感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2020年06月27日
草間さかえさん、本当に大好きです。絵が素敵です。花城さんのビジュアルがほんとに好きで…。話の時代背景もいいですよね、昭和初期。レトロな建物と、戦後のざわめきと赤線地帯の隠微なかんじ。草間さんの、何もかもを説明しない話の展開の仕方も好きなんです。どういうことだろう、なんだろう、って疑問を持ちながら読ん...続きを読むでいって、あとから「こういうことだったのか~」って閃けるのが好き。多くを説明しない感じがいい。そして体の線の書き方も好きです。とにかく好みです。
Posted by ブクログ 2022年12月27日
だいすきな作品。
恋文を巡って複雑に絡み合う4人の恋愛模様が実に面白いです。
大学生の廣瀬は、出版社社長花城と出逢い、恋に堕ち、花城の方でも廣瀬に惹かれます。しかし、その花城を心憎く想う社員の澤は、廣瀬に渡せない恋文を綴った有原と偶然出逢い、身体の関係を持ちます。この四角関係がとてもよい!
特に、...続きを読むお互いに報われない想いを抱いている澤と有原、ふたりの関係から目が離せません。
草間さかえ先生の作品の中で1番長いシリーズです。
全4冊。
2組のカップルのお話しになります。
このタイトルが1巻だけということで分かるように、マッチ売ってるのは最初だけです 笑。
私は面白くて一気に全巻買ってしまいました。
戦後、昭和初期の、下宿にフロも電話もない時代。会えない人にいつまでも待ちぼうけを食ったり、寒い雪の日に暖めあったり。恋文に人生を賭けたり、狂わされたり。行間に趣きのある作品です。4人の心理描写も丁寧で、続きが早く読みたい。『ヤギさん郵便3』で完結です。
Posted by ブクログ 2015年12月01日
舞台は終戦後の日本。渡せなかった恋文から始まる四人の男の恋模様。
草間さんの絵は色っぽいなぁと再確認。
片想い萌え、関係性萌えが詰まっててたまらなかったです。
受けがビッチくさいのもポイント高い。
この四人の運命がどうなるのか気になるので、続刊の「やぎさん郵便」も買おうと思いました。
Posted by ブクログ 2014年01月09日
初めて読んだ、草間さんの著作。
いやあ、軽い気持ちで商業BLを読み始めたのですが、こんな漫画家さんがいらっしゃったなんて存じ上げませんでした。
絵も話も独特で、すっかり引き込まれてしまいました。
普通の少女漫画でも見かけた事ない復員兵(じゃないけど)に闇マッチ売り。
社長側だけの話でしたらそこまでハ...続きを読むマれなかったかもしれませんが、有原が!
いやあ、容姿、性格、不幸っぷりが理想過ぎて!
初めて、BLでキャラ萌え致しました。
それぞれ纏まるにしても、全く着地点が見えませんが、最後まで追いかけようと思っております。
ああ、有原可愛い。
Posted by ブクログ 2013年10月25日
めちゃくちゃ嵌まりました!どうして今までこの作家さんを知らなかったのか、もの凄く後悔しました。こちらを買ったのは次にでる新刊に興味を持ったからでしたが、「出会えてよかった!」と心から思えた作家さんです。よれて重なり合う四人それぞれの思いが溢れるばかりに描かれていて、胸を突かれる切ない恋愛物語。続編は...続きを読むもちろん!読みます!(^^*)
Posted by ブクログ 2013年10月07日
草間作品の特徴は、一読すると言葉が少ないので分かり辛いのか?!と一瞬思ってしまうのだが、この人、本当に上手い。何が上手いって、説明を「説明です」とは絶対に描かない所が凄い。モノローグが簡潔で、的確なのである。私は、台詞や文字が多い漫画があんまり好きじゃない。正直、殆どすっ飛ばす類の漫画もある。そんな...続きを読むとこまで読まないと分からんのなら、小説読む!!(怒)となる。本来、漫画も読むが、小説の方が読むからだ。折角、絵と言うビジュアル・ツールがあるのに、言語に頼るなんて、何事じゃ、と思う性格である。草間作品は、一捻り二捻りあったりするが、絶対的に文字が少ないのである。それでも理解させてしまうのだから、凄いのだ。手書き文字で書かれる自分ツッコミのような台詞がかなり好きである。
私が勝手にカテゴライズしている「BLびっち」と言う生き物の特A級な花城がカッコよくていかん(笑)
Posted by ブクログ 2013年05月04日
読み取り能力が低いのか、最初読んだ時では色々分からないところが多く「やぎさん郵便」を読んでから戻ってくるとすいすい内容が入ってきました。大人二人と学生二人が、相互的にお互いを翻弄し、翻弄されているイメージ。
時代設定もなかなか素敵。
Posted by ブクログ 2012年12月09日
とにかく全部好き!キャラクターからストーリーまで文句なし!ただ個人的には廣瀬×有原のカップリングが一番好みだったんだけれど・・・絶対ありえない組み合わせで残念。
Posted by ブクログ 2012年09月11日
2012/09/06
【好き】新刊「やぎさん郵便」を読む前に再読。 この話、続くこと自体忘れてた…( ̄▽ ̄) 学生:廣瀬×出版社社長:花城と出版社同僚:澤×学生:有原。 廣瀬を除いた3人にそれぞれの事情があるせいでなんだかややこしいことになっているが、主軸となっている廣瀬と花城が上手くいけば収まると...続きを読むころに収まる感じ。 今のところ澤と有原がイイトコ無しなので次巻で好きになれるといいな。
Posted by ブクログ 2011年04月05日
終戦直後のレトロで退廃的なムードがたまりません。久々にこういう匂いの作品に出会ったような気がします。
最初のトンネルのシーンはすごく印象的。もう頭から離れない。廣瀬の詰襟マント姿とか、ちょっと淫らなマッチ売りとか、発想が神的。
ストーリーも、一筋縄ではいかない構築具合です。トンネルのシーンでは、マ...続きを読むッチと一緒に春を売ってるのかなぁくらいなのに、その後に判明する花村の正体がまたびっくり。廣瀬と花村の関係だけじゃなく、恋文の主である有原や、澤が複雑に絡み合っている人間関係がすごく面白い。教授なんかもすごいところに出てきて、驚かされます。とにかく話がどんどん進展していくので興味が尽きません。
これからどうなるんだろう?今後の彼らの関係が、めちゃくちゃ気になります。
時代背景の描写もうっとりです。建物とか、服装とか、小物とか、流行とか、なんか隅々までチェックしても、足りないくらい気になることばかり。素晴らし過ぎる…
そして、やっと気がつく色っぽい絡みシーンの多さとすごさ。いっぱいエロがつまっています。これでもかっていうくらいの淫靡で退廃的なエロスが描かれているけど、話や時代背景に溶け込んでいるので違和感なし。しかも萌えます。
シリアス一辺倒じゃないところも好き。でも、薄っぺらじゃない奥行きの深さがあって、こういう作品にめぐり合えた喜びを感じさせます。
続巻出るまで、何度も読み返してしまいそうです。
Posted by ブクログ 2011年01月08日
戦後の混乱した時代の話。
自分を特殊な性癖をもつ人間だと決めつけ、淫乱のようにふるまう受けがとても切ない。攻めはわんこのように受けを慕っているから、余計に。まだ一巻しか出ていませんが、続編をとても楽しみに待っている本の一つです
Posted by ブクログ 2010年12月25日
草間さんの中でも大当たり。肉食獣〜ぐらいからあまり草間さんの本読まなくなって(わたしには合ってないかなあと思って)久しぶりに買って読んでみたら頭突きを食らわされた気分。なにもかもがツボ。とゆうか草間さんの漫画が変わったのではなく、わたしがその面白さを分かるようになったのだと思う。
Posted by ブクログ 2010年11月12日
大人ふたりが非常に萌える。が、このふたりは永遠にすれ違いかな? それもまた萌える。
ところでこの『戦後』、第一次世界大戦と読んだのは間違いなのかしら?
知り合いにオススメされたので読んでみようかなと思い購入しました!
ちょっと昔の時代設定で、こういう雰囲気のお話、しっとりしててイイな〜ってなりました!
Posted by ブクログ 2013年06月17日
花城がエロい!そして一番好きなキャラは澤です!!むしろ澤×花城がみたいっす..。澤が嫉妬しているコマとか大好きです♪
話の構成もいいし時代背景も伝わってきます。
Posted by ブクログ 2012年10月21日
初めて読んだ草間さん作品だった。 レビュー書いてなかったので再読。
これ最初読んで草間さんは「合わない」と思った。 イマイチ人間関係が飲み込めず、絵柄もあまり好みでなかったのを覚えてる。
でも廣瀬×花城は可愛いと思えた。 なにこの初恋みたいなカップル! やることやってるのに初々しくて、見ていて恥ずか...続きを読むしい(笑)
愛のないSもウジウジした受けも好みでないので、澤×有原はこの巻だと萌えないなぁ。
Posted by ブクログ 2012年10月08日
昔の草間先生より、最近の、特にこの草間先生のお話が好き。
陶器のような肌の男・・・が不運で、澤さんに見つかったのがまた不幸。
社長のお話よりも気になってしかたない。
応募小冊子を読んだら特に。
Posted by ブクログ 2012年10月05日
若社長花城が好きでしょうがない。彼の複雑な過去、それがあっての燐寸売り。素朴な大学生廣瀬に惹かれるが、大事な所で一歩引いちゃう彼が好きです。
シャワーの所で、廣瀬に触ってもらえるなら乱暴でも何でもいいと言う彼が愛しい。
花城に思いがありつつも有原と関係を持つ澤がまた良くて、澤の花城に好かれる廣瀬へ嫉...続きを読む妬するシーンが好きです。
脇キャラもまたよい味が出ていて良かったです。
草間さんの独特の世界観がぎっしりつまった一冊。
Posted by ブクログ 2012年09月11日
出版社社長×大学生
友人から借りた本に入っていた恋文。最後に入っていた署名から友人がかいたものだとわかったが、1枚目がなかった。
主人公はその友人にその手紙を渡そうと待っているが、待ち人は現れない。煙草の火をもらったことで知り合ったマッチ売りが、男相手に身体を売っているのを「無理矢理」と勘違いし客...続きを読むを追い払ってしまう。そのどさくさにまぎれて二人は身体の関係をスタートさせてしまう。
一方その恋文を書いた友人は間違って紛失した手紙を、郷里に帰る前に手元に戻そうと探す。
恋文をめぐって4人の男が運命に翻弄される。
時代の暗さと、混沌としたところが、草間先生の雰囲気とぴったりマッチしていて、サクっと読めました。
タイトルに「1」が付いていないのでこれで終わると思いきや!
(「やぎさん郵便」に続きそこでも終わってません)
久しぶりに続きが早く読みたくなる漫画でした。
あと、カバー下の主人公がふんどしだったところに「…そうか、そうだよなぁ」って納得しました(笑)こういう細かいところ、大好きですセンセイ
刹那、という言葉が浮かんでは消える作品です。
Posted by ブクログ 2011年12月11日
やっぱり草間さんの世界は独特。好きだー。読んでてその世界観に引き込まれる。
この作品は主カプ2人で進んでるわけじゃないのがなんとも…!脇が脇じゃなく感じる。ある意味主役というか。スピンオフとかじゃないからかもしれないけど。いろんな意味で素直な花城が好きですv
隠してることが気になる。続き気になる・・...続きを読む・!続き気長に待ちまする。
Posted by ブクログ 2011年01月11日
草間さんの作品の中でも特にお気に入りの一冊。時代背景などが丁寧に描かれていて、情緒もあり、何よりも作風が草間さんの絵とかなりマッチしていてよかったです。
内容もメインCPの主人公である受けが過去の出来事から、変わった性癖の持ち主だと決めつけふるまっている姿がちょっとせつなくて、けれどワンコな年下に出...続きを読む会ったことにより、嫌われないか遠慮しつつも攻に甘えている姿はけなげで可愛かった。脇CPの方の話もお互いに切ない感じはするけれど、今後の展開が楽しみです。
Posted by ブクログ 2016年07月02日
草間さんの挿絵が好きなので…ということで初読み。『やぎさん郵便』が気になっていたので始まりの話が収録されていたこちらから。
多分、カップリングが思っていたような感じじゃなかったのか、あまり惹かれなかった。特にやぎさん郵便の鬼畜眼鏡っぽい、人の弱みに付け込む系の攻が苦手なので如何とも。マッチ売りのカプ...続きを読むややぎさんの受は好みなので残念。続きを読めばまた違う感想になるかもしれないけど、そこまではいいかな。
Posted by ブクログ 2011年10月14日
★3.5
やっぱり草間さん作品は独特だなぁと。最初読んだ時はピンとこなかったけど、何回か読み返してみてやっと、ジワジワくるというか。四人ともが、なんかせつなくてもどかしい。四人が幸せになる結末だといいな。それにしても…、もっと早く買っておけば良かった……。全サ小冊子(泣)
Posted by ブクログ 2010年11月07日
もう一冊続くみたいですね。なんか、最初読んだとき手紙云々の部分が読み取りづらかった。でも、草間さんの作品はなんでも直接的な表現で描かれることは少ないのでね。花城がタイプ。澤×花城のカップリングもいいと思います!久々、ちょいエロも絡めて来ましたね。
Posted by ブクログ 2010年11月03日
こういう話だとは全然思ってなかった。
もっとほのぼのした話かと思ってました。
草間さんらしいというか、同人誌みたいな感じ。
時代的に絵と合ってるよね。
意外と影のありそうなキャラの方に惹かれてしまうなー。