佐藤青南のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
110番受付員のお姉さんが、謎多き通報の真相に電話口から鮮やかに迫り解決するという、正にタイトル通りの作品。
事件の内容は基本重大事件ではなく、比較的ライトな内容で、真相に至ってもさほど大事にはならないので読んでいて鬱々としない内容なので、どちらかと言えば痛快な準サスペンス。
文体は小説とラノベの中間(どちらかと言えばラノベ寄り)なので、その点は読み手を選ぶと思います。
主人公はヘタレな男性、そしてヒロインはちょっと子どもっぽいところのある女性なのも、ラノベ然としてしまうゆえんなのかも。
登場人物各々がキャラがかなり立っているので、ちょっと食傷気味になるときもあります。
しかし、推理の過程など -
Posted by ブクログ
佐藤青南『ストラングラー 死刑囚の告白』ハルキ文庫。
『ストラングラー 死刑囚の推理』の続編。連作形式で描かれる書き下ろし警察小説。
相変わらず、警察官の違法捜査ぶりが際立っている。また、なぜ死刑囚の明石が世の中で起きる様々な犯罪の推理が出来るのかが不思議。だが、ストーリーはそこそこ面白い。
第一章には女児の誘拐事件、第二章にはオリジナル・ストラングラーを崇拝する中学生による無差別殺人未遂事件、第三章にはパパ活を行っていたお嬢様女子大生の殺害事件が描かれる。第四章は死刑囚の明石の冤罪を証明する新たな証拠が……
捜査一課の簑島朗は14年前の風俗嬢連続殺人事件の冤罪を訴える死刑囚にして元刑