佐藤青南のレビュー一覧

  • インサイド・フェイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    ネタバレ

    渋い渋いと連呼することで「渋谷に行こう!」となるのだろうか?
    と言った素人の疑問は置いといて、サラーっと読めてしまった。

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    2022年02月05日
  • オイディプスの檻 犯罪心理分析班

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    犯罪心理分析班・八木 小春の活躍。

    高級住宅街で発生した女子高生の失踪事件。
    八木と共に行動する事になった土岐田は、これが営利誘拐ではなく、連続殺人事件の可能性に気付く。

    どんでん返しの連続に、驚きが止まりません。
    登場人物も、サイコパスなど個性的な方が多いですね。

    最後に正体を表したシリアルキラーとは?
    やっと被害者を救い出したと小春が安心したその瞬間、何と、何と...

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    2022年02月05日
  • ある少女にまつわる殺人の告白

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    このインタビュー形式で進んでいくのは、湊かなえさんの告白と同じだけど、私は気にぜずにすんなり読めました。
    亜紀ちゃんの人を上手く使う本性や、最後のイヤミス的な結末、終わらない不幸の連鎖。
    先が気になり一気に読みました。
    児童虐待のシーンは、フィクションだけど何処かでは現実の出来事だと思うと読むのが辛かった。
    そして、こんなに日本の児童福祉の現状について考えさせられるとは…

    私には娘が一人居ますので、自分自身とても考えさせられる一冊になってしまいました。
    話の仕掛けや結末等よりも、自分のしてきた子育てと呼ばれるものを思い出し、物思いに耽りました。

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    2022年01月17日
  • お電話かわりました名探偵です リダイヤル

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     110番通報の内容だけで事件を解決する「万里眼」君野いぶきと彼女を慕う同僚の五月女廉のシリーズの第2作。難しい設定だが、なかなかのクォリティー。ただ、第1作の第一編が傑作なのに比し、今回のは凡庸。しかし、事件の謎を解くだけでも難しいのに、さらに君野に通報することにより、通報者の人生まで変わっていくところを描くという意図は前作から変わっておらず、なかなか感動的でもある。それに比べ、いぶきと廉のラブストーリーはジュブナイルめいているのは、相変わらず微笑ましい。

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    2022年01月16日
  • たとえば、君という裏切り

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    正直、何も期待せずに読み始めました。
    でも、退屈せずに一気に読みました。
    最後にあんなバイオレンスな事実が出てくるなんて。
    すべてのことの顛末が怖過ぎる。
    読み終わった後に背表紙のあらすじを見て思いました。
    『確かに、ある人の深い愛に震えましたよっ‼︎』

    なんかもう全部怖い、時代を超えて怖い。
    でも、私を数時間、夢中にさせてくれた。

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    2022年01月03日
  • お電話かわりました名探偵です リダイヤル

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    通報電話だけで謎を解いてしまうミステリーの第2弾です。これドラマ化できそうですけど、主人公たちがほぼ通信指令室を出ないので地味かな。

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    2021年12月29日
  • 連弾

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    ネタバレ

    面白かった~
    一気読みしました。

    まさに時を超えた愛憎と狂気が渦巻く慟哭のミステリー。

    都内の公園で死体が発見、

    2019年の現代と1984年の昔の話が交互に展開され、徐々に現代に近づいてきて 点と点が結ばれていく感じがとても読みやすく面白かった。

    昔の話の舞台も長崎島原で、1984年というのも自分の生まれた年代だったので個人的に入り込んでしまった。

    犯人の親からの愛を受けられずに、虐待により聴力を失い、思いを寄せる女性への叶わぬ恋心 愛する人のための復讐劇。 犯人に感情移入してしまい切なくなる場面もあった。

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    2021年12月06日
  • たぶん、出会わなければよかった嘘つきな君に

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    視点が変わっていきいろいろなことが徐々に明らかになっていくので、自分のこうなるんやろなが何度も覆されました!すごく面白かったです。

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    2021年11月29日
  • 連弾

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    警察音楽隊採用の刑事ときたか。うーん斬新!要所要所で声楽家ならではの視点で解決に近づいて行くところが良い。ただ今回は犯人の怪物ぶりが際立ったかな。家庭環境によって怪物になる素養は出来上がっていたのかもしれないが、何気ない一言とベートーベンの魔力が作り上げてしまったように思う。次回作に期待。

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    2021年11月25日
  • サッド・フィッシュ 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    ヒロインの「エンマ様」こと絵麻の男前なキャラクターがたまりません。 ハマること間違いなし!
    人気シリーズとなっていて、絵麻が難事件に立ち向かう姿が凛々しい。

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    2021年11月08日
  • 行動心理捜査官・楯岡絵麻vsミステリー作家・佐藤青南

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    キネシクス対キネシクスという構図が興味深くて面白かった。キネシクスに対抗する手段として物証がないという前提があるならば開き直りというのが1番効果的という点がシンプル過ぎて拍子抜けするかが、目から鱗で盲点だった。また、対決相手に筆者の名前を使ってきたのには何か意味があるのだろうか?筆者が加害者を演じてみたかったのかな?そういう意味ではとてもイケすかない役を演じきっており、実験的な作品と思う。

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    2021年10月25日
  • 白バイガール 爆走! 五輪大作戦

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    ああ、コロナの影響がないオリンピックを東京で見たかったな。
    今回は鈴木君が意外に頑張っており、少しずつ好感が持てるようになってきました。

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    2021年10月15日
  • 行動心理捜査官・楯岡絵麻vsミステリー作家・佐藤青南

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    作者が犯人役で登場という形式でしたが、無理に作者でなくても良いくらいの人間離れした犯人でした。

    4人(エンマ様、西野、筒井、綿貫)の連携が見事で、次作の手強い相手にも是非打ち勝って欲しいです。ドラマ版のキャストがいい具合に脳内再生されます。

    出版業界の(本当にありそうな)闇や怪しげなオンラインサロンなど、気になる設定でした。

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    2021年10月09日
  • たぶん、出会わなければよかった嘘つきな君に

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    紺野真弓さんの表紙が目を引く一作。佐藤さんの本もよく読むけど、珍しく結構怖い系ミステリでした。話の半分は想像通りでしたけど、その先は想像を超えてました^^;少し怖いけど展開も早くて楽しめました。

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    2021年09月29日
  • 連弾

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    ネタバレ

     捜査一課の音喜多と音楽隊志望の所轄刑事・鳴海とペアを組んで捜査する事に。鳴海の風変わりな言動に戸惑いつつも、徐々に鳴海の刑事としての才能に気づき…

     容疑者の生い立ち、そして愛した人への執着が異様で怖かったです。
     小学生の頃助けられた恩を感じて殺人の手助けをした弥生も、中村に対して愛情を感じた訳ではなく同情だったのも何だか切ない。あの状況で唯一の救いだったんだろうけど、執着された弥生もある意味被害者だったのかもしれないですね。

     過去と現在が交差して、徐々に事件の背景が繋がった時、何とも言えない気持ちでした。

     音喜多と鳴海は良いペアになりそうで、続編希望です。

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    2021年09月20日
  • セブンス・サイン 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    シリーズ、第七弾。
    行動心理学の達人で、相手の僅かな仕草から嘘を見破る美人刑事『エンマ様』こと、楯岡絵麻。

    今回の事件は、河川敷で発見された餓死死体。
    胃の中から漆が見つかったことから、ある宗教団体の関与が...

    そして、容疑者と思われる団体幹部の2人を取り調べの途中で、とんでもない事件が...

    前半に、西野の幼なじみとの再会の話がありましたが、後半、こう絡んでくるとは...

    最後、西野の純粋さと朴訥さが描かれて、ほんわかしました。

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    2021年09月05日
  • ツインソウル 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    シリーズ8作目は短編連作に戻って、これでそろそろ終わりにするのかと思ったら最終話で新たな敵登場。いや、絶対続編あるよね。しかし、最近はエンマ様に西野だけでなく、筒井、綿貫両刑事もすっかりレギュラーだねえ~

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    2021年08月28日
  • 白バイガール 駅伝クライシス

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    白バイガールの第三弾
    今回は殺人事件の容疑者を追いかけたり
    箱根駅伝での白バイ先導があったり
    いつものメンバーが活躍してました
    楽しく読めました
    シリーズになるわけですね

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    2021年08月20日
  • 連弾

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    佐藤青南『連弾』中公文庫。

    恐ろしく観察力が鋭く、警察の音楽隊志望という変わり種の所轄署刑事・鳴海桜子が主人公の書き下ろしミステリー。身元不明の男性の他殺事件が驚くべき過去と関連していく過程は見事であるが、少しストーリーが複雑になり過ぎた感じがする。また、楯岡絵麻ほど鳴海桜子のキャラが立っていないのが残念。

    都内の小さな公園で身元不明の男性の他殺死体が発見される。捜査一課の音喜多弦は、鳴海桜子と共に事件の捜査を開始する。男性の遺留品のクラッシクコンサートのチケットを手掛かりに関係者を訪れた2人は事件を巡る驚くべき過去と対峙することになる。

    本体価格740円
    ★★★★

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    2021年08月18日
  • インサイド・フェイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    ネタバレ

    シリーズ三作目。

    今回も面白かった。
    一つ一つの章が繋がってて読みやすかった。

    医療施設が牛耳られている事実も驚きであった。

    楯岡が人質に取られたさいに言ったセリフを西野が読みといた解きはさすがパートナーやなあ思った。

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    2021年08月15日