黒川博行のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
著者の疫病神シリーズが好きで、他の作品も読むようになりました。
読み応えがあって面白いです。
軽快な会話が子気味よく楽しいです。食事シーンも好き。
人物像の掘り下げがわりとあっさりしているので感情移入しにくいのですが、淡々と事実のみ描かれていくので場面の想像がしやすいです。
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周到な準備と計画によって強盗殺人を遂行していく男――。大阪府警捜査一課の舘野と箕面北署のベテラン刑事・玉川が、広告代理店の元経営者殺害事件を追うなか、さらに被害者と面識のある男が殺される。二人はそれぞれ士業詐欺とマルチ商法によって莫大な金を荒稼ぎした悪党で、情報屋の標 -
Posted by ブクログ
疫病神こと、桑原と二宮のキャラだけなら満点なんだけど・・
物語としては。産廃処理場を巡るトラブルが複雑怪奇で、登場人物が多すぎて訳がわからない。その訳がわからない中を、疫病神コンビが動き回り引っ掻き回し、更に訳がわからなくなる。最後まで、事件の構図がスッキリとは私の中では落ちませんでした。お話としてはどうなんでしょうか。あまりにまとまりがなさすぎる気がしますが。
それでも読ませるのは、疫病神の二人がどんな危機に陥っても余裕があり機知に富んでいて、なんとも魅力的。さらに二宮の事務所のバイト悠紀も二宮の母親も魅力的だし、ほんとにちょい役の二宮の父の元部下?嶋田もいい味を出している。
この人たち -
Posted by ブクログ
580頁の厚本だが一気に読めた.刑事の舘野と玉川が連続殺人事件を追う物語だが、玉川の的確な捜査と彼の大阪弁が何とも奇妙な取り合わせで楽しめた.周到な準備で獲物を確実に処理する犯人の実力は侮れないものがあり、捜査陣もアタフタしていた.犯罪を支援する闇の組織が大手を振って跋扈している世界があることを認識できた.最初の大迫健司に続いて成尾聖寿が無残に殺される.犯人の手口が詳細に記載されているのが面白かった.これまでの被害者は資産家で次が宗教家の田内.犯人が盗品の金塊を売に行った当たりから捜査陣が次第に的を絞り始め、元刑事の箱崎が犯人と見定めた.それでも箱崎は松山で海棠を殺す.玉川らの地道な捜査で箱崎
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Posted by ブクログ
「一体、なんなんだこの話は?!」
読みながら、そんな言葉が何度も頭に浮かぶ。とにかく面白い、でも、訳がわからない。
元はと言えば、母のおすすめ本ということで手に取りました。
読み始めたものの、ヤクザの世界に興味はない。登場人物が多くて名前が覚えられない。そもそも、テーマである産業廃棄物処理事業というのにまったく魅力を感じない…。
なかなか興が乗らず、読むのを途中でやめようと思ったくらいでした。でも、オススメされた義理もあるので辛抱強く読む。面白くなってきたのは、堅気の主人公と組むのが、どうやら極道のこの桑原という人物らしい…と分かりかけてきたころ。
そこからは、あれよあれよという間に物語が