あらすじ
返って来た本のページにまぎれていた恋文。宛名があるはずの1枚目は無く文末の署名は本を貸した友人の名。その友人は急に東京を去るという。それは渡せなかった手紙の所為か…。ただ一人が手紙を盗み読まなかったことからはじまった、過去と感情と関係が絡み合う4人の男の恋愛物語。花城の過去との決着、廣瀬の不安、有原が追う手紙の行方、澤の優しさ…それぞれの想いの行き先が見えてくるシリーズ3冊目。「やぎさん郵便」17.5話~23話までを収録。
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Posted by ブクログ
お、おわっ終わらなかったっっ………物語の結末を知りたい清い読者の心とこのままずっとこの人たちを見ていたいという邪な読者の心が戦ってしまう……。はかなさと乾いた感じと骨みたいな感じが同居した絵のキャラが気高くて素敵。好き。面白い。とても面白い
Posted by ブクログ
被虐体質で本人曰くいつも悪い方を選択してしまう有原、それを不器用ながら正しい方へ導いてあげて実は献身的に有原を支えようとしている澤。お互いがまだ自分の気持ちに気づいていないけれど確実に少しずつ近付いている心と身体の距離感。有原の口元のほくろの色っぽさときたら…あれは澤も落ちますよ(*´Д`)ハァハァ そして花城と廣瀬は安定期に入った感あるような揺るぎないラブラブっぷり。いつもはツンとしてるのに廣瀬の前でだけ弱さを吐露する花城はよいですな。両カップルとも大好き!
Posted by ブクログ
今回もまずカバーを外してチェックしてしまいました…!
いつも表紙はあの場所ですね。褌、事後?、そして取替えっこと毎回萌えます。
「心も身体も素人DT」×「情緒のない風俗」だった二人wwは、どんどん愛を深めあってるなと確認。マッチ売りや節操がなかった過去は廣瀬のせいで清算する流れのようです。他の人に触られたくないって、どんだけ廣瀬ラブになっちゃったんでしょうね~
仕事面では頑張ってるけど、危ない橋を渡っていそうで心配です。でも廣瀬がとても頼りがいある番犬わんこなんですよね…
そんな廣瀬に勝手にあれこれ嫉妬してる澤。今回はこちらの澤と有原の話がメインでした。
「奉仕系の見せかけS」×「ロマンポルノ系」…って。
確かに有原は薄幸で清楚で、そこはかとなく色気があります。
そんな大人しい有原の弱みを握って、苛めてなんてドSなの…!しかも花城への想いとかどうなったの??と色々澤には言いたいことがあったんですが、どうやら余計なお世話だったみたいでほっとしました…
澤の、すごくわかりにくいやさしさにやられました!
やさしいです。何かが色々ダダ漏れてます。有原も澤の身を案じたり、彼のやさしさに徐々に気がついて幸せを実感しているみたいですよね。
有原みたいな幸薄い子が幸せになる様子をみるだけでもうるっとしてしまうのに、最後の「間違った方ばかり選んで…」と言う有原に、澤がかけた言葉に思わず涙が…
こういうのに弱いです。
続きが待ち遠しいです。
Posted by ブクログ
第一弾の「マッチ売り」があんまり好きじゃなくて、何となく惰性で読んでたけど、「やぎさん郵便2」になってちょっと面白くなってきたかも。好きになれなかった主人公カプパートがあらかた片付いたのと、スカしてた澤が有原に優しくなったからかな。今度はもう少し早く出てくれないかな、待ってる間に話忘れる><