草間さかえのレビュー一覧
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大好きな人がMであることが発覚して自らSに目覚めるという話は多々あれど、優し過ぎる性格なのに、好きな人の為にSになろうとレッスンを受ける、という何とも可笑しなラブストーリー^_^
初めての純粋な恋の相手が、美し過ぎる四十男、それも筋金入りのM、というかなりのハードルの高さにあたふたと奮闘する栄田くんが可愛い(*´∀`*)宮も四十にしてその美しさ犯罪ですよ。
レッスンの様子もSMシーンはあるものの、コミカルだったりSMとは何であるか冷静に語られたりするので、エロエロしさはあまりありません。むしろ二人が愛を深めて行く様が微笑ましくもあります。挿絵が草間さかえさんなのも味があってイイですね。
最後二人は結ばれますが、それでも尚Mであり続ける宮でよかった!
SMものでこんな爽やかな読後感って初めてかも^_^ -
Posted by ブクログ
猫っ毛目的で買い続けてしまうだろうなぁ、Citron。みいくんは恵ちゃんに恋して自分の性癖を自覚しているけど、リアルな性行為に於いては母親の言動などに擦り込みを受けている印象が強い。それはまだ彼が少年で、ぐらぐらに揺れ動いているからだろうな。性癖を否定したり拒否したりして悩むと言うより、母親の血を受け継いでいる、と言う面に向かう嫌悪感などは垣間見えるが、みいくんが色っぽいのは遺伝ではなくて、彼の個性だろうなぁ。フェロモンが出ちゃう男の子なんだよな(笑)。そして恵ちゃんは天然無自覚魔性だし。よくちゃんとカプになれたよ~(笑)。それにしてもバリタチのみいくんも、最初は年上のおじさん相手に後ろ開発されてたんだろうか。その辺は黒娜さかきさんの「青春♂ソバット」の白洲を彷彿とさせる。白洲はバリネコだったんだけど、経緯が似ているからと言ってネコにならなかったみいくんの少年時代から現在までの過程が非常に気になる。出歯亀根性で、小樽と東京で遠距離していた間に、みいくんが不特定多数の男子とどう言う関係を結んでいたのか、非常に気になる。このほんわかカプが終着点と思って読んでいる人は、みいくんの「浮気」のこの部分が許せないようだが、みいくんと言う人となりに興味があるので読んでみたいが、きっと描かれないんだろうなぁ、とは思っている。
『どうにかした日』のツンデレすぎるおっさんとムサい部下のお話がとてもツボった三角社ぴえさんの読み切りがまた…流れるような、と言う描き方じゃなくて、思考がぷつぷつ途切れる感じ、場面がパッパと切り替わる感じが癖になる。やっぱ面白い、この方。
そして、桃山なおこさんの心霊差異が始まっちまった~、そして行春のビジュアルがどストライクだ!!(笑) -
Posted by ブクログ
あらすじ…うなじ、手首の内側、君のほくろはスーツに隠れそうな場所にある。
それを線でつないだら、綺麗な星座になるだろう…
男たちが日常で抱える秘密の妄想が、ある日美しい恋になった。
誰かに話したくなるような、5つのロマンチック・ストーリー。
夢見る星座好きです。
お話としても綺麗だし、この見えないところにほくろ…っていう着眼点が素晴らしいと思います笑)
草間さかえさんも個性の強い本を出されるので、好きな方は作家買いだと思われます。
他に4作品入っており、自分は夏のみちしるべなんか好きです。
されど美しき日々のでっぱ受に衝撃を受けましたが笑)、全体的にとっつき易く感じます。
お気軽にぜひ、ご一読下さい。 -
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SMもの、というほど濃ゆい作品ではない。
はっきりいってコミカル。
で、とにかく攻めがカワイイ。
図体はデカいんだけど性格が可愛らしすぎる。
しきりにウケの先生のことを可愛いと攻めの学生は言うが
アンタの方が可愛いよ。
脇役の王飛も素敵すぎ。
悪キャラは悪キャラらしい扱いでありきたりではあったけれど
最後まで面白く、かつ楽しく読めたのは
攻めキャラが可愛らしすぎたから。
筋は予想通りではあっても、こういう展開も話も好きなので
私は面白く読めた。
攻め学生の赤くなったり青くなったり純情一途だったりが
大変好ましかった。
若干設定苦しいのかも?とか思ってしまうような
(言い訳めいたというか、説明臭いというか)展開は否めないが
それでも楽しく読めた。
挿絵、草間さかえさん。
雑な雰囲気であるのに、色っぽい絵を描く人だと毎度思う。
今回もしかり。好きです。 -
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交渉人シリーズが一区切りついたところでの新作はSMがテーマ!どうしてそれ?というチョイスが悪戯っぽくて、それにまんまと踊らされた読者です。
蓋を開けたらシリアスでもダークでもなく、シニカルで味のあるラブコメSMでした。
変態というのは、見た目じゃわからないし、地位も名誉もある立派な君子だって実はそうかもしれないし。
大学生の栄田が一目惚れしたのは、「殿下」と呼ばれている40歳クール美人の准教授宮。イニシャルでSの栄田とMの宮で、後々の関係性が暗に仄めかされています。
で、この話の面白さが何かというと、大抵のSM話だったら「Mに躾けてやる!」が定番なのに、こちらはヘタレで純情でマトモな大学生の栄田が先生好きすぎるあまり、Sとして育成してもらうという、意表をついた変化球が飛んでくるところです。
栄田は20歳にして初めての恋なので、とにかく必死。手の届かない存在の宮と、どうにかして恋人同士になりたいので、いきなり異次元のアブノーマルな世界に飛び込んでしまいます。宮の助教の王飛がS指南役で、のっけから3人の世界。まだファーストキスも経験していない栄田にはどう考えてもハードルが高そうです。でも不憫ではあるけど、あまりにも彼が無知すぎて、なんだか惚けたいい雰囲気があります。宮の裏表のあるギャップ感に煽られる感じもあるけど、栄田のピュアな気持が幅を占めているんで、ドキドキ感の方が強いんです。
指南役の王と宮が、昼ご飯を食べながら栄田の噂話したり、エロ話をするシーンがすごく受けました。素で話しているコイバナとか、やりとりが絶妙で笑いました。キスにメイクラブという、恋について肝心なところがうっかり抜けている残念な宮が逆に可愛かった。
草間さかえセンセのイラストもかなりポイント高いです。話の雰囲気としっかりかみ合っていて、イメージしやすかった。受が40でも美形という設定はイラストから違和感なく入り込めます。
宮の過去や、栄田と鶴見の関係とか、ちょっと興醒めしたけど、気になったのはそこくらいです。エロ成分も甘いのから濃いのまでいろいろあって、サービス精神満点です。最後のラブラブHシーンが甘くてステキでした。栄田のナチュラルSなわんこ攻めに萌え。
深刻じゃなく、笑って気楽にSMメソッドを楽しめます。 -
Posted by ブクログ
表紙があまりにも美しい青い海で、手に取ると哀しい気がしました。
綺麗すぎると不安になるのでしょうか?
南方から復員船で引き上げてきた隊長竹内といつも処罰されていた早川が一緒に暮らして日常を取り戻していくお話。戦後のドタバタに他人の家にちゃっかりと腰を据えた一家が出てきますが、きっとそんな話はざらにあったのでしょうね。戦後の話はそれだけで一つのドラマです。
他に幼い頃に見た思い込みで女性に男性器が付いていると思っていた哲生と幼なじみの正良君のお話とみっちゃんと鶴田のお話。
最後の「もののことわり」の「物を大切にしない人は人からも大切にされないよ」と浩介がアキに言った言葉は名言です☆