佐藤青南のレビュー一覧

  • お電話かわりました名探偵です

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    ネタバレ

    某県警本部通信司令室には「万里眼」と呼ばれる通信指令課員がいる。その正体は君野いぶき巡査、28才の女性警察官である。彼女は通報の内容を聞いただけで真相を見抜いてしまう…。
    「お婆さんが家が盗まれたと言っている」という若い女性からの通報『家を盗まれた女』。帰宅したところ冷蔵庫に保管していた大根が1センチ短くなっているという女性の通報『誰かが大根を食べた』。空室となった上階から足音が聞こえて眠れなかったため幽霊を退治して欲しいという女性の通報『マンションに住む幽霊』。家の壁に赤いインクで落書きがされたという県議会議員の妻からの通報『幻の落書き魔』。帰宅途中のサラリーマンから繁華街の路上で刺されたと

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    2025年05月19日
  • 噓つきは殺人鬼の始まり SNS採用調査員の事件ファイル

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    ネタバレ

    まさかの終わり方。
    こんな簡単にサイコパス3人も集まるわけないよなとは思うけど…
    読みやすくて面白かった。

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    2025年05月19日
  • 眠れる森の殺人者

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    ヴァイオリン教室に通う児童が忽然と消えた。
    音楽隊志望の鳴海 桜子と捜査一家の音喜多 弦も捜査を開始する。
    そこには隠された過去の事件があった。
    表舞台から消えた音楽家との繋がりはとは?

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    2025年05月17日
  • YOKOHAMA 119 要救助者1623名

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    ★3.5

    横浜市消防局の、女性消防職員を主人公にした作品・・・というと、近頃、フジテレビで同じような設定のドラマがありましたが、こちらは、通信指令センターでは無く出張所の消防士の話。

    最後の、大型クルーズ船での火事の話は、どこかしら海猿を思い出させるような設定ではありますが、あそこまで、リポビタンDみたいな話はありません。

    シリーズ化されている様です。次作も読んでみたいですね。

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    2025年05月14日
  • サッド・フィッシュ 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    ネタバレ

    「目の上のあいつ」
    薬物で有罪となったかつての人気ミュージシャンが活動再開しようとしていた矢先に自分のスタジオで死亡しているのが発見される。一見覚せい剤の乱用が元で休止したように見えたが...。
    「ご近所さんにご用心」
    老女が自宅で死んでいるのが発見された事件。容疑者として上がってきたのは,隣に住む亡妻の重度の障害のある連れ子を一人で世話している近所でも評判の良い男。一体何があったのか。
    「敵の敵も敵」
    中学生の女子が仲間にリンチされて死亡した。容疑者は被害者の幼馴染で親友の少女。被害者が陰で自分の悪口を言っていると怒っていたようで,不良仲間3人を連れて被害者を呼び出したらしい。どう考えても有

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    2025年05月12日
  • 噓つきは殺人鬼の始まり SNS採用調査員の事件ファイル

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    主人公にいまひとつ共感も好感も持てずに話が進み、まわりくどいなーと真相がわかり、最後にストンと終わった。現代の問題点がいろいろ浮き彫りにされててそれぞれの人物深掘りしたら面白そうなのに上辺だけ掬った感じで物足りなさをしっかり感じた。

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    2025年04月24日
  • 残奏

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    ネタバレ

    音楽隊採用の変わり者刑事、鳴海桜子シリーズ第三弾。
    前二作同様、サクサク読めるし、次回作もぜひ読んでみたいのは確かなのだが‥‥。

    ロックミュージシャンの古溝や校長の性格がもう少し詳しく書かれていた方が、殺人の動機としては納得できたかも。自殺の動機としては充分過ぎるのだが、校長がしたことは言語道断なのだが、古溝はまだ中学生で、よくありうることかもしれないし。
    また、細かいことだが、鳴海が音大卒というだけで、 吹奏楽部の顧問がプロ扱いするなんて。ちまたに音大卒なんて掃いて捨てるほどいるでしょうが。もっとも鳴海は本当はプロ顔負けの実力者なんだけど。
    北海道の食べ物描写は、とっても楽しい。

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    2025年04月19日
  • 連弾

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    シリーズ一作目。
    現在と過去をいったりきたり、そして登場人物が多いので話の筋を掴むまで少々中弛み感。
    ただ、本筋が見えてきた途中からサクサク読めて一気読み。散らばった登場人物が繋がった時は爽快感がありました。面白かったのでシリーズ通して読みたいと思います。

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    2025年04月01日
  • 噓つきは殺人鬼の始まり SNS採用調査員の事件ファイル

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    結果的にどれが真実なのか…。そして女性の強かさを感じた。こっわ!真実がそれだとしたら何ともなく働いてる姿が一番怖い。

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    2025年03月30日
  • 眠れる森の殺人者

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    有名企業の社長令嬢が小学校から下校中に行方不明になり、警察は営利誘拐の線で捜査を始めた。音楽隊として採用された変わり者の刑事・鳴海桜子は、少女が習っていたヴァイオリンが犯人に繋がると予想。捜査一課の音喜多とともに独自に捜査を開始する。容疑者の過去を探ると鳴海の父親に繋がりが…。
    犯人の先生に対する感情、父親に対する感情はわからないでもないけれど、誘拐にいたる思考回路が謎だった。誘拐された女の子が本当にびっくりするほど巻き込まれてて可哀想。シリーズものだったことを知らずに読んだので、過去作品も読んでみたい。

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    2025年03月29日
  • 眠れる森の殺人者

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    有名企業の社長令嬢であるため、警視庁は誘拐事件と判断、捜査本部を設置。音楽隊志望の鳴海桜子刑事と、捜査一課の音喜多弦も捜査を開始する。誘拐現場と容疑者の特定に成功し、表舞台から消えた音楽家を追う二人。だがそれは、もうひとつの犯罪と、桜子の父へと繋がり――。

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    2025年03月29日
  • 人格者

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    都内で殺人放火事件が発生した。被害者は著名な男性ヴァイオリニスト。捜査一課の音喜多弦は、音楽隊志望の変わり者刑事・鳴海桜子と、再びペアを組んで捜査を開始する。怨恨が犯行動機と睨んだ捜査本部だが、関係者は皆、被害者への敬愛追慕を語るのみだった。誰からも愛された彼は、なぜ殺されたのか?そして、犯人の正体とは!?

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    2025年03月22日
  • ある少女にまつわる殺人の告白

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    何年か前の「このミス」大賞で、タイトルが気になって、読んでみた。

    義父から虐待を受けていた少女について、関わった周辺の人たちへのインタビューという形で、過去に何があったのかが解き明かされていく。

    時系列順、関係者別ではないので、わかりにくいところもあった。叙述ミステリーなので仕方ないが。発言の中に伏線が隠されていたりするので、後でもう一度読むと「あ~そういうことだったのか~」ということになると思う。
    虐待の連鎖は現実に起こっていることなので、断ち切ることが重要だが、児童相談所にそれをすべて負わせるのは酷である。

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    2025年03月20日
  • セブンス・サイン 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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     「まっさらな人間なんて存在しないし、かりにそんな人間がいたってつまらない。
      人間は間違う生き物なんだ。
    間違えて人を傷つけて、そんな自分が嫌いになって、それでも一生懸命に進もうとするのがいいんだ。」

      「その姿勢が尊いんだ。」

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    2025年03月19日
  • ヴィジュアル・クリフ 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    シリーズ、第6弾。
    今度の敵は、なんとかつての恩師で、行動心理学の隅から隅まで知り尽くした占部 亮寛教授(元)。
    果たして、楯岡は、最も手強い敵にどう戦うのか?

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    2025年03月09日
  • インサイド・フェイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    何かで紹介されていた。

    行動心理学にたけた捜査官が、被疑者の無意識の言動から真実を見抜いて、事件を解決していくという内容。

    短編のようでつながっているので、登場人物が多いので途切れ途切れで読んでいたら、途中で誰が誰かよくわからなくなった。
    現実の事件を盛り込んでいたりして、ある程度リアリティはある。サイコパスが起こす事件も現実にも起きているが、小説なら何でも有りになってしまうので、もう少し話をシンプルにして、リアリティを持たせた方がよかった。

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    2025年03月02日
  • サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    容疑者のジャスチャー、表情などを観察することで嘘/真実を見抜ける女刑事の話。オカルトめいた話だなぁと読み始めは思っていたが、その特技があるからこそ、いや無しには見抜けないんじゃない?という事件が多く斬新な発想に痺れた。事件そのものや推理の進行は現実的で読み易くファンタジーな感じじゃなく好印象だった。

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    2025年02月26日
  • 噓つきは殺人鬼の始まり SNS採用調査員の事件ファイル

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    ネタバレ

    潮崎真人は、企業の依頼を受けて就活生のSNSアカウントなどを調べる会社を営んでいる。ある日、アナウンサーの内定が取り消されたと乗り込んできた女子大生・灰原茉百合をバイトとして雇うことに。茉百合がある学生を調査した後、ネット上で関わりのあった人が次々と殺されていき…。
    インターネット上でアカウントを特定して調査を行う。実際にこういう仕事はあるのだろうけれど、時代だなぁと思う。特定の仕方も触れられているが、本当にこれで特定できるのかと思うと容易すぎて怖い。ネットリテラシー、気にするようにはしているが、こういうものを読むと本当に気をつけないといけないと感じる。
    潮崎のやり方も人間性も褒められたもので

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    2025年02月17日
  • 連弾

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    捜査一課の音喜多と音楽隊志望の刑事、鳴海が殺人事件の捜査をするバディものの一作目。
    鳴海桜子がとにかく変人で、しかし切れ者という設定がとても面白い。鳴海の音楽の知識で、事件も解決するのだが、次が気になってどんどん読み進められた。
    次回作もぜひ読んでみたい。

    しかし、冒頭のベートーヴェン交響曲第五番『運命』の第一楽章が終わり、万雷の拍手が巻き起こったとあるが、そんなことってある?ふつう楽章と楽章の間は拍手しないものでは? それか、普通は鳴らない拍手が巻き起こるほど素晴らしい演奏だった、とか書くべきでは?そこがのっけから気になってしまったので、星三つ(大学の音楽の先生に聞いたが、やはり普通はあり

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    2025年02月04日
  • 行動心理捜査官・楯岡絵麻vsミステリー作家・佐藤青南

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    テンポが良く、とても想像しやすかったです。
    同一視になる人の気持ちが少しだけ
    理解できた気がします。

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    2025年02月03日