黒川博行のレビュー一覧

  • 国境(下)

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    とにかく、「天性のイケイケヤクザ」の桑原の魅力が圧倒的。底なしの口の悪さと悪知恵のための頭の回転と、化け物じみた喧嘩の強さ、そしてなにより、筋の一本と追った任侠(なんだかんだ言って金を使うべきときには出し惜しみしない)に、爽快感を覚えない人はいないのじゃないか。

    特に本作では、桑原たちに協力する中国人、朝鮮人の男たちの侠気に思わず目頭が熱くなるシーンがあり、文字通り「任侠に国境なし!」と快哉を送りたくなった。また、ラストシーンにもぐっと来る。もちろん、想像を絶する過酷な現実の中で生きる北朝鮮の人々(特に浮浪児たち)の描写には胸が痛む。桑原でさえ絶句する社会状況、小説では金正日体制時代でまで日

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    2017年11月28日
  • 国境(下)

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    あちこちのレビューで最高傑作と書かれていて気になって、これを読むために疫病神シリーズを読み始めた。噂に違わぬ面白さ。
    名作でした。
    最後は思わず泣いてしまった。
    近年読んだ本の中ではダントツで面白かった。

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    2017年06月17日
  • 国境(上)

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    北朝鮮という閉鎖された空間がどのようになっているのか垣間見ることができた。
    また桑原を通じ国家としての責任をどのようにして果たすか、そして国民はそれを監視しなければならないと強く感じた。

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    2017年04月21日
  • 悪果

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    金を持っている男は持てるんだなーと思わせる。これほどまでに金になびく女は多いのかな。
    最後まで飽きさせない展開。そして続編に続きます。こちらもおもしろい!

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    2017年03月27日
  • 二度のお別れ

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    ずいぶん昔の作品ですが迫力満点で今読んでも古さを感じられない。余韻を残した終わり方も黒川さんの若い気持ちを現している。

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    2017年03月21日
  • 迅雷

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    忘れた頃にもう一度読んでみた。
    大阪弁が嫌いだったけど、なんだか笑えて好きになりました。他のシリーズも読んでみます。

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    2017年03月07日
  • 破門

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    全シリーズ面白いけど、特に面白かった。テンポもいいし、二人の関係にも年季が入って読んでいて楽しい。続きが気になるなあ、さすがの桑原もピンチだと思うけど、どうなるのか。

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    2017年02月09日
  • 切断

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    テンポの良さと町の風景描写でハードボイルド物としてまず一級なうえに、本作はトリックが秀逸。ミソは読み進めていくうちに、なんとなく読者は犯人らしき人物に予測がつくように書かれていること。なんだが、どうしてもひっかかる事実がある。それが分かった時に、トリックの意図が想像していたものと異なったものとして立ち現れる。その鮮やかさが醍醐味。

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    2017年02月07日
  • 疫病神

    購入済み

    面白い

    ドラマも面白かった〜♪

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    2016年02月15日
  • 落英(下)

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    地道な捜査活動をしていた桐尾と上坂が、何やら「破天荒なやり方」に足を踏み入れ、一時代を築いたような曲者達を向こうに廻し、半ば闇に葬られた一件の謎を明らかにするプロセスが実に興味深い…そして、そのプロセスを紡ぐ人間臭い男達や、彼らが動く街の描写も魅力的だ…

    とにかくも非常に愉しい!!

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    2015年10月12日
  • 国境(下)

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    BSスカパーで疫病神を観て面白かったので読んでみた。かなり面白い。圧倒的な個性とスピード感で一気読み!上巻は北朝鮮編で下巻は国内解決編。桑原・二宮コンビ最高!

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    2015年08月07日
  • キャッツアイころがった

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    冒頭───

    滋賀県警捜査一課班長、根尾研一郎警部が余呉湖西岸の現場に着いたのは午前八時、警備の警官に目礼し、やじ馬の包囲網を抜けた。死体は引き揚げられ、湖岸の砂地に横たえられていた。白衣の検視官と数人の鑑識課員がそのまわりを囲んでいる。検視の最中らしい。
     根尾は咥えていたパイプをポケットに収め、
    「死因は」
    先に来ていた部下の川村を呼び寄せて訊いた。根尾は男の他殺死体が揚がったとしか報告を受けていない。電話で叩き起こされ、食事もとらずに家を飛び出して来た。


    1980年代の初め、ぼくはまだ学生だった。
    当時、学生の間ではインド旅行がちょっとしたブームになっていた。
    インドへ行けば、人生観

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    2014年08月06日
  • 海の稜線

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    ネタバレ

    高速道路で爆発した車。乗っていた男女の身元を調べる大阪府警の深町班・文田と総田。盗まれていた車から身元を追う刑事たち。名前を変えながら移動していた被害者の男。男の身元判明から浮かび上がった第二昭栄丸の海難事故。死んだ6人の乗組員。船主の正木に話を聞きにいくが。殺害された正木。船にかけられた保険金と営業権。

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    2014年05月22日
  • 繚乱

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    大阪府警を追われたマル暴コンビの腐れスパイラルはノンストップで奈落へ向かう。悪果の続編やからメチャ面白い!

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    2012年12月18日
  • 疫病神

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    いやー。面白かったです。
    大阪弁の会話のテンポ 実にいいんですね。
    これだけ、小気味いい 会話は あんまりないなぁ。

    放火、青酸流し、脅し、暴力、・・・裏をかく。
    何でもありの中で
    二宮が 筋を通して まっしぐら。
    駆け引きの巧みさ・・・そして 焦点を明確にする。
    一見さえないオトコにみえるが じつに 信念と勇気 がある。
    それに、脱帽せざるを得ない。読後感がステキである。

    相方になってしまった 
    ヤクザモンの 桑原が シノギがあるといって・・・
    突っ込んでいく。
    カタギ、チンピラ、ヤクザ それぞれが 格が違う。
    桑原は ホンモノのヤクザの 自覚がある。
    いろんなものに カネを注ぎ込んでい

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    2018年03月10日
  • 蒼煌

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    黒川さんの本はどれも最高で甲乙つけがたいが、
    中でもこれがベストワン候補の一つ。
    画家の先生達が個性的で面白い。
    文化勲章などがニュースなどで流れるたびに
    この本のことを思い出してニヤけてしまう。

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    2012年11月04日
  • 螻蛄―シリーズ疫病神―

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    疫病神シリーズは
    文句言わずに星5つ。
    この二人が会話してるだけでもう満足。
    ちょっと尻切れだけど
    そんなこたあ大したことじゃない。

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    2012年04月05日
  • 迅雷

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    ちんぴら同士のデスマッチ。会話がおもしろく、遠い世界の出来事をただただ楽しんだ。終わって、気分爽快、リフレッシュでした。

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    2011年12月18日
  • 疫病神

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    大阪弁の物語が読みたくなり、手に取る。
    息遣いが聞こえるような会話の黒川文学。
    桑原のキャラが立ちまくっていて、生々しい。
    後半になるにつれ、躍動感も出てくる。
    良い読書体験だった。

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    2025年12月07日
  • 文福茶釜

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    テンポ良い話と骨董の贋作テクがページをめくらせる。
    詐欺師のプロっぷりが新鮮で刺激的で
    日常の風景に新しい光がさす・・
    叙情的とは真逆な一種理系を思わせる面白さがあった

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    2025年11月24日