黒川博行のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
疫病神シリーズの第7弾です。
お馴染みのコンビ、桑原と二宮が、リゾート開発や土地利権、中国資本まで絡む“金の泥沼”へずるずる引き込まれていく作品です。
このシリーズ特有の、人間が欲を出した瞬間から空気が濁り始めるなという感覚は健在で、儲け話に群がる人間たちは、最初はみんな「少し得したい」くらいの顔をしているのに、金とメンツが絡み始めると、引き返せないままどんどん沈んでいきます。
特に印象に残るのは、土地や利権の話なのに、どこか場末の賭場みたいな胡散臭さがずっと漂っているところでした。
桑原の危うさは相変わらずですが、二宮も“もう関わるのをやめればいいのに”と思うほど巻き込まれ体質で、そのズルズ -
Posted by ブクログ
ヤクザ小説、刑事小説と違って、ヤクザ言葉のオンパレード、とても読み易い、会話が上手いで人物の表現力が豊かで分かりやすい。
概要
「わしのケジメは金や。あの爺には金で始末をつけさせる」
ヤクザを使ってヤクザを抑える対策を建設業界では〝前捌き〟と呼び、略してサバキという。
ノンケとゲイの違いは、基本的には性的指向にあります。 ノンケは異性愛者を指し、異性に対して恋愛感情や性的魅力を感じる人のことです。 一方、ゲイは同性愛者を指し、同性に対して恋愛感情や性的魅力を感じる人のことです。
亥誠組傘下の滝沢組と二蝶会傘下の嶋田組では明らかに分がわるい。亥誠組六百人、二蝶会六十人──。滝沢組五十人、嶋 -
Posted by ブクログ
母の遺品であり疫病神シリーズ第七弾でありシリーズ最新作。
歯科医院による診療報酬不正受給事件が起きた。
逮捕されたのは大阪府警OBら11人、しかし8人は不起訴に。
事件の背後に「白姚会」の存在を嗅ぎつけたイケイケ極道の桑原は、建設コンサルタントの二宮を連れ、組事務所を訪ねるが――
良くも悪くもいつもの展開である。が、馴染んでくるとそれが楽しい。
例によって桑原と二宮の会話は漫才のようであり、お互いきらいきらいと言いながら楽しんでいるようですらある。
で、今回は警慈会とかいう警察OBの碌でもない団体の悪どい金儲けから掠め取ろうと桑原が動き出すのだが、いきなり二宮が(いつもの如く)ボコボコに