あらすじ
父を亡くし、生きる理由を見失っていた少女・水無月六花。
本家の当主の文也に手を差し伸べられ、文也の“許嫁”として嵐山の屋敷で暮らすようになってから早2か月。
六花は文也への恋心を自覚していたが、ある晩偶然、文也が「まだ、恋じゃない」と言い放つのを聞いてしまう。
文也との結婚は約束されたもの。けれど、そこに文也の恋愛感情はないことに気が付いた六花は思い悩む。
そんな中、文也たちの母親・照子の入院先にたまたま行くことになる六花。
昏睡状態にある照子だが、耳に神通力を持つ六花は、なぜか照子に呼ばれた気がしてーー。
コミカライズも大好評のシリーズ第2巻!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
文也さん、葉君、卯美ちゃんの
お母さんが入院する病院に
行くことになった六花さん。
そこで神通力が聴力にある六花さんは
文也さんのお母さんの声が聞こえる。
水無月家で暮らしてきて文也さん達が両親を
大切にしていることを理解しているけど
六花さんは実母に罵られてきたから
お母さんがどういう存在なのか
上手く理解できなくて沢山迷って悩んで
文也さん達に内緒で病院に行った。
六花さんの気持ちは凄い分かるし
水無月家本家に来た時と比べたら
ちゃんと大切にされて癒されてるんだなぁ
ってすぐに分かった。
そこで六花さんは
お母さんの夢の中に入って自分の目で見て
父親が水無月家を出る前のことを知るし
文也さん達が本当に愛されていることも知る。
その事を知った時の
六花さんの気持ちを考えたら
とっても複雑だっただろうなぁ。
それに文也さん達への伝言は
どんな風に伝えるのか気になった。
病院の帰りに外に文也さんが居た時
六花さんも文也さんも
心の中は複雑で色んな気持ちで葛藤してるし
関係も少しギスギスしちゃったしね。
でも六花さんの葛藤を知ったら
文也さんならきっと
全てを理解してくれるんだろうなぁ。
本当にふたりの関係が羨ましい。
そういえば六花さんが
文也さん達のお母さんの夢の中で
最後に額を合わせて送られた物って
何だったんだろう。
夢の中でも贈り物ができるって凄いなぁ。
▷▷▷▷▷▷▷▷
本家の次男・葉君が
まさかの不老不死の神通力の持ち主なんて
不老不死の持ち主は誰だろうって
その存在を知ってから気になってたから
知った時は六花と一緒に驚いた。
しかも
不老不死の神通力を持っていると
水無月家の掟で龍の贄子になる運命って
葉君はどんな気持ちで過ごしてたんだろう。
文也さんと卯美ちゃんも
続けて両親を失ってからは
これ以上大切な人を失いたくないって
兄妹で助け合いながら頑張ってるのに
葉君の運命は水無月家の掟だから
きっとずっと葛藤してたんだろうなぁ。
おそらく輝夜姫・六花に
何かしらの秘密があるんだろうけど
六花も環境が目まぐるしく変化して
苦しいことも沢山知り始めてるから
これ以上は重たいものを背負わないでって
願いたくなるけど
こうなったらそんな猶予もないんだろなぁ。
これから水無月家はどうなっていくの?
少しずつ
少しずつ色々なことが明らかになっていきます。過去に何があって、現在へと続いていくのか、過去への思いを当事者たちが語り、それをどう受け止めるのかが書かれていました。で、ここで続くのか〜なところで終わっています。
Posted by ブクログ
1巻に続き、あっという間に読み進めてました。
やっぱり優しい人達がでてくるお話は
読んでいて気持ちがよくなります。
次巻も楽しみです。発刊されるまでは他のシリーズを読んでみようと思って言うます。
Posted by ブクログ
六花が水無月本家で暮らし始めて数ヶ月。少しずつ文也への恋心を募らせて行く。だが、文也は恋愛とは違う感情である事を知ってしまい…
一筋縄ではいかない2人なので、簡単に両想いってならないのがもどかしいです。
文也の六花への想いが恋愛なんだけど、それよりも許嫁としての義務も入り混じり、中々進展しませんね。
文也の母が眠り続けている訳や、葉の不老不死の体など、まだ水無月家の謎が残っていて早く次が読みたいです。
Posted by ブクログ
この二人の許嫁同士の気持ちの微妙なすれ違いは勿論見所なのですが、この不思議な家の謎や秘密等々、少しずつ明かされていく第2巻。
それぞれが負っている役割や運命は重いけれど、心に正直に生きて欲しい…
Posted by ブクログ
1巻からふわふわと読んでいた内容がこの巻の後半になっていろいろ背景が分かり不老不死やら生贄で一気に面白くなってきた。ここで続くとは殺生な!
Posted by ブクログ
水無月家2冊目。
京都嵐山の水無月家、子供ばかりのお屋敷に大人がやってくる。
文也たちの母方の伯父霜門だが、
大人と言ってもその姿は三毛猫で、
一門の掟を破り東京で芸能活動をしていたが、
ヤクザの女に手を出して東京湾に沈められる寸前だったところを助けられという
いわくつきの伯父。
変化の才能があり、人間に戻れば同年代の女性をぶったおすぐらいにはかっこいい。
面白いキャラクターをもってくるね。
六花の幼なじみの高校球児が訪ねてきて、
文也がちょっとやきもちと焼いたり、
文也たちの病気の母親に会ってその夢の中に入ったりと、
水無月家になじみつつある雰囲気からの、
文也の弟葉の秘密の暴露と六花の念動力炸裂の展開はさすが。
Posted by ブクログ
水無月家の夏休み。
六花と文也の恋愛は進展してそうでも、何とも言えない感じ。
だんだんと水無月家の色々があらわになってきて、
最後はすごいところで終わったな。
これは続きが気になる。
みんなお願いだから幸せになってくれ!
Posted by ブクログ
水無月家の謎が少しずつ解けてきたけどまだまだ謎だらけ…気になっていられないのにいい所で終わってしまった〜!続きが〜早く読みたい‼️
文也と六花にドキドキきゅんきゅん
Posted by ブクログ
1巻ではあまり深入りされなかった水無月家の設定が面白くなるか疑りながら2巻手にとったけど、ちゃんと特殊能力バトルが面白くなりそうでよかった。続きが楽しみ。