佐藤青南のレビュー一覧

  • お電話かわりました名探偵です

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    棚刺しで目があった、初読の作家さん。

    …と、思ったら、アミの会のアンソロですでに読んだことがあったらしい…。
    (神座クロニクル)

    どの話やったのかは覚えてないけど、あのアンソロはどの話も面白かったで、きっと面白かったのでしょう。(ざっくりしとんな)


    さて、初読ではないとはいえほぼ初読のような、しかもミステリ。
    普段なら手に取らんと思うんやけど、なんとなく気になって読み始めてみたら、うっかり面白かった…。

    長編ミステリはもう記憶力がついていかんけど(笑)、短編は楽しんで読める!
    昔は短編は読みづらかったのになあ…(笑。娘がいま同じことを言うている)。

    そして、この小説は、犯人と探偵とモブしか登場しないというわかりやすい仕立て。
    いいよ。いい。ここまでそぎ落としてくれたら犯人の言動に集中できるから、
    「あ! なるほど、そういうこと!」
    と、いう体験ができてとても気持ちがいい。

    さらにいぶき先輩と早乙女くんの間にもいろいろあったりなかったりなのが、重要なのかこれ…(笑)。ほんまにラブは生まれるんか…? てか、ここにラブっている…? (笑)

    と、思いつつ、なんと続編もあるようなので予約した。
    面白い~。

    なんか、初期のころの大倉崇裕氏を彷彿とさせるなと思ったけど、大倉崇裕氏もアミの会のメンバーやったと思うので、なんちゅうか、同じようなセンスというかなんというか。
    (作家に対して失礼なのかもしれへんけど読者としては助かる)

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    2026年10月18日
  • 犬を盗む

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    ネタバレ

    視点がおもしろくて話がトントン拍子で進むから続きが気になってすぐに読み終わった.
    読んでるときに想像しやすい描写だったのも個人的には素敵なポイント.

    自分自身犬がだいすきだからミステリー作家の小野寺さんの気持ちもよくわかるような気がするけど
    何かに没頭して周りが見えなくなるっていうのは本当に恐ろしいなと改めて思った

    松本さんがこれからもシロと一緒に過ごせる結末でよかったです.

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    2026年10月01日
  • 犬と逃げる

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    第六章で涙腺崩壊。一つひとつの伏線なる糸が、頁を読み進める毎に周到に繋がっていく心地良さ。方言もいい。感動とミステリーが調和し、犬と人間の深い愛情に、心が浄化されました。

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    2026年09月28日
  • 犬と逃げる

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    audibleで。ストーリーは小学校に迷い犬が現れた出来事から始まる。日付けが前後しながら、事件の全体像が少しずつ分かってくる。警察が追う事件と島原で病に倒れている男の事情が語られるにつれ、焦点があっていく。1人の少女と男と犬。うまくいかないこれまでの3つの人生が交わり、互いを思いやる気持ちが溢れて、うるうるした。全て明らかになった時、それぞれには別れが待っていたけれど、その先にはまっすぐな道が見えた気がした。
    犬好きからすると、(たとえクララに宿っていた魂があったとしても)犬と確かな絆を持てる人に"悪人"はいない、に尽きるストーリーに満足。

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    2026年08月31日
  • 犬と逃げる

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    なにこれ
    こんな終わり方をするとは思ってもみなかった。
    出先なのが辛い。 
    こみ上げる
    感情を押さえつけてる。

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    2026年08月19日
  • オイディプスの檻 犯罪心理分析班

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    新米刑事の主人公小春とプロファイラー土岐田のコンビが活躍するテンポの良いミステリー!最後のどんでん返しに「そうきたかぁ〜」と唸らされました!

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    2026年08月15日
  • 犬と逃げる

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    犬と人の絆を描いた感動的なファンタジーミステリー、と一言でいうと陳腐な印象だが、犬にそこまでの思い入れがない自身でも感動で落涙してしまうほどの素晴らしい物語。著者の犬への愛情と描写の上手さが相俟って極上の感動をもたらす。佐藤氏は上梓毎に上手くなっていく印象で、今後も期待大。

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    2026年08月04日
  • 不純正律(下)

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    誘拐された山本寧々を捜索している桜子。後輩の警察官で可愛がっていた萩野が殺された事を予感し自分を責める。

    音喜多とその家族にも危険が迫る。

    黒幕だと思った人物は操られていただけで最後の黒幕が誰なのか途中までハラハラしながら読み進めた。

    最後は本当の黒幕とのゲームに巻き込まれ、音喜多と桜子が満身創痍で対決する

    最後まで桜子全開であっという間に読んでしまった。次は捜査一課の桜子が見れるのかな。楽しみ

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    2026年06月11日
  • 不純正律(上)

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    絶対音感を持ちかつ相貌失認を患う鳴海桜子と捜査一課の刑事、音喜多弦のコンビの警察小説第5弾

    大量殺人鬼を追う今作だが上巻で犯人が判明する。でもまだ下巻があるのでそうすんなりいかないだろう。下巻が楽しみだ

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    2026年06月10日
  • ある少女にまつわる殺人の告白

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    児童虐待をテーマにしたインタビュー形式のミステリー。次第に明らかになってくるいろいろなことに納得しつつ、やっぱりそうなるか・・・という結末。あっという間に読み終えておもしろかった!

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    2026年05月20日
  • ある少女にまつわる殺人の告白

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    「ある少女にまつわる殺人の告白」
    なるほど、最後まで読むとこのタイトルが、そもそも伏線だったことに気づく。
    インタビュー形式で進む物語。いろんな人からの証言から事件の真相、亜希という少女の実態が徐々に分かっていく。その中で感じる違和感。そもそもインタビュアーは誰なのか、全てが分かった時に、改めてゾッとする。
    ミステリー小説としてもよくできていると思うし、児童福祉が抱える問題、直面している課題についても考えさせられる。亜希のような子に、どうか救いがありますように。

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    2026年05月05日
  • たぶん、出会わなければよかった嘘つきな君に

    匿名

    購入済み

    恋愛小説だとすれば、どちらがヒロインなのだろう?と、考えていたけれど、話は残酷で彼が可哀想でならなかった。

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    2026年05月03日
  • ある少女にまつわる殺人の告白

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    ネタバレ

    コテコテの方言インタビューで、少し慣れるまでに時間がかかったけど面白かった!まさかイヤミスだったなんて!
    後半からの流れが良くて、あまり勘づくことなく予測する暇なく一気読みできた。
    インタビュー形式で始めは結構マンネリしたけど最後まで読んで良かったー

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    2026年02月25日
  • 一億円の犬

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    ネタバレ

    面白かった!!
    最初は、主人公の虚言癖があんまりに哀れというか見ていられなくて、読むのをやめようかとも思ったが、保護犬をお迎えしてからの展開は、すごく良かった。

    私自身も犬が好きではないし、飼った経験もないので「犬なんて病気になったら医療費も全部自費だし、いいことないのに」と思っていたが、犬というものに興味が湧いたというか、飼ってみたいかも、と思わせるだけの力があった。

    近所の保護犬、保護猫のサイトを開いてしまったほど。

    1本の映画としてもすごく成立しそうな話なので、映像化したら面白そう、という印象。
    本当にとても良かった。

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    2026年01月29日
  • 犬を盗む

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    犬を飼っている私には、共感できる内容がたくさんあり楽しく読めた。解説に「犬は辛い目に合いませんので、愛犬家の皆様も安心してお読みください」
    とあったのもよかった。

    それだけでなくいろいろ考えさせられる内容もあり、最後は驚く場面もあり星5にしました。

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    2026年01月27日
  • 犬を盗む

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    ネタバレ

    ドックランでの人間関係など、犬あるある満載。犬好き刑事が飼い主目線で捜査を進めるのが面白い。ヒントがあるのに最後まで犯人分からなかった。犬好きにも推理小説初心者にもおすすめできる。
    人間は多面体だと言うセリフが印象に残った。犬は常に一途であるという意味を含んでいると感じた。
    ドアノブまで熱くなってる火事アパートに突入して無事に犬を救出できる可能性について。火炎瓶がドア付近で炎上したが、物の少ない部屋なので奥のほうは余り燃えず、運良く煙も吸わなかったと考察し一応納得。

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    2026年01月19日
  • ある少女にまつわる殺人の告白

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    事件がなかなか起きない。でもタイトルの通り絶対殺人はあるんだろう。いつ誰がとドキドキしながら読み進めた。序盤に事件が起きない分、期待を超えない時の不安があったが、どんでん返し系ミステリーの醍醐味である最終章、最後行でしっかり驚いて、戦慄する。最後までページを捲る手が止まらない物語だった。

    登場人物は不幸の渦に飲み込まれていくが、誰かが絶対的に悪いようにも思えない。それぞれが秘めた想いがあり、それが伝わらない・噛み合わないことで、お互いの不信感はさらに積もっていく。人から人へも波及するその連鎖が止められなくなって、遂には最大の悲劇に繋がってしまうようにみえた。

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    2026年01月07日
  • 行動心理捜査官・楯岡絵麻vsミステリー作家・佐藤青南

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    ネタバレ

    前作に続いて、楯岡独自の取調べが面白かった。相手がサイコパスの場合の行動パターンは?殺人の自覚がない者の供述からいかにして解決の糸口を見つけるか?など、難問を解いているようで楽しめた。マルチとかカルトみたいな物語って渦中の人はキツいけど、キツさに誰も気づいてない不気味さとか、トップの底知れなさとか側から見ている分にはスリリングで癖になる。今作はこの気持ち悪さが余すことなく書かれてて、楯岡と佐藤の知力も拮抗している感じがエンタメとしてもクオリティが高いと感じた。

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    2026年01月04日
  • ある少女にまつわる殺人の告白

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    ネタバレ

    はじめの部分はあまり慣れなかった。
    どういう形で物語が進んでいくのか読めず、核心もなかなかでてこない。
    少女の虐待についてのさまざまなひとの証言らしいことがわかると、次第に早く次へ次へとのめり込んでいった。

    少女が殺された話かと思ったが、
    もしかしたら違うかもしれないと勘ぐりはじめ
    誰が殺されたのかは終盤までわからず、
    ただ、まあ多分アイツが死ぬんだろうなという予測がだんだんつく。

    自分含め、おそらく多くの読者のその予想は当たることになるが
    まさか殺人がその1件だけじゃなかったことは予想外だった。そしてそれに手を下した人物も。

    悲しく、そしてゾッとする結末。
    あまりにも救われない物語。
    軽く関わっただけの証言者はともかく
    深く関わっている主要人物の誰も救われない。
    幸せになったのは…誰??


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    2025年12月11日
  • 一億円の犬

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    主人公の女にイライラしたが、展開が気になってあっという間に読みました。どうなるのかハラハラでしたが、読み終わってすごく爽やかな気分になりました。同作者さんの「犬を盗む」に続いて読みましたが、今回も犬好きとして考えさせられたし、楽しめました!ミステリー好きな方にもお勧めします。

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    2025年12月11日