池谷裕二のレビュー一覧
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小学校3年生から6年生の児童に「生活する中で、心がモヤモヤすること、思議なこと、納得がいかないと感じること」の相談を脳科学者の池谷裕二さんが解決するためのヒントを提示する。挿絵は、ヨシタケシンスケさん。
■僕の「やる気スイッチ」はどこ?
■本を好きになるには?
この2つのモヤモヤに対する回答が面白かった。実際にやる気スイッチ(淡蒼球)って脳の中に存在するんだ!でもそのスイッチは、自分の意思でオンにすることはできない。オンにするためには実は…。読んでからのお楽しみ。
古代ローマ哲学者キケロが語った本の魅力について、「現代と変わってないじゃん!」とびっくり。「書籍は青年には食物になり、老人には娯楽 -
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生成AIの利用によって人間の知的能力がどのように変わり、それによって社会がどう変わるか、ということが知りたかった。のだが、本書の池谷氏の主張はベースとして肯定的であるため、否定的な視点から危険に備えるような直接的なアイデアは出てこなかった。
中立的というよりかは肯定的に寄っている印象を受けるが、圧倒的に生成AIの活用・研究の経験値が高いため、その立ち位置における現時点での結論は一般の読者レベルである私は到底批判し得ない。また実際に日常的に活用している身としては、実益の面でも哲学の面でも非常に学びに溢れているのは間違いない。
肯定的に捉えている部分にどこかモヤっとした気持ちを感じるのは、私の -
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脳の基礎知識について、大雑把に分かった気がする。言語化できない意識下にここで学んだ脳のつくりの情報が埋め込まれた気がして、性格がちょっと変わったような気さえする。半年前に読んだものなので、あまり具体的に書けないが、難しいことをわかりやすく書いてる本だと思った。
自分の性格というか、知識というか、教養というか、そういうものを根底から変えたし、そう実感できるほど納得感のある内容だったし、今後の読書の時の予備知識としてすごく役立っているという事から、俺の読書人生における、分岐点とも言えそうかもしれん。
特にシナプス結合については眼福ですな。アドレナリンとかそういうものの構造がミクロで理解できたのは今 -
Posted by ブクログ
最近は、ちょこちょこ生成AIのお世話になっている。使うこと自体は思ったより難しくないが、著者が指摘しているように文系的な能力は確かに必要である。プロンプトをしっかり定めておかないと、少し期待外れな答えが返ってくることがあるためである。
脳の話はほとんどなかった。AIで既に出来るようになっていることと未だ出来ないことに言及されており、その進歩に驚かされた。一方で、何でもかんでもAIに取って代わられるかと言われるとそうではなく、それは人が人間臭さみたいなものをどこかで求めているからだというのは納得がいった。もっとも、その感じも、技術が進歩すれば人である必要はなくなるのかもしれないが。