黒川博行のレビュー一覧

  • 文藝春秋 2015年 6月号

    イイネ

    10年前から毎月購読していますが、本の整理が大変ですので3年前から電子ブックに変更。もう少し、普通の書籍に比べて安くなるとありがたいですが...
  • 後妻業

    気が付けば読了

    単行本としてはかなり重そう

    さらには図書館の予約も200人近くの待ち❗

    なので、電子書籍にて読了しました。

    ハッピーエンドな最後とは程遠い。
    テンポの速さとそれぞれの人物の背景、思惑や欲望がシンプルかつ明快に描写されてるゆえ、後味が不思議と悪くない、さすがは直木賞作家。


  • 後妻業

    怒涛の展開で一気読み

    面白い。推理やサスペンスがなくても、どんどん引き込まれる。このスピード感とリズム。後妻業。すごいネーミング。読み応えも満点。
  • キャッツアイころがった
    冒頭───

    滋賀県警捜査一課班長、根尾研一郎警部が余呉湖西岸の現場に着いたのは午前八時、警備の警官に目礼し、やじ馬の包囲網を抜けた。死体は引き揚げられ、湖岸の砂地に横たえられていた。白衣の検視官と数人の鑑識課員がそのまわりを囲んでいる。検視の最中らしい。
     根尾は咥えていたパイプをポケットに収め、...続きを読む
  • 破門

    いつも通り

    よく動く小説です。
    地名はほぼ正確なので気にせずに読むと楽しく読めます。
  • 海の稜線
    高速道路で爆発した車。乗っていた男女の身元を調べる大阪府警の深町班・文田と総田。盗まれていた車から身元を追う刑事たち。名前を変えながら移動していた被害者の男。男の身元判明から浮かび上がった第二昭栄丸の海難事故。死んだ6人の乗組員。船主の正木に話を聞きにいくが。殺害された正木。船にかけられた保険金と営...続きを読む
  • 暗礁(下)
    「疫病神」シリーズ三作目。前作は舞台が北朝鮮まで広がり、今回は沖縄。遠方まで二人が出張って行くと面白さが倍増する 。今後もいろんな所で騒動を起こして欲しい!
  • 文藝春秋2月号

    文芸春秋3月号

    年間購読にしているのですがどうしたら読めますか
  • 繚乱
    大阪府警を追われたマル暴コンビの腐れスパイラルはノンストップで奈落へ向かう。悪果の続編やからメチャ面白い!
  • 繚乱
    大阪府警を追われたマル暴コンビの腐れスパイラルはノンストップで奈落へ向かう。悪果の続編やからメチャ面白い!
  • 疫病神
    いやー。面白かったです。
    大阪弁の会話のテンポ 実にいいんですね。
    これだけ、小気味いい 会話は あんまりないなぁ。

    放火、青酸流し、脅し、暴力、・・・裏をかく。
    何でもありの中で
    二宮が 筋を通して まっしぐら。
    駆け引きの巧みさ・・・そして 焦点を明確にする。
    一見さえないオトコにみえるが じ...続きを読む
  • 蒼煌
    黒川さんの本はどれも最高で甲乙つけがたいが、
    中でもこれがベストワン候補の一つ。
    画家の先生達が個性的で面白い。
    文化勲章などがニュースなどで流れるたびに
    この本のことを思い出してニヤけてしまう。
  • 螻蛄―シリーズ疫病神―
    疫病神シリーズは
    文句言わずに星5つ。
    この二人が会話してるだけでもう満足。
    ちょっと尻切れだけど
    そんなこたあ大したことじゃない。
  • 迅雷
    ちんぴら同士のデスマッチ。会話がおもしろく、遠い世界の出来事をただただ楽しんだ。終わって、気分爽快、リフレッシュでした。
  • 暗礁(下)
    疫病神シリーズ3作目。
    桑原(やくざ)・二宮(カタギのコンサルタント)のコンビが大阪、奈良、沖縄で暴れまわる。
    相変わらずハッピーエンドってわけではないが、しっかりケリがついて面白い。
    今作では前作の『国境』でも出ている汚職刑事の中川もなかなか大きく扱われていたが、憎めないキャラクターだ。
  • 暗礁(下)
    とにかく桑原と二宮のやりとりが最高に面白いです。
    二宮の庶民感覚に笑わせられます、桑原の二宮に対する威嚇の言葉に笑い感心します。
    二人ともヒーローでも2枚目でもありませんが憎めません。
    内容は社会派シリアスです、黒川さんの身辺にボディーガードが必要なのではと心配したくなります。
    映画になれば楽しい映...続きを読む
  • 暗礁(上)
    とにかく桑原と二宮のやりとりが最高に面白いです。
    二宮の庶民感覚に笑わせられます、桑原の二宮に対する威嚇の言葉に笑い感心します。
    二人ともヒーローでも2枚目でもありませんが憎めません。
    内容は社会派シリアスです、黒川さんの身辺にボディーガードが必要なのではと心配したくなります。
    映画になれば楽しい映...続きを読む
  • 暗礁(上)
    疫病神シリーズ第3弾。

    建設コンサルタントの二宮と,ヤクザの桑原が関西を中心に繰り広げる奇想天外なストーリー。
    関西の地理,資金の流れ,警察の汚職など,とてもリアルな描写がされていて面白い。
    第2作目の国境が一番面白いと思ったけれど,本作もスラスラ読めて楽しめる内容。
    就寝前に読むと寝られないので...続きを読む
  • 暗礁(下)
    疫病神シリーズ第3弾。

    建設コンサルタントの二宮と,ヤクザの桑原が関西を中心に繰り広げる奇想天外なストーリー。
    関西の地理,資金の流れ,警察の汚職など,とてもリアルな描写がされていて面白い。
    第2作目の国境が一番面白いと思ったけれど,本作もスラスラ読めて楽しめる内容。
    就寝前に読むと寝られないので...続きを読む
  • 暗礁(下)
    このシリーズ、落としどころがうますぎますね。巻末の解説でも書かれていましたが、「決着」がきっちりとつくんですよね。がっつり稼いでってわけでもなく、その逆でもなく…。読後にニヤとさせられる落とし所にうまく導かれるんですね。