池谷裕二のレビュー一覧

  • 記憶力を強くする 最新脳科学が語る記憶のしくみと鍛え方

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    評判は知ってたのに、この本なぜか読んでおらず。
    最近、自分の記憶力に不安も感じたので、読んでみた。
    →年齢によって記憶力が悪くなるということは原則、ないそうです(笑)。
    確かに、わかりやすくてよい本だと思う。もう15年前の本だから少し古くはなってるのかな?
    自分のメモ書きとして以下。
    ・エピソード記憶は意味記憶よりも、記憶に残りやすい
    ・覚えた知識を人に説明するとエピソード記憶になる。
    ・エピソード記憶は次第に意味記憶に置き換えられる。→年取ったときの度忘れの原因。人に説明する等して、エピソード記憶として保存するための努力が必要。
    ・ものごとを理解し連合させると覚えやすくなる。
    (理解する=関

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    2016年01月09日
  • 脳はこんなに悩ましい

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    脳科学の第一人者と、中村うさぎの対談。遺伝子の解析が100ドル程度ででき、父母の祖先が世界のどこから来たとか、カフェインの代謝が早いとか遅いとか、いろいろわかるのだと。ちょうど、神奈川県の助成金で、安くできるプログラムがあり、やってみたいなとちょっと思った。脳の働きについて、科学的な観点を交え、中村さんらしいトークでエロ話まで盛り上げる。本当は、マラソンの際に歩こうとする脳をどのようにだますかを学びたくて読んでみたのだが、早く走る遺伝子とかもあるそうなので、試してみたい。

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    2015年12月09日
  • 脳はこんなに悩ましい

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    「セックス放浪記」やデリヘル嬢としての体験で有名な作家の「中村うさぎ」と、脳研究の「池谷裕二」東大准教授との異色の対談。因みに池谷は中村うさぎを尊敬しているそうです。
    本人が言っているように「説明したがり」の池谷と「聞き上手」の中村の名コンビが、難しい脳の世界を最新の知見を交えて、やさしく解説してくれる。
    挙句の果てに、二人のDNA分析で、性格やIQまで調べるなど、現在の遺伝子研究の進歩に驚くこと請け合いです。

    「脳はセックスをどう感じているか」「他人の不幸は蜜の味」「脳は出力依存」「ヒトはチンパンジーより記憶力が劣っている」「適者生存はインチキくさい」「長嶋の勘ピューターは正しかった」「目

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    2015年11月27日
  • 脳には妙なクセがある

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    最初は「ホン○でっかTV」的な、エンターテイメント要素の強い軽~い本かと思ったけど、読み進めるうちにそうじゃないなと思った。
    個人的な一番のクライマックスは、22章。
    「よく生きるとは、よい経験をすること。するとよい癖がつきます」「私は頭のよさを反射が的確であることと解釈しています。」
    →だったら、これからの人生、よい経験をいっぱいするぞー!と、明るい気持ちになれた。

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    2015年08月26日
  • 脳には妙なクセがある

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    不安の妬みは同じ=他人の不幸を気持ちよく感じる=不安の解消と同じ。

    幸せなときは信頼しやすい。

    テストステロンは攻撃性を高める。
    オキシトシンは、信用しやすくなる。

    後知恵バイアスからは逃れられない。

    不安な心は、意味のないものにも錯覚する。

    ブランドに反応する。

    認知的不協和=感情を行動に合わせる。
    シュードネグレクト=左側を重視する。

    善意に満ちた強力は、実はバツを恐れた利己的な行動。

    笑顔を作るから嬉しい。
    相手の真似をすると好感をもたれやすい。

    本能的に近親者を見分ける=近親相姦を避ける。縁故主義を促進する。

    コーヒーの香りの効果。

    勉強は、入力よりも出力をしたほ

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    2014年12月07日
  • 脳には妙なクセがある

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    ネタバレ

    面白かった。脳に関する知らない話がいっぱい。
    疑問に思ったことが一つあって、人は年をとるほうが幸福感が高くなると書かれていたこと。幸福な子供時代からスタートして20歳ころからどんどん下がってきて、55歳くらいから上り調子になるそうだ。
    しかし私の知っている高齢者はそんな人ばかりではない。心の持ち方も関係あるのではないかと思う。
    本筋とは余り関係ないが、ネアンデルタール人とホモ・サピエンスは混血していて、白人や黄色人種はその末裔で、アフリカの黒人はホモ・サピエンスの純血種らしいという話に驚いた。

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    2014年04月11日
  • 脳には妙なクセがある

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    メモ
    幽体離脱状態は脳のある場所に刺激を与えるとつくることができる
    未来の事を考えるとき、脳は身体を動かすことと同じ場所で反応をつかさどってる
    心があるから身体が動くのではなく、身体が動いて、脳に反応がいく

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    2014年10月24日
  • 脳には妙なクセがある

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    26の章からなる、脳に関する最近の知見などを紹介しながら論じる本です。
    各章名のアタマには「脳は妙に」とあって、
    そこから「恋し愛する」「食にこだわる」「議論好き」などと繋がっています。
    つまり、そんなタイトルの感じの読みものなのです。

    けっこう刺激的なトピックに溢れています。
    たとえば、人差し指が薬指よりも短い人は、株式の投資などでより多くの儲けを出している、
    というものは、若干指の長さがそれに当てはまる僕、それもギャンブルがなかなか好きっていう性格と
    これまでの成績に重ね合わせるとなるほどそうなのかと勉強になるというか、
    新しい情報に感心してしまいます。
    「運」というものさえ、それを活か

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    2025年06月22日
  • 賢人の勉強術

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    ネタバレ

    五人の知識人による勉強術の本。
    彼らの著作で書かれている内容もありますが、入門書として最適です。

    和田秀樹氏の
    すきま時間を工夫する術を持て
    竹中平蔵氏の
    話す材料を頭に詰め込む
    英語のスピーチを暗唱する
    藤原和博氏の
    時代が求めるのは組織内自営業者
    会社と自分のベクトルの和を最大に
    何事も100を目標に挑戦する

    池谷裕二氏の
    二か月四回の復習プラン
    継続することで能力は爆発する

    伊藤真氏の
    過去問は試験勉強の最高の問題集
    曖昧な100の知識より正確な10の知識が勝る


    『みんな一緒』の価値観から『それぞれ一人一人』の価値観への急速なシフト。72
    藤原和博氏より
    社会が激しく動いている

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    2012年08月18日
  • 東大博士が語る理系という生き方

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    東大に学部から入学し、そのまま博士課程まで進んで博士号を取った若手研究者たちが、自分の生い立ちから研究者を目指すに至ったきっかけ、今後の展望を書いたものをまとめた本。共通して、東大は優秀な同窓生、先生と知り合え有意義であると感じているのが印象的だった。そして自分の研究生活には満足しているものの、同じことを後輩に勧められるかというと(大学に残る場合)躊躇してしまうことも共通して述べられていて、考えさせられた。

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    2011年10月20日
  • 東大博士が語る理系という生き方

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    学生時代に戻りたくなってしまう本だなぁ…。大学の勉強(研究)って、楽しかったなぁと懐かしくなりました。
    ジェネリック医薬品の話とか、よく知らなかった語句の背景を知れたのもよかったです。
    ちなみにこの本の文系版もあったらいいのになぁ…。

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    2010年10月17日
  • 東大博士が語る理系という生き方

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    内容紹介
    東大の博士たちはいかにして科学者になったのか? 若き研究者8人の生の声が聞こえる一冊。瀬名秀明氏と池谷裕二氏の対談も収録。

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    2010年09月28日
  • 夢を叶えるために脳はある 「私という現象」、高校生と脳を語り尽くす

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    いろいろなネタがてんこ盛りで、部分部分は面白いのだが全体を通して何の本だったかと問われたらうまく答えられない。巻末にリンクのある「見取り図」もあまり助けてはくれず。

    『単純な脳、複雑な「私」』を読んだときほどのインパクトは得られず。こちらがこの手の話題に慣れ親しんできたせいかもしれない。面白いかどうかというと面白いのだけれどね。

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    2025年11月12日
  • 生成AIと脳 この二つのコラボで人生が変わる

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    AIは、神様で完璧だと考えていたがホッとした。直感も感性も匂いも理解できると思ってきた(笑) ホント、私達人間がいかに順応して利用(付き合って)していくしかが今後の生き方だと考えさせられた

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    2025年11月01日
  • すごい科学論文(新潮新書)

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    身近にある科学現象を手軽につまみ食い感覚で学習できる一冊。
    世界的に有名な科学論文を、1つ1つ分かり易く、短く要約して紹介している。
    ちょっと前に左巻先生の本『身近にあふれる科学~』を読んだので、また似たような本を読みたいと思い、会社の同僚から紹介いただいた。
    私が興味深かったテーマは、生物の収斂進化である。種別が全く異なる生物でも、翼を持ったり、利き腕が発達するといった紹介であった。タコの事例が何度か出てきたのだが、筆者(池谷先生)はタコが好きなのだろうか。読んでいるうちに、タコの生態に興味が湧き、愛着を感じた。
    AIに関する洞察も沢山紹介されている。間抜けなくらいド文系(計算ができない)で

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    2025年09月06日
  • 生成AIと脳 この二つのコラボで人生が変わる

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    オーディブルにて。読んでから日が経ってしまったので、まったく内容が思い出せない…。それくらい他のAI関連本との差別化がなく、ムダではないが目新しい内容は特になかったのだと思う。

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    2025年08月14日
  • 進化しすぎた脳

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    結構ちんぷんかんぷんだったなぁ。
    脳みそが体のそれぞれの器官に指令を出すと思われがちだけど、ほんとは逆とか。
    脳の特性を理解して、生活に活かしたいなと思って手に取ったのだけど、これだけでは私には足りないみたい。

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    2025年08月11日
  • 生成AIと脳 この二つのコラボで人生が変わる

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    ネタバレ

    生成AIの中では、グーグルのGeminiが一番優れていると述べられていたので、せっかくなので、本書を読んでから多用している。

    本書では、「質問の仕方が良ければよいほどよい答えが得られる」という趣旨の事が述べられていた。従って、多少質問文が長くなろうと、詳しく焦点を絞った聴き方を試してみている。

    面白い。活用しない手はない。
    自分の考えるべきことを、AIに考えさせるというような活用をしていると、自分がバカになっていくだけだけれども、自分の考えの及ばないことが発見でき、自身をより高められる活用のしかたならどんどん使えると思える。

    オーディブルで聞き流したので、もう内容について思い出せないが、

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    2025年08月11日
  • すごい科学論文(新潮新書)

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    「中瀬ゆかりのブックソムリエ」
    ニッポン放送
    ポッドキャスト
    2025.5.23より

    科学論文って、たくさんあるんだ。

    全部読めてないけど、気になったのは

    第一章 長寿のヒント
    6.人生に訪れる「二大老化期」

    老化はステップ式に進む。44歳と60歳頃が一気に老け込むらしい。

    そんな気がする。



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    2025年08月06日
  • 脳はみんな病んでいる(新潮文庫)

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    脳研究者の池谷先生と漫画家・コラムニストの中村うさぎさんとの対談本。
    どちらも初めて知りましたが、対話のテンポがよく、専門分野の話も一般にもわかりやすく噛み砕かれていて、取っ付きやすく読めました。
    読みながら自分を振り返るきっかけにもなる本。

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    2025年08月05日