【感想・ネタバレ】YOKOHAMA 119 要救助者1623名のレビュー

あらすじ

累計80万部突破!「行動心理捜査官・楯岡絵麻」シリーズ著者が描く
消防×ミステリー

船上で業火に包まれる1623名、全員を救出できるのか!?

横浜市消防局港消防署の女性消防士、高柳蘭。消火活動や訓練に加え、署内の雑務にも追われる日々のなか、蘭の消防道具である空気呼吸器の空気が抜かれていることが発覚。さらに辞職を迫る脅迫状まで届き……。犯人は同僚? そんな折、横浜に寄港した世界一周クルーズ中の豪華客船上で火災が発生したとの報が。要救助者1623名。全員を救出するため、業火に包まれる船上への出動命令が蘭たちに下る!

※本作は2012年6月に小社より刊行した単行本『消防女子!! 女性消防士・高柳蘭の誕生』を2013年6月に文庫化し、改題・加筆修正したものです

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Posted by ブクログ

亡き父の姿を追って同じ消防士という道を選んだ新米女性消防士の蘭。
日々の厳しい訓練や火災現場での試練に耐え、悩みながらも成長していく姿は思わず頑張れ!負けるな!と思わずにはいられない。
第三出場のクルーズ船の火災は緊迫感があって手に汗握る展開の連続。
読み終わってみて消防士の方々って本当に凄いと改めて思いました。
面白かったしシリーズ化してほしいな✨

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2025年04月17日

Posted by ブクログ

なかなか船が燃えないな〜と思いつつ読み進める。

仕方ないのかもだけど消防に関する説明が割と多い。もっと火事現場でハラハラする感じかと思ってたけどそこまででもなかった。面白かったけどね。

こいつ犯人かな〜って思った人がやっぱりそうだった。なんか腹黒そうな感じだったし。

最後の救助はハラハラした!ここメインの話にして欲しかった。タイトルで期待したのに…チョロっと書かれただけ…それでもみんなの絆にジンと来た!

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2025年04月24日

Posted by ブクログ

タイトル通り横浜を舞台で、新人女性消防士が主人公のお話。基本的にはお仕事小説ですが、作中で主人公は嫌がらせを受けており、その犯人と動機についてミステリー要素があります。「このミス」文庫なのであれですが、ミステリー要素はいらなかったんじゃないかとも思う。
本書では3件の消防出場が描かれます。火災現場でのシーンはどれも圧倒されて、もう目が離せないという感じになりました。こういうのは警察小説などではあまりない物語上の山場ですね。
これはシリーズ化するのかな。映像化も期待しちゃうけど、邦画は火の表現が下手だからなぁ。

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2025年04月22日

Posted by ブクログ

如何にも佐藤氏らしい作品。消防官の日常と命懸けの出動をリアルに描きつつ、女性消防官の成長をうたう。ドキュメンタリー的な描写とエンタメがほどよくミックスされて最後まで面白く読める。

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2025年04月04日

Posted by ブクログ

消防は個人的にはすごく馴染みのある職業で、だから登場人物たちの感情とか出来事はあるあるな感じでした。救助活動の流れも、自分が狙われているその犯人も動機も想像通りではあったけれど、物語としてはよくまとまっていてとても読みやすかったです。

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2025年09月22日

Posted by ブクログ

★3.5

横浜市消防局の、女性消防職員を主人公にした作品・・・というと、近頃、フジテレビで同じような設定のドラマがありましたが、こちらは、通信指令センターでは無く出張所の消防士の話。

最後の、大型クルーズ船での火事の話は、どこかしら海猿を思い出させるような設定ではありますが、あそこまで、リポビタンDみたいな話はありません。

シリーズ化されている様です。次作も読んでみたいですね。

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2025年05月14日

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