佐藤青南のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
シリーズ3作目。
今回は、箱根駅伝を背景にした物語。
いよいよ、川崎 潤が、駅伝先導の白バイに。
箱根駅伝1日目の深夜、翌日の復路十区を走る選手の妹が誘拐された。本田 木之美は、年末に起きた七里ヶ浜の殺人事件の捜査協力に。
それぞれの立場で、全力を尽くす交通機動隊の面々。
やがて、いくつかの事案が一本に繋がり、見えてきた真実とは?
相変わらず、ハラハラドキドキのスピード感あふれる文体に、軽快なやり取りも交え、一気読み必至です。
最後、駅伝先導を花道に引退する谷原の姿に、ウルウルします。そして、兄の努力を信じる妹の姿も。
決して1人では無い、あなたが次にタスキを渡すのは誰? -
Posted by ブクログ
箱根駅伝の先導に憧れて白バイ隊員となった新人・本田 木乃美の活躍と成長を描く警察青春ミステリー。
木乃美は、もともと気弱な性格で、 毎日、失敗ばかり...
同じ女性隊員の川崎 潤は、やや冷たいが、優秀な技術を持つ同僚で、羨ましい限り。
そんな潤が、無理な追跡で若い女性(17)を死なせてしまう。落ち込み、白バイ隊員を辞めようする彼女。
そんな時に、連続強盗事件が発生する。しかし、場所も目撃情報もバラバラで、犯人像が見えない。
やがて、危険ドラッグの事件も絡み、複雑な様相を呈す。
果たして、木乃美達は、事件解決に貢献できるのか?
隊員達の軽快なやり取りに加え、バイクの疾走感も描かれるなど、テ -
Posted by ブクログ
短編集で、特に相互に関連のない中編が三つ。
読んでても、特にオチもどんでん返しも無く、
なんだかなぁ...と思いながら読み進むと、
三作目の最後で「え、ちょっと待って」が来る(^ ^;
「え、何、まさかそうつながるの!?」と驚きつつ
エピローグを読み始めると、もう「!×100」(^ ^;
あのつまんねぇ(失礼!)話たちは、
こういうことだったのか...となると、
ドトーの様に前に戻ってあれこれ復習したくなる(^ ^;
いやぁ、佐藤青南が、こんなどーでもいいような話で
終わるはずがない、とは信じておりましたが(^ ^;
私のチンケな想像のはるか上空を駆け抜けました(^ ^;
これは、ぜひ読 -
Posted by ブクログ
これも「誰だか分からない犯人を捜す」という意味では
ミステリに分類できるかとは思う。
が、交通機動隊の白バイ隊員の「お仕事小説」でもあり、
女性白バイ隊員同士の友情の物語であり、
今回の主役(?)潤の成長の物語でもあり...
気心の知れた隊員たちのやりとりは、
サザエさんや水戸黄門的に安心して読める(^ ^
ハッピーエンドが分かっていても、きちんと
ハラハラさせられるところもあるし(^ ^
バイク乗りと名乗るのもおこがましいが、
一応は乗る私には共感できる部分も多々あり(^ ^
隙がない、かと言ってまとまり過ぎてもいない、
とてもバランス感覚の良い上質のエンタテインメント(^ ^
書店で