黒川博行のレビュー一覧

  • 螻蛄―シリーズ疫病神―

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    疫病神シリーズは
    文句言わずに星5つ。
    この二人が会話してるだけでもう満足。
    ちょっと尻切れだけど
    そんなこたあ大したことじゃない。

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    2012年04月05日
  • 迅雷

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    ちんぴら同士のデスマッチ。会話がおもしろく、遠い世界の出来事をただただ楽しんだ。終わって、気分爽快、リフレッシュでした。

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    2011年12月18日
  • 流砂

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    ネタバレ

    黒川さん、完読第1作は最新長編。トクリュウ組織内での暴発的な略奪と、それを追う刑事の執念がラストで結実するクライムサスペンス的な物語。ノワールなエンタメだったのであっという間に読めた。面白かったけど気分がスカッとしないのは、内容からかもしれないけど、途中から主観がなくなる消失感があるかもしれない。分厚い物語で充実した内容だけど何か物足りなさを感じてしまう。15年くらい前に初作でつまづいた疫病神シリーズになぜか再挑戦を決意。全部揃えてしまった。

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    2026年09月14日
  • 流砂

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    スピード感あふれる展開で、主役が目まぐるしく変わって面白い。けどとにかく簡単に人が死にすぎる。悪逆あたりからこういう路線に変わったのか?黒川センセ

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    2026年09月12日
  • 破門

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    『疫病神』シリーズ第5弾。

    576頁の大作ながら、これまでの4作品よりもサクサク読めた。

    映画制作の裏話かと思いきや、中心は出資をめぐる詐欺。
    追い込まれても、箸で太ももを刺されても、息をするように嘘をつく詐欺師爺には、もはや感心するほど(笑)。

    そしてタイトルの『破門』がずっと不穏で、桑原がどうなっていくのかハラハラしながら読んだ。

    ラストもすっきり終わらせず、次作が気になる終わり方。

    直木賞受賞作という肩書き以上に、576頁を一気に読ませたことそのものが、この作品の面白さを物語っている気がする。

    『国境』も好きだけれど、『破門』はとにかく“止まらず読めた”一冊だった。

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    2026年09月09日
  • 疫病神

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    ネタバレ

    建設コンサルタントの二宮が極道の桑原と組み、産廃処理場建設をめぐってワルたちの中を駆けずり回る話。たった数日間の出来事とは思えないほど複雑に絡み合う利権に、最初から最後までもう何が何だかわからないのだが、なぜか読ませる。読めてしまう。それが不思議でたまらない。バディともブロマンスとも違う、型にはまらない二宮と桑原の関係性と、蠢くように生き生きとした大阪弁がいい。

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    2026年09月09日
  • 流砂

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    ネタバレ

    犯罪者側と捜査側の両方のいくつもの視点からたっぷりと味わえ、今回も流石だなと。
    一気読みで楽しませていただきました。

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    2026年09月05日
  • 悪逆

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    ネタバレ

    単なるバディものでなく、犯人側の視点も挟みながら突き進むクライムサスペンス。

    大阪府警捜査一課の舘野と箕面北署のベテラン刑事・玉川が、広告代理店元経営者・大迫の殺害事件を追う中、大迫と面識のある男・成尾が殺される。被害者はそれぞれ士業詐欺とマルチ商法によって莫大な金を荒稼ぎした悪党で、情報屋の標的になっていた。いずれの事件も初動捜査で手詰まりとなる中、さらに新興宗教の宗務総長・田内が殺害される。

    悪党ばかりを的にかけ、一切の痕跡を残さない犯人は何者?刑事のバディは突破口を見出せるのか?まさにノンストップ!

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    2026年09月05日
  • 雨に殺せば

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    地道な捜査と軽快なトーク。現実に蔓延る金融の不正と警察官たちのリアルな境遇。
    ザ・警察小説なるものを初めて読んだので新鮮に楽しめた。

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    2026年08月31日
  • 国境(上)

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    黒川博行『疫病神』シリーズ第2弾。
    『直木賞』候補作品。
    『国境』が映画化されると聞き、『疫病神』シリーズに参戦。

    『疫病神』コンビ、建設コンサルタントの二宮と、暴力団・二蝶会幹部・桑原は、詐欺師・趙を追って、北朝鮮に密入国することに…

    北朝鮮に趙を追いかけてやってきた二宮と桑原。
    破綻した経済状況で生きる人々の厳しい現実。
    汚職で肥え太る一部の特権階級。
    北朝鮮の厳しさが伝わってくる。
    30年近く経った今でも変わらないのだろう。
    束縛と監視は思っていた以上。
    二宮と桑原の趙を探すという行動そのものが一歩間違えれば、命を落とすという過酷さ。
    どうなっていくのか…

    趙は見つかり、捕まえられ

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    2026年08月24日
  • 破門

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    知人からおすすめされた本。
    奥様の学生時代の教師をされていたのが
    作者さんで、しかも美術教師というから
    そこは国語教師ちゃうんかい!と
    面白半分手に取ってみた本。

    基本的にヤクザ者はあまり読まないけれど
    軽快なリズムで進むストーリーと、関西弁の掛け合いが、まさに関西人が知ってるそれでとても読みやすく、任侠の世界をさくっと覗き見させてもらったような、そんな世界観
    描かれる土地も、身近なところばかりで、なお親近感。少しノスタルジーで、いつもタバコとお酒。ドラマを見てみたいなあと思える作品だった。

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    2026年08月16日
  • 悪逆

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    完全犯罪を切り崩していく捜査がめっちゃ面白い。ベテラン刑事の人物像も良く、裏社会や警察の捜査方法なんかも興味津々。はじめに手の内全部見せて、犯人と警察の攻防を描くのが斬新でめちゃくちゃ面白かった。トリックとか謎解きとか、全く面白みを感じないミステリー嫌いだけど、こういうのは面白い。ほんとにこんな感じなのかはわからないけど、リアリティもむちゃくちゃあった。

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    2026年07月31日
  • 泥濘

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    疫病神シリーズの第7弾です。
    お馴染みのコンビ、桑原と二宮が、リゾート開発や土地利権、中国資本まで絡む“金の泥沼”へずるずる引き込まれていく作品です。
    このシリーズ特有の、人間が欲を出した瞬間から空気が濁り始めるなという感覚は健在で、儲け話に群がる人間たちは、最初はみんな「少し得したい」くらいの顔をしているのに、金とメンツが絡み始めると、引き返せないままどんどん沈んでいきます。
    特に印象に残るのは、土地や利権の話なのに、どこか場末の賭場みたいな胡散臭さがずっと漂っているところでした。
    桑原の危うさは相変わらずですが、二宮も“もう関わるのをやめればいいのに”と思うほど巻き込まれ体質で、そのズルズ

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    2026年07月30日
  • 喧嘩

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    疫病神シリーズ第6弾です。
    関西の裏社会を歩いてきた人間の“地の声”が、そのまま紙に落ちているようで、読んでいて何度も苦笑いしました。
    筋書きよりも先に、会話の間合いや金の匂い、人の浅ましさが立ち上がってくる感じがいかにも著者らしかったです。
    暴力は派手じゃないのに生々しく、登場人物たちの喧嘩は正義でも美学でもなく、ただ生活の延長線上にあるのが逆に怖いです。
    勝ち負けより「どう生き残るか」に重心を置いた視線には妙な説得力があり、読み終えると人間の小ささと逞しさが同時に残ります。
    派手さはないのに、後からじわじわ効いてくる一冊でした。

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    2026年07月28日
  • 破門

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    彼等の世界に共感することはできないが、俗世から離れた世界を、この小説から体感することができ、何よりも二宮と桑原の二人の掛け合いが軽妙で爽快ささえ感じる自分がいる。
    コンビと言っても過言ではない二人の今後の成り行きにも期待して、過去の未読のシリーズも手に取りたい。

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    2026年07月20日
  • 破門

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    疫病神シリーズ第5弾です。
    今回も凸凹コンビが活躍します。
    疫病神シリーズですが、主人公の2人のキャラクターが確立しているので、安心して読むことが出来ました。
    マンネリすることもなく、映画制作絡みでのトラブルですが、最後まで勢いがよく面白かったです。

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    2026年07月03日
  • 国境(下)

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    こすっからい子悪党の二宮程度の奴なら結構いるだろうが、桑原ぐらい頭の回る大悪党もそういないだろう。それが北朝鮮まで出向いて詐欺師を追い詰めるが、それに嫌々付き従っている子悪党もそれなりに知恵を働かせて自分の取り分を膨らまそうとする。だいたい下手を打つ結果になるんだけど。
    この二人の協力と騙しの駆け引きも面白い。金の取り分は満額回答にはならないが、それなりに恩を返そうとしている桑原は、大親分の素質があるなと思った。古い作品だから、続きでこの二人がどうなっていくのか楽しみ。

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    2026年06月27日
  • 国境(上)

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    相変わらず桑原は無茶苦茶や。そこがいいんだけど。見も知らぬ国で日本式極道を貫くのも面白い。また二宮とのくだらない掛け合いがたまらなく好き。

    ただ、長いな。上下に分かれてなくて文庫本一冊でええわ。

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    2026年06月27日
  • 国境(上)

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    疫病神コンビの掛け合いが北の大地でどのように作用するのか⁈ 下巻に乞うご期待。
    でも現実ならば、どれだけ大金を掠められても北の大地に逃げられたら、アウトなんだろうな。
    それにしても北の大地の悲惨な環境が目に浮かぶ描写がすごい。何処から情報を仕入れるのでしょうか。

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    2026年06月20日
  • 泥濘

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    イケイケ桑原とヘタレの二宮のコンビはベタだが期待を裏切らない。自分がどちらの役を演じるかと考えたらやはり二宮だろうなあ(笑)次回作に期待!

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    2026年05月31日