【感想・ネタバレ】パパは脳研究者 ~子どもを育てる脳科学~のレビュー

あらすじ

子どもは親の言うことを聞くようにプログラムされていない。
――だとしたら、わが子に何をしてやれるか?

0~4歳まで、脳の生理に基づいて考えた経験則が満載!
子育ては驚きと発見の連続!

■「三つ子の魂百まで」って本当?
■適当だから人はすごい!?
■モノマネは想像以上に高度な行動
■文法を身につけるための専用の神経回路
■「根にもつ」ことは成長の証
■「ウソ」は高度な認知プロセス
■「見て見て!」は、好きのはじまり
■脳が成長するのは「入力」より「出力」
■才能は、遺伝や環境でどこまで決まる?
■「なんでイチゴは赤いの」――「?恐怖の質問期」がやってきた
■「自分で考える」ことを、一生を支える土台づくりに

【目次】
・~1歳 赤ちゃんの脳はパパよりかしこい!
・~2歳 「自分」生まれて「あなた」がわかる
・~3歳 体で、言葉で、コミュニケーシャン
・~4歳 独り立ちしてなりたい自分へ

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

子どもの行動を研究と絡めて考えるのはおもしろい
子育てしてると余裕もなくなりどうも視野が狭くなりやすいけど、この本を読んだら今しているこの行動も脳にとっては意味があることかもしれない、とプラスに考えられそう。

・絵本の読み聞かせは脳の前頭葉の発達に良い
親子のコミュニケーションの意味でも今している絵本の読み聞かせは習慣化できるようにしたい

・マシュマロテスト

・入力だけしても記憶には繋がらない。出力が大事。
2回、3回とインプットしても「わかった」気になっててスキルにはなってないらしい。

・虐待の話

・子どもは記憶力がいい。ジグソーパズルをしてもすぐに完成できる。
それはまだ想像力が成長してない証拠でもある。

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2023年01月19日

Posted by ブクログ

最初読んだ際は、赤ちゃんはこういうことを考えているのかとスラスラ楽しく読めました。今は実際に子育てしながら子供と同時期のページを再読してますが、赤ちゃんの考えを知れる羅針盤的な存在です。もちろん実際と異なることもありますが、その違いも楽しめています。

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2022年12月04日

Posted by ブクログ

娘を溺愛する父親の視点と、脳科学者としての冷静な視点が交錯していてとても面白い。学術的な参考文献もしっかり書かれていて信頼できる。

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2022年09月26日

Posted by ブクログ

さらりと読めておもしろかった。
きちんと理由を説明してあげることが大事。
成長と脳の発達の話が読めて面白かった。

3人が話してたらほとんど
4人が話してたらみんな

そうやって、周りの意見って決まってくという話が面白かった。

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2021年07月02日

Posted by ブクログ

4歳と2歳の子育てに奮闘する者として、色々な箇所で「うちの子はこんなこと、この時期ではまだ出来てなかった」と少し落ち込んだり、「この著者のパパ、『うちの子はもうこんなことできます』って誇らしいんだろうな」と少しイラっとしながら読んでしまった。うちの子たちの成長は平均的だとは思うけど、この著者の長女ほどは成長が早くないのは、「私たちの子供への向き合い方が足りないからかな?」と自信もなくなったりした。著作も自分の子の成長を他の子と比べなくて良いって書いるのに。頭では分かってはいるけど、そもそも「私は我が子の成長を全く周りの子の成長と比較しません!」って親はいるの?でももちろん「あーそうそう!この時期こんな感じ!」と共感しながら読めた箇所もあった。子供の脳の成長や、人間そのものの脳の作りを誰にでも理解しやすく書いていて、本当に賢い著者なんだろうなと思った。新しい学びもあった。教育論的には、最近良く聞く、ネットなどで拾える情報の傾向と似ていたので、新しく学んだことは少しだった。星4つなのは、素直に「へーすごい。この著者のお子さんはこの時期にもうこんなにしっかりしてたんだ。さすが脳科学者のお子さんだな。」と素直に驚き、感心する事ができない私の負けず嫌いな性格のせいが大いにあるから、それを自己反省点としての評価。

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2024年05月24日

Posted by ブクログ

子供の成長を脳科学の観点から分析しているのがとても面白かった。3歳までに脳の発達が盛んと言われているけれど、どういうこが起きているからそう言われるのか理由が分かって勉強になった。女の子と男の子で、一人一人色んな発達の仕方があるからこそ、微笑ましく、またこんなことができるんだなと驚きもあり、楽しく読めた本でした。

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2022年11月09日

Posted by ブクログ

子育ての追体験をしつつ、出てきたワードにそって脳に纏わるエピソードも間に入っていたから飽きずに読めた。ガチガチの脳科学視点の本、ではなかったから割と読みやすいと思った。

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2021年12月12日

Posted by ブクログ

もっと子育てを楽しみたい、そのために子どもの成長の仕組み、理屈を知りたいというパパにオススメ。
子育て中の自分としてホロリと泣けました。子育てを楽しみながら、でも子どもに過大な期待をせずに過ごしたい。そういう気持ちにさせてくれる一冊でした。

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2020年12月06日

Posted by ブクログ

子育ての段階がタイムリーではないので本編よりコラムが面白かった。
・オキシトシン
・ほめるべき?しかるべき?
・トラウマボンディング

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2023年10月14日

Posted by ブクログ

“適当”であることは人間の賢い部分(モズは少しでも風景が異なると同じ場所と認識できない)
結婚した夫婦は50%以上2人の子供を持っている。少子化は独身率の高さに比例
マシュマロテストー4歳児をマシュマロ一つを置いた部屋に取り残し15分待てたらもう一つマシュマロをあげるテスト。我慢できるのは30%程度。そうした忍耐力を持った子供は将来も学業やビジネスで成功する傾向

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2022年03月27日

Posted by ブクログ

子育て関連の情報は数多あり、玉石混淆。子を持つ親は育児に悩んでる。本書は脳研究者の育児本であり、子の脳がどう発展しているのかが記載されている。一般的な育児本のように、これをすべき等の文言はほぼ無い。脳科学的にインプットよりアウトプットにより記憶や理解が進む、否定より肯定する言い方で促す方が忍耐力がつく等覚えておきたい。ちゃんと子どものアウトプットを聞いてあげて、肯定してあげねば。よく、聞き流して否定しちゃうので。。。きっといっぱい話しかけてくれるのは今だけ(;▽;)

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2021年12月02日

Posted by ブクログ

諧謔的なジョーク 「ワンワン」「ブーブー」のような擬声語を、総称して「オノマトペ」と呼びます。 外国語の得手不得手えてふえて 1966昭和最低の出生率に 絵本は潜在的親近性の結晶です こうした脳のデフォルト嗜好の生理にフィットした要素が 絵本に体系的な普遍性があることを裏づけています それはやあん夜闇に輝く耽美的な白雲しらくもでした イクメンは育児スタイルの過渡期にのみ必要とされる教唆煽動の用語です 狩猟採集生活に適合するようにプログラムされています けいし兄姉 足の不自由な身体障害者に「歩けないなんて人間としてどうかしている」と非難することと同じ理不尽さを持つことになります いけがや池谷裕二 ふそう扶桑社

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2020年09月20日

Posted by ブクログ

著者の作品はとても好きですが、子供がいる立場からも途中の親バカエピソードはしんどいところがあった。子供がいない方だとよりしんどい印象があるかもしれない。
子育てを体験しているなかでの時系列で脳の進化を実体験をもって伝えるアプローチはおもしろい。機微な変化や成長は脳でどういった変化が起きているのか?を丁寧に説明してもらえています。

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2020年07月23日

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