【感想・ネタバレ】水無月家の許嫁3 天女降臨の地のレビュー

あらすじ

明らかになった水無月家の闇。
百年に一度生まれる“不老不死”の神通力を持つ葉は、一族の掟で余呉湖の龍に贄子として喰われる運命にあるという。
敵陣に攫われた六花は無力感に苛まれるも、輝夜姫なら龍との盟約を書き換えて葉を救えると知る。
「私はもう大切な家族を失いたくない」
嵐山で過ごした大切な日々を胸に決意を固めた六花は、ついに輝夜姫としての力を覚醒させる――!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

流石の友麻先生。
美しいイラストも、美味しい食べ物も、幻想的な景色も相まって、圧倒的なラスト!
大団円!と思いきや、まだ続くとのこと、嬉しいです。楽しみでしかありません。
鬼嫁シリーズでも出てきた土御門家とか河童たちもちょろっと出てきて、友麻ファンにはたまりません。 コミカライズもされてるんですね!でも実写化は希望してません。
人間では無理かなあ…この儚さとか、生々しさがないとこが。

1
2024年05月08日

ネタバレ 購入済み

面白かったですー

一気に、3巻まで読み進めました。
色々な伏線が明らかになっていくところと、文也と六花の関係が変化していく様子にドキドキしました。
そのままハッピーエンドになって欲しいですー。
主役2人にあまり大きな試練を与えないで欲しいですね。

#胸キュン #ドキドキハラハラ #萌え

1
2023年11月07日

ネタバレ 購入済み

更におもしろくなってきました

ヒロインの心の成長が丁寧に描かれており、1・2巻に続いて一気に読みました。
いよいよ本当の力を発揮していくところや、ヒロインを周りにいるすべての人の心が一致しているところも印象的でした。
大切な人を守るために自分の大切なものを差し出すところなど、ヒロインの覚悟も現れていて
きっと、若い世代の作るこの一族は現状の良いところ、そうでないところをまとめていくのではないかと思いました。
コミカライズよりずっと先の部分まで読んだことになりますので、
コミカライズ版も楽しみですし、小説版もこの先の水無月家のメンバーの成長が楽しみです。

#ドキドキハラハラ #スカッとする #共感する

1
2023年10月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

葉君の不老不死の運命が
あまりにも残酷過ぎて言葉を失った。

そして
葉君の両親、兄妹、六花に対する
ずっと秘めていた想いを知ると
本当に良い家族でずっと支え合ってたのが
葉君が家族から本当に愛されていたのが
痛いほど伝わってくる。

最初の50ページぐらいで
ぼろぼろ涙が止まらないし
胸が苦しくてどうしようもない。

▷▷▷▷▷▷
六花が本家の女長子の輝夜姫で
天女の羽衣を水無月家で唯一使えて
神通力が聴力にあるから龍の声が聞こえる。

だから
六花は水無月家で唯一龍と交渉できて
初代輝夜姫が結んだ盟約を書き換えられる。

そしたらもしかしたら
葉君の贄子の運命を変えられるかもしれない。

いくつもの条件が揃って初めて
不老不死で贄子の運命を持つ葉君を
助けられるチャンスがあるから
文也さんは条件が揃うのを待ってたんだね。

それまでに文也さんは
どれだけ分家の圧力に耐えてたんだろう。

当主としての重圧に耐えてたんだろう。

父親を殺され母親が眠り姫になり
葉君まで贄子として奪われそうになり
どれだけ我慢をしていたんだろ。

考えれば考える程
文也さんの家族を想う気持ちや
当主としての立ち振舞いに感動する。

▷▷▷▷▷▷
六花さんは嵐山の本家に来て
家族の温もりや愛情を知ることができて
失いたくない大切なものを見つけて
生きる希望みたいなのを見出だすことができた。

そして自分の命と引き換えにしてでも
葉君を贄子の運命から助けたい
文也さんと卯美ちゃんを絶望から守りたい
って思えるようになったから
六花さんは輝夜姫という立場を受け入れた。

何を犠牲にするか捧げるか
龍と水無月家の落とし所を見つけるって
ここでの交渉が何百年って続く可能性があるから
六花さんへかかる責任とかが重たすぎる。

実際は文也さん達と生きたいと思ったから
命と引き換えはしなかったけど
六花さんは右目を失った。

命と引き換えじゃなくて良かったけど
右目を失うのが良い訳じゃない。

六花さんが右目を犠牲にした事を知った時
文也さんはどれだけ後悔しただろう。

水無月家の黒い部分に
巻き込んでしまった罪悪感はどれだけだろう。

そんな時の六花さんの
「利用すると思うより
助け合うと思う方がきっと幸せ」
って言葉ば凄く響いたなぁ。

六花さんは水無月の本家に居場所を見つけ
文也さんは家族を守るためにも
六花さんの輝夜姫の力が必要だった。

お互いが必要としているからこその
必要不可欠な存在になったってことだよね。

▷▷▷▷▷▷
ひとまずは
天女の羽衣が六花さんに引き継がれてて
龍との盟約が無事に書き換えられて
葉君の贄子の運命が100年後まで延びたから
本当に良かったし安心した。

それに
葉君の贄子の運命が100年後に延びたということは
不老不死で他の人よりちょっぴり長生きして
それから贄子として死ねるってことで
しかも次に生まれる贄子も
ちゃんと生きてから贄子になるって
これからずっと人並みの幸せを掴めるってこと。

六花さん本当に凄いなぁ。

0
2024年09月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

前巻の気になる展開から明らかになる水無月家の闇。
長浜関連はこれで一旦はどうにかなるだろうけど、
他の分家の持つ宝をどうやって手に入れていくのかも気になります!
伏見の宝は文也さんをキーにするなら、ある意味手強そう···。
両想いにもなったので、今後の2人の関係の変化も楽しみです!
4巻が待ち遠しい!!

0
2024年06月02日

Posted by ブクログ

シリーズ3巻目 天女降臨の地に一族の皆さん大集結。
盟約で家族をもう失いたくない六花がその力を覚醒させて大切な人達を救おうとする。

一族の縛りは若い世代の気持ちを踏み躙り、やがて彼等に粛清される。その様は現代日本に似ている。許嫁同士の恋の行方にも注目。

0
2024年03月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

葉の秘密である不老不死が明らかに。
水無月家の分家・道長によって例年よりも早く龍を目覚めさせ、贄子である葉を差し出す儀式を行おうとして…

ついに、六花が輝夜姫として覚醒。
文也は葉を助けるために水無月家の当主となり、六花を許嫁として迎えた。お互いが想いあってはいたけれど、文也はどこか後ろめたさがあったのを今回吹っ切れてようやく両思いになれて良かったです。いがみ合っていた信長との関係も、道長を欺く為に悪く見せていたのが普通に笑い合える関係に戻れてホッとしました。

両思いになれたけれど、まだ婚姻はされていないので、波乱の予感がしますね。

0
2023年11月27日

匿名

ネタバレ 購入済み

去年からずっと楽しみに待ち続けて手にした3巻目!
文也くんも六花ちゃんも、ようやっと両思いになってくれてスッキリした気持ちです。傷嫁の方が取り上げられているけど、個人的には水無月家シリーズの方が好み。こういう古風な家のドロドロしたお話が読みたかった! 天女の末裔の一族のドロドロ、文也くん六花ちゃんのピュアピュア(?)。4巻も期待できます。

#胸キュン #エモい #ドキドキハラハラ

0
2023年11月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

面白さに目が離せず一気読み!輝夜姫の覚醒に、贄子の運命、水無月家の闇が明らかに。この先の展開が楽しみ。

0
2023年10月22日

Posted by ブクログ

重かった〜。でも読み終わった後の充足感と次巻への期待が大きくなりました。
登場人物達のそれぞれの今後の展開も楽しみです。

0
2023年10月16日

Posted by ブクログ

異類婚姻譚かと思いきや、自分の能力も覚醒する系。これを講談社タイガで⁉︎ ってびっくりしたけれど、担当さんのもうプッシュがあった模様。意外にも能力バトルの方には行かず、きっちり少女小説にまとめてるのが好印象。

0
2025年05月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

六花ちゃん、覚醒!葉くん、よかったねぇ。クライマックス感がすごかった。でもまだまだこれからゴタゴタするのね?

0
2024年12月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

水無月家3冊目。

六花が力を暴発させたところで終わっていたので、
とても気になっていた。
文也の弟、葉を生贄にするのはどうなってしまうのかな、
と軽い気持ちで読み始めたが、
まさか分家に文也の父が殺されていて、
その復讐のために六花を利用するつもりだったとは驚きだった。

しかも、その犯人の息子である信長とは仲が悪いふりで、
裏で共謀していたとは、なかなか深い。
無事、六花は龍と新しい契約を結び、
葉を生贄とするのを延期してもらうことができる。
文也との関係も良くなってめでたし、めでたし。

とはいえ、かぐや姫になぞらえているということは、
このあとまだ求婚者たちが現れてもめるのか?

0
2024年04月13日

Posted by ブクログ

シリーズ3弾。
今回色々真実が分かってとてもハラハラドキドキしながら読み進めました。ドキドキもあり、とても良かった。まだ続きがありそうなので、次回作品が楽しみです。

0
2024年01月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

文也と信長の古くからの密約と六花の輝夜姫としての覚醒,盛りだくさんのこの巻で怒涛の展開.ハッピーエンドでめでたしめでたしのはずだけど,六花をめぐっての婿取り合戦が始まりそう.

0
2023年12月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

1、2巻のほのぼのしさはなく
常にピリピリしてる感じ
信長と文也の関係はかなり意外だった
これで照子は起きるのかな
信長父のあまりのイッちゃってる感に
琵琶湖が怖くなる…

0
2023年10月13日

Posted by ブクログ

葉君の力、まるで人類の夢のように思われるけど、実際は持っているとかえって辛いよね。今回の落としどころは彼のいうように一番いいところな気がする。

0
2024年12月01日

「小説」ランキング