佐藤青南のレビュー一覧

  • 眠れる森の殺人者

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    鳴海桜子のシリーズですが、表紙の雰囲気が過去3作と違い過ぎて、読み始めるまで気が付かなかった。
    今回は少女の誘拐事件です。少女はバイオリンを習っており、防犯カメラに写っていた犯人と思われる人物もバイオリニストかもしれないというところから桜子の捜査が始まります。
    桜子は刑事が板についてきましたね。今後の桜子の選択が気になります。

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    2024年09月01日
  • 一億円の犬

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    よくここまで嘘が出てくるならと感心する。嘘から始まったSNSをキッカケにお金や名声のために保護犬を迎え入れようと大きな嘘を積み重ねて、おもしろい展開になってきたと思ったら突然死体が出てきて「えっ???」って思った。
    少なからず胸糞悪いシーンもあると思うけど、最終的には犬的にハッピーエンドで終わって良かったと思う。

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    2024年08月22日
  • 白バイガール

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    文庫本のカバーや帯の惹句からライトノベルかとの感があったが、思った以上に中身の濃い警察小説だった。
    やはり、『行動心理捜査官』シリーズや鳴海桜子と音喜多弦がバディを組むシリーズを著す著者ならではと。
    落ちこぼれ気味で愛されキャラの本田木乃美と一匹狼的存在の川崎潤の女性白バイ隊員のコンビが、事件捜査に邁進する。爽やかな読後感が味わえる。
    この二人のコンビなんとなく、樋口明雄の山岳救助隊K-9シリーズの星野夏実と神崎静奈を連想してしまった。

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    2024年08月16日
  • ラスト・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    シリーズ最終巻。
    一気に事件が駆け足で決着ついた感じです。
    すぐに読めましたが終わっちゃったなぁという寂しさが。
    行動心理学面白いです。元カレ公安の塚本も登場します。向こうのシリーズはあまり巻数が出ていないので、今度はそちらが楽しみです。

    ドラマのエンマ様、筒井&綿貫に変換されながら楽しく読めました。またドラマ見たいな〜。

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    2024年08月15日
  • ある少女にまつわる殺人の告白

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    作品の部類、他の方の感想を見ないで読み進めたので、読み終えるまでわからなかったのですが、いわゆるイヤミス。
    取材して回っているのが誰なのか、最後の最後でわかるが、結局誰だったんだ?と鈍い私は考えてしまった。
    章タイトルの意味を含んで頭を整理すると、なるほど、でした。
    スッキリとはしない結末ながら、伏線が回収されて、読後にいろいろ考えさせられるストーリーでした。

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    2024年08月04日
  • 連弾

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    捜査一課の刑事と音楽隊志望の所轄署の女性刑事のコンビが活躍する作品で……物語も音楽にまつわる事件で過去と現在を行き来する感じで進められて面白かった!伏線回収もしっかりされて最後は唸ってしまった

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    2024年07月30日
  • 連弾

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    鳴海桜子と音喜多弦がバディを組むシリーズもの。
    すでに第2作第3作を詠んでおり、第1作が最後になってしまった。
    二人がバディを組むことになった経緯も記されている。
    都内の公園で殺死体が発見され、事件の幕が切って下ろされる。捜査本部が立ち上がり、桜子と音喜多が担当となる。
    遺留品にクラシックコンサートのチケットがあり、当時指揮をしていた天才作曲家に、彼らは疑いの目を向けることになる。
    彼の哀しい生い立ちは、松本清張著の『砂の器』を彷彿し、少年と少女の関係は東野圭吾著『白夜行』を思い出す。だからといって、本作の価値が減じるものではない。
    現在の事件捜査と関係者の過去が交互に語られ、あたかも題名の「

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    2024年07月30日
  • ラスト・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    エンマ様こと楯岡絵麻。今回も難事件に挑みます。行動心理学って凄いですよね。
    でもあまりにも相手の心理が読めてしまうとプライベートでは厄介かもしれません。そして、本作では絵麻の元彼である塚本拓海も活躍。プロファイリングのプロである彼も難事件の解決に欠かせない存在でした。

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    2024年07月28日
  • 白バイガール 幽霊ライダーを追え!

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    シリーズ2さく目

    交通機動隊の面々が良い味を出している。
    横浜で起きた殺人と、残されていたアイテム。

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    2024年07月28日
  • ラスト・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    本当に最終巻?確かに続いてた事件はみんな解決か。ちょっと淋しいね。最終巻もハラハラドキドキ感があって、楽しく読めました。読んでて、先が気になるのはいい作品だよね

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    2024年07月02日
  • たぶん、出会わなければよかった嘘つきな君に

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    ネタバレ

    峰岸さんがただただ狂気的で恐ろしい。
    読み進めて行って、ななが峰岸に繋がるために公洋に近づいたのを知り、公洋の気持ちを思うと辛すぎるなぁと思っていたけれど、実は本気で好きになっていたことが分かりほっとした。
    主人公はひたすらに優しくて、優しさが事件の全ての引き金だと思うと残酷だと思った。
    公洋が死んだこと、そして峰岸の主張が通ったことにモヤモヤしてしまうが、面白かった。

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    2024年06月23日
  • ラスト・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    エンマ様ーーーー!
    一緒に仕事してみたい!!
    上司になってほしい!!!
    あー、この度もカッコよかったです。
    面白すぎてあっという間に読んでしまう。

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    2024年06月18日
  • お電話かわりました名探偵です リダイヤル

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    通信指令室を舞台にした物語の第2弾!5編からなる短編集でホッコリする話もあってとても面白かった!主人公の早乙女君といぶき先輩の今後も気になるところで続編に期待です(笑)

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    2024年06月16日
  • インサイド・フェイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    被疑者の嘘を行動心理学で見破り、完落ちさせる美人刑事・楯岡絵麻のシリーズ第3弾。
    第1話は、1弾目と同じように取調室の中でほぼ完結する話。
    第2話以降は、絵麻をライバル視する筒井・綿貫と共闘して、一般には余り馴染みのない医療観察法病棟を舞台に、連会する。
    それぞれの題名が、少し凝っているか。

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    2024年06月08日
  • 残奏

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    音楽隊採用の鳴海桜子と、捜査一課刑事の音喜多弦がバディを組み、難事件を解決するシリーズの第3弾。
    他人の顔が見分けられないながらも、顔以外への観察力で名推理を働かせるが、食べ物に目がない大食漢、桜子のキャラで、この小説クセになる。
    今回は、殺人事件の遠因があるということで、桜子と音喜多が北海道に飛ぶ。北海道の食の名産品に貪欲なまでに目がない桜子の行動に思わず笑い。
    事件の背景に「いじめ」があり、登場人物の一人が吐く言葉は著者による告発だろう。
    「私、思うのよ。見て見ぬふりとか、しかたなくとか、結果的にいじめに加担した・・・っていうほうが、わかりやすい悪意を持っていじめをする人間よりよほどたちが

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    2024年06月06日
  • たぶん、出会わなければよかった嘘つきな君に

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    あらすじからどんな展開になるんだろうと…
    読み進めても想像がつかなかったのは久しぶりだった。

    誰が悪者かは初めから明確に描かれていた。
    峰岸裕子、パーソナリティ障害を思わせる彼女は、
    周囲に影響を与えるエネルギーに富んでいる。
    そして害の無さそうな主人公の公洋と奈々。
    なにかあるとすれば、悪者は奈々の方かと疑いながら読み進め、結果としては…。

    短期間で話が進み、関係性が成熟する前に全てが終わってしまった。それでも憎しみや優しさや愛に溢れた、悲しくて感動する物語だった。

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    2024年06月02日
  • ラスト・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    マイクジェスチャーから被疑者の嘘を暴いて犯人の逮捕して行くと言うストーリー。登場人物のそれぞれが個性豊かで、スピード感もあり展開も非常に早くて面白かった。主人公の楯岡絵麻の活躍や想定外の展開などエンターテイメント性が高い作品で気楽に読める作品でした。

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    2024年05月28日
  • サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    ネタバレ

    行動心理捜査官…ミステリー好きとしては、そそられるタイトル。
    舞台はほぼ取調室。刑事・楯岡絵麻は、被疑者の言動を観察して、嘘をついた時の動きを特定、イエスがノーかだけで犯罪の内容を暴いて行く。「あなたには聞いてない。大脳辺縁系に聞いてる」は、なかなかないジャンルの決め台詞。
    全ての事件がスムーズに解決までいくわけではないので、犯人が追い詰められていくワクワク感と、どうやって解決する?というドキドキ感が味わえる。
    取調べでの相棒、西野は、身長185センチ、柔道有段者の強面刑事だけど、言いたい事は数あれど、絵麻には絶対逆らえないところが笑える。

    絵麻自身の過去も提示されて、この先の話で進展して行

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    2024年05月18日
  • インサイド・フェイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    ネタバレ

    行動心理学的な視点から犯人、特に嘘をついているかどうかを見極めるノウハウ的なものや、逆に読み取れるからのミスリードもあったりと、ベタなだけの展開ではなく面白かった。
    ただ小説なので人の行動を文章に落とし込まないといけないので、人の動きを読者が読みとりにくかった。
    また、心理学を使い、人の行動を誘導するところは、面白いと思いつつリアリティに欠ける部分はあった。

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    2024年05月17日
  • 白バイガール フルスロットル

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    白バイガール大波乱の6巻
    完結しましたね
    面白かったです
    本田木乃美も含めて隊員個々の成長した姿が素敵でした^_^

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    2024年05月07日