黒川博行のレビュー一覧

  • 国境(下)

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    自分たちを嵌めた詐欺師を追って二宮と桑原は、
    中国との国境から再び北朝鮮に密入国を企てる。
    緊迫のハードボイルド的な展開の下巻。

    たどり着いた真の黒幕。その正体。
    やはり詐欺師を捕まえて終わりなんてわけはなく、
    話は一筋縄ではいかなかった。

    息を呑む展開の連続にページを捲る手が止まらなかった。
    黒川博行作品は初めての体験だったが見せ方が非常に上手い。
    描写が細かく、そしてリアルなのでその場にいる様に情景が浮かぶ。

    ラストは意外な涙を誘う展開に胸が熱くなった。

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    2025年09月11日
  • 悪逆

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    夫の実家の辺りが舞台なのと、玉川さんのキャラが義父に被って、私にとって印象深い。玉川さん、いい味ですわ。犯人はどうしょもないやつだけど、いそうですよ、こうゆう人。

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    2025年08月31日
  • 連鎖

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    大阪、京橋署の刑事二人
    偽装自殺の事件を追う
    保険金詐欺の後妻業の女、ヤクザ、闇金、個性的なワルたちが魅力的な描かれている。
    会話が俊逸。

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    2025年08月31日
  • 後妻業

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    なかなか面白い犯罪小説でした。主人公の女性はサイコパスですね。
    後妻業がどのように行われ、そしてその犯罪がどのように明かされていくかが詳細に描写されており興味深い。それらを取り巻くさまざまな人間がストーリーに深みを与えている。

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    2025年08月27日
  • 悪逆

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    ネタバレ

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    連続強殺犯とそれを追う大阪府警捜査一課のクライムサスペンス。

    犯人の動機が最後まで分からないのが残念ですが、事件の実況中継的なものは著者の真骨頂という感じです。
    警察側では視点が捜査一課の舘野ですが相方の玉川がキレキレで敏腕刑事という感じでした。
    特に玉川の調査の時の口調や態度に読者の自分も腹が立ちそうになりました。
    とにかくラストの方は手に汗を握る攻防の展開で一気読みでした。

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    2025年08月23日
  • 連鎖

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    きれいな収束でした。死体の匂いや模様などリアルだった。茶瓶係長も最後の最後に(笑)男気見せたと思うが、そこまで綿密に働き抜いた(本当によく働く)二人の描き方が上手いです。練達の筆の運びだと感じました。

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    2025年08月20日
  • 連鎖

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    結構分厚い本なのに、面白くてサクサク読めた。話の半分ぐらいは上坂刑事と磯野刑事のかけあいなのだが、これが漫才のように面白い。上坂刑事は映画オタクなのだが、私と映画の好みが似ていて共感が持てた。実際にいたら友達になれるかもと思った。ふたりの関西弁も楽しかった。

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    2025年08月17日
  • 国境(下)

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    息も付けぬ展開の速さ、いつもの2人の行動だ。どんどん核心に迫って行く。ヒリヒリしながら読み進めた。最後の最後はドンデン返しがあり、大金は羽が生えて飛んで行った。
    最後の参考文献を見たら、北朝鮮の描写はコレらを元にしてるんだ。やっぱり怖い国だ。

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    2025年06月05日
  • 国境(上)

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    北朝鮮の描写は著者の渡航経験?それとも何かの情報から入手したものか?いずれにしても、現実に則してるならすごい所だな。行きたく無い。とうもろこしの味噌汁ご飯は絶対食いたく無い。
    果たして、この状況でどんな展開になるのか、下巻が楽しみ。

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    2025年06月03日
  • 破門

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    560ページぐらいあったけど、舞台が大阪と言うこともあってイメーションしやすく読みやすかった。ヤクザとカタギ?のコンビの掛け合いが最高に面白い。コミカルなバディものとして楽しみみした。直木賞作品なんですね。

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    2025年05月18日
  • 果鋭

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    伊達と堀内シリーズ3作目 再読
    悪果、繚乱、果鋭、溶果

    溶果を読み、悪果、繚乱、果鋭に戻ったところ

    2人は元暴対刑事
    前は堀内がいけいけだったのが、伊達の方が激しい
    堀内は達観しているところがある
    でも震えたり、怯えたりと人間味もみえる

    関西弁がいい

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    2025年05月06日
  • 悪逆

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    著者の疫病神シリーズが好きで、他の作品も読むようになりました。
    読み応えがあって面白いです。
    軽快な会話が子気味よく楽しいです。食事シーンも好き。
    人物像の掘り下げがわりとあっさりしているので感情移入しにくいのですが、淡々と事実のみ描かれていくので場面の想像がしやすいです。
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    周到な準備と計画によって強盗殺人を遂行していく男――。大阪府警捜査一課の舘野と箕面北署のベテラン刑事・玉川が、広告代理店の元経営者殺害事件を追うなか、さらに被害者と面識のある男が殺される。二人はそれぞれ士業詐欺とマルチ商法によって莫大な金を荒稼ぎした悪党で、情報屋の標

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    2025年04月30日
  • 疫病神

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    疫病神こと、桑原と二宮のキャラだけなら満点なんだけど・・

    物語としては。産廃処理場を巡るトラブルが複雑怪奇で、登場人物が多すぎて訳がわからない。その訳がわからない中を、疫病神コンビが動き回り引っ掻き回し、更に訳がわからなくなる。最後まで、事件の構図がスッキリとは私の中では落ちませんでした。お話としてはどうなんでしょうか。あまりにまとまりがなさすぎる気がしますが。

    それでも読ませるのは、疫病神の二人がどんな危機に陥っても余裕があり機知に富んでいて、なんとも魅力的。さらに二宮の事務所のバイト悠紀も二宮の母親も魅力的だし、ほんとにちょい役の二宮の父の元部下?嶋田もいい味を出している。
    この人たち

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    2025年04月28日
  • 国境(上)

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    シリーズ2作目。 疫病神シリーズの2作目。


    ストーリーは勿論面白いのですが、
    この本を読んで舞台になっている北朝鮮という
    国についてもっと知りたくなりました。

    多少はフィクションかもしれませんが、あちらの人は
    こんなに金で動かされるものなんでしょうか?
    上層部以外の人たちは皆いまを生きるのに必死なのだと思いました。


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    2025年12月07日
  • 繚乱

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    伊達と堀内の元刑事シリーズ2作目 再読
    悪果、繚乱、果鋭、溶果

    溶果を読み、悪果に戻り、繚乱を再読

    2人と一緒に聞き込みを行ったり戻ったりが楽しかった
    溶果の方がスピード感あったかな
    ★4.5

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    2025年04月06日
  • 暗闇のセレナーデ

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    なかなか面白い。
    ミステリとしては80年代チックは否めないです。
    ただ二転三転する事件の要素などよくできてる。

    2836冊
    今年64冊目

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    2025年03月09日
  • 悪逆

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    580頁の厚本だが一気に読めた.刑事の舘野と玉川が連続殺人事件を追う物語だが、玉川の的確な捜査と彼の大阪弁が何とも奇妙な取り合わせで楽しめた.周到な準備で獲物を確実に処理する犯人の実力は侮れないものがあり、捜査陣もアタフタしていた.犯罪を支援する闇の組織が大手を振って跋扈している世界があることを認識できた.最初の大迫健司に続いて成尾聖寿が無残に殺される.犯人の手口が詳細に記載されているのが面白かった.これまでの被害者は資産家で次が宗教家の田内.犯人が盗品の金塊を売に行った当たりから捜査陣が次第に的を絞り始め、元刑事の箱崎が犯人と見定めた.それでも箱崎は松山で海棠を殺す.玉川らの地道な捜査で箱崎

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    2025年02月23日
  • 悪逆

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    犯罪者が事件を起こした後の証拠隠滅が研ぎ澄まされていた。しかし、綻びを見つける捜査一課。いろんな関係者が絡んで、読み応えがあった。

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    2025年02月21日
  • 疫病神

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    「一体、なんなんだこの話は?!」
    読みながら、そんな言葉が何度も頭に浮かぶ。とにかく面白い、でも、訳がわからない。

    元はと言えば、母のおすすめ本ということで手に取りました。
    読み始めたものの、ヤクザの世界に興味はない。登場人物が多くて名前が覚えられない。そもそも、テーマである産業廃棄物処理事業というのにまったく魅力を感じない…。
    なかなか興が乗らず、読むのを途中でやめようと思ったくらいでした。でも、オススメされた義理もあるので辛抱強く読む。面白くなってきたのは、堅気の主人公と組むのが、どうやら極道のこの桑原という人物らしい…と分かりかけてきたころ。

    そこからは、あれよあれよという間に物語が

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    2025年02月18日
  • 悪果

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    テンポが良くて読みやすかった。
    でも、好きになれるような魅力的なキャラがいなかった。
    堀内も伊達も男として魅力がなさすぎて、女に金払うの渋ってるの滑稽すぎた。
    頭でそろばん弾きながら会話されてる時点でおわり。
    よくいるおっさんすぎる、もっとカッコイイキャラが主人公にいてほしかった。

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    2025年02月02日