大林宣彦のレビュー一覧

  • ぼくの映画人生

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    大林宣彦監督が、映画の世界へ踏み入れたきっかけや、自ら作り上げた作品の数々への思いを綴った自伝的作品。愛情を込めて作り上げた作品への思い入れ、舞台となる街への思い、役者との交流を語っている。
    彼の作品を一作ずつ鑑賞したくなった。

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    2021年03月17日
  • 大林宣彦の体験的仕事論 人生を豊かに生き抜くための哲学と技術

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    この本をオススメしたい人は

    ・仕事があんまり楽しくないと感じている人
    ・何か日常に閉塞感を感じている人
    ・大林宣彦の創造性からヒントを得たい人

    帯にも書いてある通り、普通のサラリーマンとは
    また違った視点で、仕事というものを見ており
    色々学ぶべき点は多い。

    内容はというと、大林さんが行ってきた過去の仕事を振り返り
    どういう気持ちでやってきたのか。ということが書かれている。

    しかし仕事観に関していうと、第一線で活躍される一流のプロ達と
    あまり変わらないと思う。

    根底にある考え方は
    ・仕事を楽しめるか?
    ・自分が満足出来た結果なのか?
    ・他人の役に立てているだろうか?

    という仕事観は、

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    2016年11月27日
  • 大林宣彦の体験的仕事論 人生を豊かに生き抜くための哲学と技術

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    大林宣彦、77歳。いま最も旬な日本人映画監督である。2012年公開の『この空の花─長岡花火物語』は各界から絶賛され、いまなお全国で上映が続く。

    一方でAKB48のPV『So long!THE MOVIE』も手がけ、独特の世界観と64分という長尺でAKBファンの度肝を抜いた。

    映画会社に就職しなければプロの映画監督になれなかxった時代に、道なき道をいかに切り拓いていったか。映画界が大きく変化しても、第一線で活躍し続けていられるのはなぜか。その半生と仕事論を語り尽くす。

    「映画はひとりでは作れません。多くの俳優やスタッフが集まって作るのです。監督はその現場の責任者です。芸術面だけでなく、マネ

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    2015年07月24日
  • 最後の講義 完全版 大林宣彦

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    ガンで余命宣告を受けた後も映画を撮り続ける監督。「映画はフィロソフィーだ」という言葉に虚飾はなく、伝えたいという切実さが感じられる。世界に対してどういう考え方を持つべきか。映画は世界観を変えうる新しい「体験」だ。

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    2024年07月23日
  • 大林宣彦の体験的仕事論 人生を豊かに生き抜くための哲学と技術

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    ・他人のようにうまくやるより、自分らしく失敗しなさい。
    ・きっとあの戦争の中で、自身の「夢」の道を閉ざされた父や母の、「平和」とは誰もが己の信じる道を実現出来ることだという思いが、僕の背を押してくれたのだとも思う。

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    2019年12月03日
  • 大林宣彦の体験的仕事論 人生を豊かに生き抜くための哲学と技術

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    ある講演会でお話を聞いて本書を手に取りました。大林宣彦を尾道三部作に代表される「胸をキュンとさせる」ストーリーを紡ぐ映画作家としてだけではなく、70年代から80年代にかけて映画産業のシステムが変化していく時に、その変化のシンボルとしての「大林映画」を成立させるプロジェクトリーダーとしての捉え方が新鮮な企画でした。しかし「永遠の16歳」であろうとするクリエイターの意志がそれを成し遂げていくところに、その時代のビジネスが急激に個人を志向してきたか、と感じました。その際、自主映画→CM→メジャー映画というキャリアの中でコマーシャル時代の体験は大きな役割を果たしたのだと思います。チャールズブロンソンの

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    2016年03月07日
  • 最後の講義 完全版 大林宣彦

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    日本映画界のレジェンド、大林宣彦監督は、“映画とはフィロソフィーである”と語る。映画というものは基本的にエンターテインメントだが、それは難しいフィロソフィーを分かりやすく伝え、風化させないためにそうしているのである。
    幼少の頃に戦争を体験した大林監督にとってのフィロソフィーは、今の人々に戦争について考えてもらい、自身の作品によって世界を平和にしていくことだという。

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    2022年04月04日