解説した一冊。
読書は、目的に応じてざっくり3つの読み分けを推奨する。『①欲しい情報だけを短時間で拾い上げることを目的とした「速読」』。『②自分の知識・論理思考能力を飛躍的に高めることを目的とした「熟読」(頭を良くする読み方、筆者おすすめの読み方)』。『③生き方などに関する座右の書として何度も読み込み自分の思考の軸を作るための「重読」』の3つ。
巻末には著者のお勧めする本リストもあり、参考にしたい。
●自分の知識・論理思考能力を飛躍的に高める -
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会社でアカウンティング研修を受けた。研修の準備で財務諸表の基礎については理解していたつもり。
それでも、実際の研修では、誤解していたところも見つかり、ようやく関連する書籍を読む体力がついたと思えるようになり、読み始めた。
もちろん分かりやすい説明に助けられる部分が大きくあるが、前提知識を得ていることもあり、さらに理解が深められた。教科書的な内容と、実際の経済活動をつなげてくれた。
これから新聞を読む楽しみが増えたのと、本を読んで理解できない時は、潔くあきらめて、知識レベルにあった本に切り替え、再チャレンジするのが、時間効率的にも、精神衛生上もいいことがよくわかった。 -
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ネタバレ人生の分岐点になる35歳という年齢は、多くの職種の場合、能力、習慣、年収、地位なんかが30代で決まってしまう!
35歳までに知っておくからこそ、40代、50代で血肉となり、お金を稼ぐ力や貯める力が自分のものになる。
お金についての常識や基本がしっかりしている人は仕事が違う。
時間についても書かれていて、「忙しい、忙しい」という人は時間に使われていて、どんなにスケジュールがタイトでも、仕事がたくさんあっても、自分の意思で時間を配分していけば、他人にいちいち振り回されることもなく、忙しいことが苦痛でなく楽しいものになる。
お金も時間もできるだけ自分でコントロールしていかないと楽しくないし、自 -
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ハウツー本。コンサルに興味のある人とかが就活前に読んどけばグルワでは困らない
(1)「5p分析」product,price,place,promotion,partne(2)「4c分析」customer value,cost,convenience,communication (3)「qps分析」quality,price,service
「aidma分析」(4)attention,interest,desire,motive(memorize),action(5)「ppm分析」
product,portfolio,management
マーケットシェアを取る4つのマトリックス
1市場の成長 -
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ネタバレ・マーケティングとイノベーション
・マーケティング:外部からの視点を徹底する
・イノベーション:現在と未来のバランス
・経済は人を幸せにするための道具
・企業の目的:顧客を創造する
・マーケティングは全社で行うもの、イノベーションはトップマネジメントが行うもの
・マネジャーは組織の成果に責任を持つ者
・目標は目的をベースにしながら、具体的に考えること→数字は一義的な目標とはなり得ない。➡︎数字が出るぐらいの戦略を考える・目標は組織への貢献によって規定しなけれはならない
・企業にとって、社会との関係は自らの存立に関わる問題である➡︎会社という字は社会という字の反対
・自己実現の第一歩は、仕事を生 -
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タイトルの"1秒で財務諸表を読む"と本書の中身とはあまり一致しているとは言い難い.もし1秒だけ財務諸表を読む時間が与えられたら,まずは貸借対照表の流動比率を見て短期的な安定性をチェックしましょうという説明に対応している.
内容は,前半で財務3表の読み方を説明,後半で管理会計の説明となっている.幅広く多様な企業の実態を会計面から分析している.内容は少し高度なものも含むので,会計の知識がそんなに無い人はとっかかりをつかむくらいの気持ちで読むと良いかと.個人的には自己資本比率は高すぎてもNGというのは新鮮だった.
もし同じ筆者で財務諸表の読み方を知りたいだけであれば," -
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【読書メモ】
●数字を把握する力を鍛える
・数字に関心を持つ
・数字の定義と意味を把握する
・数字と数字を関連づける
・基本的な個別の数字をその定義と一緒に把握しておく
・以上のことから未知の数字を推論する
●労働分配率は約60%。平均的な会社の付加価値率は約30%
●桁が大きい数字は分解し日常に近づけるとイメージしやすくなる
●責任感を持つには、常に数値化して考える癖をつける
●目標達成のプロセス
・数値化する
・目標を決める
・目標と現状のギャップを知る
・目標達成のための具体的な方法を考える
・達成に意欲・責任を持つ、持たせる
●数字の見方の原則
・全体をつかむべし
・大きな