池谷裕二のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
これは英語の発音に悩む日本人にとって、革命的とも思える本です。13個のカタカナ英語の法則を使って話すと、何度聞いても聞き取れなかった言葉が自分で話せていることに驚きました。ネイティブも認めた、画期的発音術、もっと早く出会っておきたかったですね~
以下は気になったポイントです。
・一般に言葉を覚える能力はおよそ8歳、この年齢を過ぎると新しい言語を覚える能力は急速に低下する。9歳の壁と呼ばれる有名な脳の変化(p29)
・大人の場合、聞き分けるのは無理でも、発生の能力ならばうまく身につけられる可能性がある(p32)
・animalを「アニマル」と発音しても通じることはない、理由は、割り当てるカタ -
Posted by ブクログ
軽く叩くだけでも脳の神経細胞は数千死ぬ
脳を使えば使うほど神経細胞は増える
短期記憶ではマジカルナンバー7とチャンク化が有名
長期記憶は4種類
詳しくはスクワイアの記憶分類を参照
記憶は階層になっている(記憶システム相関)
海馬はエピソード記憶と意味記憶に深く関係
短期記憶とプライミング記憶は大脳皮質
手続き記憶は線条体や小脳
海馬がなくても思い出すことは出来る
記憶は海馬の中に保存されるわけではない
側頭葉が記憶の保管場所
海馬には1ヶ月ほど溜まる
その後に側頭葉に保管される
海馬の完成は2〜3歳
育児中の母親のストレスは子供によくない
硬いものをしっかり噛むのも頭に良いとわ -
Posted by ブクログ
脳についての雑学集。へえー、と思う内容がそこそこあった。エッセイをまとめたものなので、一つずつの項目がライトなので少し物足りなく感じることも。
・身体体験は重要
笑顔を作ると楽しくなる。笑顔に似た表情を作ると、ドーパミン系の神経活動が変化する。ドーパミンは脳の報酬系、つまり快楽に関係した神経伝達物質。笑顔を作ると楽しくなる、という逆因果が脳にはある。
姿勢を正すと、自分の出した内容により自信を持てる。
・始めたら半分は終了
身体をそれにふさわしい状況に置くから「眠くなる」。身体が先で眠気は後。就寝の姿勢(出力=行動)を作ることで、それに見合った内面(感情や感覚)が形成される。 -
Posted by ブクログ
ネタバレなんと!藤枝市出身 1970年生まれ、
東京大学大学院薬学系研究科准教授
池谷裕二氏は、あの久しぶりに決勝戦まで行った
藤枝東高の河合くん世代。
皆さんには千葉県代表流通大柏高の大前元紀に
めっちゃくちゃに、持ってかれた試合といったら、
記憶にあるだろうか?
さて、記憶の可逆性の探求が研究テーマ、
2012年にこれまで、未解明だった脳内の
神経細胞同士の結合部(シナプス)形成の仕組みを
突き止め、アメリカ科学誌サイエンスに発表。
日本が世界に誇る脳研究者。
*誰でも一等賞になったことがある。
それは精子だったころ。
一番に卵子に到着!
*ヒトの心の実体は脳回路を身体性から解放した産物
* -
Posted by ブクログ
★★★☆☆
脳ってすごい
【内容】
脳にまつわるあれこれ。
【感想】
面白いけどむずかしいです。
章によって難易度にバラつきがあったり、興味があることないことが混在した雑多な感じ。
【引用】
人差し指と薬指を比較して、人差し指のほうが短い人のほうが、株取引で「儲け上手」
笑顔が、明るく朗らかな事象を収集するフィルターの役割がある。
コーヒー豆の香りを嗅ぐと、他人に対して親切になる。
私たちの脳は、情報を何度も入れ込む(学習する)よりも、その情報を何度も使ってみる(想起する)ことで、長期間安定して情報を保存することができるのです。拡大解釈すれば「参考書を繰返し丁寧に読むより、問題集を繰 -
Posted by ブクログ
和田秀樹
・入試は対策がはっきり示されていて、きちんとこなす努力がものをいう。
・知識、推論、メタ認知
・人に説明して理解度アップ
・シミュレーション、別分野への応用、多面的な見方
・メタ認知トレーニング
・隙間時間を無駄にしない
・家族を犠牲にしない。一緒に勉強。
竹中平蔵
・簿記3級
・定点観測、外の風に当たる重要性
藤原和博
・正解主義から修正主義、納得解
・目指すは二流の1番
・1万時間で自分の可能性を広げる
・100を目指せ
・名刺に頼らない自己紹介
・プレゼンは聞き取りに力を入れる
池谷裕二
・翌日、1週間後、その2週間後、その1ヶ月後の復習
・興味でシータ波、復習効果大
・ -
Posted by ブクログ
ネタバレ「東大」とタイトルに入っている本はクソ本ばかりだと思っていたが,この本は初めに前書きで「そうすると企画が通りやすい」という趣旨のことが筆者自身の筆で書かれていて潔さを感じた.(しかしこのタイトルを見て手に取ってみようと思う層はどのあたりなのか.それはたぶん編者が想定しているより上だと思うが.)
はじめの章で瀬名さんと池谷さんの対談が乗っていて,後半部には現在博士課程に在籍する学生が各々の境遇や研究内容を比較的自由な形で書き連ねている.全部が全部面白いわけではないが,どれも専門外の人間にもわかりやすく書こうと努力していてなかなか楽しめる. -
Posted by ブクログ
東大で博士号を取った8人たちの学生時代の体験や研究生活の紹介をした本.監修者の好みが反映されたのか生物,医学に関する研究が多い.研究の結果よりも「日常の研究」のプロセスが臨場感をもって書かれているのが,この本のユニークな点.いろいろな研究があるものだと感心して読んだ.特に創薬の研究は難しいが面白そうだった.
多くの人が東大の良さとして,幅広く学べる教養部の存在をあげているのも興味深かった.この教養部を面白い存在にしているのは,優秀な教授陣の力もさることながら,優秀な学生の力でもあるだろう.自分の専門にすら興味を抱けないような学生の多い大学ではこういう制度はうまく機能しないような気がする.