佐藤青南のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレなんとなく予想できる
と思って読み進めていましたが
どんな過去でどんな接点で
と一つ一つがつながって行って
なぜそんな顔にしたのか?
という謎も含めて最後はスッキリしました。
自分もピアノ講師をしているので
弥生に感情移入し、亘の才能が羨ましいと思う気持ちわかるなぁ
ベートーヴェンのエピソードなども散りばめられていて面白かったです
音楽隊志望なのに刑事の鳴海のキャラクターも好きだったので、もう少し活躍して欲しかったなぁと思いました。
二作目以降もっと活躍するといいなぁ
シリーズ一作目
読み応えもあり私は好きでした
二作目も読んでみようと思います -
Posted by ブクログ
ネタバレ誤解を恐れずに言うならば、これはサイコパス小説である。
理由さえあれば人間を害することに対して抵抗は覚えないが、犬を傷付けることだけは何があっても絶対に受け入れられない、というタイプのサイコパスに備わる心理こそが物語の核となっている、という恐ろしい小説だ。
そしてここには、そのような犬偏愛型サイコパスに暗く深い共感を抱いてしまう私がいる。
松本も木戸も私も、そしてもしかしたら著者もあちら側…いやこちら側?
私からすれば、人間こそが生物界の頂点に立つ優越的な種だとみなし、社会の中でもぞもぞと蠢くマジョリティたちの方がよほど愚かだと感じるが、まあ一般的には今作中のサイコパスたちに共鳴する私のような -
Posted by ブクログ
ネタバレインタビュー形式で進んでいくため、慣れるまで視点の変換にやや苦労しました。
ミステリーとしては、想像以上の出来事が待っていて最後まで楽しむことができました。
自身も保育を学んできたため『児童虐待』のテーマは感情移入をしてしまいやすいですが、だからこそ子どもという存在の難しさを改めて感じました。
酷すぎる虐待をしてきた両親のせいで、一番苦しんできたはずなのに結局自分も同じことをしてしまう…さらにはその親も虐待を受けてきた…虐待の連鎖と我々はもっと向き合わないといけないんですね。
そしてどんなに周囲のソーシャルサポートが希望を持って接していても良い結果はなかなか生まれない現実に、苦しくなりました。