池谷裕二のレビュー一覧

  • のうだま2 記憶力が年齢とともに衰えるなんてウソ!
    脳にどのように記憶させればいいかが書いてあり、実際に役立てたい。
    年齢と記憶力は関係ないというのが、力強い事実だった。
  • 脳はこんなに悩ましい
    遺伝子を調べればガンになりやすいかどうか、それもどんなガンになりやすいのかまでわかるようになっているというのは驚きだ。足の速さも遺伝子が大きく影響するようだ。自分の向き不向きも全て遺伝子で調べておけば損をしない人生になるのかもしれないが、倫理的な問題をはらむだろう。
    意外なのは男女の脳に際立った差は...続きを読む
  • 脳には妙なクセがある
    脳科学に関する26の話。池谷さんの他の本にもあるような睡眠と記憶の関係とかもあるけど、個人的に印象に残ったのは人間は自分で思ってるほど自分の思考すらコントロールできてないし、自分を認識することはできないということ。
  • 自分では気づかない、ココロの盲点 完全版 本当の自分を知る練習問題80
    認知バイアス等脳や心理に関わる知識を分かりやすくまとめた本。すらすら読めます。
    人間の認知にいい加減な面があるということは,この世をわたっていく上で,知っていて損はありません。

    だいたい私が思った答えと解説と一致していたものが多かったので,それほど目新しい知識はなかったのですが,
    中途半端に仕事を...続きを読む
  • 単純な脳、複雑な「私」
    高校の授業をそのまま書籍化したもの。
    前半はとにかく面白かった。
    後半はパソコンを使ったシミュレーションを使いながらの授業解説。色や動きが授業の中に出てくる。
    そのため、本ではパラパラ漫画を取り入れて工夫をしているところはとてもいい(でもよくわからなかったので残念)。
    色が大事になってくるけれど、す...続きを読む
  • 単純な脳、複雑な「私」
    脳、心の謎に挑むも高校生に向けての講義から起しているので対話調でとても読みやすい。他の本で読んだエピソートなども多々あるが、そこは脳科学では重要な話なんだろうと理解。アリというと一糸乱れぬ統率された行動をイメージしますが、案外従わない奴もいて、逆にそれが餌場から巣までの効率のよいルートを発見すること...続きを読む
  • 記憶力を強くする 最新脳科学が語る記憶のしくみと鍛え方
    評判は知ってたのに、この本なぜか読んでおらず。
    最近、自分の記憶力に不安も感じたので、読んでみた。
    →年齢によって記憶力が悪くなるということは原則、ないそうです(笑)。
    確かに、わかりやすくてよい本だと思う。もう15年前の本だから少し古くはなってるのかな?
    自分のメモ書きとして以下。
    ・エピソード記...続きを読む
  • 脳はこんなに悩ましい
    脳科学の第一人者と、中村うさぎの対談。遺伝子の解析が100ドル程度ででき、父母の祖先が世界のどこから来たとか、カフェインの代謝が早いとか遅いとか、いろいろわかるのだと。ちょうど、神奈川県の助成金で、安くできるプログラムがあり、やってみたいなとちょっと思った。脳の働きについて、科学的な観点を交え、中村...続きを読む
  • 脳はこんなに悩ましい
    「セックス放浪記」やデリヘル嬢としての体験で有名な作家の「中村うさぎ」と、脳研究の「池谷裕二」東大准教授との異色の対談。因みに池谷は中村うさぎを尊敬しているそうです。
    本人が言っているように「説明したがり」の池谷と「聞き上手」の中村の名コンビが、難しい脳の世界を最新の知見を交えて、やさしく解説してく...続きを読む
  • 記憶力を強くする 最新脳科学が語る記憶のしくみと鍛え方
    凄くシンプルにいえば、繰り返す! 年齢は関係なくないけど、乗り越えられないわけではない!

    「何か物事を習得したいと考えている人は、繰り返し学習するという習慣を身に着ける必要があるでしょう。」
    「ある事象の理解の仕方を覚えると、ほかの事象に対する理解の仕方までが上達する。」
  • 脳には妙なクセがある
    最初は「ホン○でっかTV」的な、エンターテイメント要素の強い軽~い本かと思ったけど、読み進めるうちにそうじゃないなと思った。
    個人的な一番のクライマックスは、22章。
    「よく生きるとは、よい経験をすること。するとよい癖がつきます」「私は頭のよさを反射が的確であることと解釈しています。」
    →だったら、...続きを読む
  • 記憶力を強くする 最新脳科学が語る記憶のしくみと鍛え方
    気鋭の現役脳科学者にして、一流のサイエンス・ライター 池谷裕二の処女出版。記憶法に関する本として読むと凡百のことしか書いておらず、魅力的とは言い難いが、もちろんこの本の魅力はいままでまことしやかに謳われてきたそれらの記憶法に脳科学の裏付けを与えるところにある。

    シナプス強化の仕組みが AMPA 受...続きを読む
  • 単純な脳、複雑な「私」
    脳について。学術研究と筆者の考え。
    一般啓発としてはかなり(情報処理的に)レベルが高い本である。
    ノイズも多いが情報量も多い。
    あと筆者自身の解釈にも注意が必要(快楽主義者っぽい)。ファクトを拾って読むのが良いかと。

    【以下メモ】
    直感の発生場所は大脳基底核(淡蒼球)。
    しかし、ここれは訓練された...続きを読む
  • 脳には妙なクセがある
    不安の妬みは同じ=他人の不幸を気持ちよく感じる=不安の解消と同じ。

    幸せなときは信頼しやすい。

    テストステロンは攻撃性を高める。
    オキシトシンは、信用しやすくなる。

    後知恵バイアスからは逃れられない。

    不安な心は、意味のないものにも錯覚する。

    ブランドに反応する。

    認知的不協和=感情を行...続きを読む
  • 脳には妙なクセがある
    面白い。
    こういう知識は「人間なんてこんなもの」と、気持ちに余裕を持たせてくれる。自由意志なんて無い。なんてステキなことなんだろう。
  • 脳には妙なクセがある
    面白かった。脳に関する知らない話がいっぱい。
    疑問に思ったことが一つあって、人は年をとるほうが幸福感が高くなると書かれていたこと。幸福な子供時代からスタートして20歳ころからどんどん下がってきて、55歳くらいから上り調子になるそうだ。
    しかし私の知っている高齢者はそんな人ばかりではない。心の持ち方も...続きを読む
  • 脳には妙なクセがある
    メモ
    幽体離脱状態は脳のある場所に刺激を与えるとつくることができる
    未来の事を考えるとき、脳は身体を動かすことと同じ場所で反応をつかさどってる
    心があるから身体が動くのではなく、身体が動いて、脳に反応がいく
  • 賢人の勉強術
    五人の知識人による勉強術の本。
    彼らの著作で書かれている内容もありますが、入門書として最適です。

    和田秀樹氏の
    すきま時間を工夫する術を持て
    竹中平蔵氏の
    話す材料を頭に詰め込む
    英語のスピーチを暗唱する
    藤原和博氏の
    時代が求めるのは組織内自営業者
    会社と自分のベクトルの和を最大に
    何事も100...続きを読む
  • 東大博士が語る理系という生き方
    東大に学部から入学し、そのまま博士課程まで進んで博士号を取った若手研究者たちが、自分の生い立ちから研究者を目指すに至ったきっかけ、今後の展望を書いたものをまとめた本。共通して、東大は優秀な同窓生、先生と知り合え有意義であると感じているのが印象的だった。そして自分の研究生活には満足しているものの、同じ...続きを読む
  • 東大博士が語る理系という生き方
    学生時代に戻りたくなってしまう本だなぁ…。大学の勉強(研究)って、楽しかったなぁと懐かしくなりました。
    ジェネリック医薬品の話とか、よく知らなかった語句の背景を知れたのもよかったです。
    ちなみにこの本の文系版もあったらいいのになぁ…。