あらすじ
唯一の家族である父を奇妙な病で亡くし、天涯孤独となった少女・水無月六花。生きる理由を見失った彼女の元に、水無月家の当主を名乗る青年が現れ、衝撃的な事実を告げる。
「僕とあなたは”許嫁”の関係にあるのです」
―――六花はこの日まで何も知らなかった。
父のこと。一族の掟。水無月家が、羽衣伝説に代表される“天女の末裔”であることを――。
【第3話「天女の末裔」を収録】
感情タグBEST3
引き込まれる世界
現代なのか、過去なのか解らないことだらけのお話、でも、引き込まれて読み続けてしまいました。
謎だらけの水無月家。謎だらけの父の言葉、そして双子の片割れは?
気になることだらけのところまででした。この先が楽しみです。
はかなげな六花が元気になれたら
悲しいことばかりで 唯一の心のよりどころにしていた父が亡くなってしまったら それはもうどれだけの孤独感に襲われてしまう事か。その父にも実は大きな秘密があって これから色々と待ち構えている困難に立ち向かう事になっていくんだろうね。続きが気になります。
なかなか
話の進み具合はスローペースな感じです。シリアスばかりでもない、ほのぼのとしたシーンもありつつスロー。ファンタジーとリアルと現代風と古典が入り混じってる…。
最初、本家のお手伝いさんが寝込みを襲ってきたって、夜這い系だと思っていたら、暗殺系だったんですね。美形だから惑わしたのかと思っちゃった。