黒川博行のレビュー一覧

  • 破門

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    疫病神シリーズ、安定の面白さ。
    どれも結構なページ数ですが、最後まで楽しく、読みごたえがあって好きです。
    自身が大阪出身なのも、このシリーズにハマる要因の1つです。

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    2026年02月02日
  • 連鎖

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    あーおもろかった!勤ちゃんジロさんの会話は漫才そのものですね。「二の足でませんねん」「三の足だせばええ」。思わず声出て笑いそうになりますので電車ではご注意を(笑)

    話しは、旦那の捜索願いを2人が受理する所から始まります。手形詐欺にあったらしいので調べていくと、出るわ出るわ悪党と金の亡者達。過去の失踪や未解決殺人事件にも繋がり、ただの失踪探索が署を上げての大事件へと広がっていきます。

    人物や事件の構造が非常に複雑で一読では解読が難しいかも。手形が詳しい人ならもっと楽しめたかなと思います。
    それ以上に2人の会話で楽しませて貰いました。

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    2026年01月29日
  • 泥濘

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    母の遺品であり疫病神シリーズ第七弾でありシリーズ最新作。

    歯科医院による診療報酬不正受給事件が起きた。
    逮捕されたのは大阪府警OBら11人、しかし8人は不起訴に。
    事件の背後に「白姚会」の存在を嗅ぎつけたイケイケ極道の桑原は、建設コンサルタントの二宮を連れ、組事務所を訪ねるが――

    良くも悪くもいつもの展開である。が、馴染んでくるとそれが楽しい。
    例によって桑原と二宮の会話は漫才のようであり、お互いきらいきらいと言いながら楽しんでいるようですらある。

    で、今回は警慈会とかいう警察OBの碌でもない団体の悪どい金儲けから掠め取ろうと桑原が動き出すのだが、いきなり二宮が(いつもの如く)ボコボコに

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    2026年01月24日
  • 海の稜線

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    今作も大阪弁のやりとりをたのしく読みました。
    ブンと萩原警部補の大阪VS東京の描写、間にはいる総長も面白い。
    ブンはオカンにあんなに事件のことを話してええんか…とかフィクションなのに心配しました。

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    2026年01月24日
  • 八号古墳に消えて

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    考古学の知らない世界を知ることができました。
    どこにいっても派閥はあるんだな〜。
    黒川氏の関西弁のやりとりの描写がすきです。

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    2026年01月24日
  • 離れ折紙

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    美術品や骨董品を扱った短編集
    騙し騙される系が好きなのでど真ん中でした
    短編なのに一話の中身も濃い
    しかもそんなこともあるだろうな、という業界話が楽しめた
    絶対に素人が手を出してはいけない世界

    他の作品も読んでみたい

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    2026年01月17日
  • 煙霞

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    高校で美術講師を務める主人公が、音楽教師の同僚と一緒に悪名高い勤め先の学園を相手に犯罪に巻き込まれる(巻き込まれに行く?)話。多少ご都合主義ではあるものの、スピーディーで痛快な展開に一気読み。

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    2025年12月30日
  • 煙霞

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    ネタバレ

    久しぶりの黒川博行さん。
    疫病神シリーズと同じく、関西弁コンビのバイオレンス系作品!騙し合いを繰り返す、ドンドン変わる展開に読む手が止まらずに一気に読み切りました。

    にしても、黒川作品の登場人物は本当に魅力的ですねー。私が関西出身というのもあり、関西弁なのも親近感。
    熊谷と正木の普通の教師コンビがドンドンやばい展開に巻き込まれていくハラハラ感(早く逃げて!とか)と、ドンドン真相に近づいていく達成感がよかった。
    あと、感想
    ・騙しあってる4.5人のその時点の事件の情報、認識が違うので結構頭の中整理するのが大変!
    ・熊谷は菜穂子の過去の男を気にしすぎ!気持ちは分かる。うん、分かるけども。
    ・小山

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    2025年12月30日
  • 疫病神

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    大阪弁の物語が読みたくなり、手に取る。
    息遣いが聞こえるような会話の黒川文学。
    桑原のキャラが立ちまくっていて、生々しい。
    後半になるにつれ、躍動感も出てくる。
    良い読書体験だった。

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    2025年12月07日
  • 文福茶釜

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    テンポ良い話と骨董の贋作テクがページをめくらせる。
    詐欺師のプロっぷりが新鮮で刺激的で
    日常の風景に新しい光がさす・・
    叙情的とは真逆な一種理系を思わせる面白さがあった

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    2025年11月24日
  • 連鎖

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    ネタバレ

    関西弁をしゃべりたくなる。
    会話のリズムがとても心地よくて、いつまででも聞いていたくなる。めっちゃいいバディものだった。

    こういう地道に足で稼ぐタイプのミステリの快感って、アリの群れが大きな獲物を少しずつ巣に持ち帰る映像とか、汚い家を掃除するタイムラプスを見るときの快感に似ていると思った。その流れを邪魔しない自然な会話のバランスがいい。

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    2025年11月24日
  • 悪逆

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    やっぱり、刑事物は面白いな。500ページを超えるのに、1週間は掛からなかった。
    にしても、この話、殺された人は皆悪党、殺した犯人は元刑事なんだけど、悪党だから殺すという理由だけでこんなにつき進むものなんだろうか。その先にある何かがあったのかよくわからないけれど、この元刑事には逃げおおせて欲しかった。

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    2025年11月23日
  • 悪逆

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    強盗殺人とそれを追う刑事の両方を交互に追う、クライムストーリーだがユニークなのは、淡々と進むこと。淡々と犯罪をおこし、淡々とそれを追う。だんだんと両者が近づいていく。ドンデン返しとかトリックではなく、その両者が淡々と近づいていくところにリアリティと興奮があるというのがおもしろい

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    2025年11月10日
  • 煙霞

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    バイオレンスに分類かと悩んだら、裏書に痛快サスペンスと書いてあったのでそのままに。
    美術の常勤講師と音楽の型破りな女教師がコンビニなって、理事長の金塊を追う。
    最後が見事!面白い

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    2025年11月06日
  • 二度のお別れ

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    ネタバレ

    母の遺品にあった一冊。直木賞受賞作家である黒川氏のデビュー作、とのこと(知らずに読みました)

    三協銀行新大阪支店で強盗事件が発生。犯人は現金約400万円を奪い、客のひとりを拳銃で撃って人質として連れ去った。大阪府警捜査一課が緊急捜査を開始するや否や身代金1億円を要求する脅迫状が届き、そこには切断された指が同封されていた。刑事の黒田は、相棒の“マメちゃん”こと亀田刑事とともに、知能犯との駆け引きに挑むが…

    お恥ずかしながら黒川博行という作家がどのような作品を書くのかも知らず、その凄さも知らないという状態で読書開始。
    他にも黒川作品が読まれずに積んである中でこの作品を最初に手に取ったのは
    ・シ

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    2025年10月26日
  • 落英(下)

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    ラストはどうかなと思うが、それまでかな充分に楽しませてもらった。

    方言も地理も関西人であれば百パー理解して楽しめる。
    セリフの掛け合いが面白いのはキャラ造形がしっかりしてるから。こんなオッサンオバハンおるおるのオンパレード!

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    2025年10月17日
  • 後妻業

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    限りなく5に近い4
    読み応えバッチリな作品。
    徹底的な悪女の小夜子を中心に描かれているが小夜子のコントロール役の柏木と彼等の所業を調べ尽くし、挙げ句の果てに強請ろうとまでするする本多も主役級に描かれている。
    三者三様とも一筋縄ではいかず、追いつ追われつする様に手に汗握る感じが止まらない!
    小夜子と柏木はチームではあるのだがお互いを全く信用していないことがよくわかるやり取りを読んでだからこそここまで後妻業を続けられたのかなと妙に納得してしまった。
    ただ、最後がかなりあっけなく拍子抜けだったので梯子を外された感も否めなかったので☆5にはできなかった。
    黒川作品としては軽妙さが少なくかなり硬派な作品

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    2025年10月01日
  • 落英(上)

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    久しぶりの黒川博行。やっぱええ!

    セリフの良さと、裏社会を知れる面白さの両輪で物語を走らせている感じ。
    関西人にとって、馴染みの場所ばかりが楽しい。

    さて、後半はどうなるか?

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    2025年09月28日
  • 連鎖

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    黒川ワールド全開。

    大阪の土地勘があれば10倍以上楽しめる。

    中小食品会社の社長が行方不明と妻が警察署に捜索願を届け出る。
    家出人で済ませることもできたが、何か引っかかるところがあり、捜査することに。

    タイトル通り「連鎖」となっていくストーリー。

    後書きにもあるが、後書きのキャストでドラマ化してほしい。

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    2025年09月18日
  • 悪果

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    刑事だけど決して正義感溢れるヒーローではなく、ある意味ダークヒーローのようであり、金と女と酒と男の欲に忠実な2人の刑事を中心とするストーリー展開は、テンポよく展開して、警察とヤクザものはやはり極上のエンターテイメントだなと改めて感じさせる。

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    2025年09月13日