【感想・ネタバレ】チョッとだけ立ち止まって考える! 「会社を経営する」ということのレビュー

あらすじ

営業や企画、ファイナンスといった仕事と同様に、「経営」という独立した仕事がある。アメリカでは「経営」だけを行なうプロの経営者がおり、彼らはコンピュータ会社でも、食品会社でも経営できる。しかし、日本ではそうした経営者が少なく、「経営」という仕事自体が認識されていないのではないだろうか。本書では、『図解キャッシュフロー経営』(東洋経済新報社)の著書もあり、年間100以上の講演をこなす人気経営コンサルタントが、「経営」という仕事を理解するために、「ビジョン・理念を確立する」「戦略を立案する」「財務会計を知る」「ファイナンスを学ぶ」「マーケティングを実践する」「ヒューマンリソース・マネジメントを考える」という6章にて解説。キャッシュフローやROAなど、必要最低限のテクニックとスピーディな意思決定を可能にするマインド(経営哲学)を説く。経営者ならずともマネジメントに関わるビジネスマン必読の一冊!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

経営するとは何か?経営者たるものが理解しておく根っこの部分を、丁寧に解説した一冊。15年前に書かれた本だが、今読んでも「その通り!」と思える。時代は変わり、人々の思考も嗜好も変化しているが、経営の基本は昔も今も変わらないってこと。

経営とは、シンプルに捉えるならば3つの要素で考えるべし。
①会社がどこに向かうのかを方向付ける
②方向を踏まえ、限られた資源の配分を決める
③資源の活用状況を管理する

①②を社員に考えさせ、③のみに注力する経営者が多いが、①②を自ら考え、自らの言葉で語れないようでは経営者失格!!

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2016年09月05日

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