鴻巣友季子のレビュー一覧
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2015年に新潮文庫からマーガレット・ミッチェルの「風と共に去りぬ」(Gone With The Wind→GWTW)全5巻の新訳を行った鴻巣友紀子氏が、翻訳を通して見えてきたGWTWと、作者マーガレット・ミッチェルがこの大ベストセラー小説に込めた想いを分析した評論。
GWTWはマーガレット・ミッ...続きを読むPosted by ブクログ -
おおお!一気に緊迫感!
スカーレットの抑えられてきた強さがこれから見れると思うと楽しみ
あとレット・バトラーめちゃくちゃカッコイイPosted by ブクログ -
んー、おもしろい!
恋愛なしでは生きていけないスカーレットが私とは正反対過ぎて、彼女の生き様にとっても興味がわく!
言葉や描写が綺麗だし、歴史の勉強にもなりそう。
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初めて読んだのは確か小5くらいのときで、家にあった河出書房の世界文学全集の、なので大久保康雄訳。他のがグリーンなのになぜか「風と共に」と一部の小説が白い表紙で、その乙女っぽい装丁にときめいた記憶がある。その後、高校生くらいまで何度か再読した。映画のほうはたぶんNHKで観たと思う。ヴィヴィアン・リーと...続きを読むPosted by ブクログ
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やっと4巻読み終えた。
4巻はちょっと退屈だったけど、この後の展開のためには必要なのかな。
アシュリの妹インディアは25歳でオールドミスなのか。
まあ、昔だからね。
スカーレットがなんでアシュリをいつまでも好きなのか解せない。恋は盲目なのか、顔がどタイプなのかしら。
最後の最後、事件が起きた時もフラ...続きを読むPosted by ブクログ -
翻訳とは外国語で書かれたものを日本語に訳することだ。訳するとは何なのか?それは外国語で書かれたものを深く読み、掘り下げて、作家の意図を探り取らなければならない。翻訳とは訳をする作業なのではなく、読み込む作業なのだ。
翻訳家であり、翻訳教室なども催している筆者が、10作品の例文を提示しながら、その訳し...続きを読むPosted by ブクログ -
よく知らなかったミッチェルのことを知れたのは、良かった。メラニーが真の主人公だったんだね。まあ、た確かに一番深みはあったのかなあ。でも、彼女も嫉妬心があったみたいなくだりはよく分からなかった…。Posted by ブクログ
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どうしても映画版にひきずられること含め、いろいろ看破された感じ。さすがご慧眼! 鴻巣訳で再読しようかという気持ちになりました。Posted by ブクログ
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かぜともファンには垂涎ものの本だろう。
時間がなくて飛ばし読みだったけど、スカーレットより、
メラニーの方がいざとなったら腹が据わっていて度胸があるというのは新しい視点。Posted by ブクログ -
なんというか、共和党、北部の本音も描いてはいるけど、やっぱり奴隷制にはイノセントね。
そうしたことを除けば、女性の強さ、対しての愚かさなどがよき描かれている。
よく思うのだけれど、男性作家の描く女性よりも、女性作家の描く男性のほうがリアルに感じる。
まあ、これが名作だから、ってだけかもしれないけれど...続きを読むPosted by ブクログ -
英語のニュアンスのあれこれはもちろん、物語の背景も読み込んで日本語に置き換える面白さ。英語がわからなくても、原作を読んだことがなくても、読み物として面白いと思う。Posted by ブクログ