黒川博行のレビュー一覧

  • 螻蛄―シリーズ疫病神―
    いつも登場人物の多さに混乱しそうになっちゃうけど、桑原と二宮の会話のキャッチボールのリズムの良さが相変わらず楽しかった。クールないとこの悠紀ちゃんとのやりとりも大好き。そして、主役2人がどこまでもゲスい。気持ちよくなるくらいにお互いに自分のことしか考えておらず、あっぱれ!
  • 騙る
    本作も黒川博行先生ならではのワクワク感と駆け引きが堪らなかった。関西弁のあっさりしたセリフと自由奔放な人々に元気をもらう。大ファンです。
  • 騙る
    さすが元美術の高校教師、作中の美術品の記述が細かい。使わないものは『処分』をモットーとしている我が家にお宝は全く存在しません!
  • 騙る
    古美術品を使った詐欺を中心にした連作短篇集。中国の古い乾隆墨や狩野派の屏風など様々な道具で楽しませてくれる。読みやすく、そして物凄く面白かった。詐欺のアイデアも素晴らしい。超好み。
  • 果鋭
    アクション映画のようなドキドキハラハラ感があり、予想できないようなストーリの展開もあり、かなり面白かった!
  • 騙る
    骨董や古美術の知識が無くても楽しく読めるはずです。
    黒川博行さんのファンなら・・・
    黒川さんの描く登場人物のセリフまわしは天下一品やなぁと改めて感じました。
  • 左手首
    小悪党が犯罪を犯し、決してハッピーエンドで終わらない短編集。
    黒マメコンビや桑原・二宮コンビの作品とは一味違った黒川作品としてサラっと読めました。
    黒川作品らしい、登場人物のセリフのやりとり、好きやなぁ・・・
  • 後妻業の女【期間限定 試し読み増量版】
  • 螻蛄―シリーズ疫病神―
    極道の桑原とカタギの二宮がコンビを組む疫病神シリーズの第4弾。いつも通り大阪中心にカネを追って様々な土地を訪れるハイテンションでスピーディーな展開。その中で2人のボケツッコミ会話が絶妙なタイミングで挿入される。今回はそれに加えて二宮が飼うオカメインコがいい味を出している。

    今回の2人のターゲットは...続きを読む
  • 後妻業
    こないだツタヤでレンタルDVDを見てからどうしても原作を読みたくなって注文しました。
    久々のホームランという出来で、今日の午後三時から七時半までかかって完読しました。いやー、面白かったです。
  • 大博打
    ただ者ではない人質と犯人の人情溢れる物語。途中からは人質のお爺さんに夢中になった。あのお爺さんは元刑事なのか?

  • 疫病神
    建設現場でのトラブル処理請負や裏社会との仲介で生計を立てる、自称コンサルタントの二宮。彼が軽い気持ちで産業廃棄物業者から引き受けた依頼業務は、あれよあれよと大問題に膨れ上がる。産廃業界とは、政治家にゼネコン、建設会社に暴力団とクセ者ばかりが集い、協力と裏切りを繰り返す魑魅魍魎な世界だった。そんな世界...続きを読む
  • 破門
    直木賞受賞作。今回は映画への出資がこじれる話。相変わらず疫病神コンビはあっちに行ったりこっちに行ったりして忙しい。二宮は一般人だが稀に異様なほど腹がくくれる。桑原は相変わらず。関西弁のやりとりも、何気ない話に関係ない描写も世界観を造っている。
  • 勁草
    大阪人の裏社会で生きる男たちが次々に事件に巻き込まれる様をコミカルに描く、相変わらずな黒川博行作品のすばらしきマンネリ。

    本作の主人公はオレオレ詐欺グループで中間管理職的立場の橋岡。ボスの指示の下、電話担当、金銭受取担当へ役割を割り振る。それなりの社会常識と知識を持ち合わせている橋岡はボスにとって...続きを読む
  • 暗礁(下)
    疫病神シリーズが読みたくて買った一冊。

    仲がいいのか悪いのか
    このコンビは最高に面白い!

    途中人間関係や人の繋がりがよくわからなくなった。登場人物が多い

    上巻と合わせると結構なページ数だったが、テンポよく話が進み、あまり長さを感じる

    シリーズ物は飽きる時がたまにあるが、疫病神シリーズは次の作...続きを読む
  • 暗礁(上)
    疫病神シリーズにハマり買った一冊

    このシリーズは本当に面白い。
    ヤクザとコンサルタントのコンビは最高
    会話の後の心のつぶやきみたいな一言が面白い。

    運送会社の裏金を狙う話だが、だんだん話が広がっていきどうなるか楽しみになってきた。

    上巻下巻合わせると結構なページ数がある。
    「国境」と同じくらい...続きを読む
  • アニーの冷たい朝
    大阪を舞台にした“事件モノ”なのだが、本作は「非常によく出来た“映画”のノベライズ」という感じで、画や音が思い浮かぶような、複数の視点人物で次々と綴られるパートがテンポよく展開している…
    冒頭、禍々しい凶行に及ぶ者の目線で犯行を実行する様子が描かれ、場面が転じてみるとその凶行の結果である猟奇的事件が...続きを読む
  • 螻蛄―シリーズ疫病神―
    疫病神シリーズ第4弾
    今回のシノギは仏教界。

    動く額が違うし、ヤクザな業界で驚いた。
    金額が細かく説明してあるので
    リアリティーもあるし、とても面白い。

    命張った割には、あまり儲からないのもだな。
  • 喧嘩
    相変わらずの二人のやり取り、安心します!
    でもなんか、二宮がお金にセコすぎて、そこのところになんかイライラしたり、、、(笑)
    ページ数の、けっこう最後の方まで来たのに事件が片付いてない!っていう状態だったので、
    「この残りのページ数で片がつくの?」
    とハラハラしながら読んでいました。
    我ながら変な読...続きを読む
  • 疫病神
    黒川博行氏といえば、筧千佐子のいわゆる「後妻業」を描いた同名の小説で一世を風靡したが、むろんその名は事件報道以前から知っていた。いわゆるハードボイルド小説をものしたら右に出るものはいないと思えるほどの作家である。黒川氏が書く二宮と桑原の「最凶」コンビと呼ばれるシリーズの第一弾が本作だった。

    ところ...続きを読む