大林宣彦のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
この本をオススメしたい人は
・仕事があんまり楽しくないと感じている人
・何か日常に閉塞感を感じている人
・大林宣彦の創造性からヒントを得たい人
帯にも書いてある通り、普通のサラリーマンとは
また違った視点で、仕事というものを見ており
色々学ぶべき点は多い。
内容はというと、大林さんが行ってきた過去の仕事を振り返り
どういう気持ちでやってきたのか。ということが書かれている。
しかし仕事観に関していうと、第一線で活躍される一流のプロ達と
あまり変わらないと思う。
根底にある考え方は
・仕事を楽しめるか?
・自分が満足出来た結果なのか?
・他人の役に立てているだろうか?
という仕事観は、 -
Posted by ブクログ
大林宣彦、77歳。いま最も旬な日本人映画監督である。2012年公開の『この空の花─長岡花火物語』は各界から絶賛され、いまなお全国で上映が続く。
一方でAKB48のPV『So long!THE MOVIE』も手がけ、独特の世界観と64分という長尺でAKBファンの度肝を抜いた。
映画会社に就職しなければプロの映画監督になれなかxった時代に、道なき道をいかに切り拓いていったか。映画界が大きく変化しても、第一線で活躍し続けていられるのはなぜか。その半生と仕事論を語り尽くす。
「映画はひとりでは作れません。多くの俳優やスタッフが集まって作るのです。監督はその現場の責任者です。芸術面だけでなく、マネ -
Posted by ブクログ
ある講演会でお話を聞いて本書を手に取りました。大林宣彦を尾道三部作に代表される「胸をキュンとさせる」ストーリーを紡ぐ映画作家としてだけではなく、70年代から80年代にかけて映画産業のシステムが変化していく時に、その変化のシンボルとしての「大林映画」を成立させるプロジェクトリーダーとしての捉え方が新鮮な企画でした。しかし「永遠の16歳」であろうとするクリエイターの意志がそれを成し遂げていくところに、その時代のビジネスが急激に個人を志向してきたか、と感じました。その際、自主映画→CM→メジャー映画というキャリアの中でコマーシャル時代の体験は大きな役割を果たしたのだと思います。チャールズブロンソンの