【感想・ネタバレ】進化しすぎた脳のレビュー

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Posted by ブクログ

意識も脳という物理的モジュールが生み出す現象に過ぎないと思ったので、私の悲しみや苦しみもいずれ解体して単純な反応の関数と化することに希望が持てた

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2023年11月30日

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高校一年生のときに読みたかった…。
勉強になるとかいう話でなく、ここ5年で読んだ本の中で一番ワクワクした。

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2023年05月12日

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中高生のころにこんな話を聞く授業があったら、脳の研究をしたいと思っちゃうかもしれないなあ。私のころは、当時はコンピュータもまだまだだったし、こうした研究も2000年前後から急速に発展しているのかもしれない。

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2022年09月30日

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研究中の内容や仮説も含め、学生に対して対話形式で語られ、非常に刺激的。SF、オカルト、ホラーファンが読むと色んな妄想が広がる。

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2022年05月15日

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めちゃくちゃ面白い
脳の活動の説明が、専門的な単語をなるべく省き、高校生でも分かるように書いてある
なぜ人の記憶は曖昧なのか?
人間しさとはなぜ出るのか?
脳がどんな機能を持ってるのか?
意識とは何か?
なぜ心が生まれるのか?

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2022年04月28日

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高校生向けの講義という事もあり、中高レベルの生物の知識が有れば難なく読める為、脳科学の入門に最適だと思う。
トピックはどれも興味深く、語り口調の為非常に読みやすい。

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2022年02月26日

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ネタバレ

むずおもしろい。

1章 人間の脳は力を使いこなせてない
★脳と体は表裏一体。使うことが大事。
→後天的盲目は、視覚野が退化する。逆に手術で視力を得た人は、視覚野が活性化する。
つまり、脳は進化し、使わなきゃ退化する。

2章 脳の解釈からは逃れられない
★意識の定義
→判断できる事。
つまり、脳の入力に対して、自分の意思を持って表現を選択できる事。

★自由意志と脳
→行動する際、意志より先に脳の運動野が活動を始める。

3章 人は曖昧な記憶しか持てない
→完全な記憶は、脳に混乱を起こす。

★記憶と学習スピード
→人は、情報を抽象化して他の事象と関連付ける事で、記憶に深く残す。
よって、学習スピードは無理してあげる必要は無い。

4章 人は進化のプロセスを進化させる
→生物は自然淘汰という進化プロセスを経てきた。しかし、人間は進化を止める代わりに、自然を開発して環境をつくりかえることを選んだ。


メモ
・創造的アイデアは基礎知識ありき。
前提知識がなければ、革新的アイデアを出すことは難しい。

・ど忘れは脳の揺らぎ。
脳の神経伝達の過程には揺らぎがある。
要するに、無意識下で情報を伝えたり伝えなかったりする。
ど忘れは、記憶の問題ではなく、脳の伝達ミスである可能性がある。

・曖昧な記憶である意義
完全な記憶は、脳に混乱を起こす。記憶を抽象化する事で、少しの違いがあろうと物体を判断できる。例えば、10年会ってない友達を本人だと特定できるのは、曖昧な特徴を抽象化したから。 

☆脳の意思決定
→脳のニューロンはマイナス極。そこにプラスのイオンが介入する事で、スパイクが起きる。すると、シナプスから神経伝達物質が隣のニューロンに放たれる。これが脳の働きの構造である。

・デザイナーベイビー
体外受精で、良質な遺伝子のみを選りすぐる事ができる。人工的な進化プロセス。

・科学の限界
化学の基準は「再現性」しかし、科学を認識する人間とその脳は、日々変化するため再現性がない。よって科学は完全じゃない。

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2022年02月18日

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脳について知りたくなる。脳が曖昧なものと思える。現状と問題点と基礎知識がないと発想に結びつかない脳の仕組み。頑張って勉強しよう

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2022年01月08日

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ちょっと古い本(単行本の初版が2004年)だが、脳について科学的、だけでなく哲学的にも語られており、今でも読む価値あり。しかも、高校生との対話式の講義を本にしたものだから、わかりやすい。

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2021年10月23日

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ネタバレ

「心は脳から出来ているの?」誰もが疑問に思うような質問から脳の働きについて学んでいける1冊。
自分が意識している以上に、脳の影響を受けていることに驚いた。例えば、視覚。盲点は周りの映像に合うように脳が解釈して補完している。視覚の端には色を捉える視神経がないため、何色か見えないはずなのだが、脳が色をつけてくれている。意識は脳の解釈を想像以上に受けている。

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2021年09月19日

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内容は古いので修正箇所はあれど、専門知識を非常に明快に噛み砕いて説明されるので大脳生理学の取っ掛かりとして素晴らしい本でした。ずっと手元に置いておきたい一冊。

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2021年08月18日

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『記憶力を強くする』でおなじみの池谷先生のこちらも大ヒット作。ブルーバックスの中の定番の一冊。池谷先生が中高生に対して行った脳科学の特別授業を書籍化したもの。

79 - 生まれつき指が4本しかない(2本がくっついている)人の脳を調べたら、4本の指をコントロールする部位しかなかった。しかし手術で指が5本になると脳のほうもそれに対応し、1週間後には5本目をコントロールする部位が発生していた。脳の限界を決めるのは身体だということ(脳は全ての能力を使っていない=進化しすぎた脳)。

102 - 前頭葉を損傷した人は、がらっと性格が変わってしまった。

170 - 自由意志の話。好きな時にボタンを押す、という時の脳波を見ると「ボタンを押そう」という意志より先に、運動野が活動を始める。つまり動き始めてから「ボタンを押そう」という意志が現れていることがわかった。

187 - 脳の記憶は曖昧であることが大事。脳に曖昧さがなかった場合、今日会った人が次違う服を着ていただけで「別人」と判断してしまう。

283 - アルツハイマーは9割は遺伝ではなく、突然発生する。

301 - アルツハイマーが発症する原因はβアミロイドという毒素が脳に溜まるから。その新療法はβアミロイドを注入するというもの。

309 - アルツハイマーが発症するのは年老いてから(子孫を残した後)。つまり自然淘汰の中では消えない病。進化のメカニズムが自然淘汰だとすれば、いま人間がやっているのは逆進化(自然淘汰されそうな遺伝子を医療によって残している)。進化することをやめて、環境を進化させているのが現在の人類とも言える。

317 - 脳は複雑系。シンプルなメカニズムで動くシナプスが大量に集まることで予測不能な挙動をする。アインシュタインは「法則はシンプルなほど美しい」と言ったが、その時代の人はまだ複雑系の力を知らなかった。

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2021年08月17日

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「脳はもっともっとポテンシャルを秘めている」
脳は身体というハードに合わせて進化するとのことです
4本指で(2本くっついて)生まれても後天的に手術で切り離せば5本目の指を動かす脳の部位が生まれます。
端的にスポーツや音楽でもそうですがタイピングも脳が鍛えられるからスピードが上がるんでしょうね。
もしかしたら義指や義手を脳で直接動かせるようになる時代も近いのかもしれません。

「脳が乗る体の構造とその周囲の環境が大事」
「能力のリミッターは脳ではなく体」
脳のポテンシャルは恐ろしく高くて人間のハードの状況が追いつけば例えばテレパシーとかも可能なのかもしれません。
脳の思考が超音波で出せるならそれを受容する脳機能が鍛えられたらそれはまさにテレパシーなんやと思います。
誰もやったことない、やり方がわからないだけでそれが解明されればできるようになるんやと思います。

「正しい知識をいかに持っているかどうかでアイディアを思いつくかどうかもまた決まってくる」
「やっぱり日頃の勉強や努力のたまもの」
これは最先端の脳科学だけでなく理系文系問わず真理やと思います。
知識があることである程度道筋は絞られるわけで
あとはいかに思考の中で展開していって最適解を見つけるかだけなんで。
この真理は知ってるか知らないかで努力の方向性を正しく導けると思います。

「いまの人間の脳は宝の持ち腐れ」
ニュータイプの時代はそこまできてるのかもしれません。
結局この本を読んで一番驚いたのはここかもしれません。
人間の脳にはめっちゃ可能性があるんやなあと。
ただ今すぐテレパシーとか背中に羽を生やすとか無理なんで今できることで脳力を高めていきたいと思います。
早く本を読むのもそうです。
自分の限界を超える。
そのために脳の仕組みを知る。
これは僕だけじゃなく全ての人の役に立つことなんかなあと思います。

本書は子供達に読んでほしいです。

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2021年07月25日

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ネタバレ

ど素人だが非常にわかりやすく面白かった。 体は脳の進化の器に過ぎないという点は、まさにパラダイムシフトだった。

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2021年02月08日

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仕事の関係で池谷先生の講演を聴いた際に、あぁこんなに楽しく聴いていられたのは初めてだな、本もきっとおもしろいんだろうと思い、手に取った。
この本自体も中高生向けの4回の講義+出版後の大学院生向けの1回の講義をまとめているものであり、まるで出席しているかのような臨場感があった。
化学に弱いのでイオンの話はきつかったのはさておき、脳という壮大な営みのテーマを楽しく学ぶことができたと思う。

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2024年01月15日

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著者30代での中高生への講義の書籍化で、内容も若々しく溌剌としている。
ブルーバックス初版2007年、2023/3は40刷。帯には朝日、毎日、日経新聞の書評があり、朝日書評は「何度も感嘆の声を上げた。これほど専門的な内容を、これほど平易に説いた本は珍しい」と絶賛。20万部突破。
内容は盛り沢山。科学的な神経細胞やシナプスの話から、・意識や感情とは、・「見る」と脳の解釈、・言葉と抽象思考、・記憶のあいまいさの理由、等々、話はどんどん広がり、理解はしきれないが大脳生理学の先端とその広がりに触れた気がする。
読み終えて、人間の脳って、意識って、とても不思議と改めて感じた。

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2023年06月22日

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講談社 ブルーバックス
池谷裕二 進化しすぎた脳


中高生に行った大脳生理学について講義録。脳と体、脳と心、意識の条件など 大脳生理学の立場から説明


脳と体の関係性は意外。環境に適応する以上に進化してしまった脳と 脳をコントロールする体という意外な関係性


驚いたのは、人差し指と唇が異常に大きく描かれた 人間のホムンクルス(大脳との関係性から感覚器として重要なものを大きく示す図)。人差し指と唇の重要性を意識したことがなかった


科学者の倫理観を超えた脳解明の野心に執念を感じる。戦争により脳を欠損した兵士の症状研究やネズミにラジコンを埋め込んで自由自在に操る実験から 脳科学を進歩させている


大脳生理学の立場から、意識の条件(表現の選択、短期記憶、可塑性)を提示し、動物の行動や植物人間の反応から 意識の有無を検証している


心とは
*脳が作った精神作用
*人に心がある理由は言葉があるため
*人に心がある目的は汎化(共通のルールを見つけ出す、一般化する)するため

人は 心を活用して、抽象的な思考をして〜共通ルールを抽出して〜環境に適応していく

「世界があって、それを見るために目を発達させたのではなく、目ができたから世界が世界として初めて意味を持った」














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2023年06月11日

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とても複雑な"脳"に関しての内容を、筆者が高校生との対話という形式をとって、分かりやすく伝えてくれる内容

脳の働きに関してざっくりとしながらも、概要を何となく想像することが出来そうな一冊であった

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2023年05月07日

Posted by ブクログ

この著者の本はどれも簡単に噛み砕いた文章で書かれており、専門知識のない人でも読みやすいなと思う。
章が細かく分けられているのでスキマ時間に読める。

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2023年09月19日

Posted by ブクログ

大脳生理学を研究している著者が高校生に脳がどのように機能しているのか、心はどこにあるのか、意識と無意識について、アルツハイマー病について講義したものをまとめた本。少し難しい部分もありましたが、大変興味深く読みました。とにかく面白い。そして脳という臓器の奇異までの特殊さに驚かされます。下等な動物ほど記憶が正確であり、人の記憶は他の動物に比べてあいまいで結構いい加減である。でもそれは臨機応変な適応力の源である、という点に驚きました。何かものを覚えるまでに一定の時間がかかるのはそのせいらしい。読めば読むほど、人間の脳は上手いことできてるなあと思いました。発行が2007年なので少し情報が古いですが、脳について初めて触れるには良い入門書だと思います。

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2021年07月09日

Posted by ブクログ

脳科学がマイブーム。分厚い本だけど全ては読んでいない。人間の記憶できる量なんて限られているんだから、全てを読んで記憶しようとは最初から考えない。

この本から学んだことは
①人間の記憶は曖昧だからいいってこと。写真のように見たものを完璧に記憶してしまうと、融通が利かなくなる。初めて会った人を写真のように記憶してしまった場合、次回会ったとき服装や髪型が変わってしまうとそれは別人になってしまう。人間は記憶の曖昧さがあるから、同一人物として認識できる。声色や顔のパーツなどそこまで変化しない不偏的なものを特徴として記憶している。

②人間の心を司っているのは、前頭葉
150年前に工事現場で働く、心が優しく誰からも信頼される人がいた。しかし不慮の事故で直径3センチの棒が頬から頭蓋骨までを貫通した。幸いにも一命をとりとめたが、性格は一変してしまった。口汚くなったし、下品なことを言うようになった。このことから前頭葉と心は相互関係にあることが確認できる。

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2021年06月13日

Posted by ブクログ

脳科学に関してはあまり知らず、意思決定の仕組みの本を読んでいたらSongmuさんがツイートしていて読みたくなって読んだ。
脳が体を支配しているのではなく、体も脳に影響を与えているという相互作用の話が面白い。
無理やりにでも行動・努力することは脳に行動を植え付けるという点で大事なのだなあと。

追記
またこの話で感銘を受けたのが、なんでも解体することでわかった気になるのはよくないということ。
細部と全体は相互に作用しており、どちらも着眼するのが大事だというのは、仕事においてもそうだと思った。戦略と施策

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2021年05月24日

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私たちの脳は宇宙と同様に、まだまだ解明されていないことばかりです。脳科学の研究者たちの発表するエビデンスが、短期間で覆されてしまうことからも理解できます。
最終章での、単なる趣味の範囲を越え、社会のためになると考え、何度も失敗を繰り返しながら地道な努力をしている彼らのコメントは、自分の行動を見直す良いきっかけになりました。

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2021年03月14日

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テンポのよさ、潔さ、自信と勢いをもとに脳科学講義を行った本。
記憶が曖昧だから別々の記憶がポンと繋がったりする。
【関連書籍】
シンプルで合理的な人生設計、科学は人格を変えられるか、失敗の科学

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2024年01月27日

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中高生との対談でわかりやすくはなってるものの
それでも難解でした。

脳をうまく働かすためにはどうすればいいか
などの改善策やメソッド等は残念ながら記載ありませんでした。

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2023年08月10日

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脳という対象について、中高生と語り合うことを通してその性質の全体像を概観する。

対話形式で進められる4日間の講義では以下のことが語られた。
①脳の機能における身体の重要性
②ヒトの解釈は身体構造・言語・経験によって有限的な領域に限られる
③神経細胞による記憶の仕組みとその曖昧性
④ヒトがその知的能力を行使して生体自体をコントロールすることで自然淘汰に任せる進化論のくびきから逃れていくという転換

このように書くといささか仰々しいが、池谷先生の解説は正鵠を射ており非常に理解しやすく良書。(またそれを聞いている中高生の能力もその補助になっていると感じる)

巻末付録のニューロンの記憶を模倣した行列は人工知能開発においても基幹となるものであり、この解説がここまで簡潔かつ美しくまとめられていることには驚くばかりである。

池谷先生の解説のすばらしさは、重要な概念を平易な言葉で過不足なく伝える技術にある。プレゼンテーターとしても見習うところが多い。

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2022年08月10日

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ネタバレ

•人が成長していくときに脳そのものよりも、脳が乗る体の構造とその周囲の環境が重要。
•上丘がないとスポーツは成立しない
•言葉は意識の典型。言葉は表現を選択でき、短期記憶もあり、可塑性がある。
•言葉を知ればその国や社会の構造体系を知れる。
•記憶が曖昧であることは応用できるから重要
•薬が科学に貢献してきた。
•人間は長生きしすぎて本来だったら発症しなくて済んだ病気になっている。
•脳は機能が局在化している。
•必要以上に脳は進化してしまった。体が脳を決めている。
•生きるための知恵として目の前にある多くの事象から隠れたルールを抽出するために、抽象的な思考は重要
•人の脳は柔軟性を生むために発達
•脳は体重の2%程度だが、全身で消費するエネルギーの20%も使っている

二章までは面白かった。視覚野のところとか特に面白かった!問題が発生した状態でどう見えるのか体験してみたい。シナプスの話は難しすぎて無理だった。文系脳には厳しい。ただインターネットと脳の違いは今までで1番納得した。

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2021年11月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

先に同著者の『単純な脳、複雑な「私」』を読み、面白かったので購入。
本作も(主観的に)新たな発見に満ちており、また門外漢にもわかりやすく説明してくれるので非常に楽しめた。ただ自分が化学をまじめに勉強してこなかったため、イオンの話が出てくるあたりについては難解に感じた。

以下は面白いなと思った内容のメモ。
・脳みその容量は賢さと必ずしも比例しない
・優秀な肉体がないと脳の機能を生かし切れないが、肉体は生存に必要な形にとどまるので余計な機能をつけてくれない
・世の中は三次元,網膜は二次元
・好きになるのは無意識なので、なんで好きかという意識的な理由づけはできない
・脳の扁桃体が恐怖を作る(ただし扁桃体で感情は生まれない。大脳皮質に送られて意識に怖いという感情が浮上する)
・恐怖がなくなる(扁桃体を失う)と恐怖の学習ができなくなる。本能がむき出しになる。
・人間、感情やクオリア(覚醒感覚。生々しい感覚。表現を選択できない)を前提に動いているわけではない

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2021年06月11日

Posted by ブクログ

脳は進化しすぎていて、人間はその殆どを使いこなせていないということが分かった。「宝の持ち腐れ」という表現で書かれていた。使いこなすには手指が20本あったり、超音波を使える様になったりと体の機能性を格段に高める必要があるが、体は環境に適応するもので、ホモ・サピエンスも他種と同様に必要な進化を遂げてきた。そこで運動能力(小脳)より知性(主に前頭葉)を発達させてきた。人間を操るには現状よりもかなり小さい脳で十分。

言語が抽象化する力の源泉であり、抽象化することで適応能力が発揮される。
人間が発揮している力は氷山の一角に過ぎない。

脳の仕組みを細かく記載されている書籍でした。その仕組みを理解したうえで、今後の人生を充実したのもにするためにどのように行動していけば良いか考えていきたい。

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2021年04月08日

Posted by ブクログ

対話形式で読みやすく、分かりやすいと思って読み進んだのですが、後半はやはり専門的な言葉や脳科学の内容が多くなり、よく理解出来なかった。
唯一わかったことは、人間の脳は凄いと言うことです

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2020年12月28日

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