【感想・ネタバレ】眠れる森の殺人者のレビュー

あらすじ

ヴァイオリン教室に通う児童が白昼、忽然と消えた。児童が有名企業の社長令嬢であるため、警視庁は誘拐事件と判断、捜査本部を設置。音楽隊志望の鳴海桜子刑事と、捜査一課の音喜多弦も捜査を開始する。誘拐現場と容疑者の特定に成功し、表舞台から消えた音楽家を追う二人。だがそれは、もうひとつの犯罪と、桜子の父へと繋がり――。書き下ろし

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警視庁の音楽隊志望の鳴海刑事と捜査一課の音喜多刑事のコンビが活躍するシリーズの第4弾!ちょっとしたどんでん返し(?)っぽい部分もあって面白く一気読みしました!

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2025年01月31日

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ネタバレ

ずっと憎んでいた父親とついに対面した桜子。思ったよりあっけない対面でしたが、父親の方はちゃんと娘を意識していたんですね。

ヴァイオリン教室から攫われた皐月と過去のわたしを勘違いしていました。読み進めるうちに何か違うと思い始めたら、納得でした。

蛯沢もある意味被害者なんでしょうが、何とも言えない不気味さが残りました。

桜子の音楽隊に行くか、捜査一課に行くかどちらにしても向いているので、最後にどちらを選ぶのか楽しみです。

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2024年10月13日

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良かれと思っていたことが,相手は実は。。。
ということは結構あったりするもので・・・
こういう本を手にして景色を思い浮かべるとわかりやすいのですが,実際はなかなか難しいのが現実ですよね。
でも,そう感じることが出来る情景を浮かばせてくれるのはやはりいい刺激になって素敵です。

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2024年10月06日

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鳴海桜子のシリーズですが、表紙の雰囲気が過去3作と違い過ぎて、読み始めるまで気が付かなかった。
今回は少女の誘拐事件です。少女はバイオリンを習っており、防犯カメラに写っていた犯人と思われる人物もバイオリニストかもしれないというところから桜子の捜査が始まります。
桜子は刑事が板についてきましたね。今後の桜子の選択が気になります。

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2024年09月01日

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星3.5
音大出身刑事、鳴海桜子シリーズ第4弾。

相変わらず、鳴海桜子と音喜多のコンビが楽しい。また。音楽界の豆知識もあるので、それを知る楽しみもある。

これは私の理解力の問題なのだが、監禁された被害者の独白が誰だかわかりにくかった。また、他の方も書かれていたが、犯人の動機がなぞだったし、具体的にどうやって事故を起こしたのかもわかりにくかった。よって星0.5減。

今年も続編が出るのだろうか。楽しみ。
表紙のテイストが前作と変わりすぎなのはなぜ?

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2025年08月10日

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ヴァイオリン教室に通う児童が忽然と消えた。
音楽隊志望の鳴海 桜子と捜査一家の音喜多 弦も捜査を開始する。
そこには隠された過去の事件があった。
表舞台から消えた音楽家との繋がりはとは?

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2025年05月17日

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有名企業の社長令嬢が小学校から下校中に行方不明になり、警察は営利誘拐の線で捜査を始めた。音楽隊として採用された変わり者の刑事・鳴海桜子は、少女が習っていたヴァイオリンが犯人に繋がると予想。捜査一課の音喜多とともに独自に捜査を開始する。容疑者の過去を探ると鳴海の父親に繋がりが…。
犯人の先生に対する感情、父親に対する感情はわからないでもないけれど、誘拐にいたる思考回路が謎だった。誘拐された女の子が本当にびっくりするほど巻き込まれてて可哀想。シリーズものだったことを知らずに読んだので、過去作品も読んでみたい。

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2025年03月29日

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有名企業の社長令嬢であるため、警視庁は誘拐事件と判断、捜査本部を設置。音楽隊志望の鳴海桜子刑事と、捜査一課の音喜多弦も捜査を開始する。誘拐現場と容疑者の特定に成功し、表舞台から消えた音楽家を追う二人。だがそれは、もうひとつの犯罪と、桜子の父へと繋がり――。

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2025年03月29日

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桜子のシリーズ4作目

桜子の丁寧に丁寧に推理を積み上げていく過程が大好きだ

次の作品も待ち遠しい

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2024年12月12日

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音大の声楽科卒、音楽隊志望の刑事の鳴海と
捜査一課の音喜多のコンビが少女失踪事件の
犯人を追う刑事小説。

相貌失認のため人の顔は認識できないけれど、
抜群の耳と鋭い推理力で捜査に全力を尽くす
異色の刑事が活躍するところがユニーク。

天然だからか、鋭い感性故か、他の刑事とは
違う視点で自由に行動するため、はみ出し者感が
あるけれど、何度か一緒に組んで捜査したことで
理解を示してくれる相方がいることが読んでいて
何より心強かった。

才能があることは喜ばしいことだし、
他者からはギフトを羨ましがられるけれど、
それを生かして活躍することは義務じゃない
と言い切る主人公が素敵だった。

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2024年12月07日

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ネタバレ

なんてこった。読み終わって気づいたのですが、シリーズものの4作目と知らずに読んでしまいました。普通に違和感なく新作だと思って読んでましたよ……

特に前知識なくても楽しめたと思ってますが、おそらく前作までの内容を知っている方がより楽しめる部分もあると思うので、1~3作目を読んだ後、改めて本作を再読したいと思います。

ちなみに内容的には、誘拐事件の捜査よりも主人公の(特に父親との)人間関係だったり、プロの音楽家を目指す人たちの苦悩などを描いた人間ドラマ面の方が個人的には惹かれました。

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2024年11月30日

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ヴァイオリン教室に通う社長令嬢が誘拐されるという事件が発生。
音楽隊志望の鳴海桜子刑事と捜査一課の音喜多弦がコンビを組み、事件捜査を行うお馴染みの第3作。
桜子がその才能を発揮して、事件解決に導く。
相変わらず、桜子の大食漢振りが示され、楽しませてくれる。
一方、桜子の父と25年ぶりに再会し、彼女の父との相克が明らかにされる。
一人称で語られる章は、著者の仕掛けたミスリードか。
ますます刑事ぶりを発揮する桜子、音楽隊行きはまだ先か。

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2024年11月14日

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シリーズもの(音楽隊採用刑事・鳴海桜子シリーズ)とは知らず、最新刊を拝読。シリーズ4作目らしいが、まあ前提知識が無くても読める。楯岡絵麻シリーズを期待するとかなり肩透かしをくらう。まあ普通のエンタメ小説。

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2024年09月11日

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佐藤青南『眠れる森の殺人者』中公文庫。

絶対音感刑事・鳴海桜子シリーズの第4弾。文庫書き下ろし。やけにラノベチックな表紙イラストが恥ずかしいオジさんにはブックカバーが必須なのだ。

さて、本作であるが、今ひとつという内容だった。最大の山場は、冒頭で主人公の鳴海桜子刑事が防犯カメラの映像と目撃証言から容疑者がヴァイオリニストであると見抜く辺りで、後は複雑な人間関係がぐちゃぐちゃ描かれるだけで、ミステリーとしての面白味が無いのだ。


株式会社カシモトフーズ社長の小学5年生の娘、樫本皐月が白昼に忽然と姿を消す。警視庁は誘拐事件と判断し、捜査本部を設置した。そして、音楽隊志望の鳴海桜子刑事と捜査一課の音喜多弦が再びコンビを組み、捜査を開始する。容疑者が表舞台から消えたヴァイオリニストの蛯沢多聞であることが判り、2人はその行方を追う。

本体価格740円
★★★

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2024年09月06日

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