小宮一慶のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
小宮一慶氏による、日本経済を数字から把握する方法を示した本。
これまで同氏は、日経の経済指標を元に、日本経済の変遷、現状を読み解く方法を紹介する本を複数上梓している。
最初に日経経済指標が出てきたのは「数字力養成講座」である。
この「数字力・・・」では、ビジネスするうえで頻出する数字をどう捉えるのか?を主眼において解説した本であり、数字の定義や、基準となる数字を把握しておくことや、定点観測(例えば「為替」相場を観察するなど)をして変化を知ることを説いている。
その後に出版された「日経新聞の数字が分かる本」ではタイトル通り日経経済指標から経済の流れを読む方法を、そして「日経新聞の本当の読み方が分かる本」では、日経経済指数と実際のニュースを結びつけて、経済を表す数字の関連性を解説している。
そして本書は、日本の経済を知る上で重要なキーワードである、「貿易」「GDP」「財政」「貯蓄」「金融危機」「円高」をテーマ(視点)とし、これまた日経新聞の経済指標と絡めて今の日本経済のありのままの姿を著者の仮説も含めて示している。
これまで同氏の書籍を読んできた身としては、切り口は違うものの「日経経済指標」ばかりが全面に出ていて正直食傷気味である。 わざわざ3冊に分けて出版すべき本だったのかは少々疑問である。
しかしながら、世の中には数多の経済アナリストが存在し、各々が日本経済の将来について独自の予測を披露しているなかで、主観だけではなく、きちんとした数字をベースとして現状分析し、これからすべき事を提起しているのは納得が行く。 そこは流石経営コンサルタントが本職なだけある。
本書を読めば、消費税増税もありと理解できるのに、その様なきちんとした説明も出来ず、ただ単に国民受けのよい政策ばかりを進める今の政府に不安を覚えるのは私だけではないはずだ。 -
Posted by ブクログ
景気指標から経済が見えるというサブタイトル。
時間がない時は景気指標の真ん中の文字だけ読んでいたけど
それでは×!ということ。今年はしっかり確認しよう。
<日本>
国内総生産=GDP=人件費:家計支出がGDP55%を支える。だから大事!
消費支出2人以上世帯前年比:8月から前年比プラスに転じたな。
法人企業営業利益:マイナス続き
日銀短観:若干マイナスが少ないか。
景気動向指数 CI composite index(景気に敏感な指数をcomposite)
:一致指数が昨年1年かけて改善
現金給与総額:前年同月と比べ昨年はすべての月でマイナス。
有効求人倍率:0.5前後 激減状況が継続。厳しい。
企業・消費者物価指数
マネタリーベース(貨幣の流通量):マネーサプライが膨張すると景気が良くなる
コールレート:今は0金利政策
新発10年国債利回り:不景気にこれがあがると設備投資が一層減退。
<米国>
GDP=世界の4分の1を占めて、かつ7割が個人消費
失業率=昨年1月7.6→先月10.0
雇用非農業部門=一昨年で307万人、昨年の11か月間で407万人の雇用が減少。
オバマ政権の350万人雇用創出では間に合わない!
米国の自動車・住宅着工も重要。
<中国>
やはり1人勝ちが続く。 -
Posted by ブクログ
ネタバレひらめきは、経験と知識、そして論理的思考力によって生み出されるもの
■ひらめくための生活習慣術
・100%の力を身体全体にみなぎらせるためには、朝起きる時間
よりも、夜寝る時間を確定させる
・「志は氣の帥」(孟子の言葉)志や目的、目標を持つことができたら、
気合が入る。
・一日のうちで一番脳が働きやすい朝を、生産的な仕事に費やす。
■ひらめくための情報収集術(インプット)
・インプットなしのアウトプットはありえない
・一番効率の良い情報収集のツールは新聞。新聞を読むうえでの
大原則は必ず一面から読むこと。
・いつ来るかわからないチャンス(アウトプット)のために、日頃から
の準備(インプット)をする。
・自分が勉強した成果は何で測るか?その知識が実践で使えるかどうか。
■ひらめくための論理的思考術
・論理的思考力を鍛える勉強は「広く浅く」ではなく「狭く深く」。
・本当に理解できているかどうかは、何も見ずに自分の言葉で正確に
説明できるかどうか。
・読書には「知識を増やす読書」と「理解力を深める読書」がある
・「ひらめき」は、どんなに素晴らしいものであっても、論理的に
矛盾を含んでいたら、優れたものではない。
・論理的思考力をアップさせる方法は、論理的思考に優れた人が書いた
論理的思考レベルの高い本を、論理を飛ばさずに読んでいく。
■ひらめくための仕事術(アウトプット)
・「ひらめき」とは検証されない限り仮説である。
・「ひらめき」を活かせる人と活かせない人との差。それは、自分の
仕事に対する使命感、愛情、真摯さ、責任感が持てているかどうか。
・教養や雑学のような「知識」として持っておくものと、それらの
「知識」を仕事上のひらめきによって「知恵」に変えられるか
どうかは別の話。
・皆が困っていることこそ、ひらめきの源泉。
■ひらめくためのオフ活用術
・物見遊山に行く。なんでも見て、感じて、考える。
・定点観測の地を作る。同じ時期に、同じ場所で、仮説を持ちながら、
そこで起きている現象を眺めて検証する。