佐藤青南のレビュー一覧

  • たぶん、出会わなければよかった嘘つきな君に

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    ストーリー構成が面白かったです。女の重すぎる偏った愛の形に、こんな人が現実にいたら関わりたく無いなと思うぐらいの人物描写でした。

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    2025年01月14日
  • オイディプスの檻 犯罪心理分析班

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    エンマ様シリーズとはまた異なる魅力。
    和製クリミナル・マインドか。
    犯罪心理のプロファイリングは面白そう。(職業として)
    あと2冊、シリーズを読むのが楽しみになってきた。

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    2025年01月05日
  • サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    一話一話完結している短編集になっていて読みやすかった。
    まだ続きがありそうだからそちらも読んでみたい。
    行動心理学は科学的な根拠に基づいているだろうけど、こうも完璧に使いこなせると実質超能力者だよなぁと思った。
    そんな人いるのか?と思ったけど、調べてみたら行動心理士資格なるものがあるらしく、意外とエンマ様に近い人はいるのかも知れない。
    浪漫のような恐怖のような。。

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    2024年12月15日
  • 白バイガール フルスロットル

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    このシリーズは、大体こんな感じの展開であったと思う。
    ・交通課でたまたま遭遇した違反事案が、一見関係のなさそうな捜査一課の事案とつながっている
    ・これを、人間離れした動体視力や遠くからでもバイクの音を聞き分ける聴覚能力で解決する
    ・ベタベタの人間関係でみんな丸く収まる

    まぁ、このくらいで完結してくれたのは、ほどよい加減であった、

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    2024年12月14日
  • 眠れる森の殺人者

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    桜子のシリーズ4作目

    桜子の丁寧に丁寧に推理を積み上げていく過程が大好きだ

    次の作品も待ち遠しい

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    2024年12月12日
  • 眠れる森の殺人者

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    音大の声楽科卒、音楽隊志望の刑事の鳴海と
    捜査一課の音喜多のコンビが少女失踪事件の
    犯人を追う刑事小説。

    相貌失認のため人の顔は認識できないけれど、
    抜群の耳と鋭い推理力で捜査に全力を尽くす
    異色の刑事が活躍するところがユニーク。

    天然だからか、鋭い感性故か、他の刑事とは
    違う視点で自由に行動するため、はみ出し者感が
    あるけれど、何度か一緒に組んで捜査したことで
    理解を示してくれる相方がいることが読んでいて
    何より心強かった。

    才能があることは喜ばしいことだし、
    他者からはギフトを羨ましがられるけれど、
    それを生かして活躍することは義務じゃない
    と言い切る主人公が素敵だった。

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    2024年12月07日
  • 眠れる森の殺人者

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    ネタバレ

    なんてこった。読み終わって気づいたのですが、シリーズものの4作目と知らずに読んでしまいました。普通に違和感なく新作だと思って読んでましたよ……

    特に前知識なくても楽しめたと思ってますが、おそらく前作までの内容を知っている方がより楽しめる部分もあると思うので、1~3作目を読んだ後、改めて本作を再読したいと思います。

    ちなみに内容的には、誘拐事件の捜査よりも主人公の(特に父親との)人間関係だったり、プロの音楽家を目指す人たちの苦悩などを描いた人間ドラマ面の方が個人的には惹かれました。

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    2024年11月30日
  • セブンス・サイン 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    エンマ様シリーズ7作目。
    またいつも通り西野アホやな〜なんて思ってたら、ええ!?西野にも春が…これは本当なのか…
    エンマ様はいつも通り素晴らしい捜査官でした。

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    2024年11月28日
  • ストラングラー 死刑囚の悔恨

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    ようやくストラングラーの候補者らしき人を絞り込めそうな出来事があったものの、蓑島刑事がついにここまできてしまったか、という終わり方。次回はどうなる?

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    2024年11月23日
  • 一億円の犬

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    主人公の虚言癖っぷりに、イライラするのを通り越してもはや面白い笑
    ミステリー要素多めかと思いきや、後半は人情劇になったけど、それはそれでいいかも。

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    2024年11月17日
  • お電話かわりました名探偵です 復讐のジングル・ベル

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    110番にかかってきた通話内容で隠された謎を察知して解決に導く「万里眼」。いぶき先輩になかなか告白できず小学生にまで呆れられる早乙女、いぶき先輩の元彼御厨が現れ気持ちは焦るが上手くいかない。ミキさんが早乙女にぶつけた言葉、自分なんかと言いつつ自分を守って自分は変わる気がない、まさに!なんて素晴らしい子なんだ!和田さん大人!いぶきを助けるために管理官が動く、管理官だもんね、伊達や酔狂じゃなれないよ。

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    2024年11月16日
  • 眠れる森の殺人者

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    ヴァイオリン教室に通う社長令嬢が誘拐されるという事件が発生。
    音楽隊志望の鳴海桜子刑事と捜査一課の音喜多弦がコンビを組み、事件捜査を行うお馴染みの第3作。
    桜子がその才能を発揮して、事件解決に導く。
    相変わらず、桜子の大食漢振りが示され、楽しませてくれる。
    一方、桜子の父と25年ぶりに再会し、彼女の父との相克が明らかにされる。
    一人称で語られる章は、著者の仕掛けたミスリードか。
    ますます刑事ぶりを発揮する桜子、音楽隊行きはまだ先か。

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    2024年11月14日
  • ホワイ・ダニット 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    楯岡絵麻シリーズ10作目?

    Youtuberを殺害したのは?
    No.1ホストの真相
    子役のミステリー
    夜廻り先生を殺害した真相は?

    次々と行動心理学で今回も鮮やかに事件を解決。
    少しずつ筒井刑事との溝が軽減されているのが微笑ましい。
    その反面、同僚の西野に忍びよる影。

    次回作が待たれる。

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    2024年10月26日
  • ラスト・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    ネタバレ

    楯岡絵麻シリーズ最終巻。このシリーズ好きやから終わってしまうの悲しい。読み取れやんけど行動心理学知るの楽しかったし絵麻達のことも好きやったんよなぁ。いやてっきり西野の婚約者殺されると思ってたから、自分の予想が外れてくれてホッとしたし、この終わり方めちゃくちゃ好きやったから良かった。

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    2024年10月19日
  • 一億円の犬

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    実生活とかけ離れた嘘を言って称賛されても空しいだけではないか。と思いますがそうでもない人はいらっしゃるのでしょう。そりゃ少し盛ったりはするかもしれませんが、人の投稿写真を流用してまでやりたいもんなんでしょうか。
    前に読んだ「犬を盗む」と表紙が似ていますが、こちらは転落系ですね。冒頭の方でなかなかぎょっとします。どうなるのかとドキドキしました。

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    2024年10月17日
  • たぶん、出会わなければよかった嘘つきな君に

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    ネタバレ

    女の狂気を感じると共に
    鈍感だと思っていた主人公:公洋が
    実は人の気持ちに敏感だった事が驚きだった。

    好きだったからこそ
    好きな人に復讐をしてほしくない。。
    出会わなければこんな事にはならなかった…
    というのが最後にわかり少しスッキリした。

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    2024年10月03日
  • 噓つきは殺人鬼の始まり SNS採用調査員の事件ファイル

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    ネタバレ

    最近ではフワちゃんの裏アカ騒動が有名ですけど、実際に企業から依頼を受けて採用候補者のアカウントや裏アカの調査をする会社があるらしく、かなりの確率(約9割)で特定できるという事らしいです。主人公の潮崎はかなりいい加減な屑男だが、社員無しのSNS専門の探偵業を経営、その下で押しかけ無償アルバイトを行う茉百合に引っ張られ連続殺人事件に巻き込まれてゆく。殺人鬼はだれなのか、真の黒幕は。そして思わぬ結末で、因果応報とはこういうことなのかと。何気に借金取りの公文が人間味のある男だったような気がする。

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    2024年10月01日
  • お電話かわりました名探偵です 復讐のジングル・ベル

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    万里眼シリーズもこれで完結。これ以上引っ張るとさすがに拗らせすぎだろう…という限界ぎりぎりで、収まるところに収まって良かったねっていう。
    これからも県民の安全と平和のために末永くがんばってください(笑)

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    2024年09月29日
  • お電話かわりました名探偵です 復讐のジングル・ベル

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    ネタバレ

    引き続き旅のお供として。これでシリーズ完結。万里管理官がようやくかっこよく登場でそこは良かったけど、クロスワードパズルを丸暗記してるっていぶきがすごすぎじゃね。しかもこういう都合のいいワードを一つのクロスワードパズルから取り出せるって。まぁそこはフィクションだしな。しかし結局和田さんが一番かっちょいいし、あとミキさんも。主人公2人はどうにも好きになれずに終わったな。急に出てきた3課の人も信じられないほどの人間性というか。急にピストル撃つとか、それでいぶきの気を引けると思ってるのがありえないんだけど。

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    2024年09月22日
  • お電話かわりました名探偵です リダイヤル

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    ネタバレ

    前回旅のお供として読んだ続編。再び旅のお供として。相変わらずばかばかしい早乙女といぶきの恋愛模様。といっていいのかこれは。ほんといつの時代の話だ、と思いつつ、自分に自信が持てずに卑屈になったり、被害妄想をもつというのは、むしろ現代の褒められたくない若者ということなのか、とも思った。最後の鍼灸師の犯人からしても。眠そうな声で電話に出たってのが犯人が別にいるパターンかと思ってひやひやしたのに、結局そのまま逮捕されてるし。なんのために入れたんだよ、これ。撮り鉄に盆栽を落とされたと思った話もここまでひねくれた頑固じじいが素直に謝れるかね、と思ったけどかわいい孫のためというか、それを思い出せたなら謝るこ

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    2024年09月22日