【感想・ネタバレ】~恋愛男子ボーイズラブコミックアンソロジー~Citron VOL.14のレビュー

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Posted by ブクログ

猫っ毛目的で買い続けてしまうだろうなぁ、Citron。みいくんは恵ちゃんに恋して自分の性癖を自覚しているけど、リアルな性行為に於いては母親の言動などに擦り込みを受けている印象が強い。それはまだ彼が少年で、ぐらぐらに揺れ動いているからだろうな。性癖を否定したり拒否したりして悩むと言うより、母親の血を受け継いでいる、と言う面に向かう嫌悪感などは垣間見えるが、みいくんが色っぽいのは遺伝ではなくて、彼の個性だろうなぁ。フェロモンが出ちゃう男の子なんだよな(笑)。そして恵ちゃんは天然無自覚魔性だし。よくちゃんとカプになれたよ~(笑)。それにしてもバリタチのみいくんも、最初は年上のおじさん相手に後ろ開発されてたんだろうか。その辺は黒娜さかきさんの「青春♂ソバット」の白洲を彷彿とさせる。白洲はバリネコだったんだけど、経緯が似ているからと言ってネコにならなかったみいくんの少年時代から現在までの過程が非常に気になる。出歯亀根性で、小樽と東京で遠距離していた間に、みいくんが不特定多数の男子とどう言う関係を結んでいたのか、非常に気になる。このほんわかカプが終着点と思って読んでいる人は、みいくんの「浮気」のこの部分が許せないようだが、みいくんと言う人となりに興味があるので読んでみたいが、きっと描かれないんだろうなぁ、とは思っている。
『どうにかした日』のツンデレすぎるおっさんとムサい部下のお話がとてもツボった三角社ぴえさんの読み切りがまた…流れるような、と言う描き方じゃなくて、思考がぷつぷつ途切れる感じ、場面がパッパと切り替わる感じが癖になる。やっぱ面白い、この方。
そして、桃山なおこさんの心霊差異が始まっちまった~、そして行春のビジュアルがどストライクだ!!(笑)

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2012年05月07日

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