草間さかえのレビュー一覧

  • 優しいSの育て方

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    大好きな人がMであることが発覚して自らSに目覚めるという話は多々あれど、優し過ぎる性格なのに、好きな人の為にSになろうとレッスンを受ける、という何とも可笑しなラブストーリー^_^
    初めての純粋な恋の相手が、美し過ぎる四十男、それも筋金入りのM、というかなりのハードルの高さにあたふたと奮闘する栄田くんが可愛い(*´∀`*)宮も四十にしてその美しさ犯罪ですよ。
    レッスンの様子もSMシーンはあるものの、コミカルだったりSMとは何であるか冷静に語られたりするので、エロエロしさはあまりありません。むしろ二人が愛を深めて行く様が微笑ましくもあります。挿絵が草間さかえさんなのも味があってイイですね。
    最後二人は結ばれますが、それでも尚Mであり続ける宮でよかった!
    SMものでこんな爽やかな読後感って初めてかも^_^

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    2012年07月07日
  • ~恋愛男子ボーイズラブコミックアンソロジー~Citron VOL.14

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    猫っ毛目的で買い続けてしまうだろうなぁ、Citron。みいくんは恵ちゃんに恋して自分の性癖を自覚しているけど、リアルな性行為に於いては母親の言動などに擦り込みを受けている印象が強い。それはまだ彼が少年で、ぐらぐらに揺れ動いているからだろうな。性癖を否定したり拒否したりして悩むと言うより、母親の血を受け継いでいる、と言う面に向かう嫌悪感などは垣間見えるが、みいくんが色っぽいのは遺伝ではなくて、彼の個性だろうなぁ。フェロモンが出ちゃう男の子なんだよな(笑)。そして恵ちゃんは天然無自覚魔性だし。よくちゃんとカプになれたよ~(笑)。それにしてもバリタチのみいくんも、最初は年上のおじさん相手に後ろ開発されてたんだろうか。その辺は黒娜さかきさんの「青春♂ソバット」の白洲を彷彿とさせる。白洲はバリネコだったんだけど、経緯が似ているからと言ってネコにならなかったみいくんの少年時代から現在までの過程が非常に気になる。出歯亀根性で、小樽と東京で遠距離していた間に、みいくんが不特定多数の男子とどう言う関係を結んでいたのか、非常に気になる。このほんわかカプが終着点と思って読んでいる人は、みいくんの「浮気」のこの部分が許せないようだが、みいくんと言う人となりに興味があるので読んでみたいが、きっと描かれないんだろうなぁ、とは思っている。
    『どうにかした日』のツンデレすぎるおっさんとムサい部下のお話がとてもツボった三角社ぴえさんの読み切りがまた…流れるような、と言う描き方じゃなくて、思考がぷつぷつ途切れる感じ、場面がパッパと切り替わる感じが癖になる。やっぱ面白い、この方。
    そして、桃山なおこさんの心霊差異が始まっちまった~、そして行春のビジュアルがどストライクだ!!(笑)

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    2012年05月07日
  • ヌレル イロメ(2)

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    すっかり可愛げのない大人になった自分を「かわいい」という年下の恋人・壬生谷。高校教師の白川は壬生谷のくれる永遠や幸せを、まだ信じ切れていなかった。
    そんな時、白川に告白してきた生徒が――。先生と卒業生、先輩後輩、幼なじみ。それぞれの恋が滴るように熟していく「好き」の続きを描いた、「イロメ」続編登場!!
    (出版社より

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    2012年05月24日
  • イロメ

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    そっけない銀縁眼鏡のむこうから、野田先生は俺に信号を送る。ここ、テストにでるぞ。ここ覚えとけよ。でも、先生、ほんとに送りたい信号はそれなの? 先生と生徒、先生と卒業生、先輩と後輩、幼なじみの同級生。校舎の中で生まれ、育ってゆくいろいろなイロコイを描いた、描き下ろし満載の草間さかえ傑作読み切り連作

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    2012年04月07日
  • ~恋愛男子ボーイズラブコミックアンソロジー~Citron VOL.13

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    猫っ毛特集ということで久々に本誌購入。
    ファンにとってはたまらない1冊です!
    また、多くの作家さんが猫っ毛漫画を描かれています。
    あの人も!?え、あの人も?!!って感じで、違う先生が描かれることで新たな猫っ毛を発見出来た気がしました。
    ファンの方は是非一読を!!

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    2012年03月08日
  • 夢見る星座

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    あらすじ…うなじ、手首の内側、君のほくろはスーツに隠れそうな場所にある。
    それを線でつないだら、綺麗な星座になるだろう…
    男たちが日常で抱える秘密の妄想が、ある日美しい恋になった。
    誰かに話したくなるような、5つのロマンチック・ストーリー。

    夢見る星座好きです。
    お話としても綺麗だし、この見えないところにほくろ…っていう着眼点が素晴らしいと思います笑)
    草間さかえさんも個性の強い本を出されるので、好きな方は作家買いだと思われます。
    他に4作品入っており、自分は夏のみちしるべなんか好きです。
    されど美しき日々のでっぱ受に衝撃を受けましたが笑)、全体的にとっつき易く感じます。

    お気軽にぜひ、ご一読下さい。

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    2012年03月02日
  • ダメBL

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    ハイヒールに一目惚れして買いましたが全体的に良かった。個人的にはガチゲイのお話が好き。あと大胸筋プレイは流行るべき。

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    2012年01月08日
  • ダメBL

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    商業的にダメじゃね?っていうBL作品を集めたアンソロ。癖があってニッチで変態ばかりだけど面白い。作家さんたちが書きたいもの、読み手さんたちが読みたいものがニーズだよね、と唸らされました。それがかぶればこの上なく幸せだよね。

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    2011年12月28日
  • 優しいSの育て方

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    SMモノではあるけれど、ピュアな恋がメインなので痛さはなく甘さがたっぷり。性☆癖のS、Mというより、SとMのメンタル的な関係性がきちんと書かれていてすごく納得でした。受攻双方の心情の動きが丁寧に描写されているので物語に入り込んで読んでました。繊細で心優しい大型ワンコ栄田の純粋な愛情は、痛みによる快楽だけでなく精神と肉体の両方が満たされる幸福な悦びで宮をいっぱいにするんだと思います。王もとても素敵なSだったのでスピンオフが是非読みたい!その時にでも、優しいSに成長した栄田も出てきてくれたらいいな♪

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    2011年12月21日
  • ダメBL

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    重い!内容がじゃなくて、本自体が(笑)
    ダメの理由コメントが、妙に冷静な分析で、商業誌的にNGってこういうことか、と思いました。
    1200円だけど、良いお買い物でした。

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    2011年12月18日
  • どこにもない国

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    隊長たまらんです隊長。
    黒髪メガネ着流し型物。そして少し寂しがり屋。意地っ張り。

    世捨て人っぽい雰囲気が好き。きっと2人の世界には2人しかいない。どこにもない2人だけの国があるんだろう。

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    2011年12月17日
  • ダメBL

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    私好みの個性派作家が多数で嬉しい!どちらかというと王道よりも癖のある作品の方がより惹かれるので、どれも美味しく頂きました!全然ダメBLじゃない!なんでNGなんだかわからず作家さんのコメントを読んで、やっと理解(笑)でも、それもレーベルによっては問題なさそうな気もします。女体、古墳、ムエタイ、ジジイ、オネエダンサー、ロボ、扇風機(!)、チビポチャヲタ攻などなど、いろんなお話が読めるのも楽しすぎる!特に気に入ったのは梅松さんと岡田屋さん。草間さんのカッパも是非作品にして欲しい♪

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    2011年12月11日
  • マッチ売り

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    やっぱり草間さんの世界は独特。好きだー。読んでてその世界観に引き込まれる。
    この作品は主カプ2人で進んでるわけじゃないのがなんとも…!脇が脇じゃなく感じる。ある意味主役というか。スピンオフとかじゃないからかもしれないけど。いろんな意味で素直な花城が好きですv
    隠してることが気になる。続き気になる・・・!続き気長に待ちまする。

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    2011年12月11日
  • 優しいSの育て方

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    SMもの、というほど濃ゆい作品ではない。
    はっきりいってコミカル。
    で、とにかく攻めがカワイイ。
    図体はデカいんだけど性格が可愛らしすぎる。
    しきりにウケの先生のことを可愛いと攻めの学生は言うが
    アンタの方が可愛いよ。

    脇役の王飛も素敵すぎ。
    悪キャラは悪キャラらしい扱いでありきたりではあったけれど
    最後まで面白く、かつ楽しく読めたのは
    攻めキャラが可愛らしすぎたから。

    筋は予想通りではあっても、こういう展開も話も好きなので
    私は面白く読めた。
    攻め学生の赤くなったり青くなったり純情一途だったりが
    大変好ましかった。
    若干設定苦しいのかも?とか思ってしまうような
    (言い訳めいたというか、説明臭いというか)展開は否めないが
    それでも楽しく読めた。

    挿絵、草間さかえさん。
    雑な雰囲気であるのに、色っぽい絵を描く人だと毎度思う。
    今回もしかり。好きです。

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    2011年12月09日
  • ダメBL

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    ネタバレ

    自分は全然OKだけど(むしろ萌えた)、商業的にはダメだろうな(苦笑)
    古代史とかムエタイとかマニアックすぎるwww
    ソコ!?あえてソコにいくんだwww面白かったwww
    同人誌なら全然アリだと思うけどwww

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    2011年12月02日
  • 理系の恋文教室

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    好き好きがすごく分かれる作品だと思います。大学生(伊瀬)×48歳大学教授(春井)という設定なのでまずその点と、春井先生が天然かつヘタレという…まるで少女漫画を読んでいるような、そんな気分でした。最初読み始めたときは私自身購入失敗した…!と思っていたのですが、結末に近づくにつれて満足でした。作品中に使われている表現や言葉も上手いですし、性的描写は少ないので、がっつりBLは苦手な方でも読める…かなと思います。作品内容はタイトルそのままです。このネタがまく活かされている作品です。

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    2011年12月02日
  • 優しいSの育て方

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    交渉人シリーズが一区切りついたところでの新作はSMがテーマ!どうしてそれ?というチョイスが悪戯っぽくて、それにまんまと踊らされた読者です。
    蓋を開けたらシリアスでもダークでもなく、シニカルで味のあるラブコメSMでした。

    変態というのは、見た目じゃわからないし、地位も名誉もある立派な君子だって実はそうかもしれないし。
    大学生の栄田が一目惚れしたのは、「殿下」と呼ばれている40歳クール美人の准教授宮。イニシャルでSの栄田とMの宮で、後々の関係性が暗に仄めかされています。
    で、この話の面白さが何かというと、大抵のSM話だったら「Mに躾けてやる!」が定番なのに、こちらはヘタレで純情でマトモな大学生の栄田が先生好きすぎるあまり、Sとして育成してもらうという、意表をついた変化球が飛んでくるところです。
    栄田は20歳にして初めての恋なので、とにかく必死。手の届かない存在の宮と、どうにかして恋人同士になりたいので、いきなり異次元のアブノーマルな世界に飛び込んでしまいます。宮の助教の王飛がS指南役で、のっけから3人の世界。まだファーストキスも経験していない栄田にはどう考えてもハードルが高そうです。でも不憫ではあるけど、あまりにも彼が無知すぎて、なんだか惚けたいい雰囲気があります。宮の裏表のあるギャップ感に煽られる感じもあるけど、栄田のピュアな気持が幅を占めているんで、ドキドキ感の方が強いんです。
    指南役の王と宮が、昼ご飯を食べながら栄田の噂話したり、エロ話をするシーンがすごく受けました。素で話しているコイバナとか、やりとりが絶妙で笑いました。キスにメイクラブという、恋について肝心なところがうっかり抜けている残念な宮が逆に可愛かった。

    草間さかえセンセのイラストもかなりポイント高いです。話の雰囲気としっかりかみ合っていて、イメージしやすかった。受が40でも美形という設定はイラストから違和感なく入り込めます。

    宮の過去や、栄田と鶴見の関係とか、ちょっと興醒めしたけど、気になったのはそこくらいです。エロ成分も甘いのから濃いのまでいろいろあって、サービス精神満点です。最後のラブラブHシーンが甘くてステキでした。栄田のナチュラルSなわんこ攻めに萌え。

    深刻じゃなく、笑って気楽にSMメソッドを楽しめます。

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    2011年12月01日
  • どこにもない国

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    ネタバレ

    すごく不思議な雰囲気のあるお話と感じました。どれも好きだったけど、特にみっちゃんと鶴田の話が好きだったかなー。まさかの初っ端で鶴田が結婚しててまじかよ…って思いましたが、BADなお話じゃなくて良かったです!ほんとに!大人の恋っていいなあって思いつつ、一番最後のお話も好きでしたv説明的なものがなく、絵と流れで魅せていく草間さんの、独特の世界観・作品だと思います。

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    2011年10月07日
  • どこにもない国

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    どのお話も良かった!草間さんの漫画は説明的なセリフやモノローグがない分、じわじわと伝わってくるものがあって大好き。何度でも読み返したくなる魔力。表題作、直接的な言葉にしていないけどお互いに相手の気持ちに寄り添わせていくところがいい。もっと読みたい気もするけれどこれで終わってるからいいのかも?1と2は哲男のアホっ子ぶりが可愛い。そして自然な流れで0と1にカプが移行しているのであわせて1作品といった印象。ペーパーはこの2カプで眼鏡をかけた三ツ谷をちゃかす鶴田でしたw草間さんの和服眼鏡、いいですねー♪

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    2011年10月05日
  • どこにもない国

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    表紙があまりにも美しい青い海で、手に取ると哀しい気がしました。
    綺麗すぎると不安になるのでしょうか?
    南方から復員船で引き上げてきた隊長竹内といつも処罰されていた早川が一緒に暮らして日常を取り戻していくお話。戦後のドタバタに他人の家にちゃっかりと腰を据えた一家が出てきますが、きっとそんな話はざらにあったのでしょうね。戦後の話はそれだけで一つのドラマです。
    他に幼い頃に見た思い込みで女性に男性器が付いていると思っていた哲生と幼なじみの正良君のお話とみっちゃんと鶴田のお話。
    最後の「もののことわり」の「物を大切にしない人は人からも大切にされないよ」と浩介がアキに言った言葉は名言です☆

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    2011年09月27日