佐藤青南のレビュー一覧

  • ある少女にまつわる殺人の告白

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    事件について、少女視点で語られることがなく、全て周辺の人々へのインタビューという形で話が進む。
    それでも、少女が感じていただろう恐怖や絶望は想像に難くない。
    後半の展開もびっくりだった。
    インタビューでいちばん尺をとっていた所長さんに感情移入したところで、最後は少し不憫な気持ちになった。

    児童相談所の抱える問題もおそらくリアルなんだろうなと思う。
    人手不足なのはなんとなく知ってたけど、子どもを取り返そうとする親に危害を加えられるのは初めて知った。
    そりゃ辞めてくよなぁ…

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    2026年06月24日
  • 一億円の犬

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    ネタバレ

    3.5
    面白かった
    野田の人生を自分にすり替えて、中岡も独りだったんだなー
    にしても寺本はきっと本来いい人なんだろな、純粋な。結局そういう人が誰かに憔悴したりして………、私欲のために犬を買うって考えたことないけど、それでもその犬が幸せならいいよな。最後は主人公が犬を飼うっていう結末かと思ったけど、ちょっとほろっときた。今も沢山のインフルエンサーいるけど、全部が嘘なんて人いるんかな。だとしたらその人、何らかの才能あるよな。
    とにかく、最近皆さんの本棚で気になる本が沢山あって忙しい〜!

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    2026年06月20日
  • ストラングラー 死刑囚の逆転

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    ここまで引っ張った割に最後はあっけない印象です。もう少し明石とストラングラーの知恵比べが欲しかったし、仁美にしても中途半端。かつ、主役級の活躍をしてきた加奈子が終盤は殆ど登場しないなど、不完全燃焼です。

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    2026年06月20日
  • ストラングラー 死刑囚の悔恨

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    これで終わりだと思ってたのに、まだ先がありました。ひとつひとつ事件を追いながら、ストラングラー探しの本筋が進むスタイル。そのひとつひとつの事件も、なかなかヘビーな事件ばかりでした。

    薄いけど読み応えありです。

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    2026年06月16日
  • ストラングラー 死刑囚の告白

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    じわりじわりと、オリジナルストラングラーの事件のピースが揃っていく感じで、面白かったです。

    蓑島が、徐々に精神バランスを崩しているのは、何かの伏線なんでしょうか?

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    2026年06月12日
  • ストラングラー 死刑囚の推理

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    日本版羊たちの沈黙といった感じかと思いましたが、明石がハンニバルよりは人間味ある印象です。サラッと読めますが、まだ話は途中なので、シリーズものなんですね。

    ストラングラーが誰なのか、楽しみです。

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    2026年06月09日
  • 人格者

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    3.5

    都内で殺人事件発生。
    被害者は有名なヴァイオリニスト。

    関係者は皆、被害者への敬愛追慕を語るのみ。誰からも愛され人格者とされる彼はなぜ殺されたのか?

    ショパンやモーツァルトなどの名だたる作曲家には色々な裏の顔があったという。

    この人格者と言われる彼にも裏の顔が…
    ヴァイオリンを教えている生徒に性的虐待をしていたという真実。胸糞悪かった。

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    2026年05月31日
  • ある少女にまつわる殺人の告白

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    ネタバレ

    面白かったです。インタビュー形式で語られる物語は、世界観に入り込みやすくてよかったです。様々な人物視点で描かれ、徐々に明らかになっていく真実。亜紀ちゃんが不幸な結末を迎えることは確定していたので、それがどんなラストに繋がるのだろうと思いながら読み進めていたのですが、しっかり面白い最後でした!
    虐待のお話は読んでいて苦しくなる部分もありますが、テーマとしてはとても関心のあるものです。
    亜紀ちゃんは果たして本当に今、幸せになれたといえるのか。虐待という悲劇が産む負の連鎖。個人的には杉本の母親の話が1番、読んでいて辛かったです。
    救いのない現実、それは本当に怖いことです。しかしだからこそ希望を抱かな

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    2026年05月27日
  • ある少女にまつわる殺人の告白

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    2026.5.15
    人へのインタビュー(所長とそれ以外の人物)が交互に織りなされて展開されていく。先が気になる構成にはなっているものの、長崎県の方言や口語でずっと書き連なる文面に若干飽きや馴染めなさを感じた。
    当初は少女の異常さをあまり感じられなかったが、実は子猫を殺害しており、謎の色気と落ち着きで他人を魅了してその人物を利用して自分に不都合な人を排除させていたことが徐々に浮き彫りになる。そして、最後は裕福な夫の連れ子を虐待しているかのような描写で終わる。展開としては面白かったが、うひょおおお!となる感じではなかった。後味はあまり良くない。
    また、諸悪の根源である杉本が幼馴染に、あいつが何をし

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    2026年05月09日
  • ある少女にまつわる殺人の告白

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    モノローグ形式のものは、映像化しやすそうだけどそんな話は出てないのかな?

    虐待は連鎖する。
    私も人の親にはなってはいけない人種かもしれない。

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    2026年04月21日
  • 不純正律(上)

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    絶対音感の鳴海桜子シリーズ。今回は連続殺人事件を捜査するもの。相変わらずの桜子の態度が今回はマイナスに感じた。長編にする為のページ稼ぎとは言い過ぎかな。

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    2026年04月04日
  • 犬を盗む

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    ネタバレ

    おぉ…
    松本が純粋な良い人じゃないとこがいいね。
    絶対に裏切らない犬にだけは愛を向けられるのちょっと分かる。
    ジャーナリストもちゃんとずっとクズエピソード挟まってたし。借りたお金ギャンブルで溶かす前に、の描写でモヤっとしてた。
    ミステリー作家はなぁ…ルートさえ間違えなければなぁ…。ヘイト向きがちなキャラだと思うけど正直あんま糾弾できない。殺人犯が働いてるって投稿もそれ自体は事実ではあるしさぁ。下世話な人たちを見下してた分、自分がそうなった時に気付けないの分かる気がするよ。引き返せないところまで行ってしまった。
    編集長はだめです。
    チロがただただ可愛いので、幸せな犬生をまっとうして欲しい。

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    2026年03月31日
  • 一億円の犬

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    ネタバレ

    主人公の六本木タワマン在住セレブ妻を装う必死さが痛々しい…全く共感できず苛々しながら読んでいたけど、犬を飼い出してからなんだか意外にちゃんとお世話ができているのでちょっと見直した笑
    SNSでの承認欲求や自分を大きく見せようとする感じが今の時代には刺さる部分が多かったなあ。

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    2026年03月03日
  • ストレンジ・シチュエーション 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    西野のキャバ話が出てくるともうゲンナリするようになってきた。
    最後の話も、なんだかキレが悪いというか、もっと大々的に問題として欲しかった。
    無理なんだろうけど。
    私的にはもう繰り返し行われる尋問と、同じ分析、行動パターンの繰り返しは何度読んでも楽しめる。

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    2026年02月25日
  • ある少女にまつわる殺人の告白

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    今年4冊目。
    インタビュー形式の小説。
    タイトルから『誰かが誰かを殺す』話ということは分かるんだけど、関係者の話を聞くにつれて、誰が殺されたのか謎が深まる。そして、亜紀の印象が変わっていく。
    これぞイヤミス、悲劇は連鎖してゾッとする怖さが残る作品。

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    2026年02月23日
  • お電話かわりました名探偵です

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    ■勝手に予告編
    『はい。Z県警察110番です。事件ですか。事故ですか』

    壁一面を覆う巨大なスクリーンに、三十六個の様々な情報が映し出された通信指令室。

    それらを瞬時に理解し、適切に対処する十二人の精鋭に、早乙女廉と小洒落た名前を持つ僕も、一応は含まれている。

    1日に1,200件の通報が入電する指令室では、時に謎めいた通報が舞い込んでくる。

    『家が盗まれました』『幽霊を退治してください』と、いたずらにも思える内容に呆れていたが、すらっと延びた細い腕が『三者』のボタンを軽やかに押す。

    「お電話かわりました。〜中略〜、君野です」

    さぁ、名探偵の降臨だ。

    ■読後の感想
    通報者の会話だけで

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    2026年02月23日
  • 犯罪心理分析班・八木小春 ハロウィンの花

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    いつもの如く楽しかったし読みやすかった。
    ただ、最後犯人が突然見つかった気がして、結局なんで土岐田さんはあの中から犯人わかったのか理解できなかった。
    他のシリーズの方が出てきたとのことを、他の人の感想で知ったので、次はそっちも読みたいと思った。

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    2026年02月16日
  • 不純正律(下)

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    シリーズ第5弾。
    シリーズ初の上下巻。
    作者の作品の主人公は特殊な能力を持ってることが多いけど、今作の鳴海桜子も絶対音感を持ち、相貌喪失と言う設定。
    他の人の感想にもあるが、顔が分からないのに、刑事がつとまるのか、と言うのは同感。
    だが、バディを組む音喜多と一緒に数々の事件に挑んで来たが、今回の相手は所謂シリアルキラー。
    以前の作風より、ライトタッチでは無くなっているのだが、果たして今回のように犯人が入れ替わり続けるのは、ミステリーとしてありなのか?
    犯人たちの動機がイマイチ共感し難く、ただ単に話を拗らせてるだけの後半がちょっとつまらなかった。
    流石に毎回桜子のいる所轄で事件が起きるのは不自然

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    2026年01月27日
  • 不純正律(下)

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    上巻で犯人がわかっているので下巻は桜子とシリアルキラー・椿山麗依の攻防になるのかと思っていたら全く予想していなかった展開へ。面白かった。次作は桜子が捜査一課へ移動してるのかな。

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    2026年01月18日
  • 不純正律(下)

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    佐藤青南『不純正律 下』中公文庫。

    絶対音感刑事・鳴海桜子シリーズの最新作が書き下ろしの上下巻で2ヶ月連続刊行。

    警察音楽隊志望で音大から警察官になった異色の刑事、鳴海桜子が再び捜査一課の音喜多玄とコンビを組み、連続殺人犯に迫る。

    既に上巻では連続殺人犯の正体が明らかにされているのだが、下巻ではどのような決着を付けるのだろうか。

    主人公と主要な登場人物が生き残ることは予想の範囲だが、やたらと人が殺害されるだけで、救いが無く、どうにもシックリと来ない結末だった。

    桜子の異母姉妹の山本寧々が、シリアルキラーの椿山麗依の手先になり、連続殺人を引き継いだ理由がよく解らないのだ。単に生まれつい

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    2026年01月06日