佐藤青南のレビュー一覧

  • 噓つきは殺人鬼の始まり SNS採用調査員の事件ファイル

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    おもしろそうと期待したのですが、正直なところ「う〜ん…」って感じです。中盤に差し掛かってくるにつれてダラダラ読みしてしまい、星3に。
    最後のオチはそうきたかってなりました!(⊙ө⊙)

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    2025年12月07日
  • 犬を盗む

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    犬を飼ってる人は、散歩中に知り合いが出来るとか分かると感じる部分も多いかも。
    色んな視点に変わるので、中々真相に近付かないような徐々に進むような。ちょっと暴走気味の登場人物である小野寺真希のその後がもう少し見たかった。
    真相は最後に一気に分かるが、まあうん、そこまで工エエェェ(´д`)ェェエエ工って感じにはならなかったなー

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    2025年12月06日
  • 噓つきは殺人鬼の始まり SNS採用調査員の事件ファイル

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    正直余り面白く無かった。現代社会において起こり得る事だけど話の進み方で先に興味が起こらない。まあこの小説がシリーズ化されない事がはっきりして安心した。

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    2025年12月01日
  • ある少女にまつわる殺人の告白

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    ネタバレ

    このミス大賞。

    インタビュー形式で行われるDVの話。
    シングルマザーの子供の小学生女子。内縁の夫にDVされる。内縁の夫の子供である妹を実は殺してた。それを察した児童相談所の踏み込んだ所長が母親に内縁の夫がやったと言わせる。

    母親は夫を捨てられず。東京の祖母の元に脱出するといいつつ、それは嘘で夫に連れて行ったり。

    10年後も女子はいい感じに回りを操って邪魔者を排除したりして、インタビュアーである精神科医と結婚して幸せに暮らす。

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    2025年11月26日
  • ある少女にまつわる殺人の告白

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    児童虐待をテーマに“ある少女が殺害された経緯”が綴られる。インタビュー形式でお話が進められ、児童相談所の所長を筆頭に虐待されている児童の家族や義理の父、クラスメート、児童が大人になるまでに知り合った友人などが登場する。
    読んでいる間ずっと心がザワザワした。

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    2025年11月23日
  • 犬を盗む

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    ある殺人現場からチワワが行方不明に
    亡くなった老女と接触しいた現コンビニ定員で元殺人犯人
    その今はチワワを飼っている?

    事件の流れは読めるが、その事件の鍵を握るオトコは意外にも‥


    粋な終わり方に
    「‥おれたち、一緒だな」

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    2025年11月06日
  • たぶん、出会わなければよかった嘘つきな君に

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    これどんでん返しかぁ???まあ皆が皆「純愛」だったんだねぇ...という意外はあったものの、あまり好みではなかった。登場人物たちがざっくり言うと「優しすぎる人」「お調子者」「サイコパス」「小悪魔」という設定なのだがその人物像をうまく書けてないような気がした。特に主人公の魅力が伝わらない。「サイコパス」さんはなかなかのホラーぶりで面白かったが。なんのかんの文句言ってしまったが、それでもゆるーい恋愛話から一変してのサスペンス展開には惹きつけられてイッキ読み。

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    2025年10月30日
  • ある少女にまつわる殺人の告白

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    インタビュー形式で進んでいく物語。
    時系列や人が入れ替わるので、ちょっと読みづらいけど、先が気になってドンドン読み進めちゃいました。
    あぁ、そーだったんだって、、、
    どんでん返しとまではいかないし、彼女自身は何も語らないからちょっと腑に落ちないところもあるけど、とても面白い作品でした。(話の内容的には胃がキュッとなるツラい描写もあり)

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    2025年10月28日
  • 犬を盗む

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    初めましての作家さんで、表紙のチワワが
    可愛くて購入しました。
    最初はボチボチ読んでいたのですが、
    中盤から誰が犯人なんだろうか、
    チワワのシロちゃんが、不幸にならないか
    とても気になり一挙に読んでしまいました。
    最後は思いもよらない犯人がわかり、
    シロちゃんも無事でほっとしました。

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    2025年10月19日
  • ホワイ・ダニット 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    今回の話はそれほど面白くはなかった。心療内科医の楠木ゆりかとの対決がどうなるのか。刑務所にいるゆりかがどう手を出していて、絵麻はどうゆりかと戦うのか。次作に持ち越されているので、次回作を楽しみにする。

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    2025年10月17日
  • 白バイガール

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    「泣き虫だけど、負けない!」――新米女性白バイ隊員が暴走事故の謎を追う! 神奈川県警の白バイ隊員になったばかりの本田木乃美は、違反ドライバーからの罵詈雑言に泣かされる日々。同僚の女性隊員・川崎潤ともぎくしゃくしている。そんな中、不可解なバイク暴走死亡事故が発生。木乃美たちが背景を調べ始めると、思いがけない事件との接点が――。隊員同志の友情、迫力満点の追走劇、加速度的に深まる謎、三拍子揃った警察青春小説の誕生!

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    2025年10月16日
  • ある少女にまつわる殺人の告白

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    「鍊獄(れんごく)」には、カトリック教会の教義で天国に入る前に小罪を浄化する場所

    一時保護所ではさまざまな事情を抱えた子どもをお預かりしとりますが、無事親許に帰ることができるのはおよそ半数程度というのが現状です。

    第9回『このミステリーがすごい!』大賞・優秀賞受賞作の、待望の文庫化です。「今日的テーマを扱いつつ難易度の高いテクニックを駆使し、着地の鮮やかさも一級品」茶木則雄(書評家)。10年前に起きた、ある少女をめぐる忌まわしい事件。児童相談所の所長や小学校教師、小児科医、家族らの証言から、やがてショッキングな真実が浮かび上がる。巧妙な仕掛けと、予想外の結末に戦慄する!

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    2025年10月10日
  • 犬を盗む

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    佐藤青南『犬を盗む』実業之日本社文庫。

    犬と人の絆と共に進展するミステリー小説。

    『人と犬の絆に感涙、想像を超える展開に一気読み必至の傑作ミステリー!』とあるが、そこまでではない。随分とハードルを上げたようだが、ハードルを越えられなかったようだ。

    犬の目線での描写は何か意味があったのだろうか。老女殺しの犯人の正体は余りにも出来過ぎだし、女性作家の離婚騒動も邪魔なだけのように思った。


    都内の高級住宅地で一人暮らしの資産家の老女が何者かに殺害される。部屋は物色された跡があり、かつて犬を飼っていた痕跡が残されていた。

    かたや、雑誌記者の鶴崎は、過去に長野県で両親と犬を撲殺した少年が松本と

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    2025年10月09日
  • 行動心理捜査官・楯岡絵麻vsミステリー作家・佐藤青南

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    ついに作家本人が登場。
    長編だけあり、絵麻も苦戦。佐藤青南は、頭は切れるが、小説家としては成功しておらず、鬱屈している心理をどう読み解くのか。佐藤青南は心理学にも精通していて、この辺りの駆け引きは面白かった。

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    2025年10月06日
  • YOKOHAMA 119 要救助者1623名

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    消防は個人的にはすごく馴染みのある職業で、だから登場人物たちの感情とか出来事はあるあるな感じでした。救助活動の流れも、自分が狙われているその犯人も動機も想像通りではあったけれど、物語としてはよくまとまっていてとても読みやすかったです。

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    2025年09月22日
  • サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    テンポ良く進むし読みやすい。まぁある種の天才。読んでて参考になるし、自分も覚えたい部分がたくさんあった。やっぱ心理学は強いな。

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    2025年08月28日
  • セブンス・サイン 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    ネタバレ

    新興宗教がからんだ殺人事件。
    最初の殺人事件に関しては、少し驚きの展開。
    新興宗教で出会った親子に関しては、こんなに簡単に考えが変わるのかとちょっと違和感。
    西野のキャバが少し収まって、変な軽さが薄まった気がする。

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    2025年08月22日
  • ヴィジュアル・クリフ 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    ネタバレ

    絵麻の大学の恩師が殺人事件の関係者として浮かび上がってくる。行動心理学の第一人者である占部をいかにして落とすのか。
    殺されたSF商法の店長に直接恨みを持っているとは思えないため、店長の部下をかばっているのではないかという線で捜査をすすめていく。
    占部をはめるために西野の行きつけのキャバの女の子の協力もあおぎ、捜査をすすめる。
    西野のキャバ話と出来の悪さは少しくどすぎる感があるが、単に取り調べで犯人を落とすのではない、新たな展開。

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    2025年08月22日
  • 一億円の犬

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    主人公がお馬鹿さんすぎて、性格悪すぎて、どうしたものかと思いながらも楽しく読めた。あまりにひどいお馬鹿さんなので怒りも湧かない。
    おぃおぃどうするのだ?あまりにも常識はずれな言動に、いい加減目を覚ますのだろうって思いながら読み進めるが、目を覚ますどころかどんどん加速する。
    こんなにもどうしようもない、誰もが遠ざけるような性格の女性。嘘つき、虚言癖、見栄っ張りの塊。そんな人間の心の中にも綺麗な心はちゃんとたくさんあるんだね、信じられるものさえあれば。
    一億円の犬は彼女にとって、本当に一億円の価値があった。
    っという楽しく、ほんのり心温かいお話でした。

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    2025年08月17日
  • ヴィジュアル・クリフ 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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     「行動心理捜査官・楯岡絵麻」シリーズ第6作。本作はシリーズ初の長編。
     長編に相応しく、今回の相手は絵麻の大学時代の恩師にして行動心理学の第一人者だった占部亮寛。マイクロジェスチャーが出ないように抗不安薬を服用して絵麻に対峙する占部。いつもの技が使えない絵麻はどう対応するのか。真実と虚言の境界が曖昧な会話の応酬に翻弄され、あっという間に読めてしまう。

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    2025年08月16日