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Posted by ブクログ
一流音大卒で、絶対音感を持ち、相貌失認(顔が見分けられない)刑事である鳴海桜子。
そして、バディである音喜多弦刑事。
ストーリーそのものはちょっと荒唐無稽なのだが、鳴海桜子が、変人なだけでなく、人を思いやる優しい女性であり、相棒の音喜多も、そういう桜子を大事に思っている。
離婚した前の奥さんや娘も音喜多のことを心配し、桜子も音喜多の娘を可愛がるなど、本筋以外のところで心が暖かくなるところが多かった。
ところで、相貌失認の人は、顔を見分けられないだけでなく、表情もわからないものなのだろうか?桜子がまさしくそうなのだが。
いずれにしろ、このシリーズがまだ続くことを願っている。
Posted by ブクログ
シリーズ第5弾。
シリーズ初の上下巻。
作者の作品の主人公は特殊な能力を持ってることが多いけど、今作の鳴海桜子も絶対音感を持ち、相貌喪失と言う設定。
他の人の感想にもあるが、顔が分からないのに、刑事がつとまるのか、と言うのは同感。
だが、バディを組む音喜多と一緒に数々の事件に挑んで来たが、今回の相手は所謂シリアルキラー。
以前の作風より、ライトタッチでは無くなっているのだが、果たして今回のように犯人が入れ替わり続けるのは、ミステリーとしてありなのか?
犯人たちの動機がイマイチ共感し難く、ただ単に話を拗らせてるだけの後半がちょっとつまらなかった。
流石に毎回桜子のいる所轄で事件が起きるのは不自然なので、これを一区切りに新しいフェーズに入るのだろうか?
Posted by ブクログ
佐藤青南『不純正律 下』中公文庫。
絶対音感刑事・鳴海桜子シリーズの最新作が書き下ろしの上下巻で2ヶ月連続刊行。
警察音楽隊志望で音大から警察官になった異色の刑事、鳴海桜子が再び捜査一課の音喜多玄とコンビを組み、連続殺人犯に迫る。
既に上巻では連続殺人犯の正体が明らかにされているのだが、下巻ではどのような決着を付けるのだろうか。
主人公と主要な登場人物が生き残ることは予想の範囲だが、やたらと人が殺害されるだけで、救いが無く、どうにもシックリと来ない結末だった。
桜子の異母姉妹の山本寧々が、シリアルキラーの椿山麗依の手先になり、連続殺人を引き継いだ理由がよく解らないのだ。単に生まれついてのサイコパスで片付けられているような気がする。
連続殺人の協力者である粟生和征や鳴海桜子の後輩警察を殺害し、誘拐した山本寧々の切断した指を母親に送りつけた恐るべきシリアルキラーの椿山麗依の凶行は止まらない。さらに椿山の魔の手は桜子へと迫り、桜子を拉致誘拐する。
音喜多弦刑事たちは誘拐された桜子の救出に全力を挙げるが、そこには想像を絶する真実が待ち受けていた。
本体価格960円
★★★
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小説・文芸
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