佐藤青南のレビュー一覧

  • 行動心理捜査官・楯岡絵麻vsミステリー作家・佐藤青南

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    ついに作家本人が登場。
    長編だけあり、絵麻も苦戦。佐藤青南は、頭は切れるが、小説家としては成功しておらず、鬱屈している心理をどう読み解くのか。佐藤青南は心理学にも精通していて、この辺りの駆け引きは面白かった。

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    2025年10月06日
  • YOKOHAMA 119 要救助者1623名

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    消防は個人的にはすごく馴染みのある職業で、だから登場人物たちの感情とか出来事はあるあるな感じでした。救助活動の流れも、自分が狙われているその犯人も動機も想像通りではあったけれど、物語としてはよくまとまっていてとても読みやすかったです。

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    2025年09月22日
  • サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    テンポ良く進むし読みやすい。まぁある種の天才。読んでて参考になるし、自分も覚えたい部分がたくさんあった。やっぱ心理学は強いな。

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    2025年08月28日
  • セブンス・サイン 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    ネタバレ

    新興宗教がからんだ殺人事件。
    最初の殺人事件に関しては、少し驚きの展開。
    新興宗教で出会った親子に関しては、こんなに簡単に考えが変わるのかとちょっと違和感。
    西野のキャバが少し収まって、変な軽さが薄まった気がする。

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    2025年08月22日
  • ヴィジュアル・クリフ 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    ネタバレ

    絵麻の大学の恩師が殺人事件の関係者として浮かび上がってくる。行動心理学の第一人者である占部をいかにして落とすのか。
    殺されたSF商法の店長に直接恨みを持っているとは思えないため、店長の部下をかばっているのではないかという線で捜査をすすめていく。
    占部をはめるために西野の行きつけのキャバの女の子の協力もあおぎ、捜査をすすめる。
    西野のキャバ話と出来の悪さは少しくどすぎる感があるが、単に取り調べで犯人を落とすのではない、新たな展開。

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    2025年08月22日
  • 一億円の犬

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    主人公がお馬鹿さんすぎて、性格悪すぎて、どうしたものかと思いながらも楽しく読めた。あまりにひどいお馬鹿さんなので怒りも湧かない。
    おぃおぃどうするのだ?あまりにも常識はずれな言動に、いい加減目を覚ますのだろうって思いながら読み進めるが、目を覚ますどころかどんどん加速する。
    こんなにもどうしようもない、誰もが遠ざけるような性格の女性。嘘つき、虚言癖、見栄っ張りの塊。そんな人間の心の中にも綺麗な心はちゃんとたくさんあるんだね、信じられるものさえあれば。
    一億円の犬は彼女にとって、本当に一億円の価値があった。
    っという楽しく、ほんのり心温かいお話でした。

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    2025年08月17日
  • ヴィジュアル・クリフ 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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     「行動心理捜査官・楯岡絵麻」シリーズ第6作。本作はシリーズ初の長編。
     長編に相応しく、今回の相手は絵麻の大学時代の恩師にして行動心理学の第一人者だった占部亮寛。マイクロジェスチャーが出ないように抗不安薬を服用して絵麻に対峙する占部。いつもの技が使えない絵麻はどう対応するのか。真実と虚言の境界が曖昧な会話の応酬に翻弄され、あっという間に読めてしまう。

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    2025年08月16日
  • ストレンジ・シチュエーション 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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     「行動心理捜査官・楯岡絵麻」シリーズ第5作。
     本作も全4編で構成されているが、それぞれの個別の事件とは別に前作同様全編に渡って伏線があり、それも最後に解決されるという流れになっている。今回も一瞬だけ現れるマイクロジェスチャーを読み取り容疑者を追い込んでいく様が発揮されており、面白い。

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    2025年08月15日
  • サッド・フィッシュ 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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     人が一瞬見せる仕草から嘘を見抜くスペシャリスト「行動心理捜査官・楯岡絵麻」シリーズ第4作。
     本作も前作までの流れを引き継ぎ取調室での攻防がメインになるが、全体を通して最終話までの伏線がある。最終話では楯岡自身が事件に巻き込まれるという展開になっており、今までとは少し違う印象も受けた。

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    2025年08月14日
  • 眠れる森の殺人者

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    星3.5
    音大出身刑事、鳴海桜子シリーズ第4弾。

    相変わらず、鳴海桜子と音喜多のコンビが楽しい。また。音楽界の豆知識もあるので、それを知る楽しみもある。

    これは私の理解力の問題なのだが、監禁された被害者の独白が誰だかわかりにくかった。また、他の方も書かれていたが、犯人の動機がなぞだったし、具体的にどうやって事故を起こしたのかもわかりにくかった。よって星0.5減。

    今年も続編が出るのだろうか。楽しみ。
    表紙のテイストが前作と変わりすぎなのはなぜ?

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    2025年08月10日
  • サッド・フィッシュ 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    絵麻の元カレの公安が出てくる。男とはうまくいかない話は度々でてくるが、元カレ本人はでてこない方がよい気がした。

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    2025年08月04日
  • オイディプスの檻 犯罪心理分析班

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    高級住宅地で女子高生が失踪した。
    新米刑事の八木小春は、モデルケースとして捜査に参加したプロファイラーの土岐田と捜査を進めるうちに、これが営利誘拐ではなく、連続殺人事件である可能性に気づき……。


    急遽コンビを組むことになった2人が、協力者とともに、統計学を駆使しながら犯人に迫っていく、新米刑事と天才プロファイラーのバディミステリです。

    後半からの怒涛の展開、ミスリードの仕込みなどミステリとしても面白いですが、メインはやはり人間関係の方かなと思います。
    "普通"の小春と"少し違う"土岐田や協力者。その特異性については、語れるほど詳しくはないので言及は

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    2025年08月02日
  • 一億円の犬

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    タイトルと帯が誘拐ミステリーっぽい誘導してる?けど、内容は割とかわいい話。最初、どうしようもない主人公がどんどんかわいく見えてくる不思議。
    読みやすいし、プロットも面白いから、読書苦手な人にもオススメしたい。

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    2025年07月25日
  • 行動心理捜査官・楯岡絵麻vsミステリー作家・佐藤青南

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    ネタバレ

    楯岡絵麻がシリーズの著者と同姓同名の作家・佐藤青南と対峙する話。ミステリ作家は時々こういう作品を書く人がいますな。
    ある殺人事件の被害者が佐藤青南のアンチ,加害者が佐藤青南の熱狂的なファンと言うところから話が展開する。そして佐藤青南自身は一癖も二癖もある人物。続いて起こる殺人事件の犯人は? 佐藤青南自身の関与は?

    とはいえ,佐藤青南は分断関係の単なる被疑者の関係者という以上のものではなくそういう意味では通常のシリーズ作品と何ら違うところはない。なぜ敢えて佐藤青南を登場させたのかの意図は良くわからない。強いて言えば絵麻の生みの親であるから絵麻と同じ行動心理学の知識を持っているということか。

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    2025年07月09日
  • ストラングラー 死刑囚の悔恨

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    警察小説として読むか、ストラングラーとして読むかで印象が違うかもしれませんが、まあまあ楽しんで読みました。ここで話を大きく動かしたので、後は、最終巻次第。

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    2025年06月22日
  • ストラングラー 死刑囚の告白

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    少し停滞してる感じです。4巻あるのでそう言うこともあるかもしれませんが、箕島の内面描写は少しくどい。

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    2025年06月20日
  • ホワイ・ダニット 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    ネタバレ

    「殺人動画にいいねとチャンネル登録をお願いします」
    「指名料はおまえの命で」
    「天才子役はミスキャスト」
    「誰がために鈴は鳴る」

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    2025年06月20日
  • ツインソウル 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    ネタバレ

    「人気者を殺ってみた」
    路地裏で若い会社員の死体が見つかる。被害者のスマートフォンに残っていた動画から,暴力団員が容疑者として浮上した。被害者は実は登録者が10万人を超える動画投稿チャネルをやってる人気動画投稿者だった。

    「歪んだ轍」
    港区白金の路上で起こった強盗殺人。古物商の社員2人が買い取り要請の依頼を受けて客先に向かう途中だったらしい。2人は買取代金のために現金7千万円を携行しておりこれを奪われた。しかし実はその買取依頼そのものが嘘であることが分かった。

    「鳶はなにを生む」
    要介護老人のホーム・ヘルパーをしている女性が殺された。その女性が最近良くサービスに行っていた老人は女性が殺され

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    2025年06月16日
  • 一億円の犬

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    この風呂敷をどうやって畳むつもりだろう、というのを久しぶりに作者に対してではなく主人公に対して感じながら読めた。

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    2025年06月04日
  • 一億円の犬

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    2025.06.01
    どなたかの書評にもあった。著者の犬に対する想いはよくわかる、そんな一冊。主人公の女性には共感しにくいのが正直な感想。

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    2025年06月01日