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Posted by ブクログ
マーガレット・ミッチェルの『風と共に去りぬ』最終巻。これまでスカーレットにとって嫌いとはいえないまでも好きではなかったメラニーとの関係を中心に描かれる。スカーレットにとって最も理解し難くとはいえ、見捨てられない存在であったメラニーが最も大切な存在であることに気がつく。鴻巣さんが言っているように、スカーレット=赤とメラニー=黒という色もどこか象徴的だ。
そして、タラ。南部の大地がもたらす力。しかしそれは古き良き南部ではなく新南部でもあってそれを象徴するのがスカーレットという存在なのだ。
南北戦争前後のアメリカ。現代のトランプにつながるアメリカ文化を理解する上で必読の作品と言えるだろう。
Posted by ブクログ
読書会で取り上げられてなかったら、読まなかっただろう。読書会での発表を意識して読んだお陰で、訳されている言葉の適不適であったり、表現されている意味を考えながら読む事が出来た。
また、読書会参加者の視点を得る事で、新たな気付きや新鮮な考え方に触れる事が出来た。
特に自分自身が年齢や経験(今回の場合はアトランタ在住経験も)を重ねてきた事で、頭の中の理解だけでなく実生活を通した感覚を持って読む事が出来たと思う。
後半になるに従いスカーレット自身の登場場面が少なくなると共に、今まで美しく見えていた彼女の力強さが、今度は醜くく変幻してきている様に思えてきた。
訳の良さもあってか(細かい点においては色んな疑問や注文、はあるけれど)文庫本5巻あってもあっという間に読めてしまう。そのため読書会のペースを越してしまうので、次に進みたい気持ちを抑えるのが大変でした。
Posted by ブクログ
「どうして自分がちっとも幸せに思えないのか分からなかった。でも――なんなの、わたしたち、こんな年寄りみたいな話し方して!」
このスカーレットの叫びが、この小説の全てだった。
これぞアメリカ。これぞ青春。いや、これぞ人生。
たくさんの感想より一読するのがベスト。
大人になり、発売から80年以上も経過した、そんな今、読むからこその、大きな味わい深さがありました。
個人的には、主人公はスカーレットでもなく、レットバトラーでもアシュレーでもなく、途中からメラニーだと思って読み進めている自分がいました!
他人をどこまでも信じる力と、自分の力しか信じてやまない、そんな二人が物語をグイグイと引っ張っていく。
これは、今こそまた映画も観返すしかないなー。笑
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