友麻碧のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ驚くほどの色男だけど、クズ野郎の祖父、津場木史郎が亡くなった。
大学生の葵はある日、隠世(かくりよ)の鬼神に攫われる。
妖怪たちの高級宿「天神屋」へと連れてこられた葵は、史郎が莫大な借金をしていたこと、借金のかたとして、葵が大旦那である鬼への嫁入りする約束があることを告げられて。
結婚を回避するために、葵は働いて借金を返そうとするが。
優しいようで冷酷そうな、考えの読めない大旦那。
史郎について憎々しげに語る番頭の土蜘蛛。
嫌がらせをしかけてくる雪女の若女将。
天神屋の隅にある料理屋を立て直そうと奮闘する九尾の狐。
人間に冷たい天神屋の面々に凹みながらも、あやかしたちの好む料理で、だんだんと居 -
Posted by ブクログ
ネタバレ母は毒親だし、父も最期に最悪の言葉を吐いて去ったため、肉親からの愛が圧倒的に足りていない六花。
そんな彼女の次の居場所が、暖かい場所でよかったと思う。
文也の弟、妹は好意的に受け入れてくれたし、祖母もやり口はさておき、ちゃんと立花を受け入れてくれた。
例え、今の居場所は水無月家の争いの只中にあり、命の危険性さえあったとしても。
羽衣伝説に輝夜姫、月絡みの伝説を交えつつ、ノアの方舟的話も登場する作中の設定が興味深かった。
ファンタジーでもあり、SF的でもあり。
舞台は京都の嵐山だが、貴船で見た天の磐船を思い出すようなシーンもあり、個人的に京都の空気を感じた瞬間だった。
マニアック。
政略結婚 -
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ネタバレ 購入済み
あれ?あれ!?
桃源郷を観ているような世界観やストーリーは割と気に入って読んでいたんだけど、最後はあれ!?あれで終わりじゃないよね?という感じでした。意外にもトーリ王子の存在は薄く、簡単に片付けられてしまったのは残念。
これはとどのつまり、師匠とヒロインである弟子の成長譚なのかなぁ。 -
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Posted by ブクログ
物語と世界は嫌いじゃないが、やはり1作目と同様、文章に関しては気になる(気に入らない)点が多い。
どうしても不自然に感じる"私語り"。第三者視点に感じる文章も混ざっているし、主人公が独り言が多いし…どうしても「三人称視点で書かれていた文章を無理やりに一人称に書き直されたみたい」と感じてしまう。
また、主人公が現代の二十歳の女子大生のはずなのに、「美味しいわね」だの「思ったわ」だの「あるかしら」だの…歯がゆい。不自然。祖父に育たられてといってもよ…
その上、登場人物の多くは「年下に見える美青年の姿」とい設定は…微妙に気持ち悪い。何百年生きてきた妖怪はなんせ未成年の姿で登場しな -
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ネタバレ 購入済み
ちょっと不穏な感じもありつつ
絵は変わらず綺麗でお料理も美味しそう。お料理にまつわる話も楽しいけど、そろそろ他の話も進むと嬉しい。葵ちゃんが大旦那様に助けてもらった後のやり取り、可愛げがなく感じてしまった。もう少し丸くなって欲しいけど、いつも逞しく頑張る葵ちゃんが大旦那様だけには自分の感情を素直にぶつけられるのかな。せめて助けてもらったらお礼言って欲しい。次巻に期待。