池谷裕二のレビュー一覧

  • 単純な脳、複雑な「私」
    高校生への講義録。40歳前の著者の講義がみずみずしい。
    脳科学に興味がある人は必読でしょう。
    内容は盛り沢山。個人的には特に、地球誕生後の生命の起源の話と、初めて聞いた「創発」の話が印象に残る。
    また著者は数理モデルで具体的に創発等のイメージを示してくれている。数学的思考の有用さにも気づかされた。
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  • 進化しすぎた脳
    意識も脳という物理的モジュールが生み出す現象に過ぎないと思ったので、私の悲しみや苦しみもいずれ解体して単純な反応の関数と化することに希望が持てた
  • ドラえもん探究ワールド 日本語のひみつ
    声が石のように固くなって風邪引いちゃったらいっぱいハクションハクションと声が石になって石が出てきちゃって危ないと思った

    2番目に面白かったのは階級 学研 っていうので のび太が100円玉を交番に届けようとして ジャイアンたちがアンパンを買おうとしてたのが アンパンマン 本当に買っちゃったのが 悪...続きを読む
  • 自分では気づかない、ココロの盲点 完全版 本当の自分を知る練習問題80
    行動経済学から、人の脳に生じるバイアスやヒューリスティックなどが気になり、この本にたどり着いた。そういった類いのことを面白く、そして多彩にまとめていて、手元に置いておきたい本だと感じた。
  • 脳はみんな病んでいる(新潮文庫)
    非常に興味深かった!!
    対話相手が中村うさぎってとこも含めていい!!
    特に興味深かったことをメモメモφ(..)

    オキシトシンは関係性のコントラストを強める。
    眼に写ったものの1%も処理できていない。(そもそも最初に脳に送られた時点で約30%)
    「直感」「第六感」「勘」を作ってるのは大脳基底核かも(...続きを読む
  • 脳はみんな病んでいる(新潮文庫)
    対談本は、複数の人の考えが融合するのを、本を読むことで得られるのがよい。脳の専門家と、様々な経験をする著者との話。人間の生き方は、色々だけど、脳から見ると、こんな見方がある。そして、性格は違う。このグルグル回るのがいい。
  • こころキャラ図鑑
    とても面白いです。
    読んでる人は、何のキャラですか?
    わたしは、「ふわん」の「ふぁんふぁん」でした。
  • ドラえもん探究ワールド 心の不思議
    大変よかった!心理学の分野として考えられている、経験・認知・感情の3つについて網羅的に記述されている。子どもたちが悩みやすいことに関しては最後にコラムとしてまとめられていて、丁寧な作りになっている。悩んでいるときには国の相談窓口へ、カウンセラーや病院の受診を促したりする作りなのも良い。
  • 脳と人工知能をつないだら、人間の能力はどこまで拡張できるのか 脳AI融合の最前線
    前に観た映画『アップグレード』はSFであるが”神経科学とメタバースの融合”により現実になるかもしれない。赤外線や紫外線が見えるようになったらどういう感覚になるものやら。倫理的な問題も多いが試してみたいと切に思う。
    また再読したい本。
  • 単純な脳、複雑な「私」
    私たちが感じる世界は脳の解釈の結果であり、実際の世界ではないとすると。。。やはりまた、存在とは何か。。という不思議にリーチしてそれがまた新しい好奇心を活性させる。楽しい本に当たりました。
  • 進化しすぎた脳
    高校一年生のときに読みたかった…。
    勉強になるとかいう話でなく、ここ5年で読んだ本の中で一番ワクワクした。
  • 脳と人工知能をつないだら、人間の能力はどこまで拡張できるのか 脳AI融合の最前線
    脳科学研究の社会応用の歴史と現状、今後がまとめられている本です。内容は読みやすく、専門外の人でも苦労なく読めると思います。現状でもかなり興味深いことができているということが、本書を読めば分かると思います。
    ただ、序盤に「脳科学が発展した架空の世界ではこんな風になりますよ。ね、素晴らしい世界でしょう?...続きを読む
  • 単純な脳、複雑な「私」
    めちゃめちゃ面白い。

    はじめから最後まで、講義形式で筆者が語っていくのが、すっと頭に入り、時々入る高校生のコメントが我々と同じ認識でかなり読みやすい。

    専門用語もたくさん出てくるが、高校生に説明するという体裁のため、分かりやすく解説され、テンポよく読める。


    この一冊を読んで、まず一言。

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  • モヤモヤそうだんクリニック
    256名の小学生から寄せられた「なぜ?」「どうして?」に、脳研究の第一人者・池谷裕二先生と人気絵本作家・ヨシタケシンスケさんが‟科学”と‟ユーモア”で向き合います!

    もくじ
    (「→」は私が読んで心に残ったところを抜粋したメモです。人によって感じ方や心に残る箇所は違うと思います、自分用メモです。)
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  • ドラえもん探究ワールド 地理が学べる世界の家づくり
    どうモーぅボクドラえもんのび太くんがまたテストで0点をとっちゃったからみんなも一緒に勉強しようよー。
     漫画で学べる、社会のあれこれ、のび太くんたちと一緒に頑張ろぅー!
  • モヤモヤそうだんクリニック
    ゲームが好きな研究者が出てきて子供たちには良かったわ~ゲームばかりしていちゃいけない理由は・・・楽しくてやめられないように工夫して作られているからで、中毒症状を起こしてしまうからぁ~ヨシタケシンスケさんのものの見方が好き。猫の絵は下手だったぁ
  • 記憶力を強くする 最新脳科学が語る記憶のしくみと鍛え方
    記憶力だけを説明しているだけではなく、海馬という部分の最新の科学を一般人にわかりやすく説明していた。教養として読むべき本である。ただし、20年以上前に出版されたので、かなり現在とは違いがあるので、最新の知識についてもこの本の続編が出版されることを望む。
  • パパは脳研究者 ~子どもを育てる脳科学~
    子どもの行動を研究と絡めて考えるのはおもしろい
    子育てしてると余裕もなくなりどうも視野が狭くなりやすいけど、この本を読んだら今しているこの行動も脳にとっては意味があることかもしれない、とプラスに考えられそう。

    ・絵本の読み聞かせは脳の前頭葉の発達に良い
    親子のコミュニケーションの意味でも今している...続きを読む
  • パパは脳研究者 ~子どもを育てる脳科学~
    最初読んだ際は、赤ちゃんはこういうことを考えているのかとスラスラ楽しく読めました。今は実際に子育てしながら子供と同時期のページを再読してますが、赤ちゃんの考えを知れる羅針盤的な存在です。もちろん実際と異なることもありますが、その違いも楽しめています。
  • のうだま1 やる気の秘密
    「人間の脳はあきっぽくできていて、三日坊主は当然」であることを、そのからくりを解き明かすと共に、実践例を添えて紹介しています。
    大脳皮質には、一度見たものを「馴化」して「当たり前のもの」と認識する、生きていくために必要な反応を備えています。そのいわゆる「マンネリ化」は、『三日坊主』にもなり得ますが、...続きを読む