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Posted by ブクログ 2011年08月15日
「やみくも」を全面組み替え、加筆訂正、そして新しいものをプラス。
ということで、「やみくも」を買った人でも、損はなし。
翻訳や言葉についてのあれこれを真摯に突き詰めるかと思うと、日常で出合った出来事にプチあっと驚く結末?があったり、思わぬ切り口での考察で「そうなのか」と発見させられたり、かと思うと...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年12月27日
『明治大正翻訳ワンダーランド』を読んで以来。
さすがだなあ、と思う。
翻訳者のエッセイなら、先ごろ岸本佐知子さんの作品を読んだ。
あれもとても面白かった。
岸本さんのサービス精神と、稀有のキャラクターのなせる文章だった。
こちらは、エッセイから伝わる著者の生活ぶりもすてきだが、翻訳者としての苦心...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年08月18日
クッツェー『恥辱』を翻訳された鴻巣さんのエッセイ本。見慣れた世界名作文学の『嵐が丘』、『傲慢と偏見』、『ぼくを探しに』(シルヴァスタイン)、『風と共に去りぬ』、そこにいきなり『ロングテール』(クリス・アンダーソン)などなど、かつて読んだ本、見覚えのあるタイトルがぞろぞろ出てきて、そばで話を聞いている...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年07月25日
翻訳家という生き方。
翻訳について、子どもについて、生活について、昔について。その職業を選んだ流れみたいなのが見えるエッセイが面白い。また翻訳の歴史が見える話も興味深い。「スカーレットと江戸ことば」あの明日は明日の風が吹くと訳したのは誰かについて。歴史を辿っていく謎解きが、個人の歴史と重なり合うと...続きを読む
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