池谷裕二のレビュー一覧

  • パテカトルの万脳薬 脳はなにげに不公平

    Posted by ブクログ

    雑誌に寄せたエッセイをまとめた本

    この本を読むのは初めてではないのだが
    初めて読んだかのように
    ほ〜、ふ〜ん、と感心できた

    多分またいつかこの本を開いたとしても
    新鮮な感動を得て
    誰かに教えてやらずにはいられないと思う

    脳は(心は)複雑で単純

    0
    2023年03月18日
  • 脳研究者育つ娘の脳に驚く

    Posted by ブクログ

    興味深く読んだ。著者の専門家としての視点とパパとしての視点がコロコロ切り替わるサマが面白い。
    人間の学習ってなんてすごいんだと純粋な感想を持った。特に適度な曖昧さによって応用が効くこと、時間軸や自他の区別を客観視できることとか。

    0
    2023年02月19日
  • 脳と人工知能をつないだら、人間の能力はどこまで拡張できるのか 脳AI融合の最前線

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    面白かった。最新の人工知能の研究について分かりやすくまとめており、今後の研究がどうなるかワクワクが膨らむ内容だった。まぁ、実現されないだろうなと思うことも多々あり。(健常者の脳に電極を刺すなど侵略型な例)

    人口知能の研究が進み今後人類の活動に取り入れられていけば人類の脳が拡張され、それによって更に人口知能も進化し、人工知能と脳が共進化していくことが可能であり、それが今後目指すべきことなんだろうということが理解できた。

    0
    2022年12月05日
  • パパは脳研究者 ~子どもを育てる脳科学~

    Posted by ブクログ

    子供の成長を脳科学の観点から分析しているのがとても面白かった。3歳までに脳の発達が盛んと言われているけれど、どういうこが起きているからそう言われるのか理由が分かって勉強になった。女の子と男の子で、一人一人色んな発達の仕方があるからこそ、微笑ましく、またこんなことができるんだなと驚きもあり、楽しく読めた本でした。

    0
    2022年11月09日
  • 脳と人工知能をつないだら、人間の能力はどこまで拡張できるのか 脳AI融合の最前線

    Posted by ブクログ

    脳と人工知能の融合研究を知ることができる。

    【概要】
    ●脳と人工知能の融合の「過去」「現在」「未来」

    【感想】
    ●人工知能と脳との融合という観点から新しい知識を得ることができた。過去から最先端技術までわかりやすく書かれており、その先どうなっていくかということも理にかなった説明がなされている。

    0
    2022年11月03日
  • のうだま1 やる気の秘密

    Posted by ブクログ

    「三日坊主」に悩まされ続けて早半世紀、、。
    このまま最後まで駆け抜けてしまうのかと思っていましたが、救いの手が今ここに!
    人が飽きるのは当たり前で、それは脳のせいだと知り、心が軽くなりました。スイッチBERIを上手く使って脳を騙して蒼い球を動かす。

    さあ、明日からやる気スイッチを作ってみようかな❣️

    0
    2022年09月24日
  • 脳はこんなに悩ましい

    Posted by ブクログ

    面白い。池谷さんの本はどれも読みやすいけど中村さんと対談するとより読みやすい。
    私も遺伝子検査したくなった。

    環境より遺伝子の力はだいぶ大きいな。興味深い。

    0
    2022年09月20日
  • 単純な脳、複雑な「私」

    Posted by ブクログ

    高校生に対する講義の形式で脳が認識する「わたし」の世界とそれを生成する脳とはいかなる装置であるのかについて語る。

    講義録でありながらも議論の流れは洗練されており、スムーズな理解を助ける。
    良書。

    0
    2022年08月02日
  • 脳と人工知能をつないだら、人間の能力はどこまで拡張できるのか 脳AI融合の最前線

    Posted by ブクログ

    「AI vs 教科書の読めない子どもたち」を読んでAI大したことないじゃーんと思ってたらそんなこともないっぽい。
    特に面白かったのが、地磁気チップを埋め込んだネズミが迷路を解けるようになる話。脳の適応力の凄さよ。
    あとイーロン・マスク、どんだけ手を拡げてんねん。

    0
    2022年07月19日
  • 脳と人工知能をつないだら、人間の能力はどこまで拡張できるのか 脳AI融合の最前線

    Posted by ブクログ

    SFのような現実の話 最先端医療に従事する著者が現代の脳科学やAIの最新研究を紹介しつつ、未来の科学技術の展望を語る。 ハラシ氏のホモ・デウスを読んでいると、本書が描く未来に薄寒い思いを持ってしまいます。例えば、脳と脳をAIで連結したり、原始的な欲望を電極を埋めることでコントロールするなどというものは、まさにSFの世界です。しかし、これは、現実に行なわれている研究の一つです。シン・ギュラリティを迎えたときどのような世界が広がっているのでしょうか?

    0
    2025年12月21日
  • 脳と人工知能をつないだら、人間の能力はどこまで拡張できるのか 脳AI融合の最前線

    Posted by ブクログ

    ネタバレ


    過去と現在、そして未来叶うであろうAIの技術が詰まった1冊。

    近い未来、
    アイロボットのような世界が実現すると思うとわくわくが止まらない。

    個人的には、
    AIよりも勝る能力を身につけなければと危機感はあったものの、筆者曰くそこまで危惧しなくて良いとの事。

    0
    2022年05月12日
  • 脳と人工知能をつないだら、人間の能力はどこまで拡張できるのか 脳AI融合の最前線

    Posted by ブクログ

    タイトル通り、脳と人工知能(AI)をつないだらどれだけ人間の能力を拡張できるかについての最新の研究内容が解説された一冊。いわゆるBMI(ブレイン・マシン・インタフェース)周りの話が中心で、脳で考えたことがキーボードなどを介さずに文字に出来たり、念じるだけでゲームをプレイするといった、ちょっと昔ならSFだと思われていた話も実現に向けて着々と進行していることが感じれる(BMIは脳に穴をあけて電極とか埋め込むパターンのものもあるがちょっと怖い)。脳とAIが融合する未来に向けて、最新の技術を知りたい人にオススメ。

    0
    2022年05月02日
  • 単純な脳、複雑な「私」

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    以下気になったことのまとめ

    1章

    自分の行動や思考の多くは無意識的な振る舞い

    なので自分が想像してるほど自分のことはわからない

    理系は人差しが短い。

    これは、単に男の人のほうが人差し指が短く、男の人のほうが理解に進みやすいということ。

    人差し指が短い理由は、お腹の中にいるときな、男性ホルモンにさらされると男性になるが、男性ホルモンにさ細胞を殺す作用があり、人差し指が短くなる

    と言われている

    天然パーマはIQが低いのも同じような理屈。

    アフリカには天然パーマの方が多く、アフリカの一部地域では教育が届いておらず、そういう統計になっているだけ

    こうしたデータは因果関係ではなく相関

    0
    2022年05月01日
  • 脳と人工知能をつないだら、人間の能力はどこまで拡張できるのか 脳AI融合の最前線

    Posted by ブクログ

    <目次>
    はじめに イントロダクション~2XXX年の未来予測
    第1章  脳とAI融合の「過去」
    第2章  脳とAI融合の「現在」
    第3章  脳とAI融合の「未来」

    <内容>
    池谷裕二の名はあるが、書いているのは紺野大地。池谷教授のプロジェクトのメンバーは、脳と老化、それにAIを組み合わせた研究をしているが、その一環として、世界の脳AI融合研究を紹介している(ブログやメルマガなど)。紺野は自分のライフワークとして、それを挙げており、この本もその流れで書かれたようだ。
    大変読みやすい文章で、脳研究やAI(人工知能)研究を教えてくれる。通して読んでいると、21世紀、特に2010年代後半から急速に進

    0
    2022年04月29日
  • 脳はすこぶる快楽主義 パテカトルの万脳薬

    Posted by ブクログ

    脳に纏わる興味深い話が満載の本だが、それぞれに対応する論文が例示されているのに感心した.理科系の人にとって、作成資料に関連した論文を明らかにすることは当たり前だが、どうもそうでない分野の人がいるようだ.「捕食者を超えたヒト(p40-42)」で ”一般的に動物が次の世代に残す子孫は「2匹」だ” という論説は面白いと感じた.

    0
    2022年04月07日
  • 脳と人工知能をつないだら、人間の能力はどこまで拡張できるのか 脳AI融合の最前線

    Posted by ブクログ

    研究者のワクワクが詰め込まれた、脳科学とAIの歴史、現在、未来の概要がわかる初心者向けの本。
    著者ほどのワクワクを感じられず、むしろどこかに恐怖感というかなにかもやっとしたものを感じるのは僕の無知ゆえなのか。

    0
    2022年04月03日
  • 脳と人工知能をつないだら、人間の能力はどこまで拡張できるのか 脳AI融合の最前線

    Posted by ブクログ

    池谷裕二さん主導の研究テーマなので読んでみました。
    脳とAI融合とは「脳と人工知能を接続する」ということですが、まだ初期段階で成果も乏しいし、法的・倫理的な問題もあります。
    本書は人工知能開発状況の現状認識に役立ちました。

    「人工知能」は「ヒトの脳」と優劣を競う時代から、「ヒトの脳」といかに共存するかという時代に突入しています。

    最近は「AI家電」とか「AIで苦手を分析する教育」など、お気軽にAIを付けた商品が世間に溢れています。
    ごく単純なプログラムをAIと言ってるようなものもあるので、AIが付くものは怪しいと思ってしまうようになりました。

    「人工知能(AI)」とは何か。

    松尾豊先生

    0
    2022年03月05日
  • 脳と人工知能をつないだら、人間の能力はどこまで拡張できるのか 脳AI融合の最前線

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    多くの著作をお持ちの池谷裕二氏の監修の元、プロジェクトメンバーの紺野大地さんが丁寧な筆運びで最新の脳科学-人工知能の研究論文を短い単元で紹介してくれています。紺野さんが年下というのが少し衝撃を受けたのはともかく、昨今トレンドの渦中に渦巻いているテーマに関して大局的に学ぶことができましたね。

    MBIのテーマではかのイーロンマスクが新会社を設立してこの分野で多大なリソースを投資して技術発展に寄与しているなんて、まったく知らなくて驚き。サイファイでしか疑似体験できなかった世界が、現実に迫っているのをひしひしと感じました。特に四肢麻痺や精神・神経疾患の患者をサポートする技術応用は、明確な社会的意義を

    0
    2022年03月02日
  • モヤモヤそうだんクリニック

    Posted by ブクログ

    子ども向けの本と侮るなかれ。
    大人の複雑なようにみえる悩みはほぐしていくと、子どものときの素朴なギモンにたどり着くのです。
    その素朴なギモンの解決のヒントを得ることによって、いま抱えてる悩みも解決するかも!
    手元に置いておきたい一冊。

    0
    2022年02月21日
  • 脳と人工知能をつないだら、人間の能力はどこまで拡張できるのか 脳AI融合の最前線

    Posted by ブクログ

    脳とかAIの最先端の技術内容もたくさん載っていたが、割とそれらに携わる人の考え方とか向き合い方がとても印象的でした

    0
    2022年02月17日