黒川博行のレビュー一覧
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極上に面白く、物語の展開が絶妙に上手く、614ページを滞る事なく一気に読んでしまった。
宗教2世で偽造した身分証を使いトクリュウ犯罪をしている青木慶彦。
青木が狙うのは資金を纏めるトクリュウの幹部であり、偽造身分証により追われる気遣い無く大胆な犯行で大金を収奪していく。
物語は青木が次々とトクリュウ幹部を襲う手際の良さを描き、ヤクザや警察からの追及を躱していく緊張感で読ませてくれる。
ところが青木の物語だけでも十二分に面白いのに、物語は青木の視点から前半では後手に回っていた警察が次第にその存在感を増していく。
この切替が意外性を伴い、物語を次の段階へとグイグイ引っ張り、読み手はいつの間にか警察 -
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阿刀田高、黒川博行、佐藤正午、西村京太郎、馳星周、星新一、夢枕獏『一か八か ギャンブル傑作コレクション』角川文庫。
ギャンブル小説のアンソロジー。7編の短編を収録。西村京太郎、星新一のギャンブル小説はかなり珍しいのではないか。
自分はギャンブルは余りやらない。遥か昔、20代から40代の頃はパチンコをやっていたが、主に羽物という極めてギャンブル性の低い機種であった。羽物だと打止め台の開放を狙えば、少額ながらほぼ勝てた。
7編の短編のいずれも、麻雀、競輪、競馬、カジノ、賭け将棋とバレエティに富んだギャンブルをテーマにしており、いずれの作家も勝つか負けるかの真剣勝負のジリジリした感じを見事に表 -
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ノワールミステリーというジャンルらしい。
暗くて救いが少ない犯罪小説の類らしい。
たしかにw
ノワールは
・ダメ人間
・犯罪者
・欲望に流される人
とかが主人公になりやすい。
というChatGPTの説明がすごくしっくりきて思わずにやり。
お金という欲に駆られた色んなタイプの人間が出てくるため、常に不穏で常に何かが起こりそうな緊張感がある。且つ文章が読みやすくてあっという間に読めてしまった。
あまりに面白かったのと映画版の小夜子役が「大竹しのぶ」さんだと知って(めちゃくちゃあってる!)映画も観てしまった。
映画はどこに焦点を当てたいのかわからず、原作の良さを壊していて残念だったけど、大 -
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ノワールミステリーというジャンルらしい。
暗くて救いが少ない犯罪小説の類らしい。
たしかにw
ノワールは
・ダメ人間
・犯罪者
・欲望に流される人
とかが主人公になりやすい。
というChatGPTの説明がすごくしっくりきて思わずにやり。
お金という欲に駆られた色んなタイプの人間が出てくるため、常に不穏で常に何かが起こりそうな緊張感がある。且つ文章が読みやすくてあっという間に読めてしまった。
あまりに面白かったのと映画版の小夜子役が「大竹しのぶ」さんだと知って(めちゃくちゃあってる!)映画も観てしまった。
映画はどこに焦点を当てたいのかわからず、原作の良さを壊していて残念だったけど、大 -
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大阪の警察官2人が関西弁をしゃべり、メシを食いながら、犯罪事件解決に奔走する、いつも通りの黒川博行作品。相変わらずブレない。そして、犯罪につながる現代社会システムのヤミにも迫る。本作品のヤミは金取引と宗教法人。さらに警察が犯罪捜査に多用するNシステムの説明は教科書ともいえるくらいの詳しさ。車を使った犯罪を考えている人は、絶対に知っておくべき。ITを使った車両ナンバー検索はここまで進んでいるのだ。
主人公2人の警官が追うのは連続強盗殺人犯。単独で緻密で残酷な計画を実行し、殺人と大金取得を繰り返す冷酷な犯人。と、その犯人に対して、組織の行動力と推理力で勝負する警察。この一進一退の攻防による緊迫感 -
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『破門』:直木賞受賞作
テンポとリアリティが炸裂する、
極道×カタギの凸凹バディ。
1.物語
建設コンサルタントの二宮と、イケイケヤクザの桑原。この「疫病神コンビ」が、映画製作への出資金詐欺被害をきっかけに、関西からマカオまでを詐欺師確保にむけて奔走する物語です。
2.選考委員(東野圭吾さん・浅田次郎さん)の書評
●浅田次郎さんの評
細密なディテールの集積は、まったく映像の表現しきれぬ、小説ならではの世界である。(中略)強く推した。
●東野圭吾さん
普通の人間社会の常識が通用しない異世界を見事に描いている。会話の練り方も半端ではない。(中略)作者にしか描けない独自の世界で、それを貫くこ -
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黒川博行の長篇ミステリ作品『二度のお別れ(英題:The Second Goodbye)』を読みました。
黒川博行の作品は、4年前に読んだ『文福茶釜』以来ですね。
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《黒川博行警察小説コレクション》
4月1日午前11時34分、三協銀行新大阪支店に強盗が侵入。
400万円を奪い、客の一人をピストルで撃ったのち、彼を人質にして逃走した。
大阪府警捜査一課は即刻追跡を開始したが、強奪金額を不服として犯人は人質の身代金1億円を要求、かくして犯人と捜査陣の知恵比べが始まる。
名手の記念すべきデビュー作となった、シリーズ第1弾!
解説=池崎和記
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