あらすじ
ビジネスでは、自分の考えを分かりやすく説明して、さらに相手に気持ちよく納得してもらえなければ、望む結果は得られない。内容を整理しないで説明したり、言いたいことだけを述べて、「何を言いたいのか、分からない」と、相手から叱られているようだと、納得どころか理解さえも得られないだろう。そこで、相手の納得を引き出すために必須のスキルとなるのがロジカルシンキングだ。本書は「複雑なことはとにかく分解する」「議論に勝つことを目指さない」「理路整然と話すほど理解されない」など、説得力のある主張をつくり、意見を通すための46のセオリーを解説する。プロコン・リストやPERT図など、著者が厳選した本当に使えるフレームワークも紹介しているので、仕事に役立つこと間違いなし。
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Posted by ブクログ
ロジカルシンキングを現実のビジネスの場で役立てるための指南書。
ロジカルシンキングだけではだめで、感情等に配慮する必要がある。
ロジカルシンキングを学んだ後に読んだ方がいい内容だけど、ロジカルシンキング以上に重要な気もする。
Posted by ブクログ
今までグロービス本とか読んでいて知ったフレームワークの、使い方のコツが具体的な例で示されていたので役に立ちました。
あと、PowerPointの資料もちょうど練習したり、実際に課題に取り組んでいましたので、そのコツもついでに知ることができてよかったです。自分のパワポ資料の論理が少々飛躍しているなあとか、箇条書き+添え文になっているかどうかなど、反省できました。
Posted by ブクログ
ロジカルシンキングの目的を一定の結果を得る事と定め、その為には、本来の論理だけではなく、相手の感情や心のうちまで考察する事が必要と説いている。
結局大切なのは、コミュニケーション能力って事かな?
Posted by ブクログ
この本をどうカテゴライズするかが難しい。論理的思考ということで、思考の内容ではあるが、コミュニケーションの取り方に重きをおいている感じもある。エッセンスがまとめられているんだろうけれど、あまりにも易しすぎるというか、本当にロジカルシンキング?というくらいイメージと乖離していた。大事なページを何ページか飛ばしてしまったのではないかという感じ。最後の章はよかった。話す前、書く前の準備の仕方をこの本で学べてよかったと思う。相手の立場に立つということが何よりも大切。時間短縮できるよう準備し、結論から述べる。デキる大人のコミュニケーション術です。
Posted by ブクログ
入門書的でありつつ、日本のビジネスではロジックだけでは通用しないという主張が明確なところが好感が持てる。テクニックに溺れたくない若いビジネスマンにオススメしたい。