鴻巣友季子のレビュー一覧
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ネタバレまず、自分に700ページあまりの小説を読めるのかと躊躇しました。さらに200年も前の海外文学を理解出来るはずがないとも思いましたが、理解したいと思ったのです。
初めのうちは名前と人間関係、物語の背景に慣れず、1日30ページにも満たない遅さで、かなり時間をかけて読み進めました。何度も巻頭の家系図を見返してこれまでになく丁寧に読みました。
女中視点の昔語りで話が進み、物語の最後には現在に追いつく箇所がきます。まるで「物語の中の人」にあえた感覚でした。
英国の田舎の閉鎖的で鬱屈とした逃げ場のない環境において、遂には破壊し尽くせないこと察して諦めて死して結ばれたあの御方。とうとう最期まで理解できません -
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Posted by ブクログ
『オデュッセイア』を、夫を20年待ち続けた賢妻ペネロペイアの視点で⁉なんて、アトウッドにしかできまいよ。死後の世界で前世を振り返るペネロペイアの独白、不実と殺された12人の奴隷女たちによる恨みのコロス(ブロードウェイ風になっていたりしてオモシロ)から、衣食住の詳細も豊かに浮かび上がる現代の女性像との対比。いや~本質はそんなに変わっていないのかも…。
たまたま飛行機で見た映画が、レイフ・ファインズ&ジュリエット・ビノシュがこの夫妻を演じる『The Return』だったりして、それぞれの解釈の違いも楽しく、薄い本なのに実に読みごたえがありました。 -
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昔からそのタイトルだけはすごく有名だったので知っていたが、今になってようやく読むことになった『風と共に去りぬ』。韓国ではこの小説の最後の紋章である「tomorrow is another day」を訳した「明日は明日の太陽が昇る」がとても有名だ。この小説を読んだことがない人でも、このフレーズだけは大体知っている。
日本ではこのフレーズが「明日は明日の風が吹く」と訳されているようで、同じ意味をおたがい異なって表現している点は面白いが個人的には韓国語の訳の方が好みである。比喩的に語りながらもいいし原文の意味をありのまま含んでいるところが良かった。
小説は、わがままなスカーレット・オハラが南北戦 -
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小説ではあるが、実際の事件の被害者の聞き取りという形をとっているため、ノンフィクションに分類。
その宗教団体は、外界から完全に切り離したところに、独自のコロニーを築き、主に農耕などをして暮らしている。そこでは、完全な家父長制がしかれ、女は子供を産み、家事をする道具として所有されている状態であり、よって、一切の教育はされず、読み書きができるものはいない。言語も、ほとんど消えかかっているマイナー言語で、発達していない。ゆえに、彼女らは自分の気持ちや考えなどを、正確に言い表すことも出来ない。そこで起こった事件とは、朝、起きた少女と女性たちが、だるさや痛みを感じ、体にアザや出血が見つかるということ。 -
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ミリアム・テイヴズ『ウーマン・トーキング ある教団の事件と彼女たちの選択』角川文庫。
映画原作の実話に基づいたフィクション小説。物語というよりも、女たちだけの2日間に亘る会議の内容が、書記として会議に出席した唯一の男であるオーガストの視点で綴られる。
正直言って、退屈な作品だった。深刻なテーマだけにもっと大きな展開を期待したのだが、宗教的でもなく、哲学的でもなく、余りにも平坦な展開にがっかりした。
ボリビアにあるプロテスタントのキリスト教団体のコロニーで起きた大量レイプ事件。被害者は最年少が3歳という極悪非道ぶりであった。朝を迎えて、身体の痛みや出血を訴える女性たち。それは『悪魔の仕業 -
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新装版か~。キレイな表紙。
同著者の「夜の記憶」が良かったのでこちらも手にとってみました。
アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀長編賞受賞作。
老弁護士が語る少年の頃の記憶。
村にやって来た美しい女性教師。
そして起こる悲劇。果たしてその真相は?
★3の下。
うん。「夜の記憶」の方が好みだったわ。
いや〜〜〜!
さすがに焦らし過ぎ。
事件が起こるまでが長い長い。
純粋ミステリーってよりも文学っぽいのかな。
あまりにも丁寧に描かれているので話の展開が遅い。
まるで、脱ぎそうで脱がないストリッパーの如し。
(# ゚Д゚)コラ! ネーチャン ハヨヌガンカー!!
471ページだが半分くら