ギンガムチェックと塩漬けライム 翻訳家が読み解く海外文学の名作

ギンガムチェックと塩漬けライム 翻訳家が読み解く海外文学の名作

1,980円 (税込)

9pt

小説の読み解き方がわかる。知ってるつもりだったあの名作の、新たな顔が見えてくる!

『嵐が丘』は、相続制度と法律知識を駆使した「不動産小説」だった?
アトウッドの『侍女の物語』は現代アメリカがモデル?
不朽の青春小説『ライ麦畑でつかまえて』は、太宰の『人間失格』に似ている?
これからのポストヒューマン時代に必読の作家、カズオ・イシグロー
当代一の翻訳家・文芸評論家である著者が、誰もが知る名著を全く新しい切り口で解説し、小説のあじわい方を指南する大人向けブックガイド。
あの名作の知られざる“顔”が見えてくる!

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ギンガムチェックと塩漬けライム 翻訳家が読み解く海外文学の名作 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    まずタイトルにそそられた。子供の頃、エニドブライトンのおちゃめな双子やはりきりダレルを読み、美味しいに違いない未知の食べ物を頬張る少女たちの描写にワクワクした私。赤毛のアンを読んで、素敵に違いない未知の生地のお洋服の描写にうっとりした私。あの頃読んだ外国の本は、よくわからないけど素敵そうなもので溢れ

    0
    2025年11月15日

    Posted by ブクログ

    「名著への招待」、NHkラジオ英会話に連載されたコラムの単行本。
    翻訳家ならではの、原作者の繊細な表現、日英米の文化の違いなど、翻訳家ならではの楽しい解釈の数々が楽しめる。

    0
    2025年10月31日

    Posted by ブクログ

    スローリーディング!いいですね。
    以下、名作たちをメモ。
    あしながおじさん、若草物語、若い藝術家の肖像、ライ麦畑でつかまえて、ロミオとジュリエット、高慢と偏見、嵐が丘、ジェイン・エア、レベッカ、アッシャー家の崩壊、黒猫、ドリアン・グレイの肖像、老人と海、雨のなかの猫、ハックルベリー・フィンの冒険、ク

    0
    2025年10月17日

    Posted by ブクログ

    海外の小説は著者が書いておられるように時代背景、文化の違いで、とっつきにくく苦手でした。そして、名作くらいは読んでみたいという、気持ちもあり本書に出会いました。とても丁寧な解説で、初心者が読んでみようと思える、後押しになります。

    0
    2025年06月22日

    Posted by ブクログ

    小学校時代に読んだ児童文学がいっぱい。
    「あしながおじさん」「若草物語」「ジェイン・エア」
    「嵐が丘」は好きすぎて3回くらい読んだ。
    「風と共に去りぬ」は恋愛小説の枠を超えて、土地をめぐる不動産小説であり、世界が’ひっくり返る敗戦小説であり、女性同士の複雑な友情関係を描くシスターフッド小説であり、血

    0
    2025年10月21日

    Posted by ブクログ

    翻訳家である著者が、海外文学の名作・代表作を紹介、名作たる由縁を解説する。
    翻訳家であるがゆえに、原作の英文が当時どのような背景があってこのように日本語に翻訳されたかなども述べられており、非常に興味深く、おもしろかった。
    海外文学好きには是非読んでいただきたい一冊だった。

    0
    2025年09月23日

    Posted by ブクログ

    翻訳家の仕事は改めて大変そうだと思った。翻訳するには歴史的背景や原作者の意図することを読み解いていかなければならない。そんな翻訳家の英語文学の解説なので、大変参考になった。改めて全部読み直してみたくなった。

    0
    2025年09月17日

    Posted by ブクログ

    翻訳家の鴻巣友季子さんが海外文学の名作を紹介している。小説の形態や技法、時代背景などはもちろんのこと、翻訳家なので原文の英語についても説明されていておもしろい。little 、young といった簡単な単語やwish+仮定法過去完了が持つニュアンスを知ると、印象が少し変わったり、より深く作品を味わう

    0
    2025年08月28日

    Posted by ブクログ

    そうそう、『レベッカ』ですけどね、私も、主人公は〇〇なんじゃないの?!と思いながら読んでいたので、なんか我が意を得たりと嬉しかった。

    名作の紹介ということで定番揃い。気がつけばたぶん全部読んだことがある作品だけれど、再読したくなる。
    読んだことのない人も、入りやすく、読みたくなるんじゃないかな。

    0
    2025年08月16日

    Posted by ブクログ

    懐かしいものからどうにも読めなかったもの(怖いのだめ)歯が立たないもの苦手なもの読んでみたいものまで。さすがの文章。

    0
    2025年06月23日

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