池谷裕二のレビュー一覧
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池谷裕二さんはYouTubeで知って気になっていた人。記憶力の衰えを感じて読んでみた。
私には少し難しかったけど、知らない知識がたくさんあった。
・神経質になる必要はないが、脂肪分の多い食事を続けていると、血管組織が破壊されて詰まりやすくなり、痴呆症の要因にもなる。
・短期記憶と長期記憶がある
・人間が瞬間的に記憶できる数は7個程度
でもハイフンが入ると覚えやすくなる
・物事を海馬が記憶しようとするとき、シータ波が出る。新しいものに出会ったり、初めての場所に行ったとき。飽きたりマンネリ化するとシータ波は発生しない。覚えたいものに興味を持つとシータ波が発生する。
・神経は電気回路と似ている。 -
Posted by ブクログ
脳科学者の著者が一般の人向けに生成AIの”現在地”を書いた本なので、まさに”イマ”読むとタメになりそう(2024年11月発刊)。逆に、AIの世界は進歩のスピードが爆速なので、1年後には違う論評となっているかもしれない。
ご自分でも記しているが、この先生、生成AIにかなり依存しているところがあり、それが果たして正しい取り組みなのかちょっとモヤモヤします。「制約や功罪、リスクを全部わかって使えばこんなに便利かつ有効なツールはない」ということなのでしょうが、ちょっと”寄り過ぎ”な感。
脳科学な話はあまりなくて、全編、生成AIのお話でした。
それにしても、”私は毎朝約200~300本の論文をチェ -
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脳科学研究の社会応用の歴史と現状、今後がまとめられている本です。内容は読みやすく、専門外の人でも苦労なく読めると思います。現状でもかなり興味深いことができているということが、本書を読めば分かると思います。
ただ、序盤に「脳科学が発展した架空の世界ではこんな風になりますよ。ね、素晴らしい世界でしょう?」といった雰囲気で語りかけられるような箇所がありますが、ディストピアにしか思えませんでした(特にご飯を栄養剤だけで済ますという箇所)。
自分が脳の研究をしているので内容は知っているものも多かったですが、機械学習分野が大きな投資を得たことで急速に発展したように、神経科学分野も今後大きな投資を受ければ一 -
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”本当の自分の姿に気づかないまま一生を終えるなんてもったいないーー。せっかく人間に生まれてきたのですから、自分の認知バイアスについて知っておくのは、決して悪いことではありません。(略)本書は、心の盲点を知るための手引き、いわば「心の辞書」です。(「はじめに」より)“
錯視は例として視覚的に分かりやすいが、私たちの脳には自分では気づかない「クセ」がたくさんある。本書は、そんな「認知バイアス」をドリル形式で解説したものになっている。
脳の「クセ」自体は、別に悪いものではない。なんとなれば、それらは外界から入ってきた情報を効率良く処理・解釈するよう脳が学習した「直感」であるからだ。しかし、この直