佐藤青南のレビュー一覧

  • ストラングラー 死刑囚の告白

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    シリーズ2作目。
    拘置所内の死刑囚の明石と共に様々な事件を解決する簑島。
    この不思議な組み合わせの中、芽生える絆。
    何より明石の冤罪を晴らすべく行動に出て。知った終盤の衝撃な真実。
    という流れで進む物語。
    前作よりよりサスペンス。面白かったです。
    明石の頭脳と簑島達チームの行動力。
    団結していて微笑ましく見ていたら…。
    次の続編も楽しみにしています。

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    2022年09月09日
  • お電話かわりました名探偵です リダイヤル

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    県警通信司令室勤務の早乙女廉。「万里眼」と尊敬される先輩君野さん。早乙女のイケボに惹かれて可愛く迫るミキさん。通信司令室に入り浸り君野さんをデートに誘う和田さん。どう決着つけるのかと思ったら「万里眼」に絡めて解決。君野さんの博識ぶりには感心。いろんなこと知ってないと「万里眼」にはなれないよね。

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    2022年09月05日
  • 人格者

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    音楽隊志望で警察官になった鳴海桜子と、捜査一課刑事・音多喜とのコンビシリーズの2作目。
    都内で起きた放火殺人事件の被害者は、有名なオーケストラのコンサートマスターでもある有名な男性ヴァイオリニスト。
    現場から被害者が愛用していたヴァイオリンも無くなっていることから、所属していたオーケストラの関係者の聞き込みに当たる音喜多と鳴海。
    しかし、聞き込みをしている間に第二、第三の事件が起きてしまう。
    作者のこれまでの作品とは違い、かなり本格的な警察小説になっていると思う。
    トリックもフーダニットに徹しており、途中で真犯人が分かるけど、動機が分からないところが作者の術中にはまっている感じがした。
    作者の

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    2022年09月01日
  • お電話かわりました名探偵です

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    県警通信司令室の通信員、通報者との会話だけで事件の真相を見抜く伝説の通信員「万里眼」。早乙女廉は万里眼に憧れる後輩通信員。早乙女の鈍さには呆れる。

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    2022年09月01日
  • たぶん、出会わなければよかった嘘つきな君に

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    読みやすかった!
    峰岸さん怖いなぁ、狂ってるなー。
    ナナちゃんとコーヨーくん、普通に結ばれて欲しかった。でも、峰岸さんきっかけでなければ出会うこともデートすることもなかった。皮肉ですね。。

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    2022年08月13日
  • 人格者

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    鳴海桜子シリーズの第2弾。前作は犯人は自明な倒叙ミステリーのようでしたが、今回は普通にフーダニットであり、人格者と謳われる被害者がなぜ殺されたのかを問う物語になっています。
    桜子の抱えているものの一端が描かれるので、このシリーズはまだ続きそうです。

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    2022年08月06日
  • オイディプスの檻 犯罪心理分析班

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    ヒロイン・八木小春と一緒に事件を追う土岐田があまりに個性的すぎて驚きました。どういう人なのかは読んてみてのお楽しみということで…。
    かなりショッキングな内容にもかかわらず、ユーモアもあるので読みやすいと思います。

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    2022年07月31日
  • 白バイガール 駅伝クライシス

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    話がこなれて、枠がしっかり固定された感じで安定感がありました。ストーリーも疾走感ありでサクッと読めました。
    初版には、一箇所、人が入れ替わる誤植があった。

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    2022年07月30日
  • たぶん、出会わなければよかった嘘つきな君に

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    大どんでん返しもいいところすぎた!
    どうやって主人公の気持ちわかるんかな?と思ったらそう来たのねー!!!!
    最初はナナちゃんに振り回されながら愛を感じていたらナナちゃんが消えちゃうんだろうなあとか思ってたら全然違った!予想外すぎる展開!でも面白くて一気に読めた!ゾッとするような事もあるけど引き込まれました!

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    2022年07月26日
  • ストラングラー 死刑囚の推理

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    警視庁捜査一課の箕島刑事と死刑囚・明石 陽一郎。
    2人がタッグを組み、連続殺人事件の謎に挑む。

    14年前、恋人の久保 真生子を、明石に殺害された箕島。
    最近、発生した『ストラングラー』と呼ばれる容疑者の犯行は、かつての連続殺人事件との共通項が多い。

    そして、明石が箕島に伝えた驚くべき提案とは。
    自分は冤罪であり、あんたに俺の無実を証明して欲しい。そのかわり...

    刑事と死刑囚がタッグを組むという有り得ない設定に、驚かされます。

    最後、信じていた人物の裏切りが明らかとなりますが、まだまだ裏がありそうですね。
    次回作品に期待。

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    2022年07月24日
  • 行動心理捜査官・楯岡絵麻vsミステリー作家・佐藤青南

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    佐藤青南の行動心理学捜査官・楯岡絵麻シリーズ最新刊
    今作はなんとVS佐藤青南!
    楯岡絵麻が佐藤青南に挑みます✨✨
    事件は絵麻、西野、綿貫、筒井が解決するが最後に絵麻に復讐するプロローグか?

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    2022年07月17日
  • ツインソウル 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    毎回、エンマ様の推理が冴えるシリーズ、第8弾。
    相手のしぐさから嘘を見破る警視庁捜査一課の美人刑事・楯岡 絵麻。
    行動心理学を駆使して謎を解く。

    今回は、
    ・人気者を殺ってみた
    ・歪んだ轍
    ・トンビはなにを産む
    ・きっと運命の人
    の4編。

    4つ目の事件、通り魔殺人事件を解決したと思われた途端、被疑者の隠れた悪意に戦慄するエンマ様。
    果たして、その悪意とは?

    最後のページで明らかとなる表題の『ツィンソウル』とは、そういう意味だったんですね。
    なるほど

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    2022年06月25日
  • お電話かわりました名探偵です リダイヤル

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    シリーズ2作目です。
    前回同様、万里眼の異名を持つZ県警通信指令室の君野いぶきが電話越しに事件を解決します。

    1話目の子供の通報の件は現実にあったら悪戯で片付けられそうな案件。無事に解決してよかったです。

    主人公2人の人物像より脇の登場人物が魅力的な不思議なシリーズです。

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    2022年06月25日
  • ストラングラー 死刑囚の告白

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    ネタバレ

     死刑囚の明石の冤罪を晴らすために、秘密裏にタッグを組んだ蓑島。14年前の連続殺人事件に迫ろうとした矢先、証拠を捏造した警部補・伊武が射殺された。困惑しつつも、明石のプロファイリングで新たな事件解決へと向かうが…

     前作で味方だった仁美が明石への興味が薄れてきてしまい協力が危ぶまれてきたし、新たに蓑島とコンビを組んだ若手刑事の矢吹加奈子も猪突猛進タイプで危なっかしい。それに加えて、死んだ伊武が脳内で生きているかの様に蓑島に話しかけてきて、疲弊する蓑島。
     全てがハラハラしっぱなしでどうなるかと思いましたが、極め付けが明石の犯した罪。
     この先予測がつかなくて、次巻が待ち遠しいです。

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    2022年06月13日
  • 噓つきは殺人鬼の始まり SNS採用調査員の事件ファイル

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    インターネット上専門の探偵の潮崎と。
    彼の調査のせいで就職試験に落ちた茉百合との。
    SNS上の様々なねじれで起こった殺人事件を追う物語。
    現代ならではの多くの出来事がそこにあるかたちで。
    主人公の行動はなかなかのクズっぷりだけど、根本的な悪人にはなり切れなくて。
    でも総じて因果応報だったのかな。
    終盤にかけて事件は大きく動き、意外な出来事の連続で。
    終わり方も含め自分好みの作品でした。

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    2022年04月25日
  • 噓つきは殺人鬼の始まり SNS採用調査員の事件ファイル

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    佐藤青南『噓つきは殺人鬼の始まり SNS採用調査員の事件ファイル』宝島社文庫。

    SNSの裏アカウント特定という変わった仕事を生業とする潮崎真人が主人公のミステリー。

    SNSの匿名性と秘匿性が産み出す事件の恐ろしさ。ネットの仮想世界が舞台だけに登場人物の関係性が複雑化した上に、さらに欲張った著者が二転三転の仕掛けを入れたためにストーリーがネスティングしているように思う。もう少し贅肉を削ぎ落とした方がスッキリしたストーリーになったのでは。

    潮崎はテレビ局からの依頼でアナウンサー志望の学生のSNSを調査し、その中の一人、灰原茉百合が裏アカウントを持ち、そこでデリヘル嬢をしていたことを突き止め、

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    2022年04月24日
  • ストラングラー 死刑囚の告白

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    前作より面白かった。
    死んだ人の姿が見える、死んだ人と会話する、主人公の狂い具合はちょっと、あれ??行き過ぎ??と思うが、全体的に深みが増して、この後どうなるんだろうか?!というワクワク感は増した。

    死刑囚のことを信じられなくなってきて、この先どうなるのか読めない。

    ところどころで、胸に刺さる表現があった。それだけでも読んだ価値があるかなと思えた。

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    2022年04月22日
  • 噓つきは殺人鬼の始まり SNS採用調査員の事件ファイル

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    就活生の裏アカを探すところから、連続殺人鬼を探し出すところに繋がっていくお話。ネットでは匿名で色々話せてしまうので、こういったこじらせてしまう人もいるのかなとは思う。
    結構複雑なプロットですけど、最後はストンと落ちますね。シリーズにできそうだけど、このラストだとどうかな?

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    2022年04月20日
  • お電話かわりました名探偵です

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     Z県警本部の110番通信司令室。そこには電話の情報のみで事件を解決する凄腕の指令課員がいて…

     声だけイケメンの早乙女廉は何故か不可解な事件の当たりを引いてしまう。その先輩である君野いぶきが、その凄腕『万里眼』その人で、話だけで事件を解決してしまう。そんな万里眼ないぶきでも、大ニブな早乙女には通じないのがもどかしい。しかし、あまりに察してちゃんないぶきの子供っぽい態度もちょっとなぁって所はありました。中学生みたいな二人の今後に期待です。

     お気に入りは「誰かが大根を食べた」。
     ほんの些細な事で110番するのはどうなの?と言う事から、あそこまで事件の真相を見抜くいぶきが凄かったです。

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    2022年04月14日
  • お電話かわりました名探偵です

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    110番受付員のお姉さんが、謎多き通報の真相に電話口から鮮やかに迫り解決するという、正にタイトル通りの作品。
    事件の内容は基本重大事件ではなく、比較的ライトな内容で、真相に至ってもさほど大事にはならないので読んでいて鬱々としない内容なので、どちらかと言えば痛快な準サスペンス。
    文体は小説とラノベの中間(どちらかと言えばラノベ寄り)なので、その点は読み手を選ぶと思います。
    主人公はヘタレな男性、そしてヒロインはちょっと子どもっぽいところのある女性なのも、ラノベ然としてしまうゆえんなのかも。
    登場人物各々がキャラがかなり立っているので、ちょっと食傷気味になるときもあります。
    しかし、推理の過程など

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    2022年04月11日