佐藤青南のレビュー一覧

  • 白バイガール 幽霊ライダーを追え!

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    シリーズ2さく目

    交通機動隊の面々が良い味を出している。
    横浜で起きた殺人と、残されていたアイテム。

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    2024年07月28日
  • ラスト・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    本当に最終巻?確かに続いてた事件はみんな解決か。ちょっと淋しいね。最終巻もハラハラドキドキ感があって、楽しく読めました。読んでて、先が気になるのはいい作品だよね

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    2024年07月02日
  • たぶん、出会わなければよかった嘘つきな君に

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    ネタバレ

    峰岸さんがただただ狂気的で恐ろしい。
    読み進めて行って、ななが峰岸に繋がるために公洋に近づいたのを知り、公洋の気持ちを思うと辛すぎるなぁと思っていたけれど、実は本気で好きになっていたことが分かりほっとした。
    主人公はひたすらに優しくて、優しさが事件の全ての引き金だと思うと残酷だと思った。
    公洋が死んだこと、そして峰岸の主張が通ったことにモヤモヤしてしまうが、面白かった。

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    2024年06月23日
  • ラスト・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    エンマ様ーーーー!
    一緒に仕事してみたい!!
    上司になってほしい!!!
    あー、この度もカッコよかったです。
    面白すぎてあっという間に読んでしまう。

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    2024年06月18日
  • お電話かわりました名探偵です リダイヤル

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    通信指令室を舞台にした物語の第2弾!5編からなる短編集でホッコリする話もあってとても面白かった!主人公の早乙女君といぶき先輩の今後も気になるところで続編に期待です(笑)

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    2024年06月16日
  • インサイド・フェイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    被疑者の嘘を行動心理学で見破り、完落ちさせる美人刑事・楯岡絵麻のシリーズ第3弾。
    第1話は、1弾目と同じように取調室の中でほぼ完結する話。
    第2話以降は、絵麻をライバル視する筒井・綿貫と共闘して、一般には余り馴染みのない医療観察法病棟を舞台に、連会する。
    それぞれの題名が、少し凝っているか。

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    2024年06月08日
  • 残奏

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    音楽隊採用の鳴海桜子と、捜査一課刑事の音喜多弦がバディを組み、難事件を解決するシリーズの第3弾。
    他人の顔が見分けられないながらも、顔以外への観察力で名推理を働かせるが、食べ物に目がない大食漢、桜子のキャラで、この小説クセになる。
    今回は、殺人事件の遠因があるということで、桜子と音喜多が北海道に飛ぶ。北海道の食の名産品に貪欲なまでに目がない桜子の行動に思わず笑い。
    事件の背景に「いじめ」があり、登場人物の一人が吐く言葉は著者による告発だろう。
    「私、思うのよ。見て見ぬふりとか、しかたなくとか、結果的にいじめに加担した・・・っていうほうが、わかりやすい悪意を持っていじめをする人間よりよほどたちが

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    2024年06月06日
  • たぶん、出会わなければよかった嘘つきな君に

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    あらすじからどんな展開になるんだろうと…
    読み進めても想像がつかなかったのは久しぶりだった。

    誰が悪者かは初めから明確に描かれていた。
    峰岸裕子、パーソナリティ障害を思わせる彼女は、
    周囲に影響を与えるエネルギーに富んでいる。
    そして害の無さそうな主人公の公洋と奈々。
    なにかあるとすれば、悪者は奈々の方かと疑いながら読み進め、結果としては…。

    短期間で話が進み、関係性が成熟する前に全てが終わってしまった。それでも憎しみや優しさや愛に溢れた、悲しくて感動する物語だった。

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    2024年06月02日
  • ラスト・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    マイクジェスチャーから被疑者の嘘を暴いて犯人の逮捕して行くと言うストーリー。登場人物のそれぞれが個性豊かで、スピード感もあり展開も非常に早くて面白かった。主人公の楯岡絵麻の活躍や想定外の展開などエンターテイメント性が高い作品で気楽に読める作品でした。

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    2024年05月28日
  • サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    ネタバレ

    行動心理捜査官…ミステリー好きとしては、そそられるタイトル。
    舞台はほぼ取調室。刑事・楯岡絵麻は、被疑者の言動を観察して、嘘をついた時の動きを特定、イエスがノーかだけで犯罪の内容を暴いて行く。「あなたには聞いてない。大脳辺縁系に聞いてる」は、なかなかないジャンルの決め台詞。
    全ての事件がスムーズに解決までいくわけではないので、犯人が追い詰められていくワクワク感と、どうやって解決する?というドキドキ感が味わえる。
    取調べでの相棒、西野は、身長185センチ、柔道有段者の強面刑事だけど、言いたい事は数あれど、絵麻には絶対逆らえないところが笑える。

    絵麻自身の過去も提示されて、この先の話で進展して行

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    2024年05月18日
  • インサイド・フェイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    ネタバレ

    行動心理学的な視点から犯人、特に嘘をついているかどうかを見極めるノウハウ的なものや、逆に読み取れるからのミスリードもあったりと、ベタなだけの展開ではなく面白かった。
    ただ小説なので人の行動を文章に落とし込まないといけないので、人の動きを読者が読みとりにくかった。
    また、心理学を使い、人の行動を誘導するところは、面白いと思いつつリアリティに欠ける部分はあった。

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    2024年05月17日
  • 白バイガール フルスロットル

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    白バイガール大波乱の6巻
    完結しましたね
    面白かったです
    本田木乃美も含めて隊員個々の成長した姿が素敵でした^_^

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    2024年05月07日
  • 残奏

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    以前同じ作者の別のシリーズ物を読んだ事がありますが、そちらとは全く異なる世界を描いており、すごいな…とまず感服してしまいました。
    シリーズ物であるのは知らずに読みましたが、主人公の生い立ちなど最低限の説明はされているのでそんなに気にせず読む事が出来ました。

    他者の様々なプライベートに、良い意味で遠慮なく踏み込んでズバッと言ってくれる主人公の姿勢が気持ち良く、読み進めるのに良い塩梅となっているように感じられました。
    許されない行為をした加害者の事はしっかりと断罪しつつ、しかしその加害者に対する復讐の正当性は否定する所がただのスカッと物とは一線を画す箇所であると感じました。
    クライマックスの解決

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    2024年05月05日
  • セブンス・サイン 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    ネタバレ

    シリーズ第7弾?

     楯岡と西野のやりとりにニンマリしながらのスタート。久しぶりに手に取ったシリーズだったが、いつものキャラがいつもの感じで・・・てな序盤がシリーズものの安心感を醸し出し、一気に物語の世界観に呼び戻してくれた。

     カルト宗教絡みのお話はいつ読んでも、信者たちの“本当にそんななの?”とツッコミを入れたくなるような極端な思想に引いてしまう。
     しかし、これだけあちこちの媒体で同じような描かれ方をするのだから、きっと現実でもそうなのだろう。
     たしかに・・・、それくらい“染められて”なければサリン事件だって起きないし、オウム無き後にまで“アレフが我が街に来るのを住民が反対”なんて話

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    2024年05月04日
  • お電話かわりました名探偵です 復讐のジングル・ベル

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    二人の展開はとてももどかしいものだが、最終章はなかなか驚きの展開でした。
    万里眼、狙われちゃうよな~~
    二人をいじる周りの人たちも面白いです。

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    2024年05月01日
  • ラスト・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    このシリーズ大好きです。犯人が分かるまで難しかったですが、犯人や共犯、同僚等も含め、いろいろな人がいるんだなぁと思いました。

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    2024年04月27日
  • ホワイ・ダニット 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    題名のホワイダニットは推理小説で普通に使っている。語源はwhy did it? なのだが、私が気になったのは、なぜホワイとダニットの間に「・」が入っているのか?だ。英語にしても「・」はない。意図はないのはわかっているつもりだが、わたし気になります。

    さて、題名通りなら「動機」を暴くのだろう。動機にのみ焦点を当てる事の佐藤青南さんの勇気や気概が見えるような気がするので、楽しみだ。
    動機は行き着くところ、お金か異性絡みか恨みか復讐か知られたくないことがあるかくらいで、サイコパスなら快楽なのでわかりにくい。にも関わらず「動機」が題名だ。面白いに違いない。

    竈門炭治郎のように闘気を消すくらい、動機

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    2024年04月22日
  • ラスト・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    佐藤青南『ラスト・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻』宝島社文庫。

    書下ろし作品。12年続いたシリーズが第11弾にして、ついに完結。楯岡絵麻と宿敵、楠木ゆりかの最終対決。

    完結ということもあってか、かなりハードな内容になっている。楠木ゆりかは既に死刑囚として収監されており、楯岡絵麻がどう決着を付けるのかと思ったのだが、無理矢理どうにか着地させたようなスッキリしない結末だった。

    やはり、なだめ行動とマイクロジェスチャーだけでシリーズを引っ張り続けるのには無理があったのか。完結するのには良いタイミングだったのかも知れない。


    相手のしぐさから嘘を見破る美人刑事『エンマ様』こと楯岡絵麻は、相

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    2024年04月19日
  • たぶん、出会わなければよかった嘘つきな君に

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    ネタバレ

     公洋、奈々、峰岸の三人の視点から書かれる三角関係の恋愛ミステリーかと思いきや、峰岸の化け物じみた情念がひたすら怖い、甘ったるいだけではない恋愛ミステリーだった。また、「事件が起きてから、実際にはどのようなことが起こったのか?」「峰岸の過去と今回の事件のミッシングリンクは何か?」ということが明らかになっていく展開に驚かされた。それにしても、公洋は職場で上司にパワハラを受けて挙げ句にクビになり(峰岸の謀略)、その後殺されるという気の毒では足りないくらい悲惨な最期だったが、想い人の奈々も好意を持っていた(利用することから始まったが)というのが唯一の救いだったと思った。そう考えると「タイトルは公洋だ

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    2024年04月19日
  • 行動心理捜査官・楯岡絵麻vsミステリー作家・佐藤青南

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    今回は相手が作者名の男、そして最強の敵である。楯岡絵麻は勝てるのか?

    心理学的な要素が今回も散りばめられている。
    面白い表現があり、エコーチェンジバー現象についてだ。これは、ブラック企業によく見られる。業績を上げないものは冷遇し育成もせず残ったものだけ淘汰する。収益だけを追求する企業に未来は無い。

    信仰宗教的な組織と教祖、その犯罪は巧妙かつ大胆であり、楯岡絵麻をはじめ筒井たちが奮闘するのは読み応えがある。このシリーズで最も煮え切らなさを感じた。
    そして最後に広瀬真沙代に声をかけたのは誰だ。佐藤青南に次ぐ神とは誰の事だろう。

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    2024年04月16日