佐藤青南のレビュー一覧

  • 連弾

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    シリーズ一作目。
    現在と過去をいったりきたり、そして登場人物が多いので話の筋を掴むまで少々中弛み感。
    ただ、本筋が見えてきた途中からサクサク読めて一気読み。散らばった登場人物が繋がった時は爽快感がありました。面白かったのでシリーズ通して読みたいと思います。

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    2025年04月01日
  • 噓つきは殺人鬼の始まり SNS採用調査員の事件ファイル

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    結果的にどれが真実なのか…。そして女性の強かさを感じた。こっわ!真実がそれだとしたら何ともなく働いてる姿が一番怖い。

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    2025年03月30日
  • 眠れる森の殺人者

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    有名企業の社長令嬢が小学校から下校中に行方不明になり、警察は営利誘拐の線で捜査を始めた。音楽隊として採用された変わり者の刑事・鳴海桜子は、少女が習っていたヴァイオリンが犯人に繋がると予想。捜査一課の音喜多とともに独自に捜査を開始する。容疑者の過去を探ると鳴海の父親に繋がりが…。
    犯人の先生に対する感情、父親に対する感情はわからないでもないけれど、誘拐にいたる思考回路が謎だった。誘拐された女の子が本当にびっくりするほど巻き込まれてて可哀想。シリーズものだったことを知らずに読んだので、過去作品も読んでみたい。

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    2025年03月29日
  • 眠れる森の殺人者

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    有名企業の社長令嬢であるため、警視庁は誘拐事件と判断、捜査本部を設置。音楽隊志望の鳴海桜子刑事と、捜査一課の音喜多弦も捜査を開始する。誘拐現場と容疑者の特定に成功し、表舞台から消えた音楽家を追う二人。だがそれは、もうひとつの犯罪と、桜子の父へと繋がり――。

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    2025年03月29日
  • 人格者

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    都内で殺人放火事件が発生した。被害者は著名な男性ヴァイオリニスト。捜査一課の音喜多弦は、音楽隊志望の変わり者刑事・鳴海桜子と、再びペアを組んで捜査を開始する。怨恨が犯行動機と睨んだ捜査本部だが、関係者は皆、被害者への敬愛追慕を語るのみだった。誰からも愛された彼は、なぜ殺されたのか?そして、犯人の正体とは!?

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    2025年03月22日
  • ある少女にまつわる殺人の告白

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    何年か前の「このミス」大賞で、タイトルが気になって、読んでみた。

    義父から虐待を受けていた少女について、関わった周辺の人たちへのインタビューという形で、過去に何があったのかが解き明かされていく。

    時系列順、関係者別ではないので、わかりにくいところもあった。叙述ミステリーなので仕方ないが。発言の中に伏線が隠されていたりするので、後でもう一度読むと「あ~そういうことだったのか~」ということになると思う。
    虐待の連鎖は現実に起こっていることなので、断ち切ることが重要だが、児童相談所にそれをすべて負わせるのは酷である。

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    2025年03月20日
  • セブンス・サイン 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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     「まっさらな人間なんて存在しないし、かりにそんな人間がいたってつまらない。
      人間は間違う生き物なんだ。
    間違えて人を傷つけて、そんな自分が嫌いになって、それでも一生懸命に進もうとするのがいいんだ。」

      「その姿勢が尊いんだ。」

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    2025年03月19日
  • ヴィジュアル・クリフ 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    シリーズ、第6弾。
    今度の敵は、なんとかつての恩師で、行動心理学の隅から隅まで知り尽くした占部 亮寛教授(元)。
    果たして、楯岡は、最も手強い敵にどう戦うのか?

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    2025年03月09日
  • インサイド・フェイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    何かで紹介されていた。

    行動心理学にたけた捜査官が、被疑者の無意識の言動から真実を見抜いて、事件を解決していくという内容。

    短編のようでつながっているので、登場人物が多いので途切れ途切れで読んでいたら、途中で誰が誰かよくわからなくなった。
    現実の事件を盛り込んでいたりして、ある程度リアリティはある。サイコパスが起こす事件も現実にも起きているが、小説なら何でも有りになってしまうので、もう少し話をシンプルにして、リアリティを持たせた方がよかった。

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    2025年03月02日
  • サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    容疑者のジャスチャー、表情などを観察することで嘘/真実を見抜ける女刑事の話。オカルトめいた話だなぁと読み始めは思っていたが、その特技があるからこそ、いや無しには見抜けないんじゃない?という事件が多く斬新な発想に痺れた。事件そのものや推理の進行は現実的で読み易くファンタジーな感じじゃなく好印象だった。

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    2025年02月26日
  • 噓つきは殺人鬼の始まり SNS採用調査員の事件ファイル

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    ネタバレ

    潮崎真人は、企業の依頼を受けて就活生のSNSアカウントなどを調べる会社を営んでいる。ある日、アナウンサーの内定が取り消されたと乗り込んできた女子大生・灰原茉百合をバイトとして雇うことに。茉百合がある学生を調査した後、ネット上で関わりのあった人が次々と殺されていき…。
    インターネット上でアカウントを特定して調査を行う。実際にこういう仕事はあるのだろうけれど、時代だなぁと思う。特定の仕方も触れられているが、本当にこれで特定できるのかと思うと容易すぎて怖い。ネットリテラシー、気にするようにはしているが、こういうものを読むと本当に気をつけないといけないと感じる。
    潮崎のやり方も人間性も褒められたもので

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    2025年02月17日
  • 連弾

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    捜査一課の音喜多と音楽隊志望の刑事、鳴海が殺人事件の捜査をするバディものの一作目。
    鳴海桜子がとにかく変人で、しかし切れ者という設定がとても面白い。鳴海の音楽の知識で、事件も解決するのだが、次が気になってどんどん読み進められた。
    次回作もぜひ読んでみたい。

    しかし、冒頭のベートーヴェン交響曲第五番『運命』の第一楽章が終わり、万雷の拍手が巻き起こったとあるが、そんなことってある?ふつう楽章と楽章の間は拍手しないものでは? それか、普通は鳴らない拍手が巻き起こるほど素晴らしい演奏だった、とか書くべきでは?そこがのっけから気になってしまったので、星三つ(大学の音楽の先生に聞いたが、やはり普通はあり

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    2025年02月04日
  • 行動心理捜査官・楯岡絵麻vsミステリー作家・佐藤青南

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    テンポが良く、とても想像しやすかったです。
    同一視になる人の気持ちが少しだけ
    理解できた気がします。

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    2025年02月03日
  • たぶん、出会わなければよかった嘘つきな君に

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    ストーリー構成が面白かったです。女の重すぎる偏った愛の形に、こんな人が現実にいたら関わりたく無いなと思うぐらいの人物描写でした。

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    2025年01月14日
  • オイディプスの檻 犯罪心理分析班

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    エンマ様シリーズとはまた異なる魅力。
    和製クリミナル・マインドか。
    犯罪心理のプロファイリングは面白そう。(職業として)
    あと2冊、シリーズを読むのが楽しみになってきた。

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    2025年01月05日
  • サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    一話一話完結している短編集になっていて読みやすかった。
    まだ続きがありそうだからそちらも読んでみたい。
    行動心理学は科学的な根拠に基づいているだろうけど、こうも完璧に使いこなせると実質超能力者だよなぁと思った。
    そんな人いるのか?と思ったけど、調べてみたら行動心理士資格なるものがあるらしく、意外とエンマ様に近い人はいるのかも知れない。
    浪漫のような恐怖のような。。

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    2024年12月15日
  • 白バイガール フルスロットル

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    このシリーズは、大体こんな感じの展開であったと思う。
    ・交通課でたまたま遭遇した違反事案が、一見関係のなさそうな捜査一課の事案とつながっている
    ・これを、人間離れした動体視力や遠くからでもバイクの音を聞き分ける聴覚能力で解決する
    ・ベタベタの人間関係でみんな丸く収まる

    まぁ、このくらいで完結してくれたのは、ほどよい加減であった、

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    2024年12月14日
  • 眠れる森の殺人者

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    桜子のシリーズ4作目

    桜子の丁寧に丁寧に推理を積み上げていく過程が大好きだ

    次の作品も待ち遠しい

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    2024年12月12日
  • 眠れる森の殺人者

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    音大の声楽科卒、音楽隊志望の刑事の鳴海と
    捜査一課の音喜多のコンビが少女失踪事件の
    犯人を追う刑事小説。

    相貌失認のため人の顔は認識できないけれど、
    抜群の耳と鋭い推理力で捜査に全力を尽くす
    異色の刑事が活躍するところがユニーク。

    天然だからか、鋭い感性故か、他の刑事とは
    違う視点で自由に行動するため、はみ出し者感が
    あるけれど、何度か一緒に組んで捜査したことで
    理解を示してくれる相方がいることが読んでいて
    何より心強かった。

    才能があることは喜ばしいことだし、
    他者からはギフトを羨ましがられるけれど、
    それを生かして活躍することは義務じゃない
    と言い切る主人公が素敵だった。

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    2024年12月07日
  • 眠れる森の殺人者

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    ネタバレ

    なんてこった。読み終わって気づいたのですが、シリーズものの4作目と知らずに読んでしまいました。普通に違和感なく新作だと思って読んでましたよ……

    特に前知識なくても楽しめたと思ってますが、おそらく前作までの内容を知っている方がより楽しめる部分もあると思うので、1~3作目を読んだ後、改めて本作を再読したいと思います。

    ちなみに内容的には、誘拐事件の捜査よりも主人公の(特に父親との)人間関係だったり、プロの音楽家を目指す人たちの苦悩などを描いた人間ドラマ面の方が個人的には惹かれました。

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    2024年11月30日