佐藤青南のレビュー一覧

  • 一億円の犬

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    嘘を本当にしようとしたら、とんでもないことに巻き込まれてしまった。だんだん雲行きが怪しくなる。最後には犬にも愛情が持てるようになって改心できたのか。

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    2024年12月02日
  • 白バイガール フルスロットル

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    <白バイガール>シリーズ完結編。
    ラノベ的な表紙絵だが、内容はなかなかの充実ぶり。
    本田木乃美は、箱根駅伝の先導役を目指して全国白バイ安全運転競技大会で合同訓練に参加しているが、その参加者が続けて事故に。
    単なる偶然とは思えず、木乃美は研修仲間たちとその真相究明に乗り出す。
    一方、川崎潤は捜査一課に協力し、ある事件を捜査している。やがて、それぞれが一つにつながり、木乃美と潤とで横浜市内を舞台に、犯人を追いかけての壮絶なチェイスが。
    迫力ある追跡劇に目が離せない。
    あとがきで著者が弁明しているように、このシリーズは今作で幕を閉じるとのこと。名残惜しいが・・・

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    2024年11月24日
  • 連弾

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    佐藤さんらしくない主題にあまり期待せずに読み始めたのですが、前半にて早くも自分の予想が間違っていたことに気がつきました。
    不幸な生い立ちの少年と家庭環境に恵まれているものの才能に悩む少女の物語から、ベートーヴェンとの相関性、次々と明らかになる予想外の事実、個性的な女性刑事など、精緻な構成と途中で中弛みしない展開に最期まで引き込まれました。
    早速続編もこうにしなきゃ。

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    2024年10月27日
  • 眠れる森の殺人者

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    ネタバレ

    ずっと憎んでいた父親とついに対面した桜子。思ったよりあっけない対面でしたが、父親の方はちゃんと娘を意識していたんですね。

    ヴァイオリン教室から攫われた皐月と過去のわたしを勘違いしていました。読み進めるうちに何か違うと思い始めたら、納得でした。

    蛯沢もある意味被害者なんでしょうが、何とも言えない不気味さが残りました。

    桜子の音楽隊に行くか、捜査一課に行くかどちらにしても向いているので、最後にどちらを選ぶのか楽しみです。

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    2024年10月13日
  • 眠れる森の殺人者

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    良かれと思っていたことが,相手は実は。。。
    ということは結構あったりするもので・・・
    こういう本を手にして景色を思い浮かべるとわかりやすいのですが,実際はなかなか難しいのが現実ですよね。
    でも,そう感じることが出来る情景を浮かばせてくれるのはやはりいい刺激になって素敵です。

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    2024年10月06日
  • ツインソウル 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    毎回予想もしてなかった展開に驚かされてばかり。
    今作も読み応えたっぷり。ついつい夜更かしして読んでしまった…。

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    2024年09月27日
  • 行動心理捜査官・楯岡絵麻vsミステリー作家・佐藤青南

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    シリーズ、第九弾。
    今度の敵は、なんた本作の原作者?
    いろいろきな臭い裏を持つ小説家。
    果たして、楯岡は真実に迫れるのか。

    そして、最後の一行に戦慄する。
    『楯岡絵麻に、復讐したくありませんか』
    波乱を予想させるエンディングですね。

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    2024年09月22日
  • ストラングラー 死刑囚の逆転

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    シリーズ、第四弾にしてクライマックス。
    捜査一課の刑事でありながら、殺人を犯してしまった簑島。
    そして、彼が冤罪を晴らそうと奔走した死刑囚・明石。
    刻一刻と死刑の時が近づく中、果たして、冤罪は晴らせるのか?
    そして、ずっと謎であったストラングラーの正体とは?
    驚愕の最終回です。

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    2024年09月22日
  • 一億円の犬

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    「犬を盗む」がとても面白かったので、同じく犬の物語を。
    とても読みやすく数時間で読み終えた。

    しかしまあ、とにかく主人公が嫌な女で、
    、、
    SNSでの嘘で固めた人物像になりきる、承認欲求の強すぎる女、、そう言えば実際に、こんな嘘だらけの女性が複数の男性からお金を貢がせてた事件があったなぁ、、など思い出した。

    作中のセリフじゃないけど、犬は人間のアクセサリーじやありません!一度生活を共にすると決めたなら最後まで責任と覚悟を持った人しか飼育してはいけません!
    主人公にとてもイライラ、腹立たしかった。

    それもこれも私自身、飼ってたワンコを亡くした経験あり、とても感情移入してしまったのかもしれな

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    2024年09月17日
  • ラスト・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    シリーズ完結編。
    これまでの主要人物がギュッと集まり終局に向かっていったなという印象。
    1人が退場したら他の1人が入場して目まぐるしく展開が変わっていくのだが繋ぎがしっかりしているのでスムーズにこちらも切り替えられて良かった。
    楠木が畑中以外にどうやって連絡を取っていたのかはしっかりわかっていましたよ〜〜^_^
    珍しく冴えてましたわ!
    フィナーレも良かったし、スッキリと読み終えられた。

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    2024年09月13日
  • サッド・フィッシュ 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    1作だけ、読んでなかった4作目。これでスッキリ。4作収録されてるが、ドラマ化されてないもの。元カレの公安が出てきたが、あっさり解決して良かった

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    2024年09月10日
  • ヴィジュアル・クリフ 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    シリーズ6弾。初の長編。
    エンマ様の師である教授との対決。しかし人間の脳とは…。辛いことは書き換えたり置き換えたりしてしまうというのが何というか怖い…。
    ほんと西野のアホさ加減に救われます。

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    2024年09月05日
  • 眠れる森の殺人者

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    鳴海桜子のシリーズですが、表紙の雰囲気が過去3作と違い過ぎて、読み始めるまで気が付かなかった。
    今回は少女の誘拐事件です。少女はバイオリンを習っており、防犯カメラに写っていた犯人と思われる人物もバイオリニストかもしれないというところから桜子の捜査が始まります。
    桜子は刑事が板についてきましたね。今後の桜子の選択が気になります。

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    2024年09月01日
  • 一億円の犬

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    よくここまで嘘が出てくるならと感心する。嘘から始まったSNSをキッカケにお金や名声のために保護犬を迎え入れようと大きな嘘を積み重ねて、おもしろい展開になってきたと思ったら突然死体が出てきて「えっ???」って思った。
    少なからず胸糞悪いシーンもあると思うけど、最終的には犬的にハッピーエンドで終わって良かったと思う。

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    2024年08月22日
  • 白バイガール

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    文庫本のカバーや帯の惹句からライトノベルかとの感があったが、思った以上に中身の濃い警察小説だった。
    やはり、『行動心理捜査官』シリーズや鳴海桜子と音喜多弦がバディを組むシリーズを著す著者ならではと。
    落ちこぼれ気味で愛されキャラの本田木乃美と一匹狼的存在の川崎潤の女性白バイ隊員のコンビが、事件捜査に邁進する。爽やかな読後感が味わえる。
    この二人のコンビなんとなく、樋口明雄の山岳救助隊K-9シリーズの星野夏実と神崎静奈を連想してしまった。

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    2024年08月16日
  • ラスト・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    シリーズ最終巻。
    一気に事件が駆け足で決着ついた感じです。
    すぐに読めましたが終わっちゃったなぁという寂しさが。
    行動心理学面白いです。元カレ公安の塚本も登場します。向こうのシリーズはあまり巻数が出ていないので、今度はそちらが楽しみです。

    ドラマのエンマ様、筒井&綿貫に変換されながら楽しく読めました。またドラマ見たいな〜。

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    2024年08月15日
  • ある少女にまつわる殺人の告白

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    作品の部類、他の方の感想を見ないで読み進めたので、読み終えるまでわからなかったのですが、いわゆるイヤミス。
    取材して回っているのが誰なのか、最後の最後でわかるが、結局誰だったんだ?と鈍い私は考えてしまった。
    章タイトルの意味を含んで頭を整理すると、なるほど、でした。
    スッキリとはしない結末ながら、伏線が回収されて、読後にいろいろ考えさせられるストーリーでした。

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    2024年08月04日
  • 連弾

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    捜査一課の刑事と音楽隊志望の所轄署の女性刑事のコンビが活躍する作品で……物語も音楽にまつわる事件で過去と現在を行き来する感じで進められて面白かった!伏線回収もしっかりされて最後は唸ってしまった

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    2024年07月30日
  • 連弾

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    鳴海桜子と音喜多弦がバディを組むシリーズもの。
    すでに第2作第3作を詠んでおり、第1作が最後になってしまった。
    二人がバディを組むことになった経緯も記されている。
    都内の公園で殺死体が発見され、事件の幕が切って下ろされる。捜査本部が立ち上がり、桜子と音喜多が担当となる。
    遺留品にクラシックコンサートのチケットがあり、当時指揮をしていた天才作曲家に、彼らは疑いの目を向けることになる。
    彼の哀しい生い立ちは、松本清張著の『砂の器』を彷彿し、少年と少女の関係は東野圭吾著『白夜行』を思い出す。だからといって、本作の価値が減じるものではない。
    現在の事件捜査と関係者の過去が交互に語られ、あたかも題名の「

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    2024年07月30日
  • ラスト・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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    エンマ様こと楯岡絵麻。今回も難事件に挑みます。行動心理学って凄いですよね。
    でもあまりにも相手の心理が読めてしまうとプライベートでは厄介かもしれません。そして、本作では絵麻の元彼である塚本拓海も活躍。プロファイリングのプロである彼も難事件の解決に欠かせない存在でした。

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    2024年07月28日