小宮一慶のレビュー一覧
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経営コンサルタントである著者が関心を持った企業のサービスを紹介。サービスとは何かを考える。
サービス提供者によくある勘違いが一見客へのビッグサプライズ。著者のようにネットで検索できる有名人に対して、趣味や経歴を調べて、それに応じた感動を提供する。それはそれで、顧客としては悪い気はしない。が、その一方で無名の常連客に普通の満足を与え続けることができないのであれば、それは本物のサービスじゃない。
また、企業が与えるサービスは、その社員すべてが同じレベルの意識を持つ必要がある。今回はたまたま悪いサービスだったと、顧客が納得することはない。悪いサービスを受けた顧客は何も言わず、その企業から離れるだけだ。
こうした顧客サービスへの考え方、注意点をまとめた参考本。「お・も・て・な・し」が流行語になる前の発行だから、信頼感はある。 -
Posted by ブクログ
セブンイレブンのロゴを思い出して見てください。ELEVEnの上に赤とオレンジで書かれた7。全体は緑調。キーポイントは、ELEVEnの最後の文字。なんと小文字なんです。これに気づいていた人はすごい。私はまったく気づいていませんでした。本書では、これを例に取り、「何万回見ても、見えない人には見えない」、「関心を持てば、物は見える」、「仮説を立てれば、ものは完全に見える」、「関心→疑問→仮説→検証のというスパイラル」、「定点観測の重要性」などの提言をします。エンジニアである私にとっては、「関心→疑問→仮説→検証」や、「定点観測」は当たり前すぎることで、今更の感がありますが、「何万回見ても、見えない人には見えない」とは至言。セブンイレブンのロゴに気付けず、まだまだ修行がたらんなーと反省しました。不思議なもの、理由が分からないものへの探究心を忘れないようにしようと思うあなたへ、お勧めします。
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Posted by ブクログ
ネタバレ◇目次
○はじめに:発見力=ものが見える力
○第1章:見えているようで、何も見えていない
○第2章:関心と仮説でものが見える
○第3章:たとえば、こんなふうに見えてくる
○第4章:見える力を養う方法
○第5章:ものが見える10の小さなヒント
○あとがき
著者日く、一つ対象に関心を持ってものを見つめてみること、その観観察の中で気づいたものについて先入観を捨て、仮説を立てて調べてみることで異なった視点に気付かされる、これが「ものが見える力」と考えています。
この「ものが見える力」を養成するためには、普段から多くのものを見たり読んだり、五感で触れたりすることで、関心の幅を広げ、点から線へ、線から面へと繋げていくことで初めて「ものが見える」としています。
また、関心を持った対象について打ち込む「ヲタク」になることで(問題解決)、初めて課題も見えてくると書いています。
以前読んだ池上彰さんのいう「教養力」にも通じるお話だと思います。要は、考えたり解決したりするときに、いかに引出しを多く持ち、それを活用できる(比較検討できる)かが大事なんだと感じました。
著者のマクロ経済や心理学のお話とかも面白かったので、今までは
大して関心を向けてこなかった社会科学系の情報とかにも触れてみて、人生の中での気付き(「ものの見える力」)を養っていこうと思いました。 -
Posted by ブクログ
書籍整理中に発見したので再読。セブン-イレブンのロゴや時計描写テストを初めて読んだとき自分の「発見力」不足が炙り出されたようで強烈な印象が残っている。ただ本書を読み通すと、この話、著者のセミナーネタの掴みであることが良く分かる。筆者の「掴み」という関心がこのエピソードを手繰りよせたのだろう。
「発見力」を養うために仮説を持て、というのはまさにその通りなのだが、よくも悪くもセミナー形式のやや散漫な浅い内容となってる感は否めない。10年前読んだときは目から鱗のエピソード満載に感じたが、冷静に分析できるようになったのは本書の効果と時の経過からであろうか。 -
ネタバレ 購入済み
若手社員に読んでほしい
古い本ですが、参考になったと言うより共感できる内容でした。
私は20年以上同じ会社で働いてますが、書かれている事を
いくつか経験しています。
「ある年齢までは全力で働かないと優秀な人でもダメになる」と
ありましたが、実際若い時に辛い事から逃げていたりマイペースで
仕事をしていた人は50歳くらいになって会社の方針に合わなくなり
辞めてしまいました。
私はその人達を見て、若い時から自分を甘やかして楽ばかりすると
50歳になった時にツケがまわってくるのだと感じました。
会社の方針とは決して不変ではありません。
辞めた人達は会社の方針転換についていけなかったのです。
もし若い時に逃げずに仕事をしていたら、会社の方針転換にも
柔軟に対応できていたのではないかと思います。
また「研修で異業種の人と交流することは勉強になる」というのも
その通りだと思います。
勉強とは少し違いますが、ある研修でディスカッションをしている時
1人が「ありがとうなんて言えない」と発言した事にとても驚きました。
私にとっては人に感謝の言葉を言うのはごく当たり前の事なので
「言えない」と言う事が理解できなかったのです。
でも世の中にはこういう人もいるんだとある意味勉強になりました。
この本にはある程度社会経験がないとわからない事が書かれていると
思うので、ぜひ若手社員に読んでもらい働き方の参考にしてもらいたい
と思います。