佐藤青南のレビュー一覧

  • 不純正律(下)

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    キャラ立ちする鳴海桜子シリーズ。こういうユーモア溢れる刑事ものは、如何にも佐藤氏らしい作風で面白さを満喫できる。ミ4とファ4の中間音の謎解きはちょっと感動した。

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    2026年01月23日
  • YOKOHAMA 119 要救助者1623名

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    このミス大賞ということで読んでみました。
    ドラマの原作かと思ったんだけどそこは勘違いでした。
    読んだ感じは海猿みたいな感じかなぁ。
    ミステリー要素で言えば、主人公の女性消防士を殺そう?(消防士を辞めさせよう?)とした犯人は誰だってこと。
    みんなが怪しくて、ミステリーの要素としては面白かったです。女性消防士なので、もう少し恋愛の要素があってもよかったかな、と。

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    2026年01月18日
  • 犬を盗む

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    ネタバレ

    誤解を恐れずに言うならば、これはサイコパス小説である。
    理由さえあれば人間を害することに対して抵抗は覚えないが、犬を傷付けることだけは何があっても絶対に受け入れられない、というタイプのサイコパスに備わる心理こそが物語の核となっている、という恐ろしい小説だ。
    そしてここには、そのような犬偏愛型サイコパスに暗く深い共感を抱いてしまう私がいる。
    松本も木戸も私も、そしてもしかしたら著者もあちら側…いやこちら側?
    私からすれば、人間こそが生物界の頂点に立つ優越的な種だとみなし、社会の中でもぞもぞと蠢くマジョリティたちの方がよほど愚かだと感じるが、まあ一般的には今作中のサイコパスたちに共鳴する私のような者が相対的に歪んだ存在とされるのだろう。
    さすがに金属バットで肉親を殴り殺して平気でいられる素養はないが…。

    犬たちを通じて築かれていく人間関係の描写がとても巧みでリアル。
    ネット上の暴走が大きく関わってくる、という仕掛けも今やありふれた手法ではあるが、違和感のない範囲で上手く絡められていると思う。
    確か帯に"犬は辛い目に遭いませんので安心してください"という旨の文句があったかと記憶するが、それはちょっと嘘かな…。

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    2026年01月16日
  • サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    心理分析を特技とする警視庁捜査一課の女性刑事、楯岡絵馬が主人公。高校の担任教師を強姦殺人した犯人を追う。シリーズものの第一巻。
    面白い。

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    2026年01月11日
  • 犬を盗む

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    犬好きにはたまらない小説
    犬目線で見るとグッとなるシーンあり
    全ての登場人物が幸せになってほしいけどそうならないのもリアル。とても好きな作品

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    2026年01月11日
  • 不純正律(下)

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    絶対音感を持ち、相貌失認の女性刑事と離婚した刑事の物語
    主人公、鳴海桜子の世界的に有名な指揮者の父、異母妹も堂場
    連続殺人事件を追う
    最後に父、妹との対決が悲しい。
    面白い

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    2026年01月01日
  • たとえば、君という裏切り

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    余命が短い人気作家が、ライターに自分のインタビューをさせる話。
    フリーライターの主人公は、なぜライターの中から自分が選ばれたのか疑問に思いつつ、
    作家の話を引き出すため、インタビューを続けていく。

    4章立て?で、章ごとに短編集かと思うくらいに話が変わっていったが、ラストに向けての展開がかなり良い。

    文体もかなり読みやすく、
    普段あまり小説を読まない人でも読みやすいと思います。

    話は章ごとに大きく変わるが、
    章ごとに出てくる登場人物が少ないので、
    スッと頭に入ってくる。

    この読後にモヤっとする感じも好きです。

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    2025年12月30日
  • お電話かわりました名探偵です

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    伊吹さん、私はあんまり好きじゃないけど、恋はもどかしいし、その要素がいるかは疑問だけど、
    謎解きや設定は面白い!
    楽しく読めた。

    家でも幽霊も殺人未遂も面白かった。
    起点の聞かせ方で人を救えることもあるんだろうな

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    2025年12月25日
  • ある少女にまつわる殺人の告白

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    ネタバレ

    インタビュー形式で進んでいくため、慣れるまで視点の変換にやや苦労しました。
    ミステリーとしては、想像以上の出来事が待っていて最後まで楽しむことができました。
    自身も保育を学んできたため『児童虐待』のテーマは感情移入をしてしまいやすいですが、だからこそ子どもという存在の難しさを改めて感じました。
    酷すぎる虐待をしてきた両親のせいで、一番苦しんできたはずなのに結局自分も同じことをしてしまう…さらにはその親も虐待を受けてきた…虐待の連鎖と我々はもっと向き合わないといけないんですね。
    そしてどんなに周囲のソーシャルサポートが希望を持って接していても良い結果はなかなか生まれない現実に、苦しくなりました。

    気になる点としては、恐らくこのインタビュアーである精神科医の夫はなんのためにこれを実行しようとしたのか…。きっと最後の描写や第3章の『連鎖』という題名から、亜紀の息子への虐待を勘づいているはず…亜紀と前向きに向き合うためなのか、他の狙いがあるのか…気になりますが、また大きなことに繋がる前に救われてほしいの一心です。

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    2025年12月25日
  • 一億円の犬

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    かなり星5に近い評価で、とても読みやすく面白かった。
    息を吐くように嘘をつくヤバい女性が、ドンドン追い込まれていく。どうなるのか読む手が止まらない。ちゃんとミステリ要素もあって、最後は収まるところに収まる。
    コロンくらい頭の良い子だったら、是非来てほしい。

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    2025年12月09日
  • オイディプスの檻 犯罪心理分析班

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    まあまあ楽しんだんですが、八木小春シリーズってこんな感じでしたっけ?読む順序がバラバラでよく分からなくなってますが、まあ、軽い警察ものとしては良いんじゃないでしょうか…クセは強いですけど。

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    2025年12月02日
  • ある少女にまつわる殺人の告白

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    ネタバレ

    全員が被害者。まさにこの一言になってしまった。インタビュアーは?殺されたのは?決して救われることのない世界はある。

    「杉本ですね、杉本がやったとですね」  私は祈るような気持ちで、あの言葉を発しました。もしも君枝さんに子どもを愛する気持ちがわずかでも残っているとしたら、きっと私の意図が伝わる。そう信じとりました。最後の賭けです。

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    2025年11月30日
  • ある少女にまつわる殺人の告白

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    読み終わったあとに、タイトルー!となりました。重くて辛いはずなのに、スラスラと読めました。面白かったです。

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    2025年11月25日
  • ある少女にまつわる殺人の告白

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    ハラハラと先が気になってあっという間に読み終わりましたが、後読感は良くありません。
    重いテーマですので、最後はなんとか伏線を回収しながらも、救われてほしかったと思いました。
    ですが告白系、インタビュー系の物語大好きなので、⭐︎4です。

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    2025年11月23日
  • ラスト・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    絵麻とゆりかの対決に決着。
    しっくりいかないこともあったけど、無事に結末を迎えることがてきてよかった。

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    2025年11月06日
  • 人格者

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    ネタバレ

    都内で殺人放火事件が発生した。被害者は著名な男性ヴァイオリニスト。捜査一課の音喜多弦は、音楽隊志望の変わり者刑事・鳴海桜子と、再びペアを組んで捜査を開始する。怨恨が犯行動機と睨んだ捜査本部だが、関係者は皆、被害者への敬愛追慕を語るのみだった。誰からも愛された彼は、なぜ殺されたのか?そして、犯人の正体とは!? 文庫書き下ろし

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    2025年11月06日
  • 犬を盗む

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    形や結果がどうあれ登場人物はみんな犬好き。
    犬好きあるあるを散りばめながらもしっかりとしたミステリーです‼︎

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    2025年10月26日
  • ツインソウル 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    連作短編ながら、また次につながりそうな感じが。
    西野のキャバクラが落ち着いて、変な引っ掛かりが少なくなった。

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    2025年09月20日
  • サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    行動心理捜査官・楯岡絵麻は相手の些細な癖や仕草で相手の嘘を見抜き自白に追い込む。
    彼女自身大切な人を事件で亡くしてて、その経験から警官を目指すように。

     短編集でしたが、過去の重大事件は解決せず。続編も読んでみようかな?

     栗山千明さん主演でドラマ化もされたようです。

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    2025年09月17日
  • インサイド・フェイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    行動心理学を用いて相手のしぐさから嘘を見破る、美人刑事・楯岡絵麻。その手腕から“エンマ様”と呼ばれる。離婚した元夫に刺されたという被害者女性の証言により、被疑者の取調べに当たった絵麻。しかし、ふたりの娘が三年前に殺されていた事実を知った絵麻は、筆談でしか応じようとしない不可解な行動をする被疑者から、ある可能性を感じ、後輩の西野とともに調査に乗り出すと……。

    エンマ様の行動心理学は本当に凄すぎます!
    西野とのやり取りはくすくす笑ってしまいますがエンマ様のその犯人への嘘、本当の区別が分かるのが凄いと思いました!
    今回のやばいのは最後の章でした。
    エンマ様の事敵対してた筒井さんもエンマ様とタッグ組んでやってたのがもうニヤニヤしながらがやばかったです!

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    2025年09月13日