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Posted by ブクログ
3巻まででも十分すぎるほど激動なのに、まだ嵐が訪れるのかと、一息もつけない展開に、読み手も心を落ち着ける暇がない。
アイルランドの血をまっすぐに受け継いだスカーレットの商売人としての才能が光る反面、人間関係の構築や世渡りの不器用さが露呈してきてしまう…ほんとうに、不器用な人だ。。
愕然としたのはメラニーの変化。あれほどお淑やかで穏やかな性格だったのに、いつからこんなに強く逞しい一面を備えたのだろう。
アシュレに襲った悲劇のシーンでは、果敢に立ち向かうメラニーの姿が必見。お人好しな優しい面を残しながら、愛する者を守ろうとする意志がしっかり見えてくる。
メラニーに関しては、本当に、読み進めるごとにただならぬ人だという印象を思わせる。
スカーレットとレットのシーンには、いつも冷や冷やさせられる…もう、お互い素直になったらいいのに…頑固者と頑固者の会話は、痛くて聞いてられない。笑
最後のページに、最後の一文。
5巻の登場人物の紹介文まで読んで、
「あぁ…やっとか」と思う半分、「まだ波乱が一つや二つじゃないな」と予感せずにはいられない。
Posted by ブクログ
怒涛だった………
最初から最後までずーっとハラハラしながら読んでいた気がする。
KKKってなんとなく存在だけは知っていて、「(白装束の姿の白黒写真とか見て)薄気味悪いな〜」っていう印象しかなかったんだけど、まさかここで物語に関わってくるとは。
無知すぎてKKKが元々は南部の人たちで結成された組織っていうことすら知らなかった。
4巻は、ただ楽しく読むだけじゃなくて深く考えさせられることが多かった。
南部でずっと行われてきた奴隷制の是非や、KKKが結成されざるを得なかった当時の情勢とか。
自分の中では、黒人も白人も関係なく平等だし、就く仕事も誰と結婚するかも、人種というのに制限されずに個人で選択されるべきだと思うけど、ずっと南部の古き良き暮らしの中で生きていたらその考え方は当たり前じゃなかっただろうな、と痛感した。
実際、物語の中で奴隷解放令で街に解き放たれた奴隷たちが好き勝手やっているのを読んだりすると「南部は南部で、そのままでよかったんじゃ?」って思ったりしちゃう。
うーん、やっぱり考え方ってその人の生きてきた環境にすごい左右されるんだな。
次巻で最終巻、スカーレットには必ず幸せになってほしい。フランクが死んじゃったのは悲しすぎるけど、幸せになって、お願い。
Posted by ブクログ
「風と共に去りぬ」全5巻の4巻目。
南北戦争に敗れた南部は北部のヤンキー達の支配の下で不遇をかこう。
黒人奴隷達は解放されたものの、手に入れた自由の扱いに困り、労働者として働くよりも、主人に仕え、家族の下僕として暮らしていた頃を懐かしむ者も出てくる。
南部の白人はどうか。貴族的な暮らしをしていた南部の名家は南軍の敗北と共に没落し、下層の貧困白人層が嘗ての屈辱的な暮らしに復讐するように、お金を武器に南部名家の土地を買い取ろうとする。
自分の生まれ故郷に戻っていたスカーレットも北軍が課した税金の担保として一族の農園を取られるのを防ぐため、妹の許婚者であったフランクと結婚し、フランクの財産で難を逃れた。
しかし安心も束の間、フランクに任せていては、この新しい時代を生き抜いていけないと直感したスカーレットは商いに目覚め、レット・バトラーから借りたお金で古くなった製材所を買い取り、復興に沸くアトランタの人々に木材を売りつけることで財をなす。
しかし、そんな、「南部の女性」らしからぬ行動をとるスカーレットに対して反発する人たちもいた、、、
恋愛物語と思っていた作品がいつの間にやら商魂の物語に?
今回はほぼスカーレットの独壇場。レット・バトラーはまたしてもチョイ役です。
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