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ヴァイオリン教室に通う児童が白昼、忽然と消えた。児童が有名企業の社長令嬢であるため、警視庁は誘拐事件と判断、捜査本部を設置。音楽隊志望の鳴海桜子刑事と、捜査一課の音喜多弦も捜査を開始する。誘拐現場と容疑者の特定に成功し、表舞台から消えた音楽家を追う二人。だがそれは、もうひとつの犯罪と、桜子の父へと繋がり――。書き下ろし
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Posted by ブクログ
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音大の声楽科卒、音楽隊志望の刑事の鳴海と
捜査一課の音喜多のコンビが少女失踪事件の
犯人を追う刑事小説。
相貌失認のため人の顔は認識できないけれど、
抜群の耳と鋭い推理力で捜査に全力を尽くす
異色の刑事が活躍するところがユニーク。
天然だからか、鋭い感性故か、他の刑事とは
違う視点で自由に行動するため、はみ出し者感が
あるけれど、何度か一緒に組んで捜査したことで
理解を示してくれる相方がいることが読んでいて
何より心強かった。
才能があることは喜ばしいことだし、
他者からはギフトを羨ましがられるけれど、
それを生かして活躍することは義務じゃない
と言い切る主人公が素敵だった。
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