池谷裕二のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
著者30代での中高生への講義の書籍化で、内容も若々しく溌剌としている。
ブルーバックス初版2007年、2023/3は40刷。帯には朝日、毎日、日経新聞の書評があり、朝日書評は「何度も感嘆の声を上げた。これほど専門的な内容を、これほど平易に説いた本は珍しい」と絶賛。20万部突破。
内容は盛り沢山。科学的な神経細胞やシナプスの話から、・意識や感情とは、・「見る」と脳の解釈、・言葉と抽象思考、・記憶のあいまいさの理由、等々、話はどんどん広がり、理解はしきれないが大脳生理学の先端とその広がりに触れた気がする。
読み終えて、人間の脳って、意識って、とても不思議と改めて感じた。 -
Posted by ブクログ
講談社 ブルーバックス
池谷裕二 進化しすぎた脳
中高生に行った大脳生理学について講義録。脳と体、脳と心、意識の条件など 大脳生理学の立場から説明
脳と体の関係性は意外。環境に適応する以上に進化してしまった脳と 脳をコントロールする体という意外な関係性
驚いたのは、人差し指と唇が異常に大きく描かれた 人間のホムンクルス(大脳との関係性から感覚器として重要なものを大きく示す図)。人差し指と唇の重要性を意識したことがなかった
科学者の倫理観を超えた脳解明の野心に執念を感じる。戦争により脳を欠損した兵士の症状研究やネズミにラジコンを埋め込んで自由自在に操る実験から 脳科学を進歩さ -
Posted by ブクログ
ネタバレ以下気になったことのまとめ
1章
自分の行動や思考の多くは無意識的な振る舞い
なので自分が想像してるほど自分のことはわからない
理系は人差しが短い。
これは、単に男の人のほうが人差し指が短く、男の人のほうが理解に進みやすいということ。
人差し指が短い理由は、お腹の中にいるときな、男性ホルモンにさらされると男性になるが、男性ホルモンにさ細胞を殺す作用があり、人差し指が短くなる
と言われている
天然パーマはIQが低いのも同じような理屈。
アフリカには天然パーマの方が多く、アフリカの一部地域では教育が届いておらず、そういう統計になっているだけ
こうしたデータは因果関係ではなく相関 -
Posted by ブクログ
<目次>
はじめに イントロダクション~2XXX年の未来予測
第1章 脳とAI融合の「過去」
第2章 脳とAI融合の「現在」
第3章 脳とAI融合の「未来」
<内容>
池谷裕二の名はあるが、書いているのは紺野大地。池谷教授のプロジェクトのメンバーは、脳と老化、それにAIを組み合わせた研究をしているが、その一環として、世界の脳AI融合研究を紹介している(ブログやメルマガなど)。紺野は自分のライフワークとして、それを挙げており、この本もその流れで書かれたようだ。
大変読みやすい文章で、脳研究やAI(人工知能)研究を教えてくれる。通して読んでいると、21世紀、特に2010年代後半から急速に進