小宮一慶のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
小宮氏の養成講座シリーズ。
ちょいちょい読むと戒め的に良い一冊。
今回は「人物力」について。
この類になると、ほぼ必ず出てくる日本の偉人。パナソニック松下幸之助氏、京セラ稲盛和夫氏、ソニー盛田昭夫氏...
共通する点は、素直で驕らない。
読めば納得だが、確かに「人物」と称される方って、皆気さくで楽しいですね。
本当、酒場で出会う初見の親父さん位に。後で伺って驚く程に高圧的でないし、常にアンテナ高く腰低くってのかな。
ただ、時代的、年齢的という要素もあるのかな?現在の40代、50代なんかの比較的若い方は...でも、やはり皆、一目を表される方って、揺るがないものは持ってるけど、気さくだし、好奇心旺盛で、小さな気遣いや一言が出来る方ですね。
当たり前のことを当たり前に出来るってのは、字面以上に難儀ですね。
一つ一つ丁寧に行動に移していこうと襟を正します。
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Posted by ブクログ
財務諸表を難しく考えずに、簡単に分ることだけ読もうというコンセプトの本。経済ニュースを財務諸表から読み解くから面白い。時事的ネタがどういう意味を持つのか、経営が悪化した「だからなに!?」がわかるような気がする本。
財務諸表は大事な書類だということはわかるけれど、「だからなに!?」という印象が強い。数字は強いけれど、それだけにとらわれてはいけない。そこから客観的に事実だけを読み解くことが大事である。
アベノミクスに否定的な本だった。実体経済が置き去りにされるから危険だという。財務諸表で仕事する人らしい見解である。
異次元の金融緩和はミニバブルであり、企業が投資や事業拡大、または新規事業の勃興が起きないと意味がない。でもその気配がない日本ではお金の無駄遣いで終わるという風に見ている。たしかに。
でもだからと言って代替案を提示しているわけでもないからな。まぁこの本で書くことじゃないからいいんだけれど。
ただここから読み取れるのは、一番頑張らなければいけないのはわれわれ国民であって、財務諸表にうんたらかんたら言ってないで、一生懸命働いて、新しい事業を健全に機能させることが大事なんだろうなと思った。
そのためにも一人一人の生産性が大事なんだろう。そうやって人的資源の最適配置を行って人件費を効率化、財務諸表の健全化を達成するのがいいんだろうなって思いました。 -
Posted by ブクログ
財務諸表を「作る」方法ではなく「見る」方法を学ぶ本。久しぶりに財務諸表の勉強して懐かしかった。とっかかりによいかと。
財務諸表は作る人である会計士とか経理担当者には深い知識が必要だろうが、そうでない人にはそこまで深い知識は要らない。でもどうしても難しく感じてしまうから、ハードルを下げて考えようというコンセプトの本。
実際それでよい。財務諸表からは数字以上のことはわからない。会社の性格とかはわからない。だから簡単な事実しか読み取らなくてよい。
短期的にこの会社の経営は安全か、それを見るための自己資本比率や流動比率。これらの見方だけわかればよい。
できることなら、「こういう業種ならこの指標は●●%だとよい」とか目安を出してほしかったな。基準を学べる本であったらもっとよかったのに。
でもファーストリテイリングとかJRとか東電とかリアルな企業の時事的な内容も学べたので面白かったです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ*うまくいく人とうまくいかない人の違いは何か。運のいい人と悪い人の違いはどこにあるのか。それはひと言でいえば、考え方の違いに尽きるでしょう。どのような考え方を持つかで人生は決まるといっても、過言ではありません。では、どのような考え方をもてばよいのでしょうか。いついかなるときであっても、自分の中に原理・原則があれば、自信を持って生きていくことができるはずです。
*正しい考え方を身につける。「考え方」-思想の大切さを知らないうちは、一流の人になれない。頭のいい人は、自分は偉いと勘違いしがち。「頭がいい」は、「足が速い」と同じで、少し便利なだけ。大切なのは正しい考え方。
*考え方が地位を決める。地位が人をつくるのか。あるいは、考え方が人の地位を決めるのか。社長という肩書が、社長にふさわしい人をつくるのか。あるいは、社長にふさわしい考え方ができるから、社長になれるのか。どちらもあるが、正しいのは後者。もしいまそれがないのなら、正しい考え方を身につける努力をしよう。地位だけでは決して長続きしない。人は考え方に合った地位になっていく。裏を返せば、その人の考え方にふさわしい地位にしかなれない。一番上に立つ人には、一番正しい考え方が必要、強い組織は強い考え方を持っている。
*正しい価値観を持つ。自分の価値観にこだわる人がいる。でもその価値観は胸を張って立派だといえるのか。正しい価値観を持ちたい。普遍的な価値観を持てば、自分の基準ができる。正しい価値観は、よい本を読むことで得られる。論語、老子、仏教聖典、聖書・・・。人類が長い間読み継いできた本には、何らかの真理がある。正しい価値観があれば、ぶれないし強くなれる。普遍的な価値観を持てば、自信を持ってヘンといえる。そして正しい価値観を持てれば、自信を持って強く生きることができるし、人に迷惑をかけない。
*欲はエンジン、理性はブレーキ
欲なき人は、前に進めない。欲はモチベーションの源であり、エンジン。ただ、暴走すると、志を失う、徳を失う。理性というハンドルとブレーキで、欲を正しく制御しよう。
*正しい仕事の条件
周りを幸せにするには、「自己犠牲」が必要。そう思っている人もいるかもしれない。しかし、それは違う。周りの人を幸せにして、自分も幸せになる。それが鉄則であり、両立は可能だ。自己犠牲では絶対に長続きしない。野球選手は球を投げ、画家は絵を描き、職人は製品をつくる。自分も幸せだし、周りにいる人も幸せだろう。そこには自己犠牲などない。自分の仕事を精一杯やって、それが周りを幸せにする。もし、一生懸命やると他人が不幸になるような仕事だとしたら、それは、正しい仕事ではない。
*成功の本質は「あたりまえの徹底」
成功の本質とは何か。D・カーネギーの本を読み、ナポレオン・ヒルの本を読み、松下幸之助の本を読み、稲盛和夫の本を読み・・・・。だが、そこに「ものすごい」ことは書かれていない。共通するのは一見「あたりまえ」のこと。そのあたりまえを信じて徹底できるかどうか。あたりまえのことを徹底することこそ、本質だ。成功の本質は「あたりまえの徹底」それを楽しくやるだけ。徹底的に。
*熟読が大事な理由
「速読」だけではダメ。速読は情報を素早く手に入れるための読み方。もちろん、それが必要なときもある。しかし、速読では頭はよくならない。論理的思考力が身につかないから。速読は論理的思考力が、相当高い人がやるべきこと。論理的思考力を身につけるためには、論理レベルの高い人が書いた本を、論理を追いながらていねいに熟読する。分かるまでていねいに。線を引き、注を読み、ほかの本を参照しながら、ていねいに読む。論理的思考力が高まれば、どんな勉強にもついていける。
*受験勉強は無駄か。
無駄な勉強はない。勉強に、役立たない勉強というのは存在しない。受験のための勉強でも、必ず、いつか、どこかで役に立つ。勉強した努力は消えないし、勉強の仕方や楽しみを得られる。論理的思考力も身につく。知識は忘れても、勉強の仕方を知っていれば、何にでも応用できる。勉強したことは、使おう。社会人なら使うための勉強をしよよう。使えれば使えるほど勉強が楽しくなる。勉強の楽しみが分かるようになる。
*知識を知恵に変えられるか
情報は大事。だから、あらゆる情報に目を通したくなる。情報量が減ると不安。でも、単なるインプットは知識を増やしているだけ。知識は自分の頭に入れなくても、ネット上にたくさんある。ほしいのは知恵。情報を「役立つもの」に変えるのが知恵。基本や本質を徹底して体得しなければ、知識は知恵には変わらない。知恵とはインプットを有意なアウトプットに変えることのできる「論理的思考力」。インプットを増やすことも大事だが、知恵を高めることのほうが、もっと大事。
*関心の源は何か
そもそも、なぜ関心が持てるのか。関心が持てなければ、何も気づかず、何も見えない。関心の源は何だろう。責任。経営者としての責任。担当者として、その仕事のプロとしての責任。お客様に対しての責任。責任を責任と感じ取ると、関心を持たずにはいられなくなる。それも真剣に。責任感にない人は、関心も低いから、何も見えない。プロではないということだ。
*他人事にしない
リーダーなら、「他人のことであっても、自分のことと同じように考えられる」そんなリーダーでありたい。せめて自分のことだけでも他人に責任を押しつけないリーダーになりたい。
*ヒラメ上司になるな
部下の話にメモをとれるようになったら、リーダーとして一人前。上司のメモはとるが、部下の話は聞いているふりだけ。ひどい人になると聞きもしない。そんなのは「ヒラメ」。上にしか目が付いていないから。部下は上司のことをすごくよく見ている。でも、どうしても、部下に対しては自分が甘くなる。人の話を聞けるというのは、素直さ、謙虚さの表れ。お互い、素直で謙虚でいたい。
*「せっかち」でありたい
しんどいことは明日に延ばしたくなってしまう。成功している人はせっかちだとつくづく思う。明日延ばしの習慣を持つ人は成功しない。今日できることは、今日中にやる「習慣」が大切。あまり無理して、身体を壊さない程度に。
*「窓の外」を見るか、「鏡」を見るか
「ビジョナリーカンパニー2」という本に、成功するリーダーは、「うまくいったときには窓の外を見て、失敗したときには鏡を見る」とある。成功している人は、自分の成功要因を、「運がよい」とか、「あの人のおかげ」というように、「窓の外」に成功要因を見つける。失敗したときには、自分のどこがいけなかったのかと「鏡」を見る。うまくいったときに「鏡」を見てニタニタしていて、失敗したときには「窓の外」に失敗要因を探しているような、そんなリーダーには、誰もついてこない。
*成功の必要条件と十分条件
成功の必要条件は前向きな考え方。苦境に立っても、常に前向きに考え、前向きに行動する人は成功しやすい。そして、自分さえうまくいけばいいという私利私欲では、成功は続かない。成功の十分条件は「周りにいる人も幸せにしよう」という考え方。成功は、人を幸せにしたごほうび。「周りにいる人も幸せにしよう」という利他心、他を利する心があってはじめて成功が成功を呼ぶ仕組みになる。ただし、利他心も自己犠牲では長続きしない。周りにいる人も幸せにして自分も幸せになる。そんな前向きな考え方と利他心が成功の条件。
*目的と目標を分けて考える。
目的は、どこまでいっても到達しない究極の方向性示すもの。あるいは存在意義。目標は、目的のそのときどきの目印。会社なら、売上や利益は目的ではなく目標。ビジョンや理念という目的を追い求めるための目標。個人も同じ。資格やスキルの取得は、目的を追い求めるための目標。年収や役職も目標。目的ではない。でも、目的を見つけるのは難しい。それなら短期的な目標でもいいからトライしてみよう。そのうちにもっと長期の目標が見つかるし、その先には自分の目的も見つけられる。
*あたりまえのことを、バカになって、ちゃんとやる。
正しい考え方を身につけ、それを徹底できるかどうか。正しい考え方は、難しくない。嘘をつかない。他人を喜ばせる。周りの人を大事にする。誠実である。遅刻しない。挨拶をする。あたりまえのことばかり。このあたりまえのことを、バカになって、ちゃんとやる。それができれば、誰でも自然に成功する。多くの人が、もっと難しいことをやらなければ成功しないと思っている。凡事徹底こそが成功の条件。
*散歩のついでに富士山に登った人はいない。
「散歩のついでに富士山に登った人はいない」
そう教えてくれた人がいた。目標なしに努力しても、それは、いまの自分の周りをうろうろしているだけ。同じ努力をするなら、目標を定めてから努力する。富士山に登りたければ、その「したい」気持ちを持ったうえで、計画を立て、体力をつけ、健康に気を配り、日々、前に進んでいかなければならない。まずは簡単な目標でいい。とにかく目標を立てて、それを手帳にでも書いてみる。ちょっとしたきっかけが、あなたを変えるかもしれない。長いあいだ歩いても、散歩だけで終わるか、それとも富士山に登れるか。
*紙一重の差を積み重ねる
どうせ努力をするなら「正しい」努力をしよう。毎日卓球の練習をしても、サッカーの選手になれないように、プロになりたければ、それにふさわしい勉強をしなければ。新聞を一面から読む、良質の本をていねいに読む、手を抜かずに仕事をする、たくさんの人と会う。そんな努力を、「紙一重の積み重ね」で積み重ねていく。正しい努力を積み重ねること。遠まわりに見えても、それが成功への一番の近道。 -
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蔦屋書店で流し読み
異次元緩和が終わった後の国債の受け入れ先の話は面白い。
情報を本当の知恵として活用するためには
・基礎的な情報
→普遍的な定義や考え方
・基礎的な知識
→常に移り変わる最新の情報
・思考力
20世紀は資本の時代だったが、21世紀は知恵の時代になる(ドラッカー)
roeは株主から預かったお金でどれだけ稼いだかの指標
ゆうちょには一人当たりの預金限度額がある1000万
異次元緩和以降、日銀の抱える300兆の国債を銀行が受け入れられない
→ゆうちょの限度額を3000万に引き上げれば受け入れられる
日常の仕事の基本や本質まで深掘りして勉強する
貸借対照表
→会社の安全性がわかる
損益計算書
→会社の収益性がわかる
キャッシュフロー計算書
→会社の将来性がわかる -
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ネタバレ内容としては、破産しかけの若社長が高校生に
決算書の読み方を教えてもらい、
黒字経営を目指し動いていく。というお話。
決算書の数字を読むときに
「どの数字を読めばいいのか?
決算の数字を用いてどうやって計算をすればいいのか?」
という疑問を漫画や図表で解説。
◆貸借対照表
・自己資本比率などから企業の安全性が分析できる
・どうやってお金を集めて(借金・自己資本)、どう割り振ったか(現金・商品・建物)が分かる
・流動負債以上に流動資産を蓄えていないと買掛金や借入金の返済ができないので注意
◆損益計算書
・前年度と見比べて売上高の増減から企業の成長性が分析できる
・単純に当期純利益が黒字か赤字かで企業の状態が分かる
◆キャッシュフロー計算書
・当期純利益から掛金や減価償却を足し引きし、企業の現金を稼ぐ力が分かる
・利益が出ていてもキャッシュフローが減少すれば黒字倒産するので注意
・稼いだ現金は投資、返済、留保に使えるが、中でも(未来)投資は重要
ほとんどの会社は買掛金や借入金が払えなくて倒産する。
現金が尽きたら終わり。
だからキャッシュフローに目を配る必要がある。