迅雷

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小説・文芸
712円 (税込)

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「極道は身代金とるには最高の獲物やで」 大胆不敵な発想でヤクザの幹部を誘拐した三人組。メンツをかけて人質を取り返そうとするヤクザたちと、誘拐犯との駆け引きが始まった。警察署の目の前での人質交換、地下駐車場でのカーチェイス、組事務所への奇襲攻撃……。大阪を舞台に、相手を追ったり、追われたり、白熱の展開でラストまで目が離せない快作。

※本作品は双葉社、KADOKAWA / 角川書店で同一タイトルの作品が販売されております。本編内容は同じとなりますので予めご了承下さい。既に同作品をご購入されているお客様におかれましてはご注意下さい。

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迅雷 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    忘れた頃にもう一度読んでみた。
    大阪弁が嫌いだったけど、なんだか笑えて好きになりました。他のシリーズも読んでみます。

    0
    2017年03月07日

    Posted by ブクログ

    ちんぴら同士のデスマッチ。会話がおもしろく、遠い世界の出来事をただただ楽しんだ。終わって、気分爽快、リフレッシュでした。

    0
    2011年12月18日

    Posted by ブクログ

    緊迫感がある場面が連続しているはずなのに、飄々としたキャラクターや大阪弁全開の会話のおかげでシリアスになりすぎずに終始エンタメしててすごく面白かった。
    何も考えずに読める作品は貴重だ。初めての黒川博行だったけれど他の作品も読みたい。

    0
    2020年01月17日

    Posted by ブクログ

    冒頭───

    街灯に明かりが入った。降りはじめた雨がルーフを叩き、フロントガラスにはじける。エンジンをかけてワイパーを作動させ、デフロスターのスイッチを入れる。
    「見えんな------」稲垣が助手席のウインドーを下ろして、油膜とりのスプレーを吹きつける。白い泡が散り散りになって流れ落ちた。
    「そろそろ一時間やで。いったい、いつになったら出てきよるんや」
    じりじりする。友永はステアリングを強く握りしめた。


    黒川博行、1995年の作品。
    スピード感あふれたクライムサスペンス。
    堅気の男たちがヤクザの組長を誘拐し身代金をせしめようという物語。
    誘拐を企てた主要人物ははどうしようもないハグレ三人。
    といっても、一人はほとんど喋らない展開なので、いつものように二人組での関西弁の掛け合いが続く。

    組長を誘拐してからの何回かの身代金受け渡しの攻防がスリリング。
    いつもながら、黒川さんのストーリー展開の上手さには惚れ惚れする。
    この作品を読んで、二十年前にはすでに携帯電話は当たり前の持ち物だったのだ、とあらためて思った。
    ポケベル、PHSが幅を利かせていたのは80年代後半~90年代前半だったか。
    ポケベルでは、数字で合言葉を決めるっていうのもあったな。
    初めてPHSを秋葉原の電気店で買った時は、子供が新しいオモチャを与えられた時のように、うれしくて友達に掛けまくったものだ。

    約二十年前に書かれた作品ながら、古さは全く感じられない。
    古くても読ませる黒川作品のエンタメ度の高さが存分に発揮されている作品だった。
    特に最後の2ページ、三人組の一人の主人公友永が、突然思い立って行先を変えるところに、仲間への愛情が感じられた。

    0
    2014年08月29日

    Posted by ブクログ

    「これ警察に届けますか」「あほんだら。眠たいことぬかすな」…「カマシはそれだけかいな、え」「お、おどれら」
    わーい、ポンポンと交わされるこんな会話が聞きたくてワクワクしながら読み始めるのよねえ。調子の良いのは最初だけ。大概は思い通りにならなくて足掻きながらドツボにはまっていく愚かしくも愛おしい男たちが右往左往してるのが黒川作品の醍醐味ね。実際に目の前にこんな度外れた男がいたら引いてしまうけど、横から見てる分には楽しくて哀しくて応援したくなっちゃう。小説で良かった。2013.8

    0
    2013年08月14日

    Posted by ブクログ

    人質交換のシーンでは、もう少しスピード感があった方がよかったかも。
    関西弁とドタバタ系の組み合わせが最高です。

    0
    2012年04月12日

    Posted by ブクログ

    「矜持」という言葉では何やらカッコよすぎてしまうようなどこかユーモア漂う男たちの、熱い友情を描いた「てなもんや」ハードボイルド。ひょんなことから知り合ったカタギの男たちが、暴力団の組長をさらって組に身代金を要求するのだが、大阪の地理を縦横無尽に活かしながらの組との駆け引き、関西弁トークの面白さ、これ出張の新幹線で読み始めたら到着まで一気読みでしょ。「疫病神」が有名な著者だがこの人のバディものはほんとに面白い!

    0
    2009年10月09日

    Posted by ブクログ

    古本屋で見つけなんとなく買った一冊。

    ヤクザを誘拐してお金を稼ぐ話だった。

    上手く行くわけないと思ったが、そう何度もうまくいくわけがなかった。 

    スピード感がありな話がどんどん進んで行くので、読むスピードもだんだん早くなっていく感じすぐに読み終わった感じがする。

    黒川さんの小説はいくつか読んだが、この小説も主人公が悪だった。

    ラストがちょっと気になった。
    三人組がそれからどうなったか?
    続きがあれば読んでみたいなと思った小説でした。

    0
    2022年08月11日

    Posted by ブクログ

    職を転々とし、鉄屑屋をやっていた友永のところに、流れ者の稲垣が現れ、誘拐を計画する。標的は、身代金を巻き上げてからも警察には行かない、ヤクザの首謀者だった…。

    のっけから、助走もつけずに突然ヤクザを誘拐してしまうので、始終ピリピリとした緊張が続く。少なくとも、身代金を取ることなど無理な話であるのは、予想に難くないであろう。

    ストーリーとしては、ヤクザの組長を縛り上げておいて、事務所とやり取りをして、失敗してが延々と続くため、いつもの黒川作品のようにハイスピードで景色が変わっていくような爽快感はあまり無いかもしれない。

    しかしそこは黒川博行、ピリピリがビリビリになって、読むのが辛くなろうがなんだろうがストーリーを展開していく。ヤクザの車から取ってきたものが、ひょんなところから役に立つも、ピンチに次ぐピンチ。さてどう切り抜けるのか。

    読ませる作品であるが、年度末のただでさえ胃が痛い時。なかなか辛(カラ)くてヒリヒリの、激辛カレー風味。飽きさせはしない。

    0
    2021年02月01日

    Posted by ブクログ

    大好きな黒川さんの小説。こちらはいつものヤクザ同士の戦いでも、ヤクザvs警察でもなく、ヤクザを一般人が誘拐するお話。関西弁の会話がいつもより少な目で物足りなかったが、なかなか楽しめた。

    0
    2020年05月09日

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